たひお備忘録

とりとめのない趣味の、とりとめのない活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県宇都宮市 江戸切りそば ゆで太郎・上州 もつ次郎 下岡本店

 クルマで首都圏に行った時など、それまでコンビニだったであろう店舗に入っているのをよく見かけるという印象だった、店内製麺のそば店「ゆで太郎」。以前、千葉県市原市に行った時にいただいたことがあったのですが、その「ゆで太郎」が、宇都宮市下岡本の国道4号沿いのセブン・イレブンだったところに入ったのを知ったのが、つい先日のこと。
 知ったからには是非ともお伺いせねばというわけで、5月下旬の某日曜日、朝食をいただこうとバイクで走ってお伺いすることに。

 お店には、午前7時過ぎに到着したのですが、駐車場にはクルマが数台。店内も先客が数組という感じ。注文は食券制で、タッチ式液晶ディスプレイというイマドキの券売機が2台。そこで何をいただこうかと暫し悩んだ末、季節限定メニューを温かい方で(食券には、「季節のおそば(温)」と。)温泉玉子を追加していただくことに。食券提出から、数分ほど待っての登場となりました。

【ギッシリあさりと葱のかきあげそば(温) 670円 + 温泉玉子 100円】
ギッシリあさりと葱のかきあげそば(温) 670円 + 温泉玉子 100円

 それがこの、ギッシリあさりと葱のかきあげそば。メインのかき揚げは揚げたてで、別皿に盛られているのが嬉しいですね。
 で、普段はツユからですが、こちらのソバは自家製麺というか店内製麺なのでそれからいってみると、かなりの細さですが、口当たりの良さや歯応えもそれなりにあって香りもなかなか。次は冷たいそばでいってみたくなりました。
 またツユは、出汁感はそこそこ。味付けは中庸というか、それなりに濃口醤油は効いているもののキツいところはなく、塩気もかけツユとしては程よく(個人的には、もっとしょっぱくてもオッケー)甘みもさりげない程度。
 そしてメインとも言えるギッシリあさりと葱のかきあげは、先述のとおり揚げたて故衣がサクサク。更に名前のとおり、あさりがギッシリ!ギッシリしていると確かな満足がありますが、ギッシリ過ぎて、二枚貝的エッジの効いた風味も強め。そんなところに、ネギが好相性です。あと温泉玉子は、ちゃんと温泉玉子していて黄身が固め(余談ですが、お店によっては黄身がトロトロの半熟卵を温泉玉子と称しているところもありますので。)なので、独立した具として味わう感じになりますね。

 というわけで、美味しくいただきましたが、今回の訪問で、勤め先からもわりと行きやすいことがわかったので、出勤前や昼食時の楽しみが増えそうです。
 ごちそうさまでした。

令和5年5月訪問

栃木県大田原市 讃岐釜揚げうどん 丸亀製麺 大田原店

 ここ最近、TOKIOさん案件のお陰でお伺いすることが増えた丸亀製麺ですが、今回もお目当ては、TOKIOさん案件。すっかり定期的に復活する期間限定メニューとなった「トマたまカレーうどん」に、今回から「冷やし」が加わったということで、この日、家人を連れてお伺いしました。

【豆乳仕立ての冷やしトマたまカレーうどん(大盛) 980円】
豆乳仕立ての冷やしトマたまカレーうどん(大盛) 980円
【コロッケ 130円】
コロッケ 130円

 注文時、つい大盛りにしてしまったのですが、ビジュアル的には、元々あまりカレーうどんっぽくないトマたまが、豆乳によって色が明るくなり、更に上に載ったクリームと節粉のお陰で、どこかエスニカン。
 で、まずはツユからいこうとしたところ、かなりもったりしたトロみ具合。それを匙で口に運べば、これが。豆乳仕立てと謳うだけあって、ベースには豆乳のクリーミー(ただし、大豆的風味はほとんど感じられず。)さがあり、そこにトマトの酸味と、カレーのスパイス感と辛みが。特にスパイスは、以前、温かいトマたまをいただいた時よりも複雑というか、見た目だけではなく風味的にもエスニカンなところがあるように思えます。あと、辛さは温かいトマたまよりもハッキリしているというか、明確に辛い感が。それにしても、味のサービスてんこ盛りというか、塩気の他、まろやかで酸っぱくて辛くてスパイシーで、それでいてまとまりもある、絶対に旨いと言わせるという気合いを感じる味わいですね。
 またウドンは、まさに茹でたてを冷たく締めたもので、ツルりとした口当たり、しなやかで弾力のある歯応えは、丸亀製麺クオリティ。個人的な好みから言うと、すいとんっぽいモチっとした食感のものが好きなのですが、これはこれで素晴らしいというか。
 あとは、フレッシュなトマトを時折囓りながら、ひたすらウドンをツルツルと。ツユの濃度がもったりしているので、ウドンを啜るうちに結構無くなってしまいますね。そして最後は、付属のご飯を投入。冷たいツユですが、これはこれでアリですし、ご飯と共にいただいてもエスニカンですね。
 それと、カレーと合うかと思って追加したコロッケですが、カレーが冷やしだし、味的にもわりと攻めた仕様なので、正直ぴったり合うとはいかず。まぁ、単体でいただいても、揚げたてなので悪くなかったですが。

