たひお備忘録

とりとめのない趣味の、とりとめのない活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県大田原市 カレー専門店 ン(NG)

 週末に入っても、どこか出かけるのがはばかられる空気感になってきた昨今(このお店にお伺いした時点での話です。)ですが、まだ県内の移動は制限されていないということで、この日は久しぶりに、大田原市のこちらのお店まで。こんな時だからこそ、美味しいものを外でいただいてストレス発散したいんですよね。

【NGカレー(ライス大盛) 1050円】
NGカレー(ライス大盛) 1050円
【ラッシー 150円(ランチタイムサービス価格)】
ラッシー 150円(ランチタイムサービス価格)

 それで今回は、お店の名前を冠したこちらのカレーを、「辛さをこよなく愛する方に」という6番の辛さで。それでこちらのお店のカレーって、ルーというかソースが割とペースト状になっているのですが、このNGカレーはそれが際立っていて、ソースポットに盛られた時点で表面が平らではなく、そこにレードルを入れてもモッタリとした抵抗感があり、更にライスの上に掛けてもソースが広がらないというか形状を保つというか。ですがこの、具のひき肉も渾然一体となって全てが粘度の高いペースト状になったソースは、まさに、旨味の塊。味のベースはタマネギだと思うのですが、そこにスパイスと具材の旨味がみっちりと詰まっていて、たまらないものが。ちなみに辛さは6番でも、(辛いものが割と好きな個人的感覚だと)十分に味わえる辛さ。っていうか、ほんと、ナチュラルな旨味が濃いので、辛さを辛くしても受け止めてしまう余裕があるというか。で、甘すぎないラッシーで口をさっぱりさせつついただいてもグッド。ちにみにそのラッシー。ランチタイムだと、通常価格よりもお得にいただけるのが有り難いです。

【エッグカレー 850円】
エッグカレー 850円
【紅茶(アイス) 150円(ランチタイムサービス価格)】
紅茶(アイス) 150円(ランチタイムサービス価格)

 こちらは、同行の相方がいただいた品。辛さは「辛さに味を求める方に」という3ばんにしていましたが、相方によると「辛さも丁度良くて美味しい」とのこと。この辛さに対しては個人的な感じ方の差が大きいので。

 というわけで、今回もお店ならではのカレーを大変美味しくいただき、満足させていただきました。ごちそうさまです。

令和2年4月訪問

栃木県大田原市 東宝食堂

 以前何度かお伺いしているこちらのお店。その時はタンメンやみそラーメンをいただいたのですが、こちらのお店で有名らしい、やきそばの大盛りのことがずっと気になっていました。というのも、他のメニューの大盛りが100円増しなのに対して、「やきそば」「野菜やきそば」は値段が倍になっているんですよね。

 それでこの日。お店にお伺いした時はかなりの空腹状態だったのに加えて、私自身の体調も良さげ。なので、「なんかイケる気がする」とばかりに挑戦してみることに。それでどうせ挑戦するなら、ノーマルのやきそば大盛(1200円)ではなく野菜やきそばの大盛(1400円)を。更に以前、常連さんとおぼしき方が注文していた(メニューには書かれていない)目玉焼きのせでいってみることにしました。

【野菜やきそば大盛目玉焼きのせ 1500円】
野菜やきそば大盛目玉焼きのせ 1500円

 で、待つこと少々で搭乗した件の品。パっと見、お皿が大きいというか、お皿の直径は下のお盆よりも大きいじゃありませんか。そしてそこに、こんもりと盛り付けられた焼きそば。また100円増しだった目玉焼きのせは、卵2個分と良心的ですね。

 その目玉焼きをちょっとずらして焼きそばをいってみると、その麺は結構細めのものが使われているのが個人的には珍しく感じますが、食感からして蒸し麺でしょうかね。そこにソースが、ベタっとせず絡んで、わりとドライで軽めの食感かな、と。油っこくないのも良いですね。またソースの味は辛さ控えめで、濃さも適度。そして具は豚肉の他、「野菜やきそば」だけあって、キャベツの他にタマネギ、ピーマン、ニンジンと種類が豊富。ちなみに火の通し加減はクタっと気味で、そのせいか麺とも良く絡みます。それと目玉焼きは、黄身トロっトロな火の通し加減。その黄身を麺に絡めていただけば、間違いありませんね。

 そんなわけでもりもりと食べ進み、最後の方は満腹感がやってきましたが、食感が重くなかったのが幸いして、美味しく完食。気になっていた品をいただけて、満足いたしました。ごちそうさまです。

令和2年1月訪問

愛知県常滑市 みそかつ 矢場とん 中部国際空港店

 これまで、1月下旬に岐阜県、愛知県あたりをウロウロとした時の記事を続けてきたのですが、とりあえず食べ物関係の記事はこれが最後となります。

 今回の旅の最後は、セントレアこと中部国際空港から飛行機に乗って東京(といっても成田空港ですが)まで帰ることになっていたのですが、そこで当地での最後の食事ということでお伺いしたのが、空港内にあったこちらのお店。実はこれまでに何度か、当地で味噌カツをいただいたことはあったのですが、有名店である「矢場とん」さんではなかったので、最後に、いただいておく良い機会だと思ったんですよね。

