たひお備忘録

とりとめのない趣味の、とりとめのない活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県さくら市 八百藤飯店

 ちょっと前から耳にするようになった「勝負飯」という言葉がありますが、私にもそれがいくつかございまして、そのうちの1つが、今回いただくこちらの品。じつは4月から職場環境が大幅に変わったというか、これまでとは畑違いの仕事に就くことになったのですが、新しい仕事に負けないよう気合いを入れるべく、この日お伺いした次第で。

五目焼きソバ(大盛) 1000円
五目焼きソバ(大盛) 1000円

 ちなみに、こちらのお店の五目焼きソバは、普通盛りだと750円なのですが、勝負飯としていただくのは250円増しとなる大盛り。体感的には普通盛りの倍くらいの量になります。それをストイックに(ビールなどは一緒に頼まずに)いただくところがポイントというか。それで登場したら早速、食らいつく様な感じでワシワシと食べ始めるのですが、外側がパリっ、中がモチシコっとした麺に、豚肉やイカ、ウズラの卵、そして野菜類などの具材たっぷり入ってトロトロの茶色い餡が絡むと、これがもう。特にこちらのお店は、ほんのちょっとだけ甘味の効いた餡の味加減が、個人的好みとベストマッチだったりします。あとは途中から卓上のお酢をちょっとだけかけて味変し、一気にフィニッシュ。それにしても昔に比べ、食べられる量が減ったというか、こちらのお店の大盛りが、完食すると結構苦しくなってきた今日この頃だなぁ、と。

 というわけで、とても美味しくいただき、更には新しい仕事に負けない気合いも入ったのですが、今度は余裕がある時に気合いを抜いて、この普通盛りを、ビールと共にいただきたいですね。(そっちも、マジでいけます。)ごちそうさまでした。

平成30年4月訪問

栃木県真岡市 カレーハウス ピリピリ

 こちらのお店。実は家人が以前お伺いして「とても美味しかった」とのことで、それを聞いて以来ずっと気になっていたのですが、この日、家人共々インターパークへ用足しに行った時にちょっとだけ足を伸ばして真岡まで。

 お店に到着したのは、開店時刻の午前11時を少しまわったところ。店内は先客が数組で、後からも数組が続くという状態、それで席に着き、早速お品書きを見たところ、カレー(お品書きでは「カリー」と表記)は店名を冠したマトンの他、チキン、ポーク、ビーフに加え、ドライカリーも。ちなみにドライカリーを除き辛さが選べ、辛さレベルを表す星1つのマイルド、星2つのアダルト、星3つのハード、星7つのマーダーに加え、要望があればマーダーよりも辛くすることも可能とのことです。また、ランチタイムのサービスとしてミニサラダとコーヒー(アイス・ホット)orウーロン茶が付くAセットが通常350円のところ180円、ミニサラダにヨーグルトドリンクが付くBセットが通常400円のところ230円とお得に頼めるセットもあるんですね。

 ですがオーダーしたのは、諸事情によって単品のピリピリ(マトン)カリーで、ライスも大盛り(80円増し)ではなくノーマルに。また辛さは、辛いもの好きとしてはマーダーも試してみたかったのですが、初訪問ゆえ辛さで味がよくわからなくなるのも残念だと思い(あと、このところ胃の具合が完調とは言い難かったのもあったので)ハードを選択しました。また、同行の家人はピリピリ(マトン)カリーのアダルトを選択。その後まずは薬味の器が登場したのですが、福神漬けやラッキョウではなくピクルスというのがこだわりを感じますね。

ピリピリ(マトン)カリー(ハード) 720円
ピリピリ(マトン)カリー(ハード) 720円
(添えられたピクルス)
(添えられたピクルス)

 その後登場したピリピレカリー。早速、ルーを少量ご飯の上に取ってから、そこをスプーンで混ぜていただいてみたところ、これが、もう。ちょっと堅めのベストな加減に炊きあげられたライスに混ざるルーは、風通しの良いナチュラルさというか、コクも旨味もスパイシーさも十分なんだけど無理矢理感はなく、軽快でキレのある味わいというか。また、トロミの元はベースとなっている野菜類でしょうか?粉のモッタリとした感じがないのも、そんな印象を受けた一因かもしれません。また辛さは、ハードだと、個人的にはしっかり辛いけどそれでも十分に味わっていただける程良い感じですが、いただいている途中、しっかりと汗をかきました。そして具のマトンは、独特のクセや肉自体の味の濃さとルーのスパイスが合わさることによって深い味わいとなり、これが、また。さすがにお店の名前を冠しているだけのことはありますね。ちなみに食感は、良く煮込まれてホロホロとなっていて、ライスとの馴染みも良かったです。更に、添えられたピクルスは、甘さ控えめで酸味の立ったタイプ。このサッパリ感が、こちらのカレーとはベストマッチではないでしょうか。

