たひお備忘録

とりとめのない趣味の、とりとめのない活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

福島県伊達郡国見町 東北自動車道 国見SA(上り線)フードコート Kunimi Kitchen

 前の記事でも少し触れましたが、6月半ばの週末に、宮城県柴田郡村田町にあるスポーツランドSUGOでレース観戦した帰り道。ちょっと早めに夕食を済ませてしまおうと立ち寄ったのが、上り線の国見サービスエリア。
 ここも、昨日行きに立ち寄った下り線同様、最近リニューアルされたらしく、以前お伺いした時とは全く違うとてもモダンなイマドキのサービスエリアになっていて、供食エリアはフードコート方式。もっとも、こちらは下り線のように、提供品目ごと複数の屋号が入る形式では無く、フードコート全体が「Kunimi Kitchen(クニミ・キッチン)」という屋号になっていましたが。

 それで、この日は暑い中でレース観戦をしてきたので、個人的には冷たい麺類が食べたいなと思っていたところ、入り口のところに置かれたPOPにて、ピッタリの品を発見したので、いただくことに。
 ちなみに、注文は食券制というか、券売機で食券を買うと厨房には自動的に注文が入るシステム。ただし、出来た時の呼び出しは食券番号をアナウンスされるのみ(ディスプレイによる番号表示は無し)なので、聞き逃さないよう、スピーカーからの声がよく聞こえる席に座って待機していたところ、暫く待ってから、定食コーナーへとアナウンスがありました。

【牛たん入り盛岡冷麺 1,300円】
牛たん入り盛岡冷麺 1,300円

 それがこの、牛たん入り盛岡冷麺。手渡された時、添えられた小玉スイカの大きさに少々驚きつつ、席に持ち帰っていただきますが、そのスイカ以外にもカラフルな盛り付けというか、麺の上にはスライスした玉ネギとパプリカ、そして糸唐辛子があしらわれ、麺の周りには、焼きたての牛タンの他、茹で卵、アスパラガス、キュウリ、トマト、更には茹で海老まで。またキムチは別皿で、レモンも添えられていますが、お酢はフードコート内の共用調味料スペースに置いてありました。
 で、早速スープからいってみたところ、かなりの味の濃さ。量からして少なめだとは思ったのですが、その量に相応しいスープと言うよりもタレといった塩梅です。また味的には、旨味の元は不明ながら物足りなさは無く、逆に水キムチ的発酵風味はスープ自体からは感じられない、食べやすい仕上がりになっているかと。
 また麺は、盛岡冷麺っぽい太めで、デンプンを添加したようなふわっとしつつも強いコシのある食感のもの。
 それと具は、焼きたての筈の牛タンが急速に冷めてしまい、味は良いものの食感が固くなってちょっと勿体ない感が。盛岡では、軟らかく煮た牛肉を具とすることがままあるので、個人的には正直、そちらの方が嬉しいかも。
 途中から、キムチ、レモン、そしてお酢を入れて味変し、最後は良い味のスープが勿体なかったので、お冷やで薄めて飲んでしまいました。(この日は炎天下でたくさん汗かいたから、多少はね。)

【旨カレーライス 950円】
旨カレーライス 950円

 こちらは、同行の家人がいただいた品。厨房で注文が重なったのか、食券番号の呼び出しまで結構掛かったような。
 で、こういうところでは無難なチョイスですが、一口貰ったところ、味もきわめて無難でした。

 というわけで、食べ物自体はどれも美味しくいただいたのですが、個人的な好みからすると、イマドキのサービスエリアには、もっとエモさが欲しいというか……。どこも小綺麗で、食べ物含め扱っている品物も小洒落てはいるのですが、引っ掛かるものが少なく感じるのは、私が昭和的カオスが好きな、年寄りだからかなぁ、なんて。まぁ、贅沢というか、ワガママ言っている自覚はあるんですがね。
 ごちそうさまでした。

