たひお備忘録

とりとめのない趣味の、とりとめのない活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県矢板市 川島屋

 大型連休後半の某日。この日のランチは、矢板市でもちょいと北のほうの泉にあるこちらのお店まで。というのも先日、Twitterで相互フォローの方がこちらのお店のブログ記事を上げていたのを読み、お伺いしてみたくなったので。

 そのお店は、県道30号矢板那須線沿いにあり、これまでお店の前は何度も通っていたところ。駐車場はお店の前のほか、近くにもありわりと台数が停められそうでしたが、この日はバイクだったのでお店の前に駐車。
 お店に入ると店内は奥に広く、席はテーブル席のほか、小上がりというかお座敷席が多かったでしょうか。そのうちの空(あ)いていた小上がりに座り、元々はカウンター席であったろうその上部に貼られたお品書きを確認。ラーメン、そば・うどん、丼ものにカレーと、王道の食堂的ラインナップにグっときます。

【かき揚げ天そば 750円 + 麺セット(親子丼) 400円】
かき揚げ天そば 750円 + 麺セット(親子丼) 400円

 そんな中から、今回はかき揚げ天そばにセットの親子丼を追加して。
 まずはツユからいってみたところ、出汁感そこそこあり、味付けは当地らしくしっかり濃い目。それと、甘みと塩気など味わいのバランスが何とも落ち着いているのが私好み。
 またソバは、ギンギンに蕎麦香がしたり、シャッキシャキな歯応えといった特徴がないかわりに、ツユと相まってこれまた落ち着いた食べ心地というか。。
 そしてこの品のハイライトたるのが、大きなかき揚げ。種は当地らしくタマネギやニンジン、ネギといった野菜メインですが、揚げたての熱々で、カリサクっとした食感の衣が何とも。ちょっとづつ崩してツユに入れて味わえば、何とも幸せな気持ちになれます。
 あと、セットの親子丼は、当地らしく甘じょっぱい味付けが濃い目で、卵はほぼほぼ固まったタイプ。その気取らなさが逆に良いというか、これまたホっとする味わいでした。

 というわけで、どれも美味しくいただき、満足させていただいたのですが、お店全体から漂う「食堂」といった雰囲気も印象的で、実に落ち着けるお店でした。実際にお伺いしてみると自宅からそう遠くないこともわかったので、ぜひともまたお伺いしたいと思います。
 ごちそうさまでした。

令和4年5月訪問

福島県南会津郡只見町 和風レストラン まほろば

 前の記事にも書いたとおり、5月の大型連休前半、家人と福島県の只見町にキャンプに来たのですが、キャンプ場にチェックインする前、只見町内で昼食となった時にお伺いしたのがこちらのお店。
 道沿いの看板には「十割蕎麦」との文字が見え、ちょうどそばが食べたい口になっていたので、家人に確認してすぐさま駐車場にクルマを入れました。

 お店に入ると、店内は小さいお座敷、いわゆる小上がりがメイン。その1つに案内され、卓上のお品書きを拝見したところ、蕎麦の他にも寿司、定食、丼もの、更には一品料理など、「和風レストラン」にふさわしい品数です。

【天ぷら蕎麦 1,200円】
天ぷら蕎麦 1,200円

 そんな中、私がいただいたのが、天ぷら蕎麦。こちらのお店、十割蕎麦がウリでしたが、お伺いしたこの日は、5月にもかかわらず雨のせいもあって3月並に気温が寒かったので……。
 それでまずはツユからいってみたところ、出汁感ビンビンというよりも、蕎麦の香りを殺さない風味。味付けも、濃口醤油は効いているものの、濃さや甘みとのバランスなど上品さがありますね。
 またソバは、かけだけあってわりと柔らかめの口当たりですが、コシもちゃんとありますね。またかけでも、蕎麦自体の香りや味わいはしっかりと感じられるかと。
 そして天ぷらは、エビ、舞茸、カボチャとピーマンと気取らない感じですが、揚げたてでサっクサク。あと、白ネギと小ネギの2種類の薬味も上品。
 で、ソバと天ぷらを堪能したあとは、湯飲みに入った蕎麦湯を入れて味わいますが、元々の味がしっかりしているのか、薄まった感があまりないのが良かったです。