ピリピリ(マトン)カリー(アダルト) 720円
ピリピリ(マトン)カリー(アダルト) 720円

 あと、家人のいただいた辛さアダルトも少々味見させてもらったのですが、こちらも良いですね。個人的にはピリ辛よりもちょっと辛い程度に感じ、落ち着いてじっくり味わうのに丁度良いと思いました。

 というわけで、どちらも大変美味しくいただいたのですが、そういえば、カレー専門店にお伺いしたのって、(某チェーン店を除けば)だいぶ久しぶりだなぁ、と。地方でも、こういうお店が残っていることに感謝すると共に、またそう遠くないうちにお伺いしたいと思いました。で、その時は、是非とも辛さマーダーに挑戦して(周りのお客さんは、肉の種類はわりとバラバラなれど、辛さに関してはマーダーで頼んでいた人が多かったように感じました。)更にはライスは大盛りで、そしてセットも付けちゃおうかな、と。ごちそうさまでした。

平成30年3月訪問

高知県高知市 駱駝 別邸

 前の記事で書いたとおり、高知競馬場での勝負を終え、高知市内のホテルにチェックイン。今朝は早起きしたし、もう既に遅い時間にもなっていたので、ひとっ風呂浴びて早く休む方が良いのはわかっているのですが、しかしながら、メタメタだった今日の競馬の反省会をしたいというのも正直なところ。(もっとも、勝ったら勝ったで祝勝会なんですけどね。)

 それでお伺いしたのがこちらの駱駝別邸さん。というのも、事前に調べた時、駱駝というネットの口コミで評判の良い居酒屋さんを見つけたのですが、その支店というかグループ店が、たまたま今回予約したホテル(高知リッチモンドホテル)の1階に入っていたという。しかも、そのお店もネットの口コミで評判が良いのに加え、お店のウェブサイトを拝見したところ、場所柄のせいか観光客向けのメニューも取りそろえているという印象を受けました。

 というわけでチェックイン後、部屋に荷物を置き再びエレベーターへ。同一建物内と言っても一度ホテルの出口を出てから、裏手にあるこちらのお店の入り口にまわる感じでお店の扉を開けると、その時点で賑わっているのがわかる雰囲気。もっとも、午後10時近い時間だったせいか席はあいており、すんなりとカウンター席にご案内。で、そこで飲み食いしたものを以下に。

お通し 1人500円
お通し 500円
生ビール(アサヒスーパードライ) 510円
生ビール(アサヒスーパードライ) 510円
ウーロン茶 410円
ウーロン茶 410円

 まずはとりあえずの生ビールと、同行の家人のウーロン茶。生ビールのジョッキには、駱駝の絵が描いてありました。またお通しは、イカを肝と茎ワサビで和えたもので、これが良かったです。

四万十鶏の炭火焼き 880円
四万十鶏の炭火焼き 880円

 こちらは、グランドメニューに載っていた品で、「焼き鳥が食べたい」と言っていた家人のリクエスト。立派なお皿の上には焼いた鶏肉の他、彩り兼付けあわせに野菜がいくつか載っていて、更に味付け用のポン酢と塩、そしてネギ味噌というのが面白いです。で、早速いただいたところ、丁度良い焼き加減の鶏肉は、適度に柔らかく適度に歯ごたえが有り、これが何とも美味。また塩もポン酢も良かったのですが、ネギ味噌が予想以上の相性というか、それ自体が良い味で、鶏肉のほか野菜類に付けてもいい感じでした。

