とりとめのない趣味の、とりとめのない活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
正月休みも明けたこの日。仕事中、特に理由はなくというか、何となくうどんが食べたくなったものだから、昼休み、その日いた場所からもっとも行きやすかったこちらのお店まで。この時は全く意識していなかったのですが、年明けから、セルフサービス店2連チャンですね。
【月見(大) 540円】
【おにぎり梅 145円 と かきあげ 155円】
それでいただいたのは、こちらのお店では個人的定番の月見(大)に、今回はかきあげと梅のおにぎりをプラス。何というか、独創性のない組み合わせですなぁ。
で、まずはツユからいってみたところ、今日のは出汁感そこそこに、当地らしくない醤油が薄いカエシが何となく。なんだかネガティブっぽい書き方ですが、今日この日は、某有名セルフ店のようなグイグイ来るサービスが良い味わいではなく、あまり主張が強くない、こういうツユが欲しかったんですよね。
またウドンは、ちょっと茹で置き感がありましたが、やっぱりこの日は、某有名以下略のようなツルシコではなく、こんなモチっとした気取らない噛み応えのウドンが食べたかったんですよね。
そしてかきあげは、タマネギをメインに桜エビっぽい小エビと長ネギというタネの構成ですが、それよりも今日のは、ガリっとハードめの揚げ上がり。最初は卓上のだし醤油を一部にかけて後述するおにぎりと共にいただき、後半は残りをウドンに投入するというスタイルで。この時、温存していた生卵を割って絡めてウドンと共に啜り込めば、やっぱり俺、この組み合わせ大好きだわと、心の中で呟きが漏れるというか。
あと、一緒にいただいたおにぎりですが、てっぺんの見えているところだけではなく中にも梅干しが入っていたのが嬉しいところ。わりとオイリーだった今日のかきあげとの組み合わせは、梅干しのサッパリ感が具合良かったです。
というわけで、隙きなくびっちり作り込まれたうどんも良いのですが、今日いただいたような、ちょっと隙きがあるようなうどん他も、また良いものだなぁと、美味しくいただきつつ沁み沁み思ったお昼時でございました。
ごちそうさまです。
令和4年1月訪問
この日は、令和3年12月30日。
江戸時代の中頃から、商家では締め日で忙しい月末の30日は「晦日蕎麦」といって食事をそばで手早く済ます習慣があったそう。で、それとは別ものとも、それが転じたとも言われているのが、年末に今年一年の災厄を断ち切り、長寿を願う、縁起を担ぐ風習としての「年越し蕎麦」。
ほんとこのあたり、地域によっても由来ややり方がまちまちで、調べれば調べるほどわからなくなってくるのですが、とりあえず昨年に続いて、今年、お店でいただく最後のそばということでお伺いしたのが、矢板市にあるこちらのお店です。
で、昨年は、もりそば大盛りと天ぷら盛り合わせという、ある意味王道の組み合わせでいただいたのですが、今年は欲望のままに、もりそば+カツ丼という、蕎麦屋のデブセット的な組み合わせで。ちなみにこの組み合わせ、「カツ丼が食べたいけど、せっかくお蕎麦屋さんに来たからにはそばも食べたい」という感じで若い頃は何度かいただいたことがありましたが、一緒に食べてマリアージュするような組み合わせでもないので、2品を数口づつ交互にいただいたとしても、気持ち的には別々にいただくような具合になるんですよね。
それでまずはもりそばですが、これまで何度も書いているとおり、こちらのソバは、お店の名前のとおり更科そば(蕎麦の実の中心部を使用した色白のそば)で、この冷たい気温のなか、しっかりと締められたこととあいまってシャッキリした食感と、あまり噛むものではありませんが、あまりそうせずとも更科ならではの甘味も感じられて、これが、もう。
またツユは、以前の印象だとカエシに若干ひねたような風味を感じていたのですが、今回はたまたまか、落ち着いた感はありつつもわりとフレッシュな風味も。これはこれで良い感じですね。
最初はそのまま、次に薬味のワサビや晒しネギとともに啜り、最後はサラッとした蕎麦湯で〆れば、この値段が申し訳ないくらいの満足度だったりします。
そして次にカツ丼ですが、割り下の、甘じょっぱく濃いめの味が何とも好み。とんかつ屋さんのカツ丼はもちろん好きですが、お蕎麦屋さんのカツ丼も、たまに無性に食べたくなるのは、そばつゆベースの割り下の味わいの所為だったりするんですかね。
あと、味噌汁の椀が大きくてたっぷり入っているのも、個人的には嬉しいポイント。
こちらは、同行の相方がいただいた品。
