たひお備忘録

とりとめのない趣味の、とりとめのない活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県宇都宮市 カレーショップ フジ

 こちらのお店は、私なんかがブログに取り上げなくても、昔から宇都宮市のオリオン通りあたりに用事があった人は良く知っているのではないでしょうか。かく言う私も、十代前半、それこそ思春期真っ盛りの頃から電車に乗って宇都宮まで来てオリオン通りをぶらついていたわけなのですが、当時はまだ新しかったお店も、今やすっかり老舗の雰囲気を醸し出しているように思えます。

 それで今回所用で宇都宮市中心部まで行った折、お昼時にお伺いすることに。店内は満席だったものの、タイミングが良く殆ど待たずに席につくことが。で、早速お品書きを開くのですが、揚げ物やハンバーグが載った実に美味しそうなセットに惹かれたものの、お願いしたのは青春の味たるこちらの品。

カレー(ライス大盛り) 600円
カレー(ライス大盛り) 600円

 もう、細長い器や一面にかけられたルー、そしてたっぷり添えられた福神漬に何粒か載るレーズンなどのビジュアルからしてたまらないものがあるのですが、早速一口いただいてみたところ、ホロトロに煮込まれた肉とともに口に入るルーの、これぞジャパニーズ・トラディショナル・カレーライスという味わいが、もう!若い頃は「もっと辛いほうが良い」などと、今にしてみれば全く理解ってないことを思ったりもしたのですが、こちらのルーのまろやかで優しくも深みのある、そして辛さ控えめなれど適度にスパイシーな味は、改めてよく味わってみると、これで完成したものだと思います。

 というわけで、とても美味しくいただいてお腹いっぱいになったと同時に、なんていうか、懐かしいカレーライスは、気持ち的にも満たしてくれるんだな、と思った次第で。ごちそうさまでした。

令和元年7月訪問

東京都千代田区 牛丼専門 サンボ

 この日、ちょいと用事があって秋葉原まで来たのですが、その際、お昼をいただいたのがこちらのお店。だいぶ昔、自作パソコン関係で秋葉原にちょいちょい来ていた時は、こちらのお店もわりとまめにお伺いしていたのですが、最近はすっかりご無沙汰になってしまっていました。(ちなみに前回お伺いした時って、東日本大震災の約1ヶ月後だったんですよね。)

お皿 550円 + 玉子 60円 + みそ汁 60円
お皿 550円 + 玉子 60円 + みそ汁 60円

 それで今回いただいたのが、かつて注文する頻度が一番高かった品。というのも個人的に牛丼は「つゆだく」でいただくのが好きなのですが、こちらのお店では「つゆだく」は受け付けてもらえず。(頼もうとしてお店のマダムに「うちはそういうのやってないんですよ」と言われている人を見かけたことが。)ですがこの「お皿」(もしくはその大盛り相当の「牛皿」)は、別皿に牛肉と共にツユがたっぷり入っているのと、最初に添えられた豆腐やしらたきでご飯をいただくことによって、後半、つゆだくの牛丼を自分で作れるというメリットが有るんですよね。なので今回も最初はみそ汁と共に、豆腐としらたきでご飯を。それにしても、今日の具はよく煮込まれているというか、甘味控えめのスパルタンな味付けが、芯までしっかりと染みていました。で、その後、残った具を汁ごとオンザライス。更にそこに、生玉子をといてぶっかければ、これが、もう。肉も少々煮込まれ過ぎで食感的にホロホロを通り越していようとも、逆にそのラフさがこちらのお店らしい気がして良いんですよね。で、紅ショウガや七味で味変しつつ、お茶と共に完食。それにしても、緊張感のある店内の雰囲気といい、以前のままでホッとしました。

 私のようなたまに来る程度の人間にとっても、秋葉原という街が変化を続けているというのは実感していて、そんな中、昔からやっていたお店もだいぶなくなってしまったのですが、そんな中、こちらのようなずっとここにあるお店は、何ていうか、あるだけで安心するんですよね。ごちそうさまでした。

