たひお備忘録

とりとめのない趣味の、とりとめのない活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県さくら市 らー麺 みろく

 最近、仲間内でのちょっとした集まりをやるという話になった時、幹事さんが「さくら市の『みろく』でやりませんか?」と。
 みろくさんと言えば、さくら市の氏家駅のわりと近く、国道4号の上り線に面した所にあり、個人的には以前一度お伺いしたこともあったのですが、これまで普通のラーメン屋さんという認識だったものの、お店に隣接して別館があり、なんとそこで、飲み放題付きの宴会が出来るとのこと。
 そのメンバー皆「面白そう」とばかりにその話に乗ることになって、この日の夕方、ぞろぞろとそのへ別館に集合。

【らー麺みろくの宴会料理(の一部)】
らー麺みろくの宴会料理

 そこで、唐揚げや餃子、野菜炒めやもつ炒めなどなど、ラーメン屋さんっぽいリーズナブルかつ美味いつまみでしこたま飲み、大いに盛り上がったのですが、折角ラーメン屋さんにいるのだから、〆のラーメンまでここでいただきたくなるのが人情というもの。
 お店の方が「別料金になっちゃいますが」と恐縮する中、今日の面子の中でこちらのお店にわりと来ているという人がお勧めの和とんこつラーメンを、全員でいただくことになりました。

【和とんこつラーメン 650円】
和とんこつラーメン 650円

 それでその和とんこつラーメン。
 まずはスープからいってみると、トロっとした濃度感があるそれは、豚骨的力強い旨味や、乳化した脂+背脂のまろやかなコクとコッテリ感、更にそこに魚介系?の風味と旨味、更には醤油ベースでしょうか、しっかりとした味付けが加わって、酔っ払った舌にも確かに旨さを伝えてくれる味わい。
 そこに、チュルモチっととした中太麺が合っていますね。(ちなみ、某サイトの口コミによると、細麺か中太麺が選べるとのこと。)
 また、トロッとしたバラチャーシュー、黄身が良い感じに半熟の味玉などの具もっかりしていて、細い青ネギの薬味もバッチリなのですが、個人的にはコリコリのキクラゲが印象的。「和」とついていますが、やっぱり豚骨にはその食感が鉄板の相性。

 というわけで、宴会から〆まで一軒のお店で美味しく完結し、とても満足したのですが、今度は是非とも、素面の時にお伺いしたいというか、さくら市での昼食や夕食の際は、かなり有力な選択肢ができました。
 ごちそうさまです。

令和5年9月訪問

栃木県さくら市 幸楽苑 さくら氏家店

 仕事の際、普段は弁当を持参しているものの、たまにある弁当が無い時に限って、お昼にあまり時間も無い慌ただしい現象に何か名前を付けたい今日この頃の私ではありますが、この日もそんな感じで、その時パっと目に入ったこちらのお店まで。

 それでこの日は、お腹がペコペコ(って最近あまり聞かなくなった表現ですね)だったのと、野菜をモリモリ食べたい気分だったので、味噌野菜たんめんとチャーハンがセットになった、野菜ミックスセットをお願いしました。

【野菜ミックスセット 990円】
野菜ミックスセットの味噌野菜たんめん
野菜ミックスセットのチャーハン

 まずは、味噌野菜たんめんですが、スープからいってみると、甘みのある味噌味をベースに、具の炒めた野菜と挽肉から出た風味、旨味も加わって、万人向けだけど侮れないというか、たまに外すことはあれど、コンスタントに安打を打つアベレージヒッターという感じで。
 また麺は、通常のラーメンと同じと思われる、手揉みっぽい縮れの入る中細のもの。チュルっとした啜り心地に弾力がありつつもちっとした食感は、正直なかなかのものだと思います。
 そして具は、キャベツ、モヤシ、タマネギ、ニラ、ニンジン、キクラゲといったたっぷりの野菜類は、火の通し加減が歯応えが残る丁度良いもの。あと豚ひき肉は、以前よりも増えてる気がしました。(たまたま?)

 それとセットのチャーハンですが、その進歩に毎回驚いている気が。
 そりゃ、職人さんが調理した中華料理店のものとは別物なのですが、あのドラム式の炒め調理器を導入した当初(二昔以上前)の、冷凍然とした味と匂いと食感のものからは、もはや相当遠いところに来たような。
 チャーハンのみをじっくり味わうのには不向きですが、ラーメンと一緒にワシワシ書き込には申し分ないです。

 というわけで、幸楽苑さんのネタを書く時、自分でも何故か甘くなってしまうと言う自覚はあったりするのですが、今回も慌ただしい中、美味しくいただきました。
 ごちそうさまです。

