たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

愛知県名古屋市 麺屋 はなび 高畑本店

 今回名古屋に泊まることとなって、一番悩んだのが夕食。名古屋は美味しそうなお店が多く、いわゆる名古屋めしの中だけでも食べたい品は多数有ったりするので、それこそフードファイター級の胃袋が欲しいところですが、残念ながら常人並に毛が生えた程度のものしか持ち合わせておらず、どれか一品ということに。それで出発前、営業時間や定休日を勘案していくつかの候補には絞り込み、最終的にお伺いしたのがこちらのお店なのですが、最近、新しい名古屋めしとして目にすることが増えてきた、台湾まぜそば発祥のお店です。

 ちなみに、その台湾まぜそば。名古屋めしのひとつに、ラーメンに辛味の効いた挽肉である通称「台湾ミンチ」を載せた台湾ラーメンというのがあるのですが、ラーメン店であるこちらのお店でも出そうと試作したものの、こちらのお店のスープには合わず断念。ですが、台湾ミンチを茹でた麺の上に直接載せてはという話が出て、それがきっかけで台湾まぜそばができあがったそうですね。

 で、そんなこちらのお店。元祖小倉クリームから揚げをいただいた大須から、名古屋市営地下鉄を乗り継いで、東山線の終点である高畑駅へ。その間、天気が急に悪くなったようで、地上に出ると雷鳴が轟き雨もバシャバシャ降っているという。幸い、地下鉄出口近くにコンビニがあったのでそこに駆け込み、ビニール傘を購入。そこから数百メートル歩いてお店に到着したのですが、午後8時過ぎという通常のラーメン店では空いているであろう時間帯、更に悪天候であるにもかかわらず、店外には2人のお客さんが待っている状態でした。

 そこに並んでちょっと待ってから、店員さんの案内で入店。入口の所にある券売機で食券を買うシステムで、その最中、店員さんにせかされる感じが全くないのが良いですね。で、ノーマルの台湾混ぜそばと、缶ビールの食券を購入。食券はその場で店員さんに渡すのですが、その際、ニンニクの有無を聞かれました。その後更に店内(カウンターの後ろに9人くらい座れるようになっていました。)で、BGMのサザンオールスターズを聞きながら更に待つこと暫し。お店に到着してから30分ほどで、カウンターへとご案内になりました。

缶ビール 360円
缶ビール 360円
 カウンターに座るとすぐ、こちらが登場。その際、グラスの有無を尋ねられましたが、なんとなく無しでお願い。それでまずはググっと一口いけば、高畑駅からは雨が降っていたとはいえ、それまでは暑い中を歩きまわっていたので、スーパードライが染み渡りますね。で、注文は通っているので、飲みながら作るところを見ていたのですが、茹で上がった麺は、テボざるの中で、擂り粉木を使ってグリグリと揉んでいたのが印象的。これは、意図的に麺の表面を傷つけ、タレを絡みやすくするためらしいですね。その後、麺とタレとを丼の中で混ぜたのち、トッピング載せて完成のようです。

台湾まぜそば 810円
台湾まぜそば 810円
 カウンターに座ってから10分少々でようやくのご対面となった、我が台湾まぜそば。早速、レンゲと箸を使って全体をよく混ぜてからいただくのですが、一口目から凄く旨いですね!タレの他、麺の上には卵黄、ネギ、ニラ、魚粉、海苔、そしてニンニクが載っていたのですが、それらの塩(えん)味や辛味、コクまろい油っ気、そして香りなどが一体になり、味の情報量というか密度が濃く、まるで旨味の塊のよう。そこにニンニクのパンチが効いていて、全体を締めています。ちなみに、辛味はわりと強めに感じましたが、個人的には辛味増しも試したいと思いました。また、太い麺からは、個人的に混ぜそばで苦手な粉臭さは微塵も感じられず、タレが良く絡んだそれはチュルムチモチの食感。途中から、カウンター上の昆布酢を投入してみると良い感じ味変します。あと残しておいたビールとの相性も最高で、200gある麺が、一瞬にして無くなってしまいました。(大盛にしておけば良かったと後悔。)そして麺を食べ終わった後は、店員さんに追い飯をお願い。残ったタレや具材に白ご飯をよく混ぜていただけば、これがまた堪りませんでした。

 というわけで、初めていただいた台湾まぜそばですが、大変美味しかった!加えて、緊張感はありつつも嫌な感じはせず、お客さん一人一人をちゃんと見ている店員さんたちもハイレベルで、感心することしきり。それらが相まって、久しぶりに食べ物で感動することができました。ごちそうさまです。

