たひお備忘録

とりとめのない趣味の、とりとめのない活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県さくら市 江戸切りそば ゆで太郎・上州 もつ次郎 氏家店

 昨年(令和5年)11月の開店以来、ちょくちょくお伺いしているこちらのお店。前回お伺いした時は、季節メニューのかき揚げそばをいただいたのですが、年明け最初の訪問となったこの日は、そのかき揚げ丼の方を。前回、かけそば(温かいそば)でいただいた時、是非ともかき揚げ丼でもいってみたいと思ったからでして。

【小柱と春菊のミニかき揚げ丼セット(温) 850円 + 生たまご 70円】
小柱と春菊のミニかき揚げ丼セット(温) 850円 + 生たまご 70円

 食券番号で呼ばれ席に持ち帰る途中、お好みコーナーにて、かけそばに天かすと七味を投入。今回は(関東で言うところの)たぬき+月見で。今回の主役はミニかき揚げ丼だと思いつつも、まずはそばから。
 今日のツユは、出汁感そこそこで、一口目は薄め、二口目以降はやや薄めに感じる味加減。このあたり、体調によっても感じ方が変わるし、あとは、わりと多く入れてしまった天かすや、席に着いて早々に投入した生たまごの所為も間違いなくあるかと。
 また細めのソバは、前回かけそばでもシャッキリ感を味わえましたが、今回のはちょっと柔目の茹で加減。もっとも、お好みコーナーでちょっと時間掛かってしまったことも影響しているかもしれませんが。で、個人的には、柔らかめの麺も好きなので問題ないものの、こちらのお店のような細いソバは、シャッキリした歯応えが多少でも残っていた方が、より好きかなぁ、と。
 ちなみに、ゆで太郎さんで何回かいただいた経験からすると、ツユもソバも、個人的には冷たい方が好みの味加減でブレが少なく感じるのですが、それでも、お値段を考えると十分な味だと思いますがね。(前回のが神ってたのかもしれません。)

 そしてミニかき揚げ丼ですが、たっぷりの貝柱に、それぞれ違う歯応えを加えるレンコンとニンジン、そして香りで控えめに主張する春菊という組み合わせのかき揚げは、甘辛いタレを掛けてご飯と合わせても良いですねぇ。
 それにしても春菊って、その香りの強さゆえ、蕎麦自体の香りをあまり重要視しない、いわゆる「路麺店」(正直、あまり好きな言葉ではありませんが。)では、天だねとして多く用いられるものの、街なかにある普通のお蕎麦屋さんや、蕎麦そのものに拘った高級店では、殆ど見ない気が。で、このかき揚げですが、前回そばでいただいた時は、もう少し春菊の香りが欲しいと思ったものの、今回改めて味わってみると、このくらいの効かせ方が丁度良いんじゃないかと思うように。

 というわけで、お目当ての品を美味しくいただきました。
 ごちそうさまです。

令和6年1月訪問

栃木県矢板市 手打ち蕎麦 みつわ

 ここ数年、12月30日は、お店でそばの食べ納めということで、夫婦揃ってファンである矢板市の某店にお伺いしていましたが、今年は訳あって一人ということもあり、個人的に今年訪れた蕎麦屋さんの中では一番インプレッシブだったこちらのお店まで。
 ちなみにこれまでお伺いしていた某店も同じ矢板市内にありますが、両者の距離は1キロ弱で歩いても10分少々。栃木の田舎町でも、私が若い頃までは、街なかに蕎麦屋さんが何軒もあったものの、今や、田舎ではこういうお店が減り続けている昨今(ちなみに私の故郷の旧某町やその隣の某町なんて、街なかの蕎麦屋さんやそばを出していた食堂が理由は違えどほとんど廃業してしまい、今や逆に、古い街なかから外れた国道沿いにロードサイド店や商業施設のテナントとして蕎麦屋さんが出店するという。)、実は矢板市って、何気に街なかの、昔ながらの蕎麦屋さんが沢山残っているような気がします。(それでも昔より減っているのかもしれませんが。)

