たひお備忘録

とりとめのない趣味の、とりとめのない活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

盛岡競馬場訪問記 【平成29年6月3日・第20回かきつばた賞(岩手重賞M3)他】

「馬と人が創る黄金物語」

 今年は年明け早々に水沢競馬場を訪問した岩手競馬ですが、今度は盛岡競馬場にもお伺いする事が出来ました。


盛岡競馬場まで

 これまで盛岡競馬場には2度来た事が有り、それぞれ、自宅からJR(主に東北新幹線)、福島競馬場経由で前日入りという感じだったのですが、今回は初めて、自宅から日帰り、直接クルマでお伺いしてみる事に。ちなみに、年明けにお伺いした水沢競馬場は自宅から約350km。これが盛岡だと片道+約70kmになるのですが、今回は(有り難いことに)同行者の申し出によって片道ずつ運転ということになったので、何とかなるかと。

【東北自動車道をひたすら北上する筈が】
東北自動車道をひたすら北上する筈が
【通行止め区間を迂回中】
通行止め区間を迂回中
【仙台南ICから再び東北道に乗って】
仙台南ICから再び東北道に乗って
【盛岡競馬場近くまで来ました】
盛岡競馬場近くまで来ました
 そんなわけで、自宅を午前4時半過ぎに出発。ちなみに、往路の運転は私の担当です。で、さすがに6月に入るとこの時間でも全然明るいので早朝感はあまりないのですが、そんな中、最寄りのICから東北自動車道に。あとは盛岡南ICまでひたすら北上する予定で、実際序盤はは順調に来ていたのですが、なんと、仙台手前の白石ICから仙台南ICまでが事故で通行止めになったとのこと。もっとも、こればっかりは文句言ってもどうしようもないので、それに従い白石ICで一度東北道から降り、カーナビのリルートで出た結構マニアックな道を迂回。このあたりはナビによって差が出るのか、前後を走っていた迂回組っぽいクルマが途中から別の道に行ったりして面白かったのですが、仙台南ICから再び東北自動車道に乗り改めて盛岡南ICまで。ちなみに、この辺りまでは天気が良かったものの、盛岡に近づくにつれて雲が出てきて、高速を降り市街地の南側を迂回するような感じで盛岡競馬場へと向かう頃には時折雨がパラ付くような感じになってしまったというか。

【競馬場入り口付近から見た岩手山?】
競馬場入り口付近から見た岩手山?
 そんな中、午前9時半丁度に、盛岡競馬場に到着。途中迂回路を通ったわりにはそれほどロスなく来た感じです。それで開場までまだ30分くらいあったのですが、写真撮影かたがた入場口付近まできたところ、指定席の整理券を配っていました。それにしても、盛岡は寒いというか、栃木ではこんな天気でも半袖でいけるのに、厚手の七分袖Tシャツに長袖のジャケットという格好でも、肌寒く感じます。

【開場待ち】
開場待ち
 午前9時50分頃、指定席の発売が開始したので、後述する席の指定席券を購入。そして定刻の午前10時、開門に。この頃、丁度雨が強くなったんですが、その後一日中、雨はパラ付く程度に降ったり止んだりという感じでした。

場内でのいろいろ

 盛岡競馬場については、前回訪問時(その1その2)や前々回訪問時(その1その2)にわりと詳しく書いたつもりなので、今回はサラっと。

【入場口付近から見たメインスタンドと馬像】
入場口付近から見たメインスタンドと馬像
 ここに来る度、馬像とメインスタンドのアトリウムを合わせてペガサスに見立てた(アトリウムがベガ砂州の翼になそるうで)ものは、ほんと見惚れるというか。またその前に置かれる看板は、昨年はメインが「盛岡競馬場開設20周年」だったのですが、今年のメインは今年度の岩手競馬キャッチコピー「馬と人が創る黄金物語」。で、盛岡競馬場の別名「OROパーク」のOROは黄金という意味なので、盛岡にぴったりだなぁ、と思ったりして。