こちらのきつねそばは、さっと火を通した白ネギが入っているのが特徴的。個人的にネギは好物のひとつなので味見させてもらうのですが、シャキッと感と甘味の両方が感じられ、単調になりがちなきつねそばの味わいに変化を与えてくれる気がします。
というわけで、今年最後のお店のそば+α、どれも美味しくいただきました。ごちそうさまです。
令和3年12月訪問
暮れもだんだんと押し詰まってきたこの日。ふと思い立って、茨城方面へ日帰りツーリングに。
ただ、もともと予定していなかったうえ、朝もわりと遅い時間となってから出発したため、とりあえずは昼食が食べられるところを目的にしようネットで検索した時に目に入ったのが、JR水郡線、常陸太田駅の至近にあるというこちらのそば店。
個人的に、駅そばの類は大好きですし、水郡線は何回か乗ったもののここではまだいただいたことがなかった(っていうか、常陸大子駅では降りたことがなかった)ので、ナビアプリの目的地に設定しました。
県境を超え、奥久慈茶の名産地などを通って常陸大子駅に到着したのがお昼の少し前。お店は駅のロータリーに面したところにあり、その裏手にあった駐車場にバイクを停め、いざ。
お店に入ると、店内はこの手のお店らしくカウンター席のみ。そこで何人かの先客が、そばやうどん啜っています。注文は食券制で、券売機の前で何をいただくかちょっとだけ思案した後、券売機横の出入り口に貼ってあった張り紙(POPではなく張り紙!)でPRされていた、茨城県名物のこの品に決定。
それがこの、けんちんそば。名物だけど駅そばプライスというのが嬉しいですね。
で、まずは、ソバの上にかかったけんちん汁からいってみたところ、味付けは、味噌と醤油のハイブリッドでしょうか。それが、あっさり大人しい出汁感というか、具材から出た旨味と共に、身体の中に入ってきます。
また具は、けんちん汁ですけど豆腐は見当たらず、大根、人参、里芋、ゴボウといった根菜類がメイン。そこに豚肉の欠片でしょうか?細かい肉片様のものが入っていたような。ちなみに根菜類は、どれも柔らかく煮込まれ、味が良く染みています。
そしてソバは、立ち食い店で良くあるモソっとしていたり変にプリっとしてたりする(それはそれで個人的には好きなんですが)ものではない、モチっとしたナチュラルな食感。蕎麦の味や香りもちゃんとして、噛んでると甘味が。これはこの手のお店では、なかなかに良い部類のものかと。
というわけで、名物をリーズナブルな価格で美味しくいただけて満足したのですが、個人的定番の天玉そばや、券売機で気になったかき揚げ丼など気になるメニュー多数あったので、是非またお伺いしたいなぁ、と。(できればその時は鉄道が良いなぁ、とも。)
ごちそうさまでした。
令和3年12月訪問
この日、相方が「力うどんが食べたい」とのことだったので、このところ力うどんといえばのこちらのお店まで。
で、相方のいただくものは決まっていたものの、私が何をいただくかはこの時点ではまた。なのでお品書きを見ること少々。そういえば、こちらのお店では未だだったなということで、今回はこの品をいってみることに。
それがこの、カレーうどん。パっと見、こちらのお店の品ではわりとお馴染みの大きなキクラゲがゴロゴロっと入っているのが特徴的でしょうか。
で、まずはツユをよく混ぜてからいただくと、お蕎麦屋さんのカレーっぽくあるものの、口当たりはサラっとしていて、味わいはあっさり、ついでに塩気も濃くはなく、和風サッパリカレーといった印象です。
またウドンは、いつもの柔らかいけどコシがある、個人的には一番好きな食感のもの。ほんと、このフワクニュモチっとした食感は、このお店ならではですよねぇ。
そして具は、豚肉の他、ネギはタマネギではなく長ネギを使用しているのもサッパリ感に一役買っているのかも知れません。あと、先述のキクラゲは、ボリっとした食感がなかなかに面白い取り合わせ。それともう一つこちらのお店の品ではわりとお馴染みのプリッとした小エビがアクセントになっています。
あと、ご飯は残ったツユに投入用するために予め頼んでいたのですが、このツユでは入れるよりもおかずにしたほうが合うと思い、急遽方針変更。粒立ち感はあれどほんの心持ち柔らかめの優しい炊きあがりでした。
海老天は、相方共々、天ぷらが何か欲しかったから注文。1本づつシェアしていただきました。
で、こちらのお店の天ぷらはゴマ油で揚げていて、それが眼の前に置かれただけで何とも香ばしく。そして衣はポリっとクリスピーで、中のエビはぷりぷり。
付属の塩でも十二分に美味しくいただけますが、半分ほどはカレーうどんに投入してみたところ、悪くない取り合わせでした。