【ソース煮込みかつ重 950円】
ソース煮込みかつ重 950円

 こちらは、家人がいただいた品。実はここに来る前、当地のスーパーマーケットに立ち寄った際、弁当コーナーにソース煮込みカツ丼という品があるのを発見していたんですよね。会津地方ではソースカツ丼が一般的に食べられているとは聞いていましたが、それを卵とじにしたものが只見町では普通に食べられているようで。
 で、例よって少々味見させてもらいましたが、甘み強めで酸味のあるソース味に、コショウがピリピリっと効いている味付け。このコショウが、味を引き締めているのではないでしょうか。それと、卵とじの卵がトロっトロで、これも、また。これは大いにアリですね。
 ちなみに家人は、食べ始めに複雑な表情をしていましたが、最終的にはアリになったとのことです。

 というわけで、どれも美味しくいただき、当地での良い思い出の一つとなりました。
 ごちそうさまです。

令和4年5月訪問

栃木県大田原市 手打うどん やぶしげ

 大型連休の前半。この日は朝から天気が良かったので、バイクの洗車三昧。で、1台洗い終わったところで午前11時過ぎとなり、家人には、ついでに昼食も食べてくると伝えていたので、さて、どこでいただこうかと思案した時に思い浮かんだのが、大田原市にあるこちらのお店。この時、以前聞いていた、こちらのお店にまつわる、ある大事なことも思い浮かんでくれたら良かったのですが、この時は「初めてお伺いするの、楽しみだなぁ」くらいにしか思っていなかったんですよね。

 お店の裏手の駐車場にバイクを停めると、お店の厨房あたりから、とても良い出汁の香りが。これは美味そうだと思いつつお店に入ると、店内は、座敷席のみなんですね。この時、洗車のためブーツを履いていたのでちょいとばかり苦労して脱いでから上がるも、大事なことはこれではなく、ここは相席が基本らしいものの、これも大事なことではなく。それでまだ開店直後だったこともあり、先客が居ない座卓に座って、置いてあるお品書きを見た時に「そういえばここって!」と、ようやく大事なことを思い出したというか。
 もっとも、ここまで引っ張ったわりには、そうそう凄いことではないというか、当地の方はよく存じていることだとは思うのですが、こちらのお店って、丼ものとうどんのセットメニューが基本だったんですよね。700円から1,000円の、各種丼とたぬきうどんがセットになった写真が、一面に載っています。ちなみに、丼ものはセットでしか頼むことができず、セットの丼ものやうどんは大盛不可とのこと。また裏面には、うどん単品もいろいろと載っていたものの、先客は皆、「○○丼」「××丼」と、丼の名前を言ってセットメニューを注文している様子。ここは、郷に入りては郷に従えということで、わたしもセットの中から、かつどんをお願いしました。

【かつどん 800円】
かつどん 800円

 注文から、さほど待たずに登場した、そのかつどんのセット。写真で判ってはいましたが、丼の大きさが、片方だけでもフルサイズじゃありませんか!
 で、まずはたぬきうどんの方から、ツユを一口いってみたところ、先程香ってきた、出汁の風味がビンビンに。また味付けも、当地によくある濃口醤油がガツンとくる味わいではなく、出汁の旨味が生きた上品なもの。
 そしてウドンは、コシや噛み応えは強くはないものの、プリモチっとした自然な食感が良い感じ。注文からの提供時間からして、ある程度見込みで茹でてはいるとは思うものの、スイトンのような茹で置き感があまり感じられませんでした。
 それと具は、天かすのほか、わかめがたっぷり。わかめうどんといっても差し支えないくらい載っています。ちなみに、うどん単品のお品書きにはわかめうどんもあるのですが、写真からすると、卵とじタイプみたいですね。
 あと、セットのかつどんですが、タマネギと共に煮て卵でとじたオーソドックスなスタイル。で、甘じょっぱい濃いめの味付けが、うどんとは逆に、実に当地ライクというか、個人的な好みとも合致して、これは良いですね。

 というわけで、どちらも美味しくいただいたのですが、流石に食後はお腹いっぱいに。お値段を考える、ものすごくリーズナブルで、あと20年早く、こちらのお店に行っていればと。
 なので次にお伺いする時は思いっきりお腹を空かせるか、今回は注文している人がほとんどいなかったうどん単品メニューを行ってみたいと思います。
 ごちそうさまでした。

