たひお備忘録

とりとめのない趣味の、とりとめのない活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県宇都宮市 自然派ラーメン 花の季

 この日は午前中、宇都宮での用足しに家人を付き合わせ、その帰りにお伺いしたのがこちらのお店。前回お伺いした時からだいぶ久しぶりになってしまいましたが、個人的に夏場(お伺いした時には既に立秋過ぎていましたが)はこちらのとある品がとっても食べたくなるし、家人もここなら文句がないということで。

【茄子の浅漬(サービス)】
茄子の浅漬(サービス)
【茄子の揚げ浸し 350円】
茄子の揚げ浸し 350円

 ですがメインの前に、こちらの品々を。季節の野菜メニューから茄子の揚げ浸しを頼んだら、サービスで出していただいている品も茄子の浅漬で、図らずもナス祭りなってしまいましたが。
 それでまず浅漬けは、生ナスのフレッシュ感に、青ジソの香りがとっても合います。
 また揚げ浸しは、揚げてコクを増しトロトロっなったナスに、お出汁が染み染みでたまりません。加えて、薬味のおろし生姜も茄子の味をより高めてくれますね。
 個人的に茄子は大好きな野菜なので、ほんと、たまりませんでした。

【たんめん 980円 + 煮玉子 130円】
たんめん 980円 + 煮玉子 130円

 そしてこちらが、本日のお目当てにして、個人的に夏場にとっても食べたくなる品である、花の季さんのたんめん。お伺いした時、季節限定の冷やしたんめんも提供されていましたが、いただきたいのはノーマルの方だったりします。
 で、なんで夏場に花の季さんのたんめんを食べたくなるのかというと、以前の記事でも書きましたが、野菜とスープが一体となった味を、より濃く堪能できるから。詳しく言うと、具の野菜の中で結構な割合を占めているのが、夏場はキャベツ、冬場は白菜となるのですが、白菜は水分が多いせいか風味は強いけど味はサラッと感じる一方、キャベツの方はそこから出る味が強く、ベースの白湯豚骨スープが薄まる感があまりしない、むしろ増補するような気が。更に、こちらのたんめんは、お店の農場でとれる野菜がふんだんに使われるのですが、キャベツ(or 白菜)、モヤシ、ニラ、ニンジン、椎茸、木耳、あと野菜じゃないけどチャーシューあたりが通年で共通して入るのに加え、夏場の太陽をたっぷりと浴びた濃い味の夏野菜が加わるのも嬉しいところ。今回は、ナス、キュウリ、プチトマトがプラスされていて、中でもシナシャキっとしたキュウリがインプレッシブでした。(火が通ったキュウリが嫌いな向きも多いとは思いますが、個人的には木須肉(ムースーロウ)大好きというか、中華料理のお陰で火の通ったキュウリに抵抗が全くないもので。)ちなみに、過去にいただいた時、他にも色んな種類の野菜が入っていた記憶がありますが、今回のプチトマトのように味の主張が強い物も入っていたにもかかわらず、どの野菜も「タンメン」としてマッチしているのが凄いと思います。
 でもそんな野菜類と、それらの旨味が溶け込んだスープを味わいつつ、こちらのお店のラーメン百合もワンサイズ太い、ツルシコの平打ち麺を啜れば、これが、もう!!また、追加した煮玉子も良い感じというか、トッピングメニューにある半熟味付玉子よりも、固ゆでのこちらの方が、個人的にはたんめんに、より、合う気がしてます。

【バカうまラーメン(中) 930円】
バカうまラーメン(中) 930円

 こちらは、家人がいただいた品。
 例によって少々味見させて貰ったのですが、今回はベースの白湯豚骨が濃いめで良いですね。個人的に、夏場は花の季さんの白湯豚骨がライト目になる印象だと勝手に思い込んでいたのですが、今回のはどっしりとしたボディというか。
 家人も「夏なのに濃い」と申しておりました。