平成29年8月訪問

愛知県名古屋市 から揚げ専門店 まる芳 本店

 今回、旅の目的地の一つを名古屋にした一番の理由はもちろん名古屋競馬場なのですが、それ以外にも名古屋で楽しみにしていたものがあり、そのうちの一つが、昨年の登場以来ネットやメディアで話題の「元祖小倉クリームから揚げ」。名古屋について紹介しているおいでよ名古屋(@oinagoya)さん、通称おいなごちゃんというツイッターのアカウントがあって、私もフォローさせていただいているのですが、その方とお店とのツイッター上のやりとりから誕生したそうで。

 そのお店は、有名な大須商店街の中にあり、調べてみるとこの日の宿を取った伏見というところからは1.5kmほどだったので、歩いて行くことに。途中、大きな公園を横切ったり、ちょっとヤバげな高速の高架下を通ったりして歩くこと15分ちょっとで到着。イケメンの店員さんに3個入り(6個入り758円もあり)を注文すると、「少々お待ちください」とのこと。大須商店街は食べ歩きできるようなお店多いそうで、確かに、お店の回りにはそれ用のベンチも置かれていたのですが、そこで待つことちょっとでご対面となりました。

元祖小倉クリームから揚げ(3個入) 420円
元祖小倉クリームから揚げ(3個入) 420円
 手渡されてまず、「あれ?熱くないぞ?」と思ったのですが、何でも生クリームが溶けないよう、あえてアツアツのから揚げを使っていないそう。早速、から揚げにその生クリームと小倉餡を絡めていってみたところ、から揚げの塩気と香ばしさに生クリームと小倉餡が良い感じにマッチしています。考えてみれば、肉料理では甘味の効いたソースを用いることもあるわけで、味的にみれば全くおかしくない組み合わせなんですよね。更に、添えられた冷凍イチゴがサッパリ感を加えて、全体の完成度を上げているように感じました。で、こちらのお店では、元々のから揚げにニンニクを使っていないのも、これらとの相性を良くしている要因になっていると思いますし、先述の温度や、小倉餡にも改良を加えるなどなどの工夫がされているので、名前と見た目のインパクトは凄いものの、中身はとてもちゃんとしていたというか。

 というわけで美味しくいただいたのですが、今度は是非、アツアツのノーマルなから揚げも(ビールやハイボールと共に)いただいてみたいですね。ごちそうさまでした。

平成29年8月訪問

名古屋競馬場訪問記 【平成29年8月10日・第11回秋桜賞トライアル コスモス賞(牝馬限定・オープン)他】

最終レースのゴール

 今回の旅の目的の一つが、前の記事でもちょっとだけ触れた名古屋競馬場。弥富市への移転もほぼ決まったようで、今の「土古(どんこ)」にあるうちに可能な限り通っておきたいという思いで、昨年に続いてのお伺いとなりました。


愛知県名古屋市 勝や (名古屋競馬場内)

 今回旅行で名古屋を訪れた目的の一つが、昨年に続いての訪問となった名古屋競馬場。その詳細については次の記事に書くとして、とりあえずは、競馬場での勝負の最中にいただいたこちらの品を。

コロきしめん 420円
コロきしめん 420円
 注文は、お品書きに「夏のみのメニュー」と書かれたこちらの品。ちなみにコロとは、当地で冷たいつゆを掛けたうどんやきしめんのことを指す言葉で、いわば冷やしきしめんといったところでしょうか。それで早速ツユを一口いってみたところ、名古屋らしい醤油感が。温かくないので出汁感が感じにくくなってしまうのは仕方が無いところですが、甘さ控えめの味付けが好みで、塩気はビシっと丁度良く。温度はキンキンに冷たいというよりも若干ぬるい感じで、勝負の合間に一気にかき込むにはこちらの方が都合良いですね。また麺は、冷たい分ピロピロ感が減ると思いきや、そうでも無いのが面白く感じました。

 というわけで美味しくいただいたのですが、それに加えてこの日の名古屋は大層暑かったので、こういったサクっといただけるものはたいへん有り難かったというか。ごちそうさまでした。

平成29年8月訪問

愛知県名古屋市 喫茶 マウンテン

 喫茶マウンテン。「甘口小倉抹茶スパ」をはじめとする甘口スパシリーズといった個性的すぎるメニューを取りそろえた(ちなみに、一般的なメニューもちゃんとあります。)その筋では超有名な、名古屋にある喫茶店。その名前から、何時の頃からか「霊峰」とも呼ばれ、そこで食すことを「登山」、完食すれば「登頂」、完食できなければ「遭難」などどいう言い方をされるようにもなりました。で、個人的には今から10年以上前、『奇食の館』というウェブサイトによってその存在を知り、いつかお伺いしたいという野望というか希望を持っておりましたが、今回ようやくそれが叶うことに。