令和元年7月訪問

大阪府大阪市 回転寿司 がんこ エキマルシェ大阪店

 前の記事であげたたこ焼きをいただく前は、昼間に食べすぎたのと疲れからかさほど食欲もなかったのですが、一緒にいただいたビールのおかげか途中から調子が出てきて、大阪を去る前に、最後もう1件お伺いすることに。

 それが、こちらの「がんこ」。関東の人間には馴染みが薄いのですが、大阪では昔からある寿司や和食の一大グループで、個人的には昭和の終わり頃、大阪にちょっとだけ住んでいた時、当時は成人前ということもあり、名前は知っていたけどお店にお伺いしたことがなかったという。で、エキマルシェ大阪の中にある「がんこ」ですが、グループ全体で3店舗しかない回転寿司のお店。大阪まで来て回転寿司だし、今回の食べ歩きのテーマである「ベタ」からは外れるとは思うのですが、当人が適当ということでご容赦を。

 それで店頭にある機械で受付を済ませ、待つこと少々でご案内。午後9時前という時間にもかかわらず入店待ちがあったのもすごいのですが、案内された店内も活気があり、ほんと「今何時?」という感覚です。

生ビール(中) 480円+税
生ビール(中) 480円+税
タイ三昧 480円+税
タイ三昧 480円+税
しゃこ 240円+税 と 北寄貝 380円+税
しゃこ 240円+税北寄貝 380円+税
炙りいわし 240円+税 と 本まぐろ中とろ 580円+税
炙りいわし 240円+税本まぐろ中とろ 580円+税

 そこでビールを飲みつつ、目についた皿をいくつか。で、さすがは「がんこ」の名前を冠するだけあって、どの品も期待値を超えていたというか、地元でいただく回転寿司よりも美味しく感じました。(ちなみに、最初にいただいたタイ三昧が一番印象的でしたね。)あと、さすがにいろいろうるさい当地だけあって、店員さんの応対も良かったですね。

 というわけで、今回は時間と腹具合の都合であまり堪能するところまではいかなかったのですが、それでも、この関西旅行での食べ歩きの、良い締めとなりました。ごちそうさまです。

令和元年6月訪問

大阪府大阪市 たこ家 道頓堀くくる エキマルシェ大阪店

 宝塚記念を観た後、身も心も疲れ切った状態で阪急の梅田駅まで戻ってきたのですが、その後一休みして体力を回復させて、更には風呂に入ってさっぱりした後、JRの大阪駅へ。ここから夜行バスに乗って東京まで帰る予定となっておりました。

 で、その前に今回関西に来たついでの食べ歩き最後のお店に寄ろうかと思って、大阪駅に隣接するエキマルシェ大阪へ。というのも今回の食べ歩きは「ベタ」に行こうと決めていたのですが、まだたこ焼きをいただいていなかったもので。そして、そのたこ焼きの有名店(の支店)が、このエキマルシェ大阪の中にあるからでして。それでお店にお伺いしたところ、コンパクトな店内はちょうど満席で、店頭でちょっと待ってからご案内となりました。

ちょいのみセット 990円
ちょいのみセット 990円

 それで注文は、たこ焼き6個の生ビールがセットになったこちらの品。まずはビールで喉を潤してから、アツアツのたこ焼きを、まずはそのまま一つ。もっとも、通人を気取った訳ではなく、素の味がどんなものか知りたかったからでして。で、味的には粉と出汁っぽい旨味、あと具材の味がという感じで想像の範囲内だったのですが、それよりも生地のふわトロ感がとても印象的ですね。またその中には、大ぶりなたこがごろっと入っていました。あとは、ビールを飲みつつ、たこ焼きにソースやらマヨネーズやら鰹節やら好きにかけていただけば、これがもう。個人的には、ソースの量を加減できるのはありがたかったです。(少なくできる方向で。)