【かけ(冷・並) 390円】
かけ(冷・並) 390円
【野菜かき揚げ 170円】
野菜かき揚げ 170円

 こちらは、家人がいただいた品。
 この日はまだ5月にもかかわらず真夏日だったので、さっぱりした冷たいかけにも惹かれたのですが、今回は家人のを少し味見させて貰うことに。
 ええ。丸亀製麺のかけツユって、冷たくても出汁感しっかりしてて悪くないんですよねぇ。

 というわけで、今回もTOKIOさん案件を美味しくいただき、満足したというか、これまでのTOKIOさん案件で、個人的には一番のヒットかもしれません。(リピートしたいけど、販売期間、6月中旬までなんですよね。)
 ごちそうさまでした。

令和5年5月訪問

栃木県那須塩原市 手打ちうどん 美月

 うどんが食べたかったこの日。っていうか、この前日も昼食に自宅でうどんを茹でていただいい、それはそれで美味しかったのですが、やっぱりお店のうどんが食べたいということで、家人と共に那須塩原市のこちらのお店まで。
 開店前に到着しましたが、他にも開店待ちしているクルマや、開店後も後続が次々入店して盛況でした。

 それで今回は、私も家人も「本日のおすすめセット」にしたのですが、私は「煮込み」、家人は「つけ汁」と、うどんのタイプを変えて。厨房に立つ店主さんにしてみれば、同じ方が作りやすいと解ってはいるのですが、こちらのお店のうどんを十分に堪能したかったので、家人が「つけ汁」を選択した時点で、私は自動的に「煮込み」の方をと。(だったら、うどんの単品メニューにすれば良いかもなのですが、こちらのお店のセットには、どのご飯物も、抗えない魅力があるんですよね……。)

【本日のおすすめセット(えびと新玉ねぎの天ぷらうどん(煮込み)+ミニまぐろ丼) 1,200円】
本日のおすすめセット(えびと新玉ねぎの天ぷらうどん(煮込み)+ミニまぐろ丼) 1,200円

 そんなわけで、私の注文した「煮込み」の方から。
 まずは、熱々のウドンを呑水に取って、適度に冷ましてからいただけば、これが、もう!適度にツユを吸うことによって味わいがより深くなったウドンが堪らないというか、これを味わう為の煮込みというか。また煮込むことによって当然食感はソフト目になりますが、個人的にはそれはそれでアリ。それでもモチっと感はキープされています。
 次に、天ぷらを付属の塩で一口。どちらも揚げたてで、エビのほうは衣サクっ、身がプリっと。で、今回、家人共々、一番のヒットだったのが、新玉ねぎのかき揚げ!衣の香ばしさとクリスプ感に、玉ネギ自体の瑞々しさが相まって、これが極上の味わい。更に、ウドンのツユに浸しても、また素晴しく。ちなみに、実は家人は、新玉ねぎがあまり得意ではないのですが、「エビの代わりにもう1つ欲しい」と言っていたほど。
 そしてその後は、残った天ぷらをツユに投入すれば、それらのコクが加わって、堪えられない(いきなり当地の方言でいうと「こでらんねぇ~っ!!」)ですね。
 あと忘れてならないのが、セットのミニまぐろ丼。マグロからゴマ油が良い感じに香り、漬けの加減も丁度良く。っていうか、我が家的には、セットのご飯ものがまぐろ丼というだけど、おすすめセットを頼む理由になり得ます。加えて、添えられた自家製のお新香も良いですね。

【本日のおすすめセット(えびと新玉ねぎの天ぷらうどん(つけ汁)+ミニまぐろ丼) 1,200円】
本日のおすすめセット(えびと新玉ねぎの天ぷらうどん(つけ汁)+ミニまぐろ丼) 1,200円

 こちらは先述のとおり、家人がいただいた品。
 例によって味見させてもらいましたが、ひとことで言うと、煮込んでないウドンも素晴らしいっ!煮込まないのでコシの増したプレーンな味わいのウドンを堪能できます。

 というわけで、どれも美味しくいただき、大変満足させていただきました。
 ごちそうささまです。

令和5年5月訪問

栃木県大田原市 手打ちうどん・そば専門店 すゞや食堂

 ふとどこかのお店に行きたくなった時でも、それが人気店のお昼のピーク時間など、長く待つことが前提となると腰が引ける私と家人ですが、ゴールデンウイークの初日のだったこの日は、何故だかそれでもいいやとばかりに、平日休日問わず開店直後には満席になってしまう大田原高校前のこちらのお店まで。
 で、お店には正午を少し回った頃に到着しましたが、空きスペースもわずかだった駐車場にクルマを停め、お店に入ると、店内はテーブル席が満席で、座敷も相席できそうなところは2卓のみ。しかも、店内の半分くらいのお客さんが、注文した品を待っているという状況でした。
 これは長丁場になると覚悟を決め、座敷の卓の1つに相席させてもらってから、とりあえずカウンターまで行き注文を。その際もお店の方に「お待たせしてしまいますが」と言われたものの、この日はそこで諦めるという選択肢は無かったので、そこから待つこと45分あまり。だいたい予想していた時間で、注文した品々が登場しました。

