たひお備忘録

とりとめのない趣味の、とりとめのない活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県大田原市 つけめん&鶏そば Ramen みず菜

 この日は同行者達と、大田原市内で昼食という状況になったものの、うち1人が案内しようとした某店がお休み。で、私に店案内のお鉢が回った来た時にひらめいたのが、先日お伺いしたこちらのお店。
 幸いなことに、フラれたお店からさほど遠くないところにあったし、ここなら、あまり親しくない人に紹介しても大丈夫というか、見た目も味も、ツッコミどころがないものが食べられると思ったもので。

 お店に着いて、靴を脱いで入店すれば、平日のお昼前という時間帯で、店内はサラッと席が埋まっている感じ。これはちょっと待つかなと思ったものの、道沿い窓側の席が空いていたので、すぐに座ることが。
 早速注文ですが、こちらのお店初訪問の同行者達には通常の昆布水つけ麺や濃厚鶏そばを勧めつつ、自分はと言うと、卓上にPOPが置いてあった、夏季限定というこちらの品をお願いしました。

【旨辛!昆布水つけ麺 950円】
旨辛!昆布水つけ麺 950円
【追い飯 120円 ※写真撮り忘れ】

 それがこの、旨辛!昆布水つけ麺。前回いただいた通常の昆布水つけ麺と比べると、パっと見、麺用の塩は付くものの薬味のショウガとワサビが無く、昆布水に浸かった麺の上にはパプリカかカイエンペッパーがあしらわれ、またPOPによれば、つけ汁には辣油と花椒が効かせてあるとのこと。
 で、まずは麺だけ少し取り、塩でいってみれば、全粒粉を使用したつけ麺にしては細めの麺は、麺自体の味と香りが、やっぱり良い感じ。また食感は、弾力一辺倒ではなく、弾力もありつつ硬質な密度感のある歯応えというか。
 次に、つけ汁に浸してから啜れば、これが、もう。ベースはこちらのラーメン、つけ麺に共通の、澄んでいるけど風味と旨味が濃い鶏出汁だと思うのですが、そこに効かされた辣油からは唐辛子と共に、香ばしくフレッシュなごま油の香りも感じられて、更に花椒の華やかな香りと痺れ、他、醤油や白ネギ、あとつけ汁に入った豚バラなどなど、味を構成する各々が個性は出しつつも一体となってまとまっているというか。ちなみに辛さは、辛いものが比較的(いや、最近はほんのちょっとくらいか)好きな私基準だとピリ辛程度というか、決して辛さが売りではなく、辛さは味のアクセントの一つという感じでした。
 あとは、具として麺に載せられている低温調理の豚と鶏のチャーシューはしっとりジューシーですし、途中から麺の器に入っていたレモンスライス(結構厚め)をつけ汁に入れ箸で絞れば、この爽やかな風味と酸味が更に食欲をそそります。
 そして麺を食べ終わった後は、POPに書かれていた追い飯を追加注文。つけ汁のにドボンしてしまうとつゆだく過ぎると思い、つけ汁を適宜掛けていただけば、このつけ汁、お米ともバッチリ合います。更に残ったつけ汁は、昆布水で伸ばしていただけば、これも、また。

 というわけで、今回も美味しくいただいて、大変満足いたしました。
 それで次こそは、前回お伺いした時に気になった昆布水つけ麺の塩味か、家人が食べていたのを味見させて貰った濃厚鶏そばをいこうと思うのですが、今回の訪問で期間限定メニューも大変いけてることが判ったので、限定があれば、そっちにしちゃうかもしれませんね。
 ごちそうさまでした。

令和5年7月訪問

栃木県芳賀郡茂木町 Pasta, Crepe, & More! GRAPPA (モビリティリゾートもてぎ内)

