たひお備忘録

とりとめのない趣味の、とりとめのない活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

山口県宇部市 味一宇部 (JR宇部駅 改札外)

 旅の2日目。宇部新川駅を朝の7時前に出発してまず向かったのが、宇部線で3駅先、山陽本線との接続駅である宇部駅。ここから改めて宇部線全線に乗ろうと思いますが、その前に腹ごしらえというか、この宇部駅に、朝5時から営業している立ち食いうどん・そば店があり、そこで朝食をいただこうという算段です。

 雨が時折パラつく中、列車を降りると遠くで雷が鳴る音が聞こえました(これがこのあと、行程にとんでもない結果をもたらすのだけど、それはまた別のお話。)が、お店は改札口を出て左手、駅舎内待合室内にあるので雨に濡れずにお店へと入れます。ただ、カウンターは狭く、このご時世、3人も並ぶといっぱいいっぱいでしょうか。
 もっとも、幸いなことにカウンターには空きがあったので、早速入店し、入口左にあった券売機で食券を購入。最上段、他よりも大きなボタンが「肉うどん」「肉そば」となっていたので、それがお店のイチオシでしょうか?それにしようかとも思ったのですが、個人的には生卵は入れたかったので、そのだいぶ下にあった肉玉うどんの食券を購入してお店のお姉さんに手渡しました。

【肉玉うどん 570円】
肉玉うどん 570円

 そこから素早い調理を経て、ほとんど待たずに登場したその肉玉うどん。
 まずはツユからいってみたところ、元々のツユの出汁感や味付けはあると思うのですが、それよりも、具の甘辛く煮た牛肉の味がかなり溶け出して、全体的に甘濃ゆい味わい。ほほう、こう来ましたか、と。
 またウドンが特徴的だったというか、丸みがある細めの茹で麺で、若干柔らかめのプリっとした食感。お店の外に「宇部丸うどん」という幟旗が立っていたのですが、その単語で調べたところ、その由来がわかりました。個人的には、近年の某讃岐うどんチェーン店に代表されるような、コシ歯応え至上主義的うどんも良いけど、こういう優しい食感のうどんも大好きというか、むしろこちらのほうが好みだったりします。
 そして具は、ツユの味に大きく影響するほどの、甘辛く煮た牛肉がたっぷり。ついでにネギもたっぷりなのが嬉しいですね。またこんな味付けなので、生卵が合わないわけはありません。それと、何切れか入るチクワやピンクのカマボコも良い感じ。

 というわけで、美味しくいただいいたのですが、なかなかにエッジの効いた大満足の一杯でした。で、実はこのあと、もう一度いただくチャンスが有ったにもかかわらずスルーしてしまい、もう一杯食べておけばよかったと後悔したのですが、この日は悪天候で鉄道が運転見合わせとなったお陰で、幸いなことにまた宇部に来る機会ができたので、その時は是非ともまたお伺いしたいと思います。
 ごちそうさまでした。

令和4年8月訪問

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