【R定席】
R定席
【今回の席(R-A12)からの眺め】
今回の席(R-A12)からの眺め
 スタンド3回にある盛岡競馬場の指定席。今回は訪問3回目にして初めて、G指定席(土日祝1700円、平日1200円)ではなくR指定席(土日祝1500円、平日1000円)にしてみました。で、G指定席の方は広いテーブルと座席間隔が200円差以上の価値だと思っているのですが、生憎スタンドの4コーナー寄りということで、ゴール前は直接見ることが出来ません。ですがR指定席のほうは(場所にもよりますが)ゴール前の攻防がバッチリで、あと(第1コーナー寄りに陣取れば)フロア内の売店、そしてパドックと屋台村に近いというメリットがありますね。

【第4レース最後の直線に入ったところ】
第4レース最後の直線に入ったところ
【第4レースのゴール】
第4レースのゴール
 少しは競馬場らしい写真もということで、これらはダートコースで行われた第4レースの様子なのですが、1枚目の写真で、最終コーナーからゴールに掛けて結構な坂になっているのが判っていただけますでしょうか?公式ウェブサイトにコースの縦断図が載っているのですが、ダートコースも芝コースも、実際に見ても結構アップダウンがあるように感じます。

第20回かきつばた賞(岩手重賞M3)

【かきつばた賞の優勝レイ】
かきつばた賞の優勝レイ
【パドックを周回する出走各馬】
パドックを周回する出走各馬
【ゴール】
ゴール
 この日のメインレースは、盛岡競馬場名物である芝コースでの重賞(岩手重賞M3)、距離2400Mの長丁場『第20回かきつばた賞』。今年は6頭立と小頭数になってしまい、おまけに勝ったのは単勝1.4番と断然人気となった2号馬サンエイゴールド号。2着3着もそれぞれ2番人気、3番人気だったため、三連単の配当が470円と、ものすごく固い決着になってしまいました…。

競馬場グルメ

 競馬場に来て何かしらいただくことが、個人的には一番の楽しみだったりするのですが、ここ盛岡競馬場では、屋台村というパラダイスがあり、個人的に盛岡競馬場に訪れる理由の一つにもなっていたりします。で、今回は、それ以外も少々。

元祖 ジャンボ焼とり (屋台村内)

 盛岡競馬場に来て個人的に外せないのが、名物のジャンボやきとり。で、今回は「元祖」のほうのお店で。

【ジャンボ焼き鳥(タバスコ) 400円】
ジャンボ焼き鳥(タバスコ) 400円
【ジャンボ焼き鳥(甘ダレ) 400円】
ジャンボ焼き鳥(甘ダレ) 400円
 自分用にはタバスコ、同行者用には甘ダレを注文。作っているところというか提供されるまでを見ていると、タバスコ、めっちゃ振りかけていたような。で、それに少々ビビりつついってみたところ、最初に感じるのはタバスコの酸っぱさ。そして一拍おいて辛味が来るのですが、辛い物が好きなら十分に味わえる辛さかと。で、その辛さのおかげもあり、これはビールが進みすぎてしまいますね。あと、お酢の部分が何とも良い仕事をするというか、サッパリ感が良い感じに効いていると思いました。あとちょっとだけ貰った甘ダレは、コクのある甘辛さが安定の美味しさです。

【生ビール 500円】
生ビール 500円
 カップでも判るように銘柄はアサヒ。個人的には、ジャンボ焼き鳥に必須の品かと。

まんぷく道場 (屋台村内)

 競馬場定番のモツ煮込みですが、今回は、煮込み単品、ホルモン定食、ホルモン丼、そしてホルカレーと、お店全体でホルモン推しと思われるこちらのお店でテイクアウト。 

【ホルモン煮込み 500円】
ホルモン煮込み 500円
 で、こちらのホルモン。初めて盛岡競馬場を訪れた時にもいただいていて、その時は「味噌ベースのさらっとした味」なんて記事に書いたのですが、今回改めていただいてみてビックリ。私のその時の記憶が間違っていたのか、それともその時と味付けが変わったのかは定かではないんですが、今回のは、醤油ベースに具も兼ねる?ショウガが少々という感じ。で、醤油ベースのため、モツの風味がわりとストレートに出て、それが若干ワイルドに感じる人いるかもしれませんが、私はその風味に食欲(というか酒欲)をそそられる方。あと、味にコクのある甘味があると思ったのですが、どうやらその甘味はモツの脂からきているようで、そのあたりもグっと来たというか。また他の具はコンニャクのみというのもこれはこれでスパルタンで良いですし、全体的に味も良く染みてとても美味しかっです。これは新たな個人的定番になりそうですね。