令和5年9月訪問

栃木県日光市 つちや食堂

 前の記事にも少しだけ書いた、(令和5年)9月半ばに、奥会津の只見までキャンプに行った、今度は帰り道でのこと。
 チェックアウト時間がわりと早かったこともあって、お昼時の少し前には栃木県に入ってしまったのですが、出来れば帰り道で昼食を済ませてしまいたいと思い、自宅へ向かうにはちょいと遠回りにはなりますが、走っていた国道121号をそのまま南下して、日光市の三依(中三依)にあるこちらのお店まで。だいぶ前に某ラーメン本で知った時にお伺いして以来、久しぶりの再訪となりました。

 で、こちらのお店の名物と言えば、山菜入り辛子味噌。それを使った「自家製山菜入りからし味噌ラーメン(塩味)」も有名で、前回お伺いした時にいただいたのですが、今回は、家人共々、身体がより暖まりそうな物が食べたいということで、味噌らーめんを。ただ、やっぱり名物も食べたいということで、山菜入り辛子味噌を使った、からし味噌入り餃子もお願いしました。

【味噌らーめん 700円】
味噌らーめん 700円

 その後、待つこと暫しで登場した味噌らーめん。一般的な物に比べると、赤みの強い色あいのスープが特徴的ですね。
 で、早速そのスープからいってみたところ、色味のとおり、味噌は赤味噌を使っているのでしょうか?豆味噌っぽい渋みのある旨味も感じられる気もしますが、ちょいと自信なし。あと、唐辛子けっこう効いていてハッキリとした辛みがあることや、具の野菜類を炒め煮したような旨味もスープに溶け込んでいることが感じられまが、先述の味噌と合わせ、結構特徴的な味わいですね。
 また、お品書きに手打ちとは書いてありませんが、手打ち感のある麺は、平打ちかつ手揉みされ縮れの入ったもの。表面は比較的ツルっとしたいますが、啜る時に硬質な口当たりと、噛む時にホギホギとした歯応えが主張する、これまた特徴的なもの。
 それと具は、ミシっとしたチャーシュー(煮豚では無く焼豚)に、炒めたキャベツ、ニンジン、モヤシなどの野菜類。ほかにメンマや、更に茹でた青菜、ナルトも載っていました。

【からし味噌入り餃子 400円】
からし味噌入り餃子 400円

 こちらは先述のとおり一緒にいただいた品。
 で、一口囓れば、肉汁と共に、山菜入り辛子味噌のフレッシュ感のある山の風味と鮮烈な辛さが丁度良い具合に感じられて、これまでいただいてきた餃子の中でも、相当な上位に来る味わい。
 っていうか、山菜入り辛子味噌。万能ですね。

【味噌らーめん 700円】
味噌らーめん 700円

 こちらは、家人のいただいた品。私のと同じなので写真だけ。
 家人的には、ごく普通というか、一般的な味噌ラーメンを期待していたらしく、神妙な面持ちで食べていました。

 というわけで、なかなかに特徴的な一杯と、一皿を、どちらも美味しくいただいたのですが、特にからし味噌入り餃子は、相当にインプレッシブ。あと、お土産に山菜入り辛子味噌を買ってくれば良かったと後悔しました。
 そんなわけで、自宅から地理的にわりと来づらいところではあるのですが、またお伺いして、山菜入り辛子味噌を使った品や、これまでスルーしていたうどん・そば類なども、いつかいただいてみたいですね。
 ごちそうさまでした。

令和5年9月訪問

福島県南会津郡南会津町 会津らーめん処 みのや

 (令和5年)9月の半ば。国道121号こと会津西街道を通って、家人と共に福島県の只見のほうへキャンプに向かう時のこと。
 今回は、キャンプ場指定のチェックイン時刻が遅かったため、途中のこのあたりでお昼時になったのですが、そんな時、目に入ったのがこちらのお店。っていうか、この道は平成元年に普通自動車免許を取って以来何度となく走っていますが、国道352号との交差点近くという覚えやすい場所ということもあり、お店の存在自体はすっかりお馴染みなっていたんですよね。
 ですが、お店にお伺いしようとしたのは今回が初。前を走っていたバイクにつられるように、駐車場へとクルマを入れました。

 クルマからお店に入ろうとすると、なかなかの盛況ぶり。結構と広めの店内はわりと席が埋まっていましたが、入口から見て奥にある座敷席が空いていたためそこに。偶然座った席ですが、窓の外には川(荒海川に注ぐ山王川というらしい)が流れ、開いた窓からそのせせらぎが聞こえてきて、なかなかに風流ですね。
 卓上のお品書きを見ると、会津らーめん(醤油味)を筆頭に、みそ、きのこと、其れ其れにチャーシューが増されたラーメン類が計6種類。ご飯物は牛丼とライス。飲み物はビールとジュース、あと地酒というラインナップで、そんな中から、私がきのこチャーシュー、家人が会津らーめんをいただくことにしました。