 7月下旬の週末。モビリティリゾートもてぎまで、GTワールドチャレンジ・アジアと、併催のもてぎチャンピオンカップレースを見に来た時のこと。
 場内で某有名お金持ちのお仲間イベントをやっていたお陰もあり、グランドスタンド付近の人口密度が比較的高いにもかかわらず、スーパーGTやスーパーフォーミュラといった旧全日本格式クラスの大レース開催時と違って臨時売店の数も少なく、従って開いている飲食売店の多くが、お昼時は行列になっていました。
 そんな中、私もお腹が空いたので、その行列に並ぶ必要が。それで今回は、グランドスタンドの裏手にあるフードコートへ。
 パっと見で行列が少なかったというのがその理由だったのですが、注文こそあまり待たずにできたものの、注文口とは別の受け渡し口のころが混雑しているという罠が。それでも、注文から10分少々で、注文した品を受け取ることが出来ましたが。

【冷やし担々麺 800円】 ※椅子に置いて撮ったので渡し箸申し訳ない
冷やし担々麺 800円

 それがこの、冷やし担々麺。こちらのお店は、食事メニューだとナポリタン、そして豚スタ丼がレギュラーメニューとして提供されているのですが、この日は真夏の暑さにやられて(それでもこの日は最高で摂氏30度少々とピークの日よりは涼しい気温でしたが)いたので、涼と、暑さに対抗する刺激が欲しいと思い、夏季限定メニューっぽいこちらをチョイス。
 で、席に持ち帰り、全体を混ぜてからいただけばモチモチっシコシコっとした太めの中華麺に、しっかりした味の肉味噌、コクのあるゴマ、そして唐辛子の刺激が絡んで、これがなかなか。麺がしっかりと冷えていないのが少々残念ではありますが、先述のようにかなり混んでたというか、従業員の方も大レース開催時より少ないようで、厨房もてんてこ舞いになっていたので仕方ないですね。またモヤシのシャキシャキ感とさっぱりした味わいが、濃いめでゴマのコクが主張する味付けの中、とても良い取り合わせ。ちなみに辛味は、最初はそれほど感じなかったものの、唐辛子由来なので口中に蓄積して、最後の方は普通に辛く感じましたが、これをキンキンに冷えたビールで流せば、最高でしょうね。(この日は1人でバイク乗って来ていたので、酒類は手が出せませんでしたが。ノンアルコールビールでも飲めば良かったかしらん。)

 というわけで、美味しくいただいたのですが、今度は是非とも酒が飲める態勢でお伺いして、暑い日は(あれば)この品や、あとは一押しという太麺ナポリタンを、是非とも冷たいビールと共に味わって、サーキット飯を堪能したくなりました。
 ごちそうさまです。

令和5年7月訪問

栃木県塩谷郡塩谷町 とりや食堂

 このところタイミングが合わずに、というか、お店の近くまで行く機会があっても、営業時間外だったりお昼のどピークで行列が出来ている状態だったりしてなかなかお伺いできなかったこちらのお店。この日は逆に、タイミングがバッチリというか、用足しがてらこの辺りにお伺いした時、今日は何が何でも食べてやるぞと言う覚悟と共にお店に向かったところ、平日の午前11時半頃だったにもかかわらず、なんと、駐車場にすんなりとクルマを停められ、すんなりと入店することが。(もっとも、その直後に、数組の入店待ちが出来ていましたが。)
 ちょっと拍子抜けしつつも、あとは注文していただくだけ。とりやさんでの注文は、ここ暫く前からチャーシューメンかネギチャシューメンかの2択(そういえば、タンメンやみそラーメン、あとカレーチャーハンっていつの間にかメニュー落ちしていましたね。)だったのですが、今回は、チャーシューメンを大盛りでお願いしました。