【天もりそば(大盛) 1,250円】
天もりそば(大盛) 1,250円

 それで今回いただいたのが、こちらのお店では確か初めてとなる、天もりそばを大盛りで。厨房から「上がったよ~」の声が聞こえるとすぐに登場しました。
 で、まずはそば猪口、ではなく器にツユを満たし、ワサビをそばの上にちょいと載せ、ツユに少し浸けてズゾゾゾっと啜り込めば、これが、もう。
 細めのソバは、このところ短期間で何度かいただきましたが、瑞々しいけど水っぽくなく、何よりもシャッキリした食感がやっぱり良いですね。
 また今日のツユは出汁感がビンビン。全体的に濃い目で、若干ですが甘みの効いた味のバランスも好み。
 天ぷらは、海老天が2本に、大葉とピーマンといった構成。もちろんどれも揚げたてで衣はサっクサク。タネの火の通り加減もバッチリです。っていうか、こちらのお店の天ぷらは、以前かき揚げもいただいていますが、どれも揚げ方が田舎くさくないというか、とっても上手なんですよね。

 というわけで、今回も美味しくいただき、満足でございます。
 ごちそうさまでした。

令和5年12月訪問

栃木県那須塩原市 手打ちうどん 美月

 (この記事の公開は6年3月ですが、)令和5年も最終盤を迎え、年の最後にもう一度いただいておきたいお店ということで、今回はこちらまで。
 土曜日の開店(午前11時30分)直後だったのですが、この時既に店舗前の駐車場は空きが2台分と、結構ギリギリだったような。で、今回は1人だったので、入店したらカウンター席にご案内。いただく品は、お店に来る道中で決めていたいたので、早速それをお願いするのですが、つい「うどん大盛りで」と注文してしまいました。

【けんちんうどんとミニとろろめしのセット(うどん大盛り) 1,200円】
けんちんうどんとミニとろろめしのセット(うどん大盛り) 1,200円

 その品が、いつもランチの際には黒板メニューとなっている、けんちんうどんとミニとろろめしのセット。どの品をいただいても外さないこちらのお店ですが、やっぱり冬場、一度は食べたくなるのが、けんちんうどんなんですよね。
 早速ウドンを呑水に取り、ふーふーしてからいただけば、これが、もう!こちらのウドンは、冷たいとモッチリとした密度感のある歯応えという印象ですが、煮込まれて熱くなったそれは、もちっとした歯応えは残しつつも口当たりがフワっと柔らかくなり、個人的にはそれが堪らないというか。更に、けんちん汁の味も適度に染み込んでいるのも良いんです。
 またけんちん汁は、具材を炒めた時?に使うゴマ油が程よく香り、そこに白味噌のまろっとした、ですがしっかり目の味付けがとても口に合いますね。更に、豆腐や根菜類、コンニャクといった具の煮込まれた感じも良い感じ。ちなみに、けんちん汁と言いつつ具に肉を入れるお店もありますが、こちらのはちゃんと精進料理的具材(肉っ気のない)のも。ですが、物足りなさは皆無です。
 あと、セットのミニとろろ飯も、一口目から美味いしっかり目の味付けが好きですし、添えられた自家製のお新香も良いですね。

 というわけで、今回も、どれも美味しくいただいて、大変満足いたしました。
 ごちそうさまです。

令和5年12月訪問

栃木県さくら市 江戸切りそば ゆで太郎・上州 もつ次郎 氏家店

 開店以来、結構なペースでお伺いしているこちらのお店。っていうか、折角個人的に行き易い場所にお店が出来たので、是非とも定着して欲しいと思って可能な限りお伺いしている訳ですが、この日もそんな感じでお昼時に。
 で、駐車場はわりと空きスペースがあり、こりゃ店内は余裕があるなと思いつつ入店したら結構な混雑で、席を取るにも一苦労だったという。どのあたりが採算ラインかは判らないのですが、毎日コンスタントこれくらい入っていたら、しばらくは大丈夫ですかね。

 それで今回は、12月から替わった季節メニュー、小柱と春菊のかき揚げを、温かいそばで。そこに、温泉玉子もプラスして。
 混雑していた所為か注文からちょっと経って(それでも10分と掛かっていませんが)番号が呼ばれました。

