たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

兵庫県姫路市 えきそば 在来線下り店 (JR姫路駅 7・8番線ホーム)

 令和6年12月下旬、青春18きっぷを使った旅に出た時のこと。初日は、東京近郊で用足しをしつつウロウロするだけだったのが、2日目からは旅本番というか、夜行バスで一気に新大阪駅へ。そこから新快速に乗って、終点の姫路駅へ。
 そこでようやく朝食となったのですが、姫路に来たら、姫路駅名物、「まねき食品」のえきそば食べとかないとということで。で、券売機で食券を買おうとしたら、暫く見ない間に、種類やたらと増えてないですか?昔は、天ぷらときつねくらいしか無かったと思うのですが、姫路たこ焼き、チーズ、とり天、とり天キムチ、ごぼう磯辺揚げ、甘辛牛すじ煮と、ポスターに写真付きでの紹介が。あとこの時は気が付かなかったのですが、駅そば誕生75周年記念メニューの大判天ぷらというのもあったようで。
 そんな中から今回は、甘辛牛すじ煮えきそばをチョイス。駅そばの上には、写真だと、牛すじ煮に加えて半熟卵も載っているよう。えきそばに卵が入ってるのは、記憶に有る限り初めてかもしれません。(ちなみに、単品トッピングはありませんでした。)食券提出後、ベテランの手さばきで迅速に登場したえきそば。受け取ったらカウンターのあいているところに移動して、いざ。

【甘辛牛すじ煮えきそば 690円】
甘辛牛すじ煮えきそば 690円

 それでまずは、ツユからいってみると、そうそう!大分久しぶりにいただくけど、このあっさりとした味わいがえきそばというか。出汁感はそれなりで、薄口醤油ベースの味付けは甘さかなり控えめです。そして、具の牛すじ煮は、汁だくでという感じではないので、あっさりしたツユの味にあまり影響せず。っていうか、天ぷらえきそばよりも油っ気がない分、更にあっさりと感じるかもしれません。
 また麺は、小麦粉を使った中華麺に近いものですが、モソポソっとした動きの鈍い啜り心地や歯応えも記憶にあるとおり。これが、昔ながらといった感じで、にまた良いんですよね。
 そして牛すじ煮は、トロトロというよりも、わりと歯応えがあるタイプ。名前の通り甘辛味ですが、その味付けは適度。あと半熟卵は、もちろん牛すじ煮との相性良し。ただ不思議なことに、えきそばとは、あまりシナジーが感じられないというか、単品でトッピングにない理由が判る気がしました。(ただ生玉子だとどうかは、気になるところ。)

【助六寿司 200円】
助六寿司 200円

 こちらは、一緒にいただいた品。いなり寿司と太巻きが2切れでこの値段はお得というか。
 太巻きの具に、卵焼きとかんぴょうの他、高野豆腐が珍しく感じましたが、おいなりさんも太巻きも、いかにも当地の仕出しといった味付けが良かったですね。

 というわけで、どれも美味しくいただいたのですが、食べ終わった後も、やっぱり姫路に来たら、えきそばだなぁと、改めて思った次第で。
 ごちそうさまてした。

令和6年12月訪問

静岡県熱海市 そば・うどん 爽亭 熱海駅伊東線ホーム (JR熱海駅 1番線ホーム)

 令和6年暮れに行った、新しくなった青春18切符での旅の初日。前の記事のそばをいただいたあと、その後の列車で終点の熱海駅まで。で、熱海での所有を済ませて駅に戻り、次の列車に乗り継ぐ合間にいただいたのが、伊東線や伊豆急の列車が発着する1番線ホームにあるこちらのお店。
 「爽亭」という屋号を持つ駅そば・うどん店は、かつて上野駅や、現在は閉店した岐阜羽島駅でもいただいたことがあるのですが、その運営会社のジャパン・トラベル・サーヴィスが手がける駅ナカ店舗は、有名な名古屋駅のきしめん「住よし」もあるというから驚き。(国鉄時代に駅構内売店からはじまり事業拡大し、結構な数の駅構内店舗がこちらの傘下というか経営だったらしい。)っていうか、JR東日本エリアでは貴重な、非JR東日本クロスステーション系の店舗です。