【ひたし天ぷら(そば) 750円 + 中盛り 250円 + 玉子 50円】
ひたし天ぷら(そば) 750円 + 中盛り 250円 + 玉子 50円

 それで私が今回いただいたのが、ひたし天ぷらの中盛りに生玉子という組み合わせ。
 ソバは若干太め若干短めで野趣溢れるもの。挽きぐるみ蕎麦粉を使った色の黒い、いわゆる分類上の「田舎そば」とは違うというか、むしろ色白なのですが、これぞリアルご当地田舎そば。
 ツユの器にくっ付いたわさびをソバの小山に移したのち、ソバをツユにザバと浸けたのちズズズっと豪快に啜り込めば、茹でたて締めたての適度にウエッティーな適度に冷えたソバに、甘みが少なく濃口醤油がガっと効いた温かいツユが絡んで、これが、もう。そばなのに脳ミソにガツンとくる味というか、おちょぼ口で上品に食べていたのでは、このソバの良さはわからないと思います。
 あとは、ソバにワサビを付けたり、ツユに七味に振り入れたり、シナっ一部カリっとしてツユにはよく馴染むけど決して溶けないかき揚げを囓ったり、卵黄を割ってそばやかき揚げに絡めたり、合間にホウレン草を挟んだりと、色々楽しみながら食べ進めば、あっという間に小山になっていったソバが消えて無くなってしまいます。

【カレー(ひたし・そば) 970円】
カレー(ひたし・そば) 970円

 こちらは、家人がいただいた品。
 初めてこちらのカレーそばをひたしでいただいて以来、すっかりハマっているというか、このお陰で、混んでいるお店が苦手な家人を、こちらのお店に来させる理由になっているというか。
 ただ、普通盛りだとソバの量が多いようで、残りは私が美味しくいただきますが、色が透明だけどしっかりとカレー的スパイス感のあるツユは、ほんと、こちらならではですね。

 というわけで、今回もどれも美味しくいただいたのですが、以前は大盛り+家人の残りを普通にいただけた私の胃も、最近では中盛り+家人の残りでベルトを緩めたいほどパンパンになってしまうのが悲しいところ。(「加齢」ってヤツで、こればっかりは仕方が無いんですけどね。)
 ごちそうさまでした。

令和5年4月訪問

栃木県塩谷郡塩谷町 農村レストラン 尚仁 (うわだいらパーキング ふれあいの里しおや内)

 この日は午前中、ちょいとさくら市に用事があったので、週末のバイク転がしを兼ねてひとっ走り。で、その帰り道にお隣の塩谷町を通ったのですが、お昼ちょい前だったし、せっかくなので久しぶりにこちらのお店に寄らせていただくことに。

 バイクを停めお店に入り、前回も座ったカウンター席へ。早速注文ですが、この日はどんよりとした花曇りで4月にしては風が冷たく、身体が冷えていたので、温かい天ぷらそばをお願いしました。

【天ぷらそば(温) 900円】
天ぷらそば(温) 900円

 注文から程なくして登場した、その天ぷらそば。登場時、上に載った天ぷら×2の迫力に一瞬たじろいだというか。壁に掛けられた日替わりメニューのホワイトボードには「天ぷら \250 玉ねぎのかき揚 つるな」と書かれていましたが、こちらの天ぷらそばは、それがそのまま載るんですね。
 で、まずはツユからいきたいところですが、その天ぷらをどうにかしないと先に進めなそうだったのと、衣がしなしなになる前に味わっておきたかったので、とりあえず「つるな」の方からいってみると、思ったのと違う味。じつは間抜けなことに、ツルナとツルムラサキを勘違いしていて、「あれ?思った以上に葉っぱの食べ応えがあるな。あれ?ヌメリが無いな。」と思って食べたという。で、帰ってから調べると別の野菜であることがわかったという。(ツルムラサキといいつつ、茎が緑色のもあるからややこしいというか。)一方かき揚げは、タマネギがメインの、当地ではスタンダードなもの。どちらも衣がサクっというよりもパカっとクリスピー。天ぷら専門店的なというよりは、家庭的な食感ですが、後述するソバには、この方が合うと思います。
 また、ソバは手打ちとのことですが、温かい「かけ」でいただいても、だらしなさは一切無く、そば粉の密度感がある歯応えそして味わい。また、太めに切られていますが、味わい自体はわりと上品です。
 そしてツユは、出汁感控えめ、濃口醤油強め、甘さ控えめと言うバランス。気取らない味わいが、そばや天ぷらと良く合っています。

 というわけで、美味しくいただいて、身体も温まりました。
 ごちそうさまです。

令和5年4月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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