 というわけで、美味しくいただいたのですが、隣のお客さんがいただいていた明石焼きも美味しそうでしたしね他に気になる品も。今回は思うところがあって他の品はいただかなかったのですが、関東圏にもお店が有るようなので、また機会を作っていたいてみたいと思います。ごちそうさまでした。

令和元年6月訪問

大阪府大阪市 味乃家

 今回の関西旅行で、わずかな滞在時間の中、何を食べるかは出発前にかなり悩んだところなのですが、今回は極力「ベタ」な当地の食べ物をいってみようかと。個人的に、大阪には1年ほど住んでいたことがあるにもかかわらず、大阪らしい食べ物といえば、平日の昼食に毎日食べた立ち食いうどんと、通っていた銭湯の前に出ていた屋台のたこ焼きくらいだったんですよね。

 で、最初のターゲットがお好み焼き。当地でお好み焼きのお店といえば、ピンからキリまで数え切れないくらいあって、ちょっとやそっとでは決められないのですが、今回はお店選びも「ベタ」で行こうと思い、超有名なこちらのお店にお伺いしようかと。ジェットスター・ジャパンの飛行機で関西国際空港に飛び、そこから南海電鉄に乗り換えて難波駅へ着いたのが午後2時44分。そこからGoogleマップを頼りに歩くこと約10分で、お店に到着しました。

 それでなぜこんな中途半端な時間帯にお好み焼きを食べるのかと言えば、それはこのお店が有名店ゆえかなり混雑しているという話を聞いたから。昼夜通し営業されているのでオフピーク時を狙ったのですが、こんな時間でも建物の2階にあるお店から階段にかけて、10人以上並んでいました。もっとも、丁度お客さんが出ていくタイミングだったのか、約15分で入店することが。また待っている間にメニューを渡され、入店直前にオーダーという感じでした。

瓶ビール(中) 630円
瓶ビール(中) 630円

 入店後はカウンターへと案内されたのですが、目の前の鉄板では、店員さんの見事なコテ捌きによって、ネギ焼きやらオムそばやらお好焼きみやら様々なものが焼き上げられています。で、それを眺めながら瓶ビールをいただいていたところ、そのうち1つは私の注文だったらしく、店員さんからカラシとマヨネーズ、青海苔と鰹節の有無を訊かれました。お好み焼きにカラシというのは初めてなのですが、折角なので全てお願いしますと答えると、出来上がったお好み焼きが目の前に。ちなみに、ソースは足らなかったら追加してくれるそうです。

味乃家ミックス 1300円
味乃家ミックス 1300円

 早速、コテで四角く切り分けてから一口いってみたところ、まずフワトロの生地が良い食感。そして上に塗られているマヨネーズとカラシ、ソースにはグラデーションがあり、それに加えてお店の名前を冠したミックスだけあって、イカ、タコ、エビ、ブタ、ミンチと5種類も具が入っているお陰で、一口ごとに違う味わいとなるのが何とも良いですね。前述のビールといただけば、まさしく至福でございます。

定食 280円
定食 280円

 ですが、当地でお好み焼きと言えば、ご飯のおかずという側面も。これも折角なので試してみたいと思い、あらかじめ注文しておいたのが、お吸い物と漬け物がご飯とセットになった定食。なんと、平日だとサービスになるそうです。で、お好み焼きをおかずにご飯をいってみたところ、これも、また。味的にはソースとカラシ、マヨネーズと強いのでおかずになり得るのはわかるのですが、更にこちらのは生地が軽く具沢山なことが、ご飯との相性を更に良くしてくれてるように思いました。

 というわけで大変美味しくいただいたのですが、を全て食べ終わった時、目の前で焼いていた店員さんが、凍ったおしぼりと爪楊枝をサっと出してくれたのに感激。味以外でも満足させていただきました。「ベタ」でも良いものは良いと言うことで。ごちそうさまです。

令和元年6月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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