 午後12時30分をちょっと回ったあたりにお店にお伺いすると、まずは店外の券売機で食券を購入。その後店内に入ると先客がおらず、お昼時なのにと少々心配になりましたが、程なくして1番線に列車が到着すると続々と入店があり、他人事ながら一安心したというか。

【熱海そば 600円】
熱海そば 600円

 それで今回いただいたそばが、駅名を冠した熱海ソバ。かけそばの上に、アオサとシラスと青ネギが載っています。
 で、まずはツユからいってみると、出汁感そこそこながら、濃い口醤油メインで甘み程々の味付けはしっかり濃いめなのが良いですね。そこに、具のアオサとネギの風味も加わって、これが、もう。
 またソバは、茹で麺ですが、蕎麦的風味と噛み応えは、しっかりと感じられたような。
 具は先述のとおりで、組み合わせ的にはあっさりといける感じです。あと、生玉子も合いそうですね。

【わさびごはん 210円】
わさびごはん 210円

 こちらは、一緒にいただいた品。
 ワサビの載ったご飯は、以前、修善寺駅でもいただいたことがありますが、こちらのはそれよりも、良い意味でジャンク感があるというか。
 提供時、店員さんから「よく混ぜて食べて下さい」と言われましたが、そうするとワサビが全体に混ざることによって辛味が程よくなります。あと、鰹節の他、しっかりと旨味が効いているのも良し。

 というわけで、そばもご飯も、美味しくいただいて満足いたしました。
 ごちそうさまです。

令和6年12月訪問

神奈川県鎌倉市 濱そば 大船店 (JR大船駅 改札内コンコース)

 令和6年12月も下旬に入ったこの日から、青春18きっぷを使った旅に出ることに。よってこれから暫く、その旅の途中でいいただいたもののネタが続きますが、の1発目がこちら。

 未だ夜が明けぬうち、自宅最寄り駅を出発し、途中2度ほど乗り換えて、午前9時過ぎ、大船駅に到着。今回大船駅で降りて、ここにあるJR東日本クロスステーションの『濱そば』でわざわざ食べようかと思ったのは、ここのお店のツユが、かつて存在した『大船軒』(会社としては令和5年4月1日、JR東日本クロスステーションに吸収合併)の味を再現したものに替わったという話を聞いたので。大船軒自体は、当ブログを始めた後だけでも、大船駅本郷台駅に在ったお店などでいただいたことがあり、その回数は決して多くありませんが、個人的にも思い出の味なんですよね。

 そんなわけで列車を降りたあと、コンコース内にあるお店へと。すると店頭に額入りで、「つゆが変わりました。鰹節と醤油の香り!大船・藤沢ホーム上の駅そばで愛された甘めのつゆをお楽しみ下さい!」という張り紙が。
 それを見て安心しつつ、店内に入って券売機で食券購入。ツユの味を堪能するならかけそば一択、というのはわかっているんですが、つい、朝限定の、とろ玉たぬきつねそばの食券を買ってしまいました。

【朝得 とろ玉たぬきつねそば(温) 420円】
朝得 とろ玉たぬきつねそば(温) 420円

 で、食券提出から程なくして提供。あいた席に持ち帰って、早速ツユに口を付けると、これが、もう。謳い文句通り、しっかり甘みを感じるツユは、かつて大船軒いただいた時に書いた、当ブログの記事とも一致。また甘みだけではなく、出汁感のほか、しっかりとした醤油っ気や塩気も感じられるのが良いですね。
 またソバは、茹で時間からして茹で麺でしょうか?口に入れると若干モソっとする、動きが鈍い系統の麺ですが、それはそれで食べ応えとなり、ソバ自体の味は悪くなく、個人的には、嫌いじゃないタイプというか。
 あと、具で甘辛い油揚げが入ってる影響を受け、後半はツユの味が更に甘くなるように感じますが、逆に朝限定メニューだけあって、朝の糖分補給にぴったり。もちろん、揚げ玉や半熟卵との相性も、悪い筈がありません。

 というわけで、美味しくいただいたのですが、先述のとおり大船軒は数回しか食べた事がないにもかかわらず、どこか懐かしく感じる味わいでもあったというか。
 ごちそうさまでした。