 というわけで、全て美味しくいただき、大変満足しましたが、やっぱり、花の季さんの夏場のたんめんは最高だと、改めて思った次第。
 ごちそうさまでした。

令和5年8月訪問

栃木県宇都宮市 食事処 横川

 この日、前記事とは違う面白くない用事で、前記事とは違う同行者と共に、宇都宮市の南端あたりに向かう途中のこと。それで今回は私ではなく同行者がお店を選ぶことになっていたので、その方の運転に任せて助手席でふんぞり返っていたところ、連れて行ってくれたのがこちらのお店。実は同行者もお店に来るのは初めてらしく「口に合わなかったら申し訳ない」と言っていたのですが、その渋い店構えから、個人的には間違いないことを確信していました。

 お店に入ると私たちが口開けだったようで、わりと奥行きがある店内の、奥の方のテーブル席に。
 卓上のお品書きを見ると、店名に「食事処」と付くものの、メニューはそば類がメインのようでしたが、先頭と思われる箇所に<温かいつけめん>とあり、その筆頭が「たぬきせいろ」となっていたことに興味をそそられました。(ひたし・冷やしそば系?)あとはそば類が一通りと、ラーメン、そして珍しいにゅうめん。また裏面には、そば類(麺類)+もつ煮+ごはんという定食類に、半カレーとのセットや丼物などというラインナップです。
 その後すぐ、私たちより後に入ってきた常連っぽいお客さんが、席に座るやいなや冷したぬき定食を注文。定食類の筆頭はたぬきそば定食でしたが、今日は冷たいソバが欲しくなる気温だったこともあり、私達も冷やしたぬき定食をお願いすることに。ちなみに程なくして入ってきた後客(これも常連っぽい)は、温かい方のたぬきそば定食を注文していました。

【冷したぬき定食 950円】
冷したぬき定食 950円

 注文からそばを茹でる時間だけ待って登場した、冷したぬき定食。
 まずは、細めで白い色のソバからいってみたところ、ツルッとした口当たりに、食感は密度感やシコっした弾力というよりも、歯応えがありつつもユルっとたおやか柳腰というか。また麺からは甘味も感じられ、個人的にはかなり好みのソバ。
 それに絡むツユは、ちょっと濃いめのぶっかけ程度の濃さでしょうか。甘みと塩気のバランスがちょうど良く、それでいて、寝かした返しのような好ましい引っかかりも。加えて出汁感もビンビンとは主張しませんが、しっかりと旨味を加えています。
 そして、天かすというか自家製っぽい揚げ玉はそれ自体が良い感じで、香ばしさ、そしてコクをプラス。また冷したぬきではお約束的具のキュウリも、フレッシュ感が抜かりなく、海苔や白ネギ、ワサビといった薬味と共にそばの味をもり立てています。。
 あと、ご飯のおかずであるもつ煮汁もなかなかに特徴的だったというか、ツユはサラサラで、豚モツはトロトロ。味付けは醤油ベースでしょうか?生姜が効きあっさりまろやかだが味濃いめで、薬味の白ネギや振り掛けられた白ごまがアクセント。
 これはご飯が進む味ですね。

 というわけで、どれも美味しくいただいて大変満足だったのですが、こういうお店に連れて行って貰えたことについては、感謝しかございません。やはり第一印象通り間違いの無いお店でした。
 自宅からだとあまり来易いところではありませんが、是非またまたお伺いして、他のそば類や丼、カレーなどもいただいてみたいですね。
 ごちそうさまです。

令和5年8月訪問

栃木県宇都宮市 地鶏けい骨 阿波家 越戸店

 この日は、面白くない用事で同行者と共に出掛けていて、そんな中での一時の息抜きが、普段あまりいかない場所でのランチ。
 そこでお店選び担当の私が今回行きたかったのでねじ込んだのが、宇都宮市のこちらのお店。以前、「阿波家宇都宮」という名前の時に一度お伺いしたものの、その後お店の前を通るたびに気になりつつ、これまで再訪していなかったんですよね。

 で、駐車場に車を停め、以前お伺いしたときと同じ、コンパクトな店内に入ると、ちょうど一番奥のテーブルが空いていたので、店員さんに確認しつつ着席。
 店内の黒板によれば、以前いただいた地鶏けい骨ラーメンは、金道日の週末限定になっている模様。しからばとメニューを開きいた時に目に止まったランチセットのうち、ラーメンとネギ辛チャーシュー丼がセットになったAランチをいただくことに。ラーメンは塩味と醤油味から選べましたが、今回は塩味でお願いしました。

