たひお備忘録

とりとめのない趣味の、とりとめのない活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

旅のメモ 急に思い立って福島空港から飛行機で園田競馬場へ 【平成28年10月14日(金)~15日(土)】

 今年は夏場までに色々と散在したお陰でお金もなく、冬のボーナスまでは大人しくしているはずだったのですが、そんな中急遽、贅沢にも飛行機を使って兵庫県の園田競馬場まで行くことに。


 競馬場は、当たり前ですが競走馬が走っている所なのですが、競走馬以外にも、レースの前に競走馬がコース入りする際に先導する誘導馬というお馬さんが居ます。(もっとも、地方競馬の競馬場では居ないところもありますけど。)で、その誘導馬の中でも有名だったのが、園田競馬場のマコーリー号。元々は昭和60年(1985年)ニュージーランド生まれの乗用馬で、平成7年(1995年)からはJRA競馬学校の教習馬として、その後平成10年(1998年)からはJRA京都競馬場で誘導馬として過ごした後、平成13年(2001年)からは園田競馬場で誘導馬として活躍。さすがに人間で言うと後期高齢者(って、決して良い言葉ではないと思いますが。)以上の高齢のため、平成27年(2015年)に誘導馬からは引退しましたが、その後も園田競馬場でのイベントで時折元気な姿を見せるなどしつつ余生を過ごしてました。

 それでこのマコーリー号。私も勿論なのですが、それ以上に相方が大好きで、我が家から決して近いとはいえない園田競馬場に、これまでに何度か足を運ばせる理由の一つになっていました。ですが大変残念なことに、さる9月25日にお亡くなりになってしまい、これを受けて、園田競馬場内に献花台が設けられました。で、手を合わせに行きたいのは山々なのですが、冒頭に書いたとおり金欠状態。栃木から2人で行く場合、現実的に最も安い手段であろうクルマで行くにも、高速代やガソリン代もままならない程だったのですが、ここでひとつ閃いてしまったのが、
「お金がなければマイルを使えば良いじゃない?」

 元々年明けの旅行に使おうと思っていたANAのマイルが貯まっていたのですが、数えてみると福島空港から伊丹空港への往復×2名分くらいは余裕でありました。また、楽天ポイントが宿代にできるくらいには貯まっていたので、それも使ってしまうことに。あとは、福島空港までの高速代とガソリン代、現地での公共交通機関と食事代、うと競馬の種銭くらいなので、何とかなるでしょう!

 というわけで、早速プランニング。9月14日の金曜日に開催されるナイター競馬(ちなみにこの時期の園田競馬は、水・木が昼間開催、金がナイター開催)に行くことを第1希望にして、まずは飛行機の予約。マイルを使った特典航空券は席数が限られていることもあり、希望の日にちが取れない場合もあるのですが、当日朝イチの便に空席があり、翌日も午後の便に空席がみつかったので速攻でゲットし、あとは、飛行機の時間と競馬場に居る時間以外を埋める感じでついでに寄れそうな所をピックアップ。そんなわけで、1泊2日の旅程ができあがりました。

平成28年10月14日(金)

【朝食にいただいたそば】
朝食にいただいたそば
【あぶくま高原道路を】
あぶくま高原道路を
 福島空港からの飛行機は午前8時5分発だったので、それに余裕を持って間に合うよう午前6時前に自宅を出発。下り方面最寄りのICから東北自動車道に乗って、途中の那須高原SAでとりあえず朝食。そして矢吹ICからはあぶくま高原道路で福島空港へ。途中で食事をしたにもかかわらず午前7時過ぎには駐車場へとクルマを停めていました。

【福島空港正面】
福島空港正面
【そびえ立つウルトラマンティガ】
そびえ立つウルトラマンティガ
 それでこの福島空港。自宅からも近いし駐車場も無料なのでもっと利用したいところなのですが、現状では航空運賃の関係で、航空運賃のバーゲンセール(ANAの超割)の時か、ANAのマイルが貯まっている時(今回の特典航空券やいっしょにマイル割)以外には使っていないんですよね。で、福島空港から朝イチの飛行機に乗るのは初めてだったのですが、1レーンしかない保安検査所は不慣れな中高年の団体客で混雑。もっとも私というか相方も、金属製の携帯食器がカバンに入れっぱなしになっていたお陰で引っかかり、一度クルマまで戻ってそれを置いてくるということになってしまったのですが。(これ、羽田や成田でやっていたら、その食器類は没シュート間違いなしだったよなぁ。)