 当地では名駅(めいえき)と呼ばれる名古屋駅から、地下鉄を乗り継いで最寄りの八事日赤駅へと向かい、そこから歩く事少々。午前9時の開店時刻より少々早い到着となってしまったのですが、幸い、すぐ近くに公園(滝川公園)があったので、そこにあったベンチに座り、考え事をして時間をつぶす事に。実は、こちらにお伺いする事が決まって以来、何をいただくか悩んでいたというか、この期に及んでまだ決まっていなかったんですよね。なのでスマホを使って、これまで何度も見た喫茶マウンテンの記事が書かれたブログやウェブサイトを見て最後の検討をしている最中、目の前を「これから登山するぞ!」という決意を秘めた(ように見えた)お兄さんが通り、開店時刻が迫っている事を知りました。で、私もいつまでも悩んでいても仕方が無いので、その方の後ろについてお店へ。丁度開店したところだったのですが、そのお兄さんは店舗外観の写真を念入りに撮っていたため、私が先頭でお店に入る事となりました。

【喫茶マウンテン 看板】
喫茶マウンテン 看板
【喫茶マウンテン 店舗外観】
喫茶マウンテン 店舗外観
 入店すると、入口付近のテーブル席を案内され、4人がけ席に1人で。話では聞いていましたが、このテーブル、4人で使うとかなりタイトになりそうですね。で、続けざまに3組入店し、通路を挟んだ隣が件のお兄さん。あとは男女二人連れと、孫を連れたまだ若そうなおばあちゃんが、それぞれ前方と斜め前方に。その後も続々とお客さんはやってきて、中には一家揃って親子3代(4代かも)とおぼしき多人数での入店もありました。そんな中、真っ先に注文となったのですが、悩みに悩んだ結果お願いした品々は以下のとおり。

スパイス合衆国 800円
スパイス合衆国 800円
 最初に言っておきます。「甘口スパじゃなくてすみません。」でも、喫茶マウンテンの記事が書かれたブログやウェブサイトを見ているうち、個人的に一番食べたくなったのがこちらの品だったものですから。で、そのスパイス合衆国。名前からは想像つかないのですが、事前の情報ではカレー味の雑炊というかリゾット的な品とのこと。それで登場して早速、てっぺんの生卵は混ぜずに一口いってみたところ、まずはベースとなっているカレールーが美味しいですね。事前に調べた時、喫茶マウンテンはカレーが美味しいという記事も目にしたのですが、これはスパイス合衆国という名前のとおりスパイシーかつ、コクのある炒めタマネギのような甘さも感じられて絶妙な塩梅かと。ちなみに辛さは激辛ではなくやや辛味は強いいかなぁ、という程度ですが(でもこのあたりは感じ方に個人差が大きいですから)、生卵を崩して混ぜ込めば、若干マイルドに変化します。そんなルーと卵が、お米の一粒一粒をコーティングしているような食感で、リゾット的にも感じる(ただし、お米はアルデンテではありませんが。)という話もわかるのですが、個人的には大阪の老舗、自由軒の名物カレーを連想しました。(ただし、卓上にウスターソースは置いてありませんが。)また、具は入っていないようにも見えましたが、いただいていると鶏肉、あとは煮溶けた溶タマネギのようなのも感じられ。もっとも、味的にはほとんど一体化しているので、食感的に変化がある位の感覚ですが。あと、添えられた紅生姜が良いですね。カレーの定番である福神漬けよりも、サッパリ切れのある感じが、このカレーには実に合っていると思いました。

コーヒーフロート 500円
コーヒーフロート 500円
 こちらは、ネタ的興味もあっていただいたもの。喫茶マウンテンの、アイスクリームがフロートしていないフロートについては事前に写真で見た事があったのですが、実際に目の当たりにすると思わず笑ってしまいますね。ですが、味的にはきわめてまともというか、コーヒーはちゃんと喫茶店のアイスコーヒー(甘味なし)で、バニラアイスはサッパリ系という感じ。ただ、見た目どおり結構食べづらいというか、付いているのは掬うところが小さいスプーン(そのへんはフロートなので)なので、受け皿が付いている意味がよくわかります。あと、注文前に懸念していたジョッキのサイズはビールジョッキよりもだいぶ小さいので、余裕で完食というか完飲が可能でした。

 というわけで今回、登った山の難易度はかなり低いながらも2峰の登頂に成功。長年夢に見た喫茶マウンテンでいただく事ができて感無量だったのですが、まわりを見ると、男女二人連れが注文したヤングスパのボリューミーさがすごかったり、おばあちゃんに連れられたお孫さんが注文したチョコレートパフェは(見ため的に)まともだったり、隣に座った小倉抹茶スパのお兄さんは食べている途中時々虚空を眺めていたりと、そんなところも楽しかったというか。ただ、「やっぱり、甘口スパなどのネタ度が高いメニューの方が良かったかなぁ…。」という気持ちも正直あるので、またいつかお伺いして、遭難覚悟でアタックしてみたいと思います。ごちそうさまでした。

平成29年8月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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