別邸流カツオの藁焼きタタキ 1200円
別邸流カツオの藁焼きタタキ 1200円

 昼前にいただいたカツオのタタキですが、個人的好物なのでここでも。グランドメニューは「時価」となっていましたが、卓上にあった「本日のおすすめ」的ペーパーにはお値段が明記されていました。で、これがまた凝っていたというか、蓋付きの容器で登場し、店員さんがその蓋を開けると、藁の焼ける何とも香ばしい匂いがフワっと漂うという演出付き。というのも、容器の中には藁に火を付けたものが入っていて、これがいただいている間も香ります。また味付けはタレの他、粒の大きい岩塩というのがオシャレですね。そして薬味は、青ネギとニンニクスライスの他、ここでもワサビが。(ちなみにショウガは無し。)やはり当地では、カツオのタタキにワサビという組み合わせは、よく食べられているようで。ちなみに、お味の方は言わずもがな。悪いわけがありません。

ハランボの塩焼き 500円
ハランボの塩焼き 500円

 こちらも、「本日のおすすめ」的ペーパーに書かれていた品。ハランボというのはカツオの腹身のことで、良いサイズのそれが2切れほど。で、お味の方は、意外なほど癖がないのに驚いたというか、焼き加減も丁度良く、とても美味しくいただくことが。ちなみに家人は魚魚した風味というかクセが苦手なのですが、これは「美味しい」と言って食べていました。

土佐鶴 大吉祥(冷やし) 720円
土佐鶴 大吉祥(冷やし) 720円

 お酒は、途中からこちらにチェンジ。実は栃木でも買うことができる土佐鶴ですが、この大吉祥という品は初めていただくかもしれません。で、これは吟醸酒のようで、香り華やか飲み口スッキリという感じ。それにしても、高知まで来て地のものと共に飲めば、その味もひとしおですね。

 そんなわけで、時間的に遅かったこともあってこのあたりで切り上げたのですが、いただいた品はどれも美味しく、加えて観光客でも入りやすい立地と相まって、ほんと有り難かったです。今度また高知に来た際は、夜の選択肢に入るのはもちろん、本店の方にもお伺いしてみたいですね。ごちそうさまでした。

平成30年3月訪問

高知県高岡郡中土佐町 田中鮮魚店 漁師小屋 (久礼大正町市場内)

 今回、羽田空港から高知龍馬空港に飛んで、予約していたレンタカーで真っ先に向かったのが、中土佐町というところ。個人的には、昔、国鉄土讃本線(JR土讃線)に乗って何度か通り過ぎたことはあっても立ち寄ったことはなかったのですが、今回、旅行に先立って色々と調べていたところ、こちらにある『久礼大正町市場』というところで、個人的大好物である鰹のタタキがいただけると知ったもので。

 そこにカーナビの指示に従って向かったのですが、最後の最後、もうすぐ到着というところで、クルマ1台通るのがやっとくらいの細い道に。それでも何とかたどり着き、市場内の鮮魚店の方に訊いた駐車場にクルマを停め、そこから歩いて市場内に入ると、ド平日だけあって開いているお店は限られていたのですが、先程駐車場を訊ねたお店が今回一番のお目当てだったので、これ幸いとばかりに、そこでいただく事にしました。で、鮮魚店であるこちらでどうやっていただくかというと、まずは、鮮魚店の店先に並んだ鮮魚や干物から食べたいものを選んで購入。(干物は1枚から購入可らしいです。あと、焼き代がかかる由。)番号札を貰って向かいの『漁師小屋』というイートインスペースというか建物に入り(ちなみに混雑時は名簿に名前を書いて待つシステム。)、待つこと少々(この辺は当日の混雑具合や購入した品物によって差があると思います。)で、先程購入した品が盛りつけられて登場。また、漁師小屋内にも店員さんが居て、そこではご飯と味噌汁のセットの他、ビールやノンアルコールビール、日本酒を買うことが出来ます。

 それで今回のお目当ては前述のとおり鰹のタタキなのですが、鮮魚店の店先に並んでいたのが、サクがラップに包まれたものと、「生」と書かれたパックに入ったもの。そのうち、量などからパックのものを2つ購入し、更には、高知名物というウツボのタタキのうち、一番小さいサクを1つ購入。(ちなみに、これらは家人のと併せて2人分です。で、本当は他の魚もいただきたかったんですが、この後の予定もあったので自重。)会計後、向かいの漁師小屋でご飯と味噌汁のセットを家人のと併せて2セット注文(当然飲みたかったのですが、この後の予定もあったので自重。)すれば、この日はラッキーなことに大変空いていたこともあって、程なくして注文の品々が登場。それでまず軽く驚いたのは、薬味がニンニクの他、ショウガではなくワサビが付いていたこと。個人的に、高知=ショウガの産地というイメージだったので余計そう感じたのかもしれませんが、郷に入りては郷に従え、ということで。また、ウツボのタタキは卓上のタタキのタレで食べると良いとのことでした。