 店員さんにとても愛想良く迎えられ、席にご案内。着席すると早速注文なのですが、今回は初めての矢場とんということで、メニューの中から最もベーシックだと思われる、こちらの定食をお願いしました。

【ロースとんかつ定食 1300円】
ロースとんかつ定食 1300円

 注文から程なく、先程とは別の店員さんが運んできたロースとんかつ定食。こちらのお店というか矢場とんさんは味噌だれを、サーブする際に掛けてくれるのですが、特徴的だと思ったのがその味噌だれ。当地で以前味噌カツをいただいた時は、濃度的にボッテリしてたりネットリしてた記憶があるのですが、こちらのは相当サラッとしているんですね。

 で、早速カツを一切れいってみたところ、1センチほどの厚みのそれは、タレかけても衣のサクサク感は残っているのですが、その衣に甘しょっぱい味の味噌だれがよく染みて、これがもう。味付けは、豆味噌独特の「濃さ」も感じるのですが、しつこすぎない塩梅で、甘さも効いているとはいえ効き過ぎないという感じで。これはご飯にとても合いますね。なので最初の一杯だけでは到底足りなくなって店員さんに無料のおかわりをお願いすると、大盛りにも出来るとのこと。もっとも、今回は普通サイズでお願いしてしまいましたが。それとサーブの際、店員さんに勧められた2種類の薬味、カラシ、擂りゴマが両方とも合い、ほんと、良い味変になります。あと何気にお味噌汁もちゃんとしていたし、更に、卓上の桜漬けっぽいお新香はとてもサッパリとして、コッテリとした味わいの味噌カツとベストマッチという感じでした。

 というわけで、初めての矢場とんだったのですが、個人的に今まで(といっても数回ですが)いただいた味噌カツの中では、一番美味しくいただくことが出来ました。ごちそうさまです。

令和2年1月訪問

愛知県名古屋市 鶏三和 サカエチカ店

 名古屋には、日本で最初にブランド鶏肉となった(鶏種として認定は、なんと明治38年!)「名古屋コーチン」があるのですが、実は当地であまり食べたことが無く、記憶にあるのは以前、当地名物の味噌煮込みうどんの中に入っていたのを何度かというくらい。なので今回の旅の途中、機会があればなどと思っていたところに現れたのがこちらのお店。

 旅の最終日となるこの日は諸々の都合で、最初の食事が午前10時頃という中途半端な時間に、名古屋市営地下鉄栄駅の近くという旅程になりました。で、どこで何をいただこうかと調べた時に、駅直結の地下街のひとつである「サカエチカ」でこのお店を見つけた次第。駅からあまり歩くことなくお店を見つけることが出来たのですが、前述のとおり午前10時過ぎという中途半端な時間のせいか、先客は居ませんでした。

【三和の純鶏名古屋コーチン親子丼 しょうゆ麹唐揚げセット 1120円(税別)】
三和の純鶏名古屋コーチン親子丼 しょうゆ麹唐揚げセット 1120円(税別)

 それでいただいたのが、名古屋コーチンの親子丼に唐揚げが付いたこちらのセット。サイドメニューは、紀州南高梅の梅干しか鶏つくねの選択だったのですが、この時ね相当空腹だったので、つい食べ応えがありそうなつくねを選んでしまったという。

 で、注文からあまり待たずに登場したのですが、早速メインの親子丼をいってみたところ、トロッとした卵はそれ自体の味が濃く感じ、鶏肉は名古屋コーチンらしい歯応えのある食感。また味付けは、卵と肉の味の濃さとバランスを取るためか、濃口醤油の味が濃いめ。甘味は個人的に丁度良く感じました。そしてサイドメニューですが、まず唐揚げは揚げたての熱々。醤油麹のお陰か肉質も柔らかくジューシーですね。一方つくねは、味や食べ応えは良いけど全体のバランス的に梅干しの方が良かった気も。それと鶏スープは、滋味深くもあっさりとした味わい。気持ち薄めの塩味が丁度良く感じました。

 というわけで、どれも美味しくいただいたのですが、それに加えて、場所的にも時間的にも、名古屋コーチンをパパっといただけたことがとても良かったです。ごちそうさまでした。

令和2年1月訪問

岐阜県岐阜市 餃子専門店 岐州

 旅の一日目。この日予定していた行程を全て消化して、名鉄岐阜駅近くの宿にチェックイン。大きな荷物を部屋に置いただけで即座に出てきたのは、これからお伺いするお店に並ぶため。というのも岐阜市というかJR、名鉄双方の駅近くには、個人的にこれまで何度か泊まったことがあり、その度に行列が気になっていたお店が有るんですよね。