令和5年6月訪問

栃木県塩谷郡高根沢町 麺処 いろ葉

 ここ暫く前から、こちらのお店には、平日のお昼、時間が限られた中でお伺いするという状況が続いていた所為で、つけめんではなく(つけ麺と比較して提供が早く、スープ割りも必要ないため食べる時間も短くて済む))ラーメンをいただくことが習慣化していたのですが、前回(令和5年)4月にお伺いした際、その時は時間に余裕があって、つけ麺をいただくことが十分に可能だったにもかかわらず、ついクセでラーメンを頼んでしまった(けど、それはそれで満足させていただいた)ということが。
 ですが、前回訪問時から案外早く、(令和5年)6月半ばのこの日、再訪のつけ麺チャンスが訪れたというか。ならばいただくは、個人的に大好きな背脂煮干しつけ麺というわけで、今度は間違えないよう食券購入。当然、このところラーメンでもセットで頼んでいる温野菜と味玉の食券も一緒に購入しました。

【背脂煮干つけめん(大盛) 880円 + 温野菜 70円 + 味玉 120円】
背脂煮干つけめん(大盛) 880円 + 温野菜 70円 + 味玉 120円

 登場したら早速、麺を数本つけ汁に浸け、豪快に啜り込めば、これが、もう!
 まず、こちらのお店の背脂煮干し専用となる幅広麺が、ツルピロっとしているけどプリンとした歯応え、そしてコシもある個人的に大好きな食感で、ラーメンで味わっても良い感じですが、茹でてから一度締められるつけ麺はその食感が更に際立ちます。勿論、麺自体の味も良いですね。
 そこに絡むのは、背脂+煮干しにビシっと醤油が効いたつけ汁で、つけ麺だとしてもちょっと濃いめに感じる味付けが、逆にこの麺にはピッタリ。生玉ねぎの薬味も相性最高です。
 そして具は、つけ汁の中に角切りのチャーシューが入っているほか、麺の上にはメンマと、薬味の柚胡椒の載ったナルト。あと追加した温野菜は麺の上に、味玉はつけ汁にと、それぞれの温度を考慮した配置に。で、温野菜はサッパリ感が絶妙な箸休めになりますし、黄身がトロッとした味玉の出来は申し分ありません。
 更に途中から、卓上の七味をつけ汁に入れたり、添えられた柚胡椒わ麺に付けたり卓上のお酢を麺に掛けたりの味変してもヨシ。
 最後は、割りスープを貰って、残った付け汁をして〆。

 というわけで、久しぶりの背脂煮干しつけ麺を大変美味しくいただき、満足させていただきました。今度お伺いする時は、時間に余裕が有るか無いかどんな状況かはわかりませんが、出来ればこのつけ麺をまたいただきたいなぁ、と。(もっとも、こちらのお店は、ラーメンにしても混ぜそばにしても、どれいただいても外さないなですがね。)
 ごちそうさまです。

令和5年6月訪問

栃木県矢板市 手打中華 たきざわ

 お昼時にお店の前を通っても、駐車場が一杯で諦めることが多いこちらのお店ですが、この日は珍しく空いていたので、そのままクルマをイン!
 入店して、空いていたカウンター席へと座り、早速注文。お品書きは、相変わらず店舗入り口上部にのみ掲げられているので、身体をぐいっと捻って確認し、その中から今回はワンタンメンをいただくことにしました。

【ワンタンメン 950円】
ワンタンメン 950円

 それでそのワンタンメン。これまではわりとスルーしていましたが、こちらのお店って、丼のサイズ大きくないっすか?というのも、たまたま今回、最初はレンゲを使わず、丼を直接持って味わってみたところ、ずっしりとした重量感があったもので。
 で、その丼から直接飲んだスープは、鶏の出汁をオーバーライドするかのように濃口醤油がバキっと効いたタイプ。でも旨味もしっかりとあって、そうそう、「白河」のラーメンって、元々こんな感じでしたよね。
 また手打ちの麺は、今日に限って言えば、コシも十分ありますが、どちらかというと啜る時の唇に当たる間隔が楽しいピロっと感が強めの食感。
 またワンタンは、これまた「白河」っぽい、皮が極薄で餡が極小のもの。チュルっとした口当たりが良く、当然、麺と一緒に啜って口の中での食感の違いも堪能。
 他にも、ミシっとした肉の噛み応えが楽しめるチャーシューが小ぶりながら3舞も入っているのが嬉しいです。あと今回ちょっと驚いたのが、ディープダークな色合いの、太めのメンマ。噛み応えは比較的柔らかく、発酵風味が結構しっかり残っている引っかかりのある味が印象に残りました。