こちらは先述のとおり相方がいただいた品。
で、こちらにも入っているキクラゲですが、実は相方は苦手にしているんですよね。それでも毎度のごとくリピートしているのだから、この力うどんには相方にとって相当の求心力があるのかもしれません。
というわけで、今回も美味しくいただきした。
ごちそうさまです。
令和3年12月訪問
前の記事でも少し書きましたが、この日、相方と、埼玉県の東松山市にある埼玉県こども自然動物公園まで。で、園内で昼食を食べ損ない、とてもお腹が空いた状態で出ててきた時、その出入口のすぐ近くにあったのが、こちらのお店。ちなみに「竹國 武蔵野うどん」については、今年(この記事の屋店訪問時点。令和3年です。)の8月に富士見下南畑店というところにお伺いしているのですが、そちらとは違ってここのお店は食べ放題実施店とのこと。うどん屋さんの食べ放題がどのようなシステムかはわかりませんが、先述の通り空腹だし、相方も「寄っても良い」とのことだったので、ここでいただいてから帰ることにしました。
元コンビニっぽい店舗内に入ると、入口付近に食券の自動券売機が2つ。その上に貼られた大きなPOPによれば、全8品あるうどんがすべて大人900円、小学生700円で、うどん1品を購入すれば、うどんの麺、天ぷら、白米、漬物が食べ放題のようです。
なので私と相方で1枚づつ食券を買ったのち、カウンターに提出。午後2時半くらいという中途半端に時間にもかかわらず、席はわりと埋まっていますね。そんな中、席を確保して待つこと少々で、私達のうどんが出来た様子。それを取りに行くついでにチェックしたところ、食券を提出してうどんを手渡されるカウンターには、ゴボウのかき揚げ、ニンジンのかき揚げ、ネギ、大根、カボチャ、ちくわといった揚げ置きの天ぷら類が。そして別のカウンターには、ご飯や漬物のほか、天丼用のタレなどが置いてありました。
なので、うどんを席に運んだ後、とりあえずご飯と、天ぷらをいくつか持ち帰って、いざ、いたただきます。
それで今回、私がいただいたのが、こちらのあま辛汁うどん。
で、まずは試しに、見た目からして気取らない感じがする極太と言って差し支えないウドンを、あえて何も付けずに1本いってみたところ、その食感は、スイトン的モチっと感が強い印象。味の方は素朴というか、良い意味で手作り感があるというか。
また色が真っ赤なつけ汁は、手渡されてすぐに気が付いたのが、強烈なニンニク風味。具沢山でスペースがないなか、ウドンを無理やり浸けていただいてみたところ、味もニンニクが強烈に主張しますね。それに加え、見た目どおりの唐辛子っぽい風味そして辛味も感じますが、辛味の元としてはニンニクのほうが強いのでは、という程。あと味付けは、ベースに旨味があり、名前のとおり確かに甘味が加えられた感はあるものの強くはなく、塩気とのバランスは取れているのですが、ベースの出汁が何なのか、塩気の元が何なのかは、ニンニクと唐辛子が強く主張するために私の舌では判別不能。それにしても、攻めた味というか、どのような経緯でこのつけ汁が誕生したんでしょうかね。
それと具は、写真でも判るように、分厚い豚肉がゴロゴロっと。肉と共に一部クニっとした食感から、軟骨ソーキ的部位でしょうか。味付けは甘味が強く、食感はホロッとするまで良く煮込まれた感がありますね。加えて、モヤシと少量のキャベツという、G系ラーメンを思わせる組み合わせ。ちなみにこの具たち。ご飯に合いそうだなと思ってオンザライスしてみたところ、これが相性バッチリ。
更に、食べ放題の天ぷらは、揚げ置きなのでサっクサクという食感ではありませんが、実家的気安さのする味わいで、中でも大根(下茹でして揚げたもの?)が珍しくて味も悪くなく、なかなかに面白かったです。
こちらは、相方がいただいた品。
つけ汁を少々味見させてもらったところ、鶏肉、大根、ネギという具の組み合わせに強めに濃口醤油が効いた味わいが、相性が良い者同士というか、何ともホっとする感じというか。
というわけで、美味しくいただいたのですが、相方共々、かなりの空腹で望んだにもかかわらず、さすがに2人とも齢を感じる食べっぷりになってしまい、どちらもうどん1人前+ご飯1膳+天ぷら数個で満腹になりフィニッシュ。ただ、食べ盛りの人には、この食べ放題、魅力だと思いますね。(個人的には、また今度、食べ放題でないお店にお伺いしようと思いますが。)
ごちそうさまでした。
令和3年11月訪問
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