趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
前の記事で触れた、令和8年3月下旬の青春18きっぷ旅。2日めの行程は、早朝に苫小牧駅からの用事を済ませた後、市内で朝食を摂ってから小樽、ニセコ、長万部経由で室蘭まで行い、そこからフェリーに乗る、というもの。
その苫小牧市内での朝食であるが、計画を立てる際、当初はホテル近くのセイコーマートで何か買って済ませようかとも思っいてた。だが調べたところ、苫小牧駅から約1.5kmのところに、「味噌ラーメン山岡家」があるのを発見。「山岡家」といえば、私も好きな、強烈な豚骨スープで有名な有名な24時間営業のラーメンチェーン店だが、そのセカンドブランドとして、「味噌ラーメン山岡家」という屋号で札幌スタイルの味噌ラーメンを供している店がある。たしかこの当時はまだ道外には出店していなかった(5月に茨城県牛久市に出店するらしいが)のもあり、物珍しさもあって、食べていくことにした。
駅からスマートフォンの地図アプリを頼りに歩くこと20分弱で、国道36号沿いにある店に到着。赤色がバックというのは見慣れた「ラーメン山岡家」の看板と同じだが、「味噌ラーメン」の文字が加わっているほか、書体も違う。
入店すると、店内は先客が数組だが、客のいない席にも食べ終わった食器が置かれているところが多数。それを一人しかいない店員が、新規の注文を必死に捌きつつ片付けている。そんな中、新たに注文をするのは気がひけるが、生憎入口付近の券売機で食券を買ってしまったこともあり、先客がおらず先客の食器も置かれていない席を見つけ着席。件の店員が食券を貰いに来るまで待つて手渡すが、ついいつもの山岡家の調子で「全部普通で」と言ってしまう。家系ラーメンをオマージュした通常の山岡家は、注文の際、味の濃さ、油の量、麺の硬さを選べるが、味噌ラーメン山岡家では、それらは選べないようであった。
やがて食券提出から十数分。接客、調理にのみ留まらず全ての業務をこなしつつ作られた品々が、私の眼の前に届けられた。
まずは、この店一番の売りであろう味噌ラーメンから。ニンニクと挽肉、モヤシを炒めスープを注ぐ伝統的製法で作っているそう(実際、見ててもそうだった)だが、ベースは通常の山岡家と違い清湯らしく、油感や炒めた具材の旨味と共に、スッキリ感もある。また味付けは、味噌感が強く、かなり濃いめ。甘味はなく、遊びがないスパルタンな印象。上に載ったおろし生姜は、途中からスープに混ぜてみたが、元々の味が濃いせいか、アクセント程度になっている。
そして麺は、黄色みが強い縮れ麺。太さは中太くらいであろうか。食べはじめのコリっとした食感から加水率は低めに感じたが、なかなかに札幌の味噌ラーメンらしい麺ではなかろうか。
それと具は、先述の挽肉、モヤシの他、チャーシュー、メンマ、薬味ネギが載る。なかでもチャーシューは、スープの味が強い所為か存在感が正直埋もれ気味。個人的に、伝統的味噌ラーメンにはチャーシュー不要だと思っているので、いっそ無くすか有料トッピングにしても良いような気がした。あと追加した味玉は、通常の山岡家のものと同じであろうか。
こちらは、一緒にいただいた品。山岡家のラーメンと言えば、個人的にはどんな味であってもライスが必須だと思っているし、山わさびも、北海道では良く見られる、逆に北海道以外ではなかなかお目にかかれない食材だと思い、この品を注文。
それで、ご飯の上には鰹節、海苔、小ネギ、そしておろした山わさびが載っており、本来は醤油をひと垂らしして食べるのであろうか。とりあえず全体を軽く混ぜてから、ラーメンに合わせて食べてみたが、山わさびの風味と辛味が、味噌ラーメンとなかなか似合うような気がした。もっとも、ここよりもよりコッテリした、通常の山岡家のラーメンにはもっと合うと思ったが。
というわけで、どれも美味しくいただき、旅の良い思い出となった。ごちそうさま。
令和8年3月訪問
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