 というわけで、今回も、栃木県矢板市にあるにもかかわらず、極めて「白河」っぽい一杯を、美味しく堪能しました。
 ごちそうさまです。

令和5年6月訪問

栃木県宇都宮市 仙台蔵出しみそラーメン 髙なべ 下岡本店

 梅雨入り前でも暑さが堪える今日この頃。そんな時、熱いラーメンよりも麺だけでも冷たいつけ麺の方に食指が伸びがちなのですが、この日、仕事の合間にお伺いしたこちらのお店でも、店内に貼られた限定メニューのつけ麺を見つけ、即座に注文。ちなみに、麺量は250g、100円増しで350gから選べましたが、この日は平日だったこともあり、またこの品を見てある目論見を思いついた為、麺量250gにする替わりに、ランチタイムサービスのミニご飯をお願いしました。

【旨辛味噌つけ麺 1,100円 + ミニご飯(平日ランチタイム無料)】
旨辛味噌つけ麺 1,100円 + ミニご飯(平日ランチタイム無料)

 登場したら早速、麺をつけ汁に浸けていただけば、これが。
 まずは麺ですが、ラーメンと違って、茹でた後で冷たく締められていることもあり、チュルチュルっとした口当たりに、シコシコっとした噛み応え。こちらのお店の標準的太麺でしょうか?(つけ麺専用だったら申し訳ない。)冷たくしてもそのポテンシャルを、ラーメンと別方向に発揮しているような気がします。
 またつけ汁は、品名のとおりピリっとした辛みが付けてありますが、ヒーヒー辛くする方向ではなく、その辛みによって味を引き締めている感。あと、気のせいかもしれませんが、コク深くまろやかさは十分に感じられるものの、こちらのお店の看板である味噌ラーメンよりも幾分スッキリした味わいに感じました。また、甘みが付けられていないのも個人的好みにピッタリ。酸味もありませんが、(このつけ麺に限ったことではない方法だけども)麺にお酢を掛けていただくと、つけ汁の味をあまり変えないで酸味を足すことが出来ます。
 それから別皿に盛られた具は、こちらのお店のラーメンでもお馴染みの、ホロトロっとした厚めのチャーシュー、しっかりとした味わいの太メンマと味玉。ここに、辛ネギを足したら更に素敵だと思いましたが、今回、時間の関係で慌てて入店したため、店頭のガチャガチャ(大抵は4等なので、辛ネギに替えていた)を忘れたのは痛恨事。
 そして麺を食べ終わったあとは、(配膳時に有ることを確認していた)熱々の割りスープを持ってきてもらい、それで適宜伸ばしたつけ汁に、ミニご飯を投入すれば、また!これが試したくて麺量を250gにした替わりにミニご飯を貰ったのですが、目論見通りバッチリな相性。というか、通常の味噌ラーメンのスープにご飯投入よりも、味わい的にこの旨辛味噌つけ麺の方が、より自分好みでした。

 というわけで、今回も美味しくいただき、また目論見も決まって、大変満足でございます。
 ごちそうさまでした。

令和5年6月訪問

栃木県さくら市 カルビ丼とスン豆腐専門店 京都 韓丼 さくら店

 仕事の都合もあり、2回連続のさくら市の、国道4号沿いにあるお店ネタとなってしまいましたが、場所的には前の記事がさくら市の旧氏家町のエリアでは北の方、今回は南の方のお店。それにしても、このお店があるあたりの国道4号沿いはお店の入れ替わりがわりと激しいというか、ここも昔は、セ○ン・イレブンでしたね。(それが閉店後、別の業態になったと思うけど確たる記憶無し。)