【チャーシューメン(大盛) 900円】
チャーシューメン(大盛) 900円

 で、早速スープからいってみたところ、これが、もう。澄んだベースは動物系と野菜類でしょうか。そこに、しっかりと角を取られた醤油の風味と、醤油そのものの旨味、そして個人的には丁度良い塩気が加わって、さらにとりやさんならではの個性も。先日たまたま、ラーメン好きな知人と、とりやさんの話になった時、昔ながらの中華そば的醤油ラーメンとはひと味違うスープの風味(タマネギなど野菜類の香り?)について話題になったのですが、この、とりやさんならではの個性って、ほんと、他では得がたいなぁ、と。
 また細めの麺は、最近あまり見かけなくなってきた印象の、しっかりと縮れたタイプ。啜る時の、縮れ麺ならではの口当たりに、適度な歯応えがあって、これも、また。
 そして具は、スープとは対照的に生醤油っぽい風味のする柔らかいチャーシューが白眉。細いメンマも適度に発酵風味とコリコリした食感が良く、個人的にはワカメもこのラーメンと良く合っています。
 それで、お気に入りのラーメンはあまり味変しないでいただくことが多いのですが、こちらのは逆に、コショウやお酢の味変が生きるというか、加えるとこによって、また別の味わいが生まれ、それが元々の味に引けをとらないという。

 というわけで、久しぶりのとりやさんでの1杯。大いに美味しくいただき、大いに満足いたしました。
 ごちそうさまです。

令和5年7月訪問

栃木県宇都宮市 蒙古タンメン 中本 宇都宮店

 平日だけど所用のため半休を取ったこの日。その所用は早々に終わったものの、午後2時近くという中途半端な時間に、宇都宮で昼食を食べていないという状況になりました。
 ですが逆に、これは普段混雑ゆえに敬遠しているお店に行くチャンスかもしれないということで、その時、頭に思い浮かんだ、蒙古タンメン中本さんへ。道中、他のお店は駐車場がガラガラなところ、こちらのお店は、クルマがそれなりの台数停まっていました。
 で、前回、宇都宮店の開店からちょっと経った頃にお伺いした時は、この時間でも入店待ちがあったのですが、それから数年経ち、開店後のブームも落ち着いたのか、すんなりと入店。もっとも、食券を購入後「お好きなお席にどうぞ」と声を掛けていただいたものの、3面あるカウンター席はどれも半分以上埋まっている状態で、後客も続々と入ってきていましたが。

【冷し醤油タンメン 870円】
冷し醤油タンメン 870円

 それで今回のメインは、中本さんでは珍しい辛くない(非辛)メニューの中から、冷し醤油タンメンを。というのも、この日は気温が摂氏30度を超えた酷暑だったため、まずは中本だと「冷し」と呼ばれるつけ麺が良いとなり、更に、最近辛さに対する耐性がとみに落ちている自覚があったので、非辛メニューの中からこちらの品を。ちなみに、冷し醤油タンメン自体は中本の伝統的メニューの一つで、中本で辛いメニューを極めると、逆に非辛メニューの良さに目覚める人も多いのだとか。

 で、登場したら、早速麺を適宜取り、野菜がたっぷり入ったつけ汁に浸けていただけば、これが。
 つけ汁は、濁りのないさらっとしたベースに、具にもなっている肉や野菜の炒めた風味が感じられ、更に、野菜類の一つとして結構な量が入っているニンニクスライスから、その風味がガツンと効いています。味付けは醤油ベースですが、塩気と醤油っ気がしっかり効き、一般的なつけ麺の味付けに多く使われているお酢は全く使われていないような。
 一度茹でてから冷たく締められた麺は、中太タイプですが、中本さん独特のモソっとした動きの鈍い啜り心地。歯応えはしっかりとした弾力が感じられます。麻婆豆腐のトロミだったり、大量の唐辛子粉など粘度が高い中本さんのスープやつけ汁に合うような麺ですが、サラッとしたこの品のつけ汁とも悪くない相性ですね。
 それと具は先述のとおり、豚肉と、モヤシ、キャベツ、ニラ、ニンジン、ニンニク、キクラゲといったたっぷりの野菜を注文ごとに炒め(てスープと合わせた)ものですが、日の通し加減が絶妙で、シャキっとした歯応えが心地良いです。