ラーメン スガワラ (屋台村内)

 これまで盛岡競馬場に来る度に、じゃじゃ麺、冷麺と盛岡名物をいただいてきたスガワラさん。ですが先日、地方競馬全国協会の「競馬が濃い。地方競馬」スペシャルサイトを読んでいたら、評論家の斉藤修さんがこちらのラーメンを推していたんですよね。正直、ラーメンについてはノーマークだったので、今回いただいてみようかと。

【ラーメン 550円】
ラーメン 550円
 それでそのラーメン。スープは動物系+煮干しでしょうか?それらの出汁がしっかりとしている印象で、そこに濃いめの醤油味がビシッと決まっていますね。また麺は、やや硬質というか若干ゴワワシっとした食感の中くらいの太さの縮れ麺で、その食感がスープと合ってます。そして具はチャーシュー、メンマ、ナルト、海苔とオーソドックス。けっして刺激的な味ではありませんが、しみじみ旨いですね。

競馬場のジャンボやき鳥 おおにし (屋台村内)

 盛岡競馬場でもう1軒ジャンボ焼き鳥を扱っているお店ですが、今回は別の品を。

【トン串 100円】
トン串 100円
 これだけで申し訳ないのですが、この時、「そろそろお腹いっぱいかも。でも酒とつまみは欲しい。」、という感じだったので。で、豚バラを焼いたトン串は、それこそ間違いない味。

【角ハイボール 350円】
角ハイボール 350円
 そのかわりにハイボールを1杯。サッポロのカップに入っていますが、角ハイボールです。で、こちらも間違いようのない味。あと、スライスレモンが嬉しいです。

スタンド1階売店

 スタンド1階アトリウムの付け根付近きある売店は、ドリンク類の他、弁当や軽食類も扱っていました。あと、買った食べものは電子レンジで温めてくれるサービス付き。これは水沢競馬場でも行われていましたが、有り難いですね。

【焼きそば 360円】
焼きそば 360円
 こちらは、同行者の食事用として購入。ですが一部は、私の酒のつまみになっていたという…。で、パンチはないものの程よい味加減に加え、こちらの焼きそばは具がバラエティー豊かで面白いというか、豚肉とキャベツの他、ニンジンとピーマンが入ってました。

スタンド3階売店

 指定席エリアである3階には、パドック寄りに売店が。ここもドリンク類の他、弁当や軽食類も扱っていましたが、今回はお酒ばかりを…。

【生ビール 500円】
生ビール 500円
 こちらの生ビールはキリン。

【氷結(レモン) 250円】
氷結(レモン) 250円
 チューハイは缶のを売っていたのですが、ビールがキリンなのでこちらは氷結になるかと。で、いただいて思うのは、「氷結って、こんなに美味しかったっけ?」。家だと缶酎ハイ飲んでも「ふつー」なのに、競馬場で飲むと美味しく感じるのは、味覚って、いただく場所も大いに関係しているんだなぁ、と。なので実は何度も買いに行ったりして。

戦い済んで

【盛岡競馬場退出!】
盛岡競馬場退出!
 この日は、第1レースから最終レースまで勝負して、若干と言うにはちょっと多いくらいのマイナスで終了。盛岡は個人的に相性が良い方の場で、この日も予想は悪くなかったものの、いざ馬券を買う段になって買い目を絞りすぎてタテ目をくらったり、ビビって券種を変えたら高配当を獲り逃がしと、なんか微妙にズレたまま終了してしまったという感じで…。

【夕闇迫る東北自動車道】
夕闇迫る東北自動車道
 帰り道は、同行者の運転でひたすら東北道を南下。こっちは、助手席で、盛岡南IC手前のコンビニで買った氷結を飲みっぱなしだったんですが、やっぱり、競馬場で飲んだ氷結ほど、旨くないように感じました。(馬券で勝てなかったせいもありますがね。)

 というわけで、今回の盛岡競馬場訪問。馬券の方はイマイチだったものの、それ以外では堪能しましたし、帰り道を運転してくれる同行者のお陰で終始酔っ払って過ごすことが出来ました。で、盛岡には遠からずまた来ると思いますし、なんなら水沢でも良いので、早いうちに必ずや取り返したいと思います。

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ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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