【小柱と春菊のかき揚げそば(温) 750円 + 温泉玉子 100円】
小柱と春菊のかき揚げそば(温) 750円 + 温泉玉子 100円

 席に着いたら、まずは久しぶりにこちらのかけそばの味を味わうべく、途中で掛けてきた七味と、席に着いてから投入したネギだけを加えた状態で。
 結構熱めのツユは、出汁感十分。個人的に濃い味が好きなので、以前、わりと上品(ちょっと薄め)と感じた味付けは、改めてしっかり味わってみると、丁度良く感じます。(このあたりの感じ方は体調もあるので。)
 生麺を短時間で茹であげるソバは、それ故細めですが、出来たてはわりとシャッキリとした食感があり、味、香り共に悪くないですね。
 そして小柱と春菊のかき揚げですは、当然揚げたてクリスピーですが、パキっとしたレンコンと、しなっこわい(※1)ニンジンの歯応えが結構主張。春菊感は正直もう少し欲しい気がする(春菊好きなので、その香りはビンビンに欲しいんです。)も、たっぷりの小柱が良い感じ。

 というわけで、美味しくいただいたのですが、小柱と春菊のかき揚げは、この品の前の季節メニューをいただいた時のように、天丼でも食べてみたいですね。なのでまた遠からずお伺いしたいと思います。(って、こんな理由書かなくてもまたすぐにお伺いすると思いますが。)
 ごちそうさまです。

令和5年12月訪問

※1 しなっこわい
会津と栃木のハーフである私の母方の祖母が使っていた単語で、柔らかい(といってもグニグニ柔らかいのではない)けど噛み切れないような食べ物を表現するときに言っていた。

栃木県大田原市 そば処 さかえや 野崎店

 私的に色々あって主に精神面で疲れ気味だった12月のとある日曜日。食べ物に対して意地汚い私的には大変珍しいことなのですが、昼食に何をどこで食べるか考えるのも面倒になり、このままだとなし崩し的に食事を摂らなくなる恐れが。
 それではいかんと思いつつも、コッテリしたラーメンなどは遠慮したい気分だったので、スマートフォンで某グーグル先生の検索にとりあえず「そば」と入力。出てきた中から近場にあるお店ということで、久しぶりにこちらにお伺いすることに。

 お店には、開店時刻から30分程過ぎた午前11時頃に到着。前回お伺いしたのが7年も前だったものの、お店佇まいはその時と変わっていないように思えました。
 クルマを停め店内に入ると、先客が1名。お店の外観とは逆に、前回お伺いした時の店内に関する記憶は殆ど無いのですが、当時は無かった(若しくは、点いてなった?)テレビがわりと大きな音量で流れていて、壁にはお品書きの他に、スマホに対してのものやうどんの茹で時間の注意書きが貼ってありました。
 で、早速注文ですが、ここは個人的に大好きな「ひたし」が有るので、それを。前回いただいたミックスや、このお店の名物となっているような日替わりのひたし+ご飯物のランチセット(この日はカレーライスでした)も良いのですが、今回はひたしそばの大盛りをお願い。流れていたテレビが、個人的に苦手な番組だったので、テレビの近くに座ったのは失敗だったなと後悔しつつ、待つこと暫し。注文から約15分後、そばが登場しました。

【ひたし天そば(大盛) 870円】
※「店内、店外でのスマホ等による撮影、録画、録音等はご遠慮ください」との張り紙があったので写真無し。(メモも駄目だったかしら。)

 前回ミックスをいただいた時は、かき揚げがあらかじめツユの中に入っていたのですが、今回は、ソバの上に。立ち上がるように載っていたのが特徴的ですね。また他に、茹でたホウレン草と薬味のネギもソバの上に。逆に、ツユには何も入っておらず、薬味は先述のネギと、卓上の七味(一味?)というスタイルです。
 それでまずは、色白のソバをツユに浸け啜れば、わりとライト目な蕎麦の香りと共に、ツルっとした口当たり、そしてモチっと弾力のある歯応え。太さはそれほど太くないですが、最近わりといただく回数が多い生麺をその場で茹でて提供が故に細めのソバを使うお店と比べると、しっかりとした食べ応えに感じます。
 また温かいツユは、あくまでひたし・冷やし的に、かけそばと同じくらいの濃さ。出汁感はそこそこで、濃口醤油はそれなりに、甘さはやや控えめというバランスだと感じました。
 そしてかき揚げは、衣がパキポキっとした、硬めのクリスピーな食感で、香ばしさが良いですね。タネはよく判らなかったものの、所々海老っぽい風味とプリッとした食感がありました。

 というけで、食べている時はテレビも気にならないくらい美味しくいただいたのですが、次にお伺いする時は、可能ならテレビの前は避けたいと思います。(今回、一番遠いテーブルは先客が居たもので。)
 ごちそうさまでした。

令和5年12月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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