【きのこチャーシュー 900円】
きのこチャーシュー 900円

 それで注文から少し待って登場した、私と家人のラーメン。可及的速やかに写真を撮った後、スープからいってみたのですが、油は多少浮いているものの、全体的にはあっさりとしています。出汁は清湯豚骨と煮干しあたりでしょうか?(自信なし)が、旨味は十分。変に凝った情報量の多いスープよりも、個人的には、こういう風通しの良い味わいのものが、歳と共に更美味く感じるようになりました。それと、名前の通り、具にきのこ類が入っていますが、煮込んで旨味を出したと言うよりも、水煮のものを具として加えてある感じ。それでも、その風味が加わることによって、家人のいただいた会津らーめんとは一寸違う味わいになっています。
 また免は、手揉みの縮れが加わった、やや平べったい形状の物。その縮れが啜り心地を良くしていますし、噛んだ時のもっちりとした弾力もあって、これがまた。
 そして具は、先述のきのこの水煮は醤油味のスープと良く合っています。あとは懐かしい感じが個人的には安心するチャーシューが多数。あと、こういうシンプルなラーメンなので、薬味の白ネギが果たす役割も大きいというか、アクセントになり味を引き締めています。

【会津らーめん 700円】
会津らーめん 700円

 こちらは先述のとおり家人がいただいた品ですが、シンプル・イズ・ベストという感じで。家人も「美味しい」と申しておりました。

 というわけで、会津っぽいラーメンと思える一杯を美味しくいただいたのですが、正直なところ、これまでお伺いしてこなかったのが勿体なかったというか。でも逆に言えば、今後会津西街道を通る時は、安心して立ち寄れるお店が1つ増えたということで、またいつかお伺いし帯と思います。
 ごちそうさまでした。

令和5年9月訪問

東京都千代田区 SOBA STAND そばうさ

 東京出張の2日目。前日とは違い、ちょっと攻めたお昼としてお伺いしたのが、実は前日にお伺いしたお店からあまり離れていないところにあるこちらのお店。なんでも、2015年に半蔵門に開店して早々に人気店となった立ち食い店そばで、これまでにない、ニューウェーブというか創作そば的メニューが提供されているとのこと。
 それが、色々あって2021年に、現位置に移転オープン。コロナ禍で大変な中、こちらでも人気のお店になっているようで。

 それで平日だったこの日、正午の少し前に到着したところ、角地にあるお店を囲むように行列ができていたものの、回転は早く、10分も経たずに入店。
 早速券売機で食券を買いますが、このお店で最初に出来たという「スタミナ冷そば」や、人気という(実際、店内の結構な割合の人が食べていた)「スタミナ坦々冷そば」など、馴染みがないだけにどれをいただくのが良いか。ただ、私の後にも行列は出来ていたので、ここはひとつ、一番気になったバジル冷そばを瞬時に選択。
 入店から食券提出、そして提供まてのオペレーションも良く、食券提出から3分ちょっとで私の頼んだ品が出来上がりました。。

【バジル冷そば 1,000円】

 それを受け取って、あらかじめ場所を取っておいたカウンターに持ち帰りますが、見た目からして特徴的というか、ツユは表面が緑色で更に赤いものが浮いているし、その緑色のツユからは、バジルの良い香りがしてきます。そばの上にはベーコン、千切りレタスと白ゴマ、トロトロのスクランブルエッグ、更にはくし切りのレモンが添えてあるというビジュアル。

 とりあえず、ソバを引っ張り出してツユに浸けいただいてみると、これが、もう!!

 ツユの緑色はバジルペーストで、赤みはプチトマト。で、ツユ旨味の素というか、何の出汁かはバジルが主張するので初見では不明ながら、旨味がどっしりしていると感じました。この時は、動物系の出汁も使っているのか?と思いましたが、何と鰹出汁がベースで、そこに返しと甘みを調合しているとか。更にそれとは別に明確な甘みを感じましたが、数口後、ソバに載った卵からだと判明。
 またソバはやや幅広のタイプで、密度感のある歯ごたえ。蕎麦粉自体はガレットなど洋風の味も合うので、このツユの中に入っても問題なしというか、これが逆に好相性というのに驚きます。
 更に先述したスクランブルエッグや、ベーコン、シャキシャキのレタスなど、ソバと一緒につまむ具によって味が変わり楽しいですし、フレッシュなレモン汁も良い味変ですね。
 そして最後は、カウンター上の蕎麦湯でツユを割ってみたところ、これも悪くないというか。

 というわけで、美味く言語化できず申し訳ないのですが、なんだかわからないけどめっちゃ美味い!!という感じで、なかなかにアメイジングな体験でした。
 これは是非とも、今回選ばなかったスタミナ冷そばやスタミナ坦々冷そば、更に、このバジルそばの温そばもいただいてみたくなったものの、地理的に気軽に再訪できるところじゃないというのが何とももどかしく……。
 でもいつかまた、必ず再訪したいですね。
 ごちそうさまでした。

令和5年9月訪問

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自己紹介:
栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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