【Aランチ(塩ラーメン) 950円】
Aランチ 950円 の 塩ラーメン
Aランチ 950円 の ネギ辛チャーシュー丼

 程なくして登場した塩ラーメンのAランチ。
 まずは、綺麗に澄んだスープからいってみたところ、出汁に使用している宮崎県産地頭鶏(じとっこ)地鶏の丸みのある旨味を強く感じますが、それを引き立てつつ旨味を更にふくらませるようなプラスアルファの存在~それが技なのか別の出汁素材なのかは正直わかりませんが~があって、塩気も濃すぎず薄すぎずバッチリ。そこに薬味の白ネギと、スープの熱でほんのり火が通り風味が落ち着いた貝割れ菜がアクセントとして加わって、いつまででも飲んでいたくなる味わいですね。
 また麺は、細くて緩やかなウェーブがかったタイプ。ハリとコシがあり、それだけじゃない弾力というかはご知恵も。もちろん、スープとの相性抜群です。
 そして具は、2種類のチャーシュー。どっちも豚でしょうか?有意な食感の違いはなく、どちらもしっとりとした食感に強すぎない味がまた良いと思いましたが、同じ品を食べていた同行者は「片方鶏?」との感想を。それと、メンマは穂先メンマで、シャクシャクと柔らかめな食感と、ラーメンにマッチするこれまたあっさりした味付けが良いですね。
 あと、セットのネギ辛チャーシュー丼は、唐辛子の香りと辛味でパンチがあり、刻み海苔や丁度良い量(マヨネーズ味で持っていかない程度)のマヨネーズと共に、ご飯がグイグイと進みます。先日、大田原市のネギ大将阿波家さんでいただいたのと同系統だと感じました。

 というわけで、どれも美味しくいただいたのですが、塩ラーメンについては、マーベラスと言って差し支えない味わいに感じました。
 こんな美味しいお店にご無沙汰していたことは勿体ないの何物でもないので、これはまた近いうちに、お伺いしないといけませんね。
 ごちそうさまでした。

令和5年8月訪問

栃木県那須塩原市 阿Q 西那須野店

 無茶食いしたくなる時って、ありません?
 歳のせいか頻度は最近落ちているものの、たまにそういう心持ちになることもあるわけで、そんな時に思い浮かぶお店が「阿Q」というのは、栃木県北民ならわかっていただけるかと。(阿Qって普段遣いのお店だべ?という意見もあるかと思いますが。っていうか、県北の人って、食べる量、基本多くないっすか?)
 で、午前中から出掛けたこの日もそんな心持ちだったので、昼食の際、同行の家人にお伺いを立てたところ、可との返事。なので今回は西那須野店まで。

【特製餃子定食+ミニラーメン 900円】
特製餃子定食+ミニラーメン 900円

 それで今回いただいたのが、ミニラーメン付きの特製餃子定食。特製の餃子定食ではなく、特製餃子の定食です。
 まずはそのメインの特製餃子ですが、上に白ネギが乗り、特製のタレがかかっている状態。またタレには、ラー油っぽい赤も見えるような。それをまず一つ口に入れると、皮は日本での標準的厚みくらいで、焼き目はそれなりに香ばしいですが、タレが掛かっていることとは別にペロっとした食感も。また餡はミッチリというよりもトロトロで、ジューシーさはそれなりに。それとニンニクは結構効いてますね。で、タレ、薬味的シャキシャキの白ネギ、そして餃子が合わさると、これが、もう!いくらでもいけちゃいそうです。
 次にミニラーメンは、ベーシックな醤油味。スープは澄んでるけど豚骨などの動物出汁感がしっかりしていて、中華料理店の清湯スープといった感じ。味付けは醤油っ気が過剰じゃなく、スープと相まってあっさりしていますが、そこが良いですね。ゆえに、薬味のネギ、あと卓上のコショウとお酢が合います。また麺は、細めの縮れ麺で、食感はポニョ系。具はチャーシューの短冊切り数枚、あっさりした味付けのメンマ、茹でたホウレン草に、スライスしたゆで卵と、チャーシューの絶対量こそ少ないけど、ちゃんとしたラーメンの具の構成というのが、また良い感じ。
 あとは冷奴と、丼サイズの白米で、これらを無心でガっついていると、嫌なことなど忘れ、なんとも幸せな気分になってきます。

