たひお備忘録

とりとめのない趣味の、とりとめのない活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

大阪市天王寺動物園 【平成28年10月14日】

天王寺動物園の顔出し看板

 前の記事のそばをいただいた後、福島空港から全日空機で伊丹空港へと飛び、空港からリムジンバスで向かったのが、大阪の天王寺。ここにある天王寺動物園が、今回の旅行、第一の目的地となります。


大阪市天王寺動物園について

 天王寺動物園(正式名称は大阪市天王寺動物園というそうで。)は、大阪市天王寺区にある動物園。公式ウェブサイトによると、大正4年(1915年)1月1日開園と、日本では3番目に歴史が古い動物園で、現在は約11ha(110,000平方メートル)の敷地に約200種約1,000点の動物を飼育しているそうなのですが、近年では従来の形態展示から生態展示へ切り替えるべく展示施設の更新が行われているようです。

 もっとも、個人的に天王寺動物園といえば、漫画家さんのお名前だったり、かつて傾倒した筒井康隆の著したエッセイの中にエレテキ事件(実際には真偽不明だそうですが)と共に出てくる動物園として(というのも戦中から戦後にかけ、筒井康隆氏の実父である動物学者の筒井嘉隆氏が園長をされていた。)覚えていたりと、かなり偏った知識しか持っていなかったのですが…。おまけに、動物園の最寄り駅であるJRの天王寺駅は、個人的に通学のため約1年間利用していたにもかかわらず、すぐ近くにある動物園には、ついぞ足が向いたことがなかったんですよね。

実際に行ってみる

 そんな天王寺動物園なのですが、今回の旅行の中で、飛行機の時間の都合などで、伊丹空港到着後、数時間ほど空きが出来たので、それを利用してお伺いすることに。

【天王寺駅前に到着したリムジンバス】
天王寺駅前に到着したリムジンバス
 伊丹空港から天王寺までは、リムジンバスを使えば乗り換えなしで。丁度良い時間の便があったのはラッキーでした。

【てんしばゲート】
てんしばゲート
 天王寺駅から一番近いのが、昨年(平成27年)10月にオープンした「てんしばゲート」。で、一緒に写っているのは遠足とおぼしきお子様達で、この時は「へぇ。この学校は今の時期(10月半ば)に遠足なんだぁ。」くらいにしか思わなかったのですが…。

【沢山のお子様達】
沢山のお子様達
 入園してびっくりしたのが、園内には幼稚園児・保育園児から小学生までの、おびただしい数のお子様達の団体。遠足って、個人的には(幼稚園から高校まで)5月くらいに行っていた記憶があるのですが、そこから約30年たった今時は、というか、大阪周辺はこの時期が遠足シーズンなんですかね。で、せっかく来たからには楽しまなくちゃ勿体ないので、この後は荷物をコインロッカー(新世界ゲート付近にあり)に預け、園内をひととおり。で、いちいち紹介しててもきりがないので、個人的に印象に残った動物や展示などを以下に。

【鳥の楽園の内部】
鳥の楽園の内部(1) 鳥の楽園の内部(2)
鳥の楽園の内部(3)
 天王寺動物園でまず見たかったのが、日本で展示しているのがここだけという、ニュージーランドの国鳥、キーウィ。で、「鳥だから多分ここにいるのでは」という安易な発想でよく調べもせずに向かったのが、鳥の楽園という展示施設。で、実際にはここにはいらっしゃらなかったのですが、こちらはこちらで凄かったというか、昭和62年に出来た巨大なバードケージは、中に入るとそのスケール感を堪能できました。(写真がアレなのはご勘弁を。)

【地面を突っつくキーウィさん】
地面を突っつくキーウィさん
 で、ちゃんと調べたところ、キーウィがいるのは夜行性動物館とわかり移動。それでようやくお目にかかれたのですが、キーウィのモコモコとした動きが、予想以上にラブリーでしたね。ちなみに、夜行性動物館だけあって内部は薄暗く、他にもエジプトルーセットコウモリやスローロリス、タヌキなどもこの建物内に展示されていました。

【コアラさん】
コアラさん
 1980年代後半にブームになったにもかかわらず、実は個人的に初めてお目にかかるコアラ。とあるゲームの影響により「殺人」なんて付けたくなってしまうのですが、実物はとっても可愛いです。

【アフリカサバンナゾーンに佇むキリンさんとシマウマさん】
アフリカサバンナゾーンに佇むキリンさんとシマウマさん
【砂浴びするシマウマさん】
砂浴びするシマウマさん
 その名とおりアミメキリンやグラントシマウマなど、サバンナの動物たちがいるこちらですが、向こう側に見える高層ビルが何とも良い雰囲気を醸し出しているというか。コア言う景色は、都市型の動物園ならではですね。

【メガネグマさん】
メガネグマさん
 実は、国内でも確か3施設しか展示されていないという結構レアなメガネグマは、南米唯一のクマだそうで。

【ムフロンさん達】
ムフロンさん達
 こちらもメガネグマほどではありませんが、国内で見られるところが限られるムフロン。このムフロンが家畜化されヒツジになったと考えられているそうで。で、写真には2等しか写っていないのですが、天王寺動物園には通天閣に因んだ「ツウ」「テン」「カク」という3頭が飼育されています。

【食事中のカメさん達】
食事中のカメさん達
 爬虫類生態館「アイファー」にて。

【園内から見た通天閣】
園内から見た通天閣
 園の隣は新世界で、通天閣もよく見えます。で、これが、園にある種独特の雰囲気をプラスしているような気がしました。

【慰霊碑】
慰霊碑
 写真のとおり、先生が子供達にちゃんと説明されいたのが印象的。一緒に手を合わせました。

【新世界ゲート】
新世界ゲート
 2時間足らずの滞在だったのですが、次の予定のために後ろ髪を引かれつつ退出。で、お帰りは来たときと違って新世界ゲートからだったのですが、こちらが元々の正門的ゲートでしょうか?趣のあるオブジェ様の構造物がイカしてますね。

というわけで

 というわけで大阪市天王寺動物園だったのですが、時間の関係で駆け足になってしまったのはまことに残念だったというか、珍しい動物も多く、ここは一日掛けて見ても良いくらいのボリュームですね。更には、展示施設は新しくなっているとはいえ、園内の雰囲気には100年を超える歴史を感じることができるのも良かったというか。なので今度お伺いする時は、遠足シーズン以外の時期に来て、園内でゆっくりとしてみたいです。

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