【琵琶湖?を眺めつつ飛行】
琵琶湖?を眺めつつ飛行
 福島空港08時05分発ANA1696便はANAウイングスの運航で、使用機材は元々エアーニッポンのボーイング737-500愛称スーパードルフィン。機内は前述の団体さんなどでほぼ埋まり結構賑やかな中、定刻に離陸。実際のフライトは1時間程なのでゆっくり落ち着くとまではいかないのですが、イヤホンで全日空寄席を聞きつつ機内誌(個人的にANAの機内誌は好きです)を読むなど、久しぶりのANAを堪能しました。

【あべの橋行きのリムジンバス】
あべの橋行きのリムジンバス
 飛行機はほぼ定刻(09:20)に、曇り空の伊丹空港に到着。そして伊丹空港からは、大阪空港バスの09時45分発あべの橋行きリムジンバスに乗車。ちなみに、運賃は640円でした。で、こちらもほぼ定刻(10:20)にあべの橋に到着。あべの橋=天王寺駅付近は、かつて約1年間通った場所で馴染みがある筈なのですが、家を出てから3時間半弱で到着してしまったので、何か別の場所に来てしまったような感覚です。

【天王寺動物園てんしばゲート】
天王寺動物園てんしばゲート
【園内から見える通天閣】
園内から見える通天閣
 園田競馬場以外での、今回の旅の目的その1が、こちらの天王寺動物園。前述のとおり天王寺は約1年間通った場所であるにもかかわらず、動物園には来たことがなかったんですよね。そんな天王寺動物園で、日本でここだけにいるキーウィや、個人的に初めてコアラなどを見学。それにしても、都会の中にこういう場所があるって、非日常感が凄いですね。それと、所々で見える通天閣がここならでは感をプラスして、時間が許せばもっとゆっくりとしたかったです。

【動物園前駅】
動物園前駅
【阪急梅田駅にて】
阪急梅田駅にて
【ポテそば】
ポテそば
 午後12時過ぎ、後ろ髪を引かれつつ天王寺動物園を後にして、次の目的地はこの旅のメイン、園田競馬場です。で、まずは新世界ゲートに近い大阪市営地下鉄の動物園前駅へ向かい、御堂筋線で梅田まで行き、阪急の一番最初に発車する電車に乗り換えて、2つ隣の十三駅まで。(阪急梅田駅から十三駅までは、どの列車に乗っても行けるので。)この駅のホームの売店で、園田競馬場以外での、今回の旅の目的その2、ポテそばをいただきました。そしてここからは神戸本線の列車で園田競馬場の最寄り駅である園田駅へ。無料送迎バスに乗り換えて一部見覚えのある景色の中を走れば、10分もかからずに競馬場に到着しました。


【園田競馬場正門】
園田競馬場正門
【マコーリー号の献花台】
マコーリー号の献花台
【夕暮れのゴール】
夕暮れのゴール
 競馬場に到着したら午後2時の開門時刻まで少々待った後、入場。まずマコーリー号の献花台へと向かいます。ここで今回の旅最大の目的を果たした後は、競馬場グルメをいただきつつ最終レースまで堪能。今日も勝つことはできませんでしたし、マコーリー号も居なくなってしまいましたけど、やっぱり良い競馬場ですね。

【乗車した新快速】
乗車した新快速
【姫路駅の駅名標】
姫路駅の駅名標
 競馬場からは、無料送迎バスの最終便でJRの尼崎駅まで。そして新快速に乗り換えて姫路駅まで向かったのですが、この新快速が、午後10時前後という時間帯にもかかわらず相当な混雑。ここで混雑した電車が大変苦手な相方が、ちょいとばかり体調を崩してしまったという。そんなわけで午後10時半過ぎ、這々の体で宿に到着。ですが、個人的には小腹が空いてしまい、近くのコンビニで買ったカップラーメンをいただいてから就寝しました。