 宿からほど近かったそのお店には、午後6時の少し前に到着したところ、20人まではいかなかったと思いますが、結構な長さの行列ができていました。で、その最後部に付いて並ぶこと暫し。列の前方には、地元の人っぽい家族連れもいるにはいたのですが、大半が観光客というか一見さんっぽい人達のよう。そして不思議なのは、私の後ろに並ぶ人がなかなか現れなかったこと。それが何故かと判ったのが、並び始めて30分以上経った時に、ようやく私の後ろに並ぶ人(いかにも観光客といった感じのグループ)が出来て暫く経った時のこと。お店の方が注文を取りに来たのですが、その際、お店の一番のウリであろう餃子が、残り僅か(具体的に残り何食)という話が聞こえてきました。こちらのお店は、提供する餃子の食数を絞って営業されているようで、どおりで、地元の人は時間帯と行列の長さから判断して「餃子はもう食べられない」という感じで行列には並ばないようだと、一人合点した次第で。

 それで話は戻って、行列に並び始めて暫くした頃、行列の長さが一向に短くならないことに気が付きました。はじめは、開店から30分位経った時に並び始めたものだから、開店と同時に一気に入った人達の分でなかなか行列が進まない=それが捌ければ一気に進むのかなくらいに思っていたのですが、それにしては、お店から出てくるお客さんのペースや数が極端に少ない様子。それに加えて、並んでいる時に何となく店内の様子を見ていたところ、店の奥の窓側テーブル席に陣取ったグループ客が、延々と酒類の注文を繰り返しているではありませんか。さほど広くないお店でこういうお客さんがいるということは、お店の回転率は相当落ちてしまいますよね。

 そんな中、並び始めて2時間半近く経った頃、ようやく店内へとご案内。件のグループ客はまだお店の奥で盛り上がっており、その近くに案内されたらどうしようかとも思ったのですが、幸い、入口近くのカウンター席へ。1人あたりのスペースは、私の体格が良いせいか(特に前後方向に)かなりコンパクトな感じがします。で、注文は2時間ほど前に済ませてあったので、席について程なく、出来たものからという感じで続々と登場しました。

【瓶ビール(アサヒスーパードライ中瓶) 550円(税別)×2本】
瓶ビール(アサヒスーパードライ中瓶) 550円(税別)×2本

 なのでまず登場したのは水代わりの瓶ビール2本。行列店ゆえ追加注文できるかわからなかったので予め2本頼んでおいたのですが、その後前述のとおり酒類だけでも追加できることが判明。ただ注文はそのままだったので、こういう事になった次第で。

【うめザーサイ 200円(税別)】
うめザーサイ 200円(税別)

 そのビールと共にまずいただくのは、突き出し的にすぐ出てくるだろうと注文しておいたこちらの品。ザーサイ自体の塩気は強くなく、そのコリコリとした食感に、山海ぶしというかかつお梅的味わいの和え衣が絡んで、これがなかなかの珍味。これから来るであろう料理との相性も良さそうで良かったなぁ、と。

【焼餃子 400円(税別)】
焼餃子 400円(税別)

 うめザーサイでビールを立て続けに何杯か飲んだ頃に登場したのが、お目当ての焼餃子。その際、店員さんからは「下味がついているので最初はそのままお召し上がりください」とのこと。個人的に餃子をいただく際、最初の1つは何も付けずにいくことにしているので普段どおりのいただき方なので言われずともそうするのですが、それはさておき、まず最初の一つを口に入れ、恐る恐る歯を入れてみたところ、厚みのわりにはしっかりとした食感の皮の中からピュルっと出てきたのは、しっかりと味のついた旨味の強いたっぷりの肉汁。また餡は豚肉がメインで、そこに野菜類もという感じなのですが、シャキッとした食感はクワイでしょうか?それがとても珍しく感じたというか、日本式の焼餃子ではなく、本場の点心的餃子という感じがしますね。で、2個めはお酢だけ付けたいと思って卓上のボトルを傾けると、出てきたのはお酢ではなく調味されたタレ。だったらそのままいただいたほうが良いかなとも思ったのですが、餃子が冷めてくる(入口近くだったので、入ってくる冷たい空気の所為でわりと速く……。)と、タレ付けた方が美味しくいただけました。

【えび炒飯 700円(税別)】
えび炒飯 700円(税別)

 餃子とビールという組み合わせを楽しんでいると登場したのが、こちらの炒飯。パラっパラとしたご飯の仕上がりが本格中華料理店っぽいのですが、そのご飯と一緒に炒められている具は、プリっとした剥きエビの他、卵、長ネギとシンプル。味付けも塩コショウくらいだと思うのですが、それと共に相当濃い旨味を感じました。

 で、これらを正味15分ほどで平らげて退店。(私一人早く出たところで回転が上がるわけではないのですが、ねぇ。)というわけで、ようやく行列店の味をいただくことが出来ました。ごちそうさまです。

令和2年1月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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