 お店の看板には「カルビ丼とスン豆腐専門店」と書いてあったので、個人的食べ物の好みからすれば、それほどプライオリティが高くは無かった=これまでスルーしてきたのですが、先日お店の前を通った際、「冷麺」と書かれた幟旗が目に入りました。
 というのも、大分昔に仕事の関係で、韓国から来られた職人さんが作ったものをいただいて以来、冷麺という食べ物が好きになったんですよね。ただ、普段は焼肉店や冷麺専門店に行く機会が無い生活をしている=冷麺に飢えているので、次にこのあたりに来る機会があったらいただこうと思っていたところ、思いのほか早くその機会が。

 お昼時の真っ最中にお店到着。店舗前の駐車場には、多分店内の厨房からであろうダクトが引き回されていて、そこから肉とタレの焦げた香ばしい匂いがモワモワと漂っているのは、ちと卑怯かもしれません。
 店内に入ると、注文は食券制ということがわかり、券売機で先客に続いて購入。その際、お目当ての冷麺の他、お店の看板メニュー、カルビ丼の小サイズもあったので、それも、つい……。それらをカウンターの店員さんに渡し、あとは空いている席に座り、大型のディスプレイでも食券番号が表示される呼び出しを待つこと少し。程なくして番号が呼ばれました。

【韓国冷麺 880円】
韓国冷麺 880円

 そこでご対面となった今回の冷麺。見た目的には、やや濁りのあるスープと、具材として白菜キムチの他、茹で卵のスライスが数枚、大根の漬物、そしてカルビ丼のものと同じだと思われる焼き肉という構成で、練り辛子とお酢が添えられています。
 で、まずはスープから、キムチの影響を受けていなさそうなところから味見してみると、塩気に加えて明確に効かされた甘みにちょっとびっくり。個人的に、ここまでの甘みが付いた冷麺は個人的な少ない経験ではあまり記憶にないのですが、ソウル式の冷麺だと、味付けでわりと甘くするようですね。他には酸味も効いていますが、このスープ自体の味付けか、大根の漬物からの味かは正直わからず。また漬物と言っても、冷麺のスープによく用いられる大根の水キムチのような発酵味というかクセの有る(だが個人的にはそこが良い)味ではない感じです。あと、ベースの出汁は何でしょうか?旨味は明確に感じられますが、何の出汁かはわからず。食レポとしてわからず尽くしで駄目駄目ですが、全体的にさっぱりした食べやすい味わいになっていると思いました。
 また麺は、白っぽい感じが日式っぽいですが、チュルチュルっとした啜り心地と、コシが有りつつもわりと噛み切りやすい食感。
 それでスープと麺の味見が終わったら、次は全体的に具材を混ぜでいただくと、キムチの刺激ある旨味が加わることによって、味が完成されるような。更に、お酢や練り辛子の味変もバッチリ決まります。(ちなみに、発祥とされる平壌式冷麺だと、お酢も辛子も使わないそう。)ただ、焼いたカルビが急冷されてパキパキの食感になっちゃうのは、ちょっと勿体ない感がありました。

【さっちゃんのカルビ丼(小) 430円】
さっちゃんのカルビ丼(小) 430円

 小と言っても普通にご飯茶碗くらいのサイズ感ですが、そのご飯の上には、焼いたカルビと白ネギという構成。
 で、このカルビが、強めに焼かれていて、端の方は一部焦げているのですが、それ故の香ばしい匂いと味わいが、もう。醤油ダレと肉の適度に焦げた味なんて、美味しいに決まってるじゃないですか!また、白ネギの薬味も合っています。

 というわけで、美味しくいただいたのですが、こちらの冷麺は、今回いただいたムル(水)冷麺タイプの他、ビビン麺タイプもあったので、そちらもいってみたいですね。
 ごちそうさまでした。

令和5年6月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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