令和4年4月訪問

栃木県矢板市 更科

 (このお店にお伺いした時点では)4月も半ばに差し掛かり、日によっては温かいを通り越して暑く感じることも出てきた今日此の頃。そんな時に冷たいお蕎麦をいただきたくなり、家人と共に矢板市のこちらのお店まで。

【冷しエビ天ぷら(そば・大盛) 850円】
冷しエビ天ぷら(そば・大盛) 850円

 それで私は今回、冷しエビ天ぷらそばを(つい)大盛で。登場したらまずはツユを全体に回しかけ、ネギを散らしてワサビをちょいと付けてソバを啜れば、もう!
 茹でてから冷たく締められたソバは、ツルッとした啜り心地とソリッドな歯応え。更科そばっぽい上品な香りは穏やかですが、ソバ自体の味わいも悪くなく、これが何とも。
 また、ぶっかけ的な濃さのツユは、返しの醤油と味醂の塩梅が適度。以前はわりと熟成香というか撚たような風味を感じましたが、最近のはそれが控えめで、食べやすくなっているかと。
 そして大きなえび天は、衣がパキっと固めの揚げ上がり。その分、後半までクリスプ感が味わえます。他にも、かまぼこやナルト、ホウレン草といった具材が味や食感を盛り上げでいますね。
 で、ソバを啜り終え、具を食べ尽くした後は、蕎麦湯を丼に投入。以前は大盛食べてもその後の蕎麦湯も余裕だったのですが、今日は勿体無いという義務感で啜ってしまったのがなおさら勿体なかったかな、と。

【もり(そば) 450円】
もり(そば) 450円

 こちらは、家人がいただいた品。
 「美味しい。それとソバがとても長い。」というような意味の言葉を言いつつ啜ってましたが、こちらのお店のソバって、ほんと、長いんですよね。それをたぐるのも楽しみの一つなのですが、家人的にはもっと短くても良いそうで。

 というわけで、お目当ての冷たい蕎麦を今回も美味しくいただき、満足させていただきました。
 ごちそうさまです。

令和4年4月訪問

栃木県宇都宮市 釜揚げうどん 笙家

 この前日から、何となくうどんが食べたくなったまま出勤して迎えた昼休憩。この日に居たところからお伺いできるお店で一番利便性が良かったのがこちらのお店だったので、休憩時間になったら即座にクルマを走らせました。

 それでいただいたのが、うどんはいつもの、と言っても差し支えないくらいいただいている月見の大。あとは、欲望のままに天ぷらだおにぎりだ追加していたら、結構なお値段になってしまいました。

【月見(大) 550円】
月見(大) 550円
【おにぎり明太子 160円 と ちくわ天 130円、舞茸天 160円 】
おにぎり明太子 160円 と ちくわ天 130円、舞茸天 160円

 で、まずはたっぷりと注がせてもらったツユからいってみたところ、味付けに関しては、いつもの素っ気ない感じ(でも嫌いじゃない)ですが、今日のは何とカツオの出汁感がビンビンに。こちらのお店でいただいた時のナンバーワン(たひお調べ)と言っても過言ではありません。
 またうどんですが、今日のは若干柔らかめの食感。個人的にはだがそれが良いというか、それでもチュルっと感に加えてモチっと感も兼備されています。
 そして途中から、天ぷら2種をツユに投入。舞茸天はキノコの旨味が濃く、ちくわ天はは定番の味わい。で、これらの衣から油っ気が加わることによって、当たり前ですが、ツユのコクが増します。
 最後は、生玉子を崩して、うどんや天ぷらに絡めていただけば、これが、もう。
 あと、一緒にいただいたおにぎりは、具がてっぺんだけではなくしっかりと中にも入っているのが嬉しいです。

 というわけで、美味しくいただき、うどん欲も満たすことができました。
 ごちそうさまです。

令和4年4月訪問

このブログの管理人

HN:
馬 たひお (@uma_tahio)
性別:
男性
趣味:
このブログのとおり
自己紹介:
栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

【ご注意】 このブログに記載された情報は訪問当時のもので、現在のものとは異なる場合があります。あしからずご了承ください。

ツイッター

ブログ内検索

カレンダー

03 2024/04 05
S M T W T F S
1 3 5
7 9 11 13
15 17 19
21 23 25 27
29 30

アーカイブ

忍者ツールズアクセス解析