【プチ麻婆丼 150円】
プチ麻婆丼 150円

 こちらは、一緒にいただいた品。メインに冷し醤油タンメンを選んだものの、中本さんに来たらやっぱり辛いメニューも少しは欲しいということで、麻婆豆腐単品か、ブチスープの冷し味噌かと悩んでこちらに決定。
 で、食券は買ったものの、やっぱり麻婆豆腐単品か、冷し味噌ブチスープの方が良かったかなと正直思っていたのですが、一口食べて、これが正解。というのも、中本さんでいただくのは久しぶりなこともあり、唐辛子の刺激がものすごく強く感じられたので、ご飯の存在でそれが薄まるこれにして良かったというか。(逃げ場がない麻婆豆腐や、こちらのお店で一番辛い冷し味噌だとどうなっていたか。)
 あ、お味の方は、辛いながらも、その背後にはサラッとした旨味もあり、あと、唐辛子の香りが思った以上にフルーティーに感じたというか。

 というわけで、どれも美味しくいただいて、満足いたしました。
 しかしながら、以前の自分と比べると、更なる辛味耐性の低下は実感したのが寂しいなぁ、と。
 ごちそうさまでした。

令和5年7月訪問

栃木県宇都宮市 長崎ちゃんぽん リンガーハット 宇都宮梁瀬店

 個人的にちゃんぽんが食べたくなった時、これまでは、昔さくら市(の旧氏家町)に住んでいた時から30年以上通っていた、矢板市の国道4号沿いにある某店にお伺いしていたのですが、残念ながら暫く前に閉店してしまいました。
 それ以来、ちゃんぽんとは無縁の生活をしていたものの、暫く前からちゃんぽんが食べたい欲求が。で、この日たまたま宇都宮まで行く機会があり、そのついでに、かなり久しぶりに(このブログの過去記事見たら、前回は2010年だった!)お伺いして、ちゃんぽん欲を満たそうかと。
 お店に着いた時にはお昼時の真っ最中にもかかわらず、ラッキーなことに、駐車場や店内に空きが。もっとも、程なくして軽くウエイティングが出来るほどに盛況となりましたが。

【長崎ちゃんぽん 720円】
長崎ちゃんぽん 720円

 それでいただくは、数多くのちゃんぽんメニューの中から、もっともスタンダードなこちらの品。注文してから、かなり早い時間での登場となりました。
 で、まずはスープからいってみると、だいぶ久しぶりにもかかわらず感じる安心感。ベースとなるコクがあってまろやかな白湯に、野菜や具材の旨味がそこはかとなく溶け込んだ味わいは、長崎の専門店や九州各地の食堂(ちゃんぽんは、九州だと、どこにいってもある印象)でいただくようなものとは違うものの、これはこれでヨシというか。
 また、あまり太くないストレートなチャンポン麺は、素早い提供時間からもあまり煮込まれていないことが判りますが、プリシコっとした弾力が強めで、これもこれでヨシ。
 それと具は、キャベツやモヤシなど225gもの野菜類に加え、豚肉、小海老や練り物もちゃんと入っています。
 あと味変は、卓上のコショウがベストマッチ。香りと辛味が、まろやかなスープをしっかりと引き締めてくれました。

【長崎皿うどん 760円】
長崎皿うどん 760円

 こちらは、同行の家人がいただいた品。っていうか、「スモールサイズでよい」と言っていたのを、「私も食べるから」とレギュラーサイズに変えさせてしまったという。
 そんな訳なので、半分ほどいただいたのですが、細麺はパリパリ感が強くて、餡のトロミはかなり強め。味加減は申し分ないですが、練り辛子やお酢、専用のウスターソースで味変すると尚良いですね。

 というわけで、どれも美味しくいただき、ちゃんぽん欲も満たすことが出来ました。
 ごちそうさまです

令和5年7月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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