かつおのたたき 600円×2 + うつぼのたたき 510円
かつおのたたき 600円×2 + うつぼのたたき 510円
ごはんおみそ汁セット 250円
ごはんおみそ汁セット 250円

 で、まずはお目当てのカツオから、最初は塩とニンニクでいってみたところ、これがもう!この時期の生なので、脂の乗りはそれほどでもない筈なのですが、個人的にはこれくらいでも全く問題ないというか、むしろこれくらいの方がしつこく感じず良いなぁ、と。そこに、藁焼きの香ばしさが加わって、たまらない味わいですね。そして次に、タレとニンニクでいってみたところ、このタレがまた旨かったというか、ちゃんと柑橘の風味を感じるポン酢で、それがカツオと合わさると、こっちもまた!!あと、タタキにワサビというのは初めていただく組み合わせですが、(普通に出てくるだけあって当たり前なのですが、)相性良いものなんですね。ちなみに、ニンニクが駄目な家人はもっぱらワサビを使っていただいていたんですが、「とても良い組み合わせ」と申しておりました。

 そして次に、ウツボなのですが、実はいただくのは初めて。で、タタキと言っても完全に火が通っているのですが、身の部分は繊維質の短い鶏肉のようでもあり、一般的なものとは違う魚っぽさもあり。そして皮はコラーゲンたっぷりっぽいプリサクっとした食感。個人的には前述のタレの味も相まってクセも無く美味しくいただけたのですが、食べ物の匂いに(私より)敏感な家人によると、「少しだけ独特な風味がある」とのことです。

 あと、一緒にいただいたご飯と味噌汁ですが、味噌汁は魚出汁ですかね?また味噌も、普段いただいているスーパーで買った量産品とは違う風味があるのですが、その違いが旨く表現出来ないのはもどかしいところ。ちなみに、お米は地元、中土佐町産らしいです。

 というわけで、家人共々、どれも大変美味しくいただいたというか、この記事を書いている今この時、いただいた時の事を思い出して涎が止まらないという。栃木からではおいそれと行ける場所ではないのですが、また何時かお伺いして、今度は自重せず欲望の赴くまま、お腹いっぱいいただきたいと思います。ごちそうさまでした。

平成30年3月訪問

栃木県那珂川町 アイス工房 武茂の郷 (道の駅ばとう内)

 久しぶりとなった、ちょっと変わったアイスシリーズ(いつの間にシリーズ化?)ですが、今回は、那珂川町にある道の駅ばとうへ。っていうか、家人が趣味でやっている道の駅スタンプラリーのお供で来たのですが、せっかくなので、アイスもいただいていこうかと。

 それで、そのお店は、真ん中のレストランと直売所のある大きな建物ではなく、向かって右手にある小さい建物の中に。入り口のところにアイスの一覧があったので、今回はその中から、この2品をチョイスしました。

ポポー 300円(左側) と しょうがミルク 300円(右側)
ポポー 300円(左側) と しょうがミルク 300円(右側)
 ちなみに、ダブルは350円とお得になってますが、今回は家人とシェアしていただく為、あえてシングル2つで。で、まず、今回の安牌枠としてチョイスしたポポーですが、北米原産のフルーツで、入り口のところの一覧に書かれた説明によると、「幻のフルーツ マンゴーとバナナをミックスした様な「まったり」としたお味です」とのこと。確かに、口に入れると、乳脂肪分とは違うまったり感があり、北米原産なのに何処かトロピカルな風味もあって旨いです。そして、今回のネタ枠でチョイスしたしょうがミルクですが、これが(失礼ながら)意外な旨さ。ベースのミルクアイスはコクもありつつサッパリした感じで、そこに摩り下ろしたショウガが、特有の風味、ピリっとしたスパイシーさとキレのある後味を加えていますね。唐辛子アイスやワサビソフト、あと個人的に自宅で試したことがあるブラックペッパー(ミルで挽いて掛けた)など、ミルクアイスやバニラアイスにはスパイスが合うことは知っていたのですが、ショウガも合うのは嬉しいサプライズでした。ちなみに、一緒にいただいた家人も、「無難に美味しいのはポポー、あとを引くのはしょうがミルク」と申しておりました。

 というわけで、どちらも美味しくいただきました。ごちそうさまです。

平成29年10月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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