平成28年10月14日(金)

【姫路城】
姫路城
【姫路駅前に到着した路線バス】
姫路駅前に到着した路線バス
 旅の二日目。サービスの朝食をいただいてから、園田競馬場以外での今回の旅の目的その3である姫路城へと。午前9時の開場時間に間に合うよう、午前8時20分過ぎに宿を出発して、直接徒歩で向かいます。で、開場と共に入場し、お目当ての日本100名城スタンプラリースタンプをゲットしてから一通り城内を。なみにこの姫路城。つぶさに見る気になれば時間がいくらあっても足らないのですが、訪れるのが今回で2度目だったのに加え、或る目的のために急ぎ足で見学。元々の予定では、お昼頃までお城に居る筈だったのですが、午前11時前にお城を出て、お城最寄りのバス停から、神姫バスの路線バスで姫路駅へと向かいました。

【姫路駅のえきそば】
姫路駅のえきそば
【伊丹空港行きのリムジンバス】
伊丹空港行きのリムジンバス
 それで前述の姫路城を急ぎ足で見た或る目的というのが、昨夜、混雑する新快速で体調を崩した相方のため、元々はJRと阪急電車を乗り継いで伊丹空港へと向かう計画だったのを、ここから直接、大阪空港バスのリムジンバスで伊丹空港へと向かうよう変更するという訳で。で、姫路駅に着いたのが午前11時過ぎ。そのリムジンバスの発車時刻が午前11時45分。急いだお陰で時間に余裕ができたので、急遽、相方をバス停に残し姫路駅構内へとダッシュ。(実際に走ったわけではありませんが。)その時間を利用して、姫路駅名物の「えきそば」をいただいてしまおうというわけで。そして姫路駅を定刻に出発したバスは、定刻で或る13時05分よりも若干遅れて、伊丹空港へと到着。ちなみに運賃は2160円でした。

【伊丹空港マスコットのそらやん】
伊丹空港マスコットのそらやん
【いただいた中之島カレー】
いただいた中之島カレー
【551蓬莱の豚まん】
551蓬莱の豚まん
【反転フラップ式案内表示機】
反転フラップ式案内表示機
 伊丹空港では、出発まで約2時間半ほどあったので、まずは土産物を物色し、次に、相方の昼食がまだだったので一緒にカレーをいただき、更には腹具合に余裕があったので、搭乗前に551蓬莱の豚まんを。で、この551蓬莱のお店の上部に掲げられていた到着便の案内表示が、昔懐かしい反転フラップ式案内表示機(個人的には昔の新幹線駅の案内表示や、ザ・ベストテンというTV番組で使われていた「パタパタ」で馴染み深い。)だったのには驚いたというか。

【搭乗!】
搭乗!
【名古屋湾上空を飛行中】
名古屋湾上空を飛行中
【機内でいただいたコーヒー】
機内でいただいたコーヒー
【福島空港に到着したIBA79便(ANA3179便)】
福島空港に到着したIBA79便(ANA3179便)】
 当地というか伊丹空港でやることを済ませた後は、福島空港まで飛んで、そこから自宅までクルマで帰るだけ。それで帰りの飛行機は、伊丹空港15時25分発、IBEXエアラインズ運航のANAコードシェア便である、IBA79便(ANA3179便)で、使用機材はボンバルディアCRJ-700NextGen。IBEXエアラインズもボンバルディア機も初めて乗るというか、実はこれが園田競馬場以外での今回の旅の目的その4だったりします。それでその飛行機ですが、小型機ならでは?の鋭い挙動は初めて体験する感覚。(リージョナルジェットだと以前、エンブラエル E-Jetに乗ったことがありますが、それよりもダイレクトに感じました。)ただ、シートのかけ心地は良く、またサービスもANAの国内線並み(機内誌もANAのものが置いてありました。)で、IBEXエアラインズの親会社(某会計ソフトで有名な)JDL IBEX のキャラクターがプリントされたカップでコーヒーが出てきたのにはちょっと驚きました。で、出発が若干遅れたためか到着はそれ以上遅れて福島空港に到着。ボーディング・ブリッジを使わないエプロンから空港ビルまでの徒歩移動は、福島だと初めての体験だったと思います。

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