【麻婆丼 850円】
麻婆丼 850円

 こちらは、家人がいただいた品。ちなみに家人は大食いではないので、結構な量が私に回ってきますが、それはわかった上でのこちらのお店。無茶食いセカンドステージといきましょう。
 それでこの麻婆豆腐は、あんまり辛くないけど、ショウガ効いている。またスープの旨味たっぷりで、これも、また。「麻婆豆腐は飲み物」と行っていた方がいましたが、ご飯と一緒でもスルスルと口に入っていきます。

 というわけで、どれも美味しくいただき、満腹かつ満足いたしました。また、食後はお腹がパンパンになるものの、この西那須野店は味付けが比較的サッパリしているので、満腹感以外に余計なダメージが少ないのもありがたいというか。
 ごちそうさまでした。

令和5年8月訪問

栃木県大田原市 中華そば おおの

 お店を移転されてから、なかなかお伺いする機会を作れなかった(っていうか、お伺いした時に混んでいてスルーすること数度。)こちらのお店ですが、どうしても牛みそそばが食べたくなって、8月も後半に入った某土曜日の朝、行列覚悟でお伺い。
 しかし!お店に着いたのは朝の7時半だったのですが、行列こそなかったものの、入店して店主さんが開口一番「味噌系と冷やしは完売しました」と……。朝4時の開店から3時間半で売り切れとは、流石に人気のお店というか。しかも、先客グループが揃いも揃って味噌系の品をいただいていたのも切なさを掻き立てたというか。

 でも大丈夫。なぜならこちらのお店には、未食でとても気になっていた品があるから。
 代わりにそれを注文し、待つこと少し。丼に加え、味付きカレー粉、山椒粉、そして、こちらのお店ではちょっとびっくりする調味料と共に登場しました。

【煮干しまぜそば 850円】
煮干しまぜそば 850円

 それがこの、煮干しまぜそばなのですが、びっくりした調味料とは、赤いキャップのガラス瓶に入った、グルタミン酸ナトリウムが結晶になっているアレ。
 ですが最初は、調味料類を使わず、丼の中だけで混ぜていただけば、これが。
 まず麺ですが、太めで平べったい形状。まぜそばなので茹でっぱなし(茹でてから一度冷水締めしていない)とは思うのですが、かなり硬質な歯応えがあります。
 その麺に絡むタレは醤油ベースでしょうか。油は多くなく、どちらかというとあっさリ感じます。そこに、混ぜる前に上に載っていた煮干し粉が魚魚したパンチを加えて、更に白ネギがアクセント。加えて具の、スモーキーで歯応えがある(個人的に大好きなタイプ)ダイスカットチャーシューのミシっとや、茹でモヤシのシャキシャキっと、あっさりした味付けの穂先メンマがシャクシャクっとなど、それぞれが違う味と食感を加えています。
 で、丼の中だけの味わいをとりあえず堪能した後は、味変タイム。まず卓上のニンニクを入れれば、これがバッチリな相性で、味を更にまとめてくれる気が。またカレー粉は旨いけど味と香りが強いので、混ぜずに食べるところだけに掛けて。そして、赤いキャップのアレは、一振りで味がグンっ!とわかり易く。私自身、この調味料肯定派というのもあり、その旨味自体に相当馴染んでいるというのもありますが、正直なところ、入れた方が殊更旨く感じます。(その為の調味料ですし。)あと、それで一気に完食してしまい、山椒は試す暇がありませんでした。

 というわけで、お目当ての品はいただけなかったものの、別の品を、しっかり美味しくいただきました。
 ごちそうさまです。

令和5年8月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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