令和6年12月訪問

栃木県那須塩原市 手打ちうどん 美月

 (この記事が公開されるのは2月ですが)12月も半ばとなり、寒い日が続く今日この頃。そんな時に食べたくなるのは、何でしょうか?
 って、当ブログ的にも、寒さにかこつけて色々食べてきましたが、この日食べたくなったのは、美月さんのけんちんうどん。前回家人がいただいていたのがずっと頭に残っていた、というのもありまして。
 それで、今回も家人と共にお伺いして、家人はけんちんうどんの単品を、私は定番のセットメニューとなっているけんちんうどんとミニとろろめしのセットをお願いしました。

【けんちんうどんとミニとろろめしのセット 1,100円】
けんちんうどんとミニとろろめしのセット 1,100円

 それで提供されたら、早速うどんとけんちん汁を適宜呑水に取り、まずは汁からいってみると、これが、もう!味噌仕立てのけんちん汁は、肉っ気のない正統派で、具材は豆腐の他、油揚げと、たっぷりの根菜類がメイン。で、それらや出汁の旨味、味噌のまろみ、更には具材を炒める時?のごま油の香りが渾然一体となった味わいが、もう。けんちん汁は、自分でもたまに作ったりするのですが、この味わいは出せないんだよなぁ。
 またそこに入る、こちらのお店の命とも言えるうどんは、もっちり系の食感。つゆに浸かっている分、冷たいつけ麺タイプよりよりも噛み応えは穏やかになりますが、個人的にはそれでも十分というか、このくらいが好みというか。で、素朴な味のうどんに、前述のけんちん汁が徐々に染みるのも良い感じです。
 あとセットのミニとろろめしも、とろろの味がしっかりと決まっていて、これまた良い感じ。自家製の小鉢(今回は白菜などの漬け物)も、良い味しています。

【けんちんうどん 1,100円】
けんちんうどん 1,100円

 こちらは、家人がいただいた品。もっとも、例によって味見させて貰ったというか、食べきれない分は私がいただきましたが。それはともかくとして、家人も「美味しい」と。

 というわけで、今回も、どれもたいへん美味しくいただいて、満足いたしました。ごちそうさまです。

令和6年12月訪問

栃木県さくら市 江戸切りそば ゆで太郎・上州 もつ次郎 氏家店

 この記事が公開されるのは令和7年の2月ですが、今回こちらのお店にお伺いした時は12月の始め。師走に入るとなぜか公私共に慌ただしくなったりするのですが、この時も時間的、精神的に余裕がないなか、お昼時にこのあたりをクルマで走っていて、どこで食べるか考えるのも面倒だったので、先日お伺いしたばかりだけどいいやとばかりに駐車場へと。並ぶほど混まずに、時間を掛けずに食べられるお店なので、こういう時重宝するんですよね。
 それで今回は先述の通り精神的余裕がなかったので、間違いが無いようにと、先日いただいた鴨南蛮そばをチョイス。大盛にして生玉子まで付けてしまいました。

【鴨南蛮そば(温) 820円 + そば大盛 100円 + 生たまご 80円】
鴨南蛮そば(温) 820円 + そば大盛 100円 + 生たまご 80円

 で、前回同様、受け取ると鴨特有の大変食欲をそそられる香りが漂ってきて今回も期待が高まったのですが、生玉子を割り入れたのち、まずはツユから行ってみると、「あれ?!」と。いや、出汁も効いて、そこに鴨とネギの風味や旨味もプラスされていて、さらに七味なんか振れば、もう、今回も最高な味わいのツユなのですが、前回感じた、濃いくらいの、私の好みバッチリの味付けが、すっかり普通の濃さになってしまっていたというか……。
 そりゃ、濃い味ばかり食べていると、身体に良くないとは判っているんだ。でも私は、しょっぱさも旨さだと思う人間なので、特に今回は、ガツンとくる濃い味のが食べたかったんだ。でもって、こういう時に限って、生玉子まで追加しちゃっているものだから、更に薄く感じるというか。
 もっとも、相変わらず鴨肉はゴロゴロ入っているし、七分通り火が入ったネギのシャキ感も良いし、細めのソバは、ツルシャキのゆで太郎さんクオリティだし、私がしょっぱい物好きで無ければ、問題なく美味しくいただいたんですけどね。

 ごちそうさまでした。

令和6年12月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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