たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

秋田県秋田市 そば処 たちそば

 『大人の休日倶楽部パス』で行く4泊5日東北の旅2日目の朝は、JRの秋田駅近くのホテルで迎えたのですが、夜明け前の早朝5時過ぎに、秋田市内で一番の繁華街というか歓楽街である、川反(かわばた)まで。
 何でそんな朝早く歓楽街に行くのかといえば、早朝割引してくれるようなお店ではなく、朝食のため。というのも、昨年四国かどこかへ行った時、旅先の宿で、たまたま某公共放送のドキュメンタリー番組を見た際、その内容が、川反にある深夜から翌日昼まで営業するそば店での人間模様。地上波のテレビって普段は殆ど見ないのですが、その番組が印象深かったこともあり、今回、その舞台となったこちらのお店にお伺いしてみようかと。

 そのお店は、川反の橋のたもとに建つビルに。お店に入ると、朝の5時過ぎにもかかわらずお客さんはそこそこ入っていて、飲んだあとの締めなど昨晩からお酒やら何やらでお楽しみだった人たちっぽいグループと、私のように朝食を食べに来た人たが。いわば昨晩と今朝が混ざり合った、大きな街での早朝営業のお店独特の雰囲気というか。
 そんな中、あいていたカウンター席に座り早速注文。何をいただくかは決めていなかったものの、「名物」と書かれたPOPを見て、これだと思いお願いすることに。

【おばけそば 750円】
おばけそば 750円

 それがこの、おばけそば。「月夜の晩(生玉子)に、狐(油揚げ)と狸(揚げ玉)の化かしあい」ということで。ちなみに麺は、うどん、稲庭うどん、そうめん、中華そばにもできるとのことですが、今回はそばでお願いしました。

 それから程なくして登場したおばけそば。
 まずは、ツユから行ってみたところ、出汁感はわりとあって、東日本らしく濃口醤油がメインに感じる味付けは、みりんの甘みが結構効いている感。具の甘辛く煮た油揚げの所為も多少は有るとは思いますが、醤油っ気と塩気もしっかりしっかりしていて、味わいが良いですね。そこに、刻み海苔の風味や、揚げ玉の油のコクがアクセントとなっています。
 またソバは、若干細めで歯応のある食感。ものすごく特徴的、というわけではないと思いますが、「そば食ってるぞ」感はしっかりと有るかな、と。
 そして具の油揚げは、良い味加減。あとツユの味がしっかりしているので、生玉子を崩しても味わいがボケないのがとっても嬉しいです。

 というわけで、美味しくいただいたのですが、それに加え、お伺いしたかったお店で食べられて、大満足。今度また、秋田市内に泊まることがあれば、その時にも是非お伺いしたいですね。
 ごちそうさまでした。

令和7年1月訪問

栃木県宇都宮市 生蕎麦 いろり庵きらく 宇都宮新幹線口店 (JR宇都宮駅 新幹線改札内コンコース)

 令和7年1月下旬のとある金曜日。この日から、JR東日本『大人の休日倶楽部パス』を使って、5日ほど東北地方をウロウロすることに。というわけでこのブログでは、これから暫くの間、その時にいただいた食べ物の記事が続きます。
 で、その一発目が、仕事を昼に早退した後、出発前に宇都宮駅でいただいたこちら。
 いろり庵きらくさんのカレーそばセットについては、数年前、首都圏の駅そば事業者合同でシールラリーを開催した時にいただいて以来。その時は、「至福のカレーそば」と言う名前でしたが、いつの間にか「至福」が取れていたようで。

【カレーそばセット 870円】
カレーそばセット 870円

 席に持ち帰り、まずはツユからいってみたところ、スパイシーの効いたカレーがなかなかの味わい。以前の「至福」との味の違いは正直わかりません(同じという意味ではなく、いただいた時の記憶が曖昧なもので……。)が、ベースのかけツユとの相性も良いと思います。
 また細めのソバは生麺っぽい、いつものいろり庵きらく的シャッキリ感。
 具は、豚肉とタマネギという定番のもの。それと別添えの半熟玉子は、ソバを啜り終え、ツユに付属の小ごはんを投入する時一緒に。正直、もう少し塩気が欲しいものの、これはこれで。
 駅そばだと、普段は天玉そば(あと関西方面に行くと、肉うどんも、か)ばかり食べているような感じですが、たまにはカレーそばも、良いものですね。

 というわけで、美味しくいただきました。ごちそうさまです。

令和7年1月訪問

栃木県那須塩原市 手打ちうどん 美月

 最近、定期的に美月さんのうどんが食べたいという衝動に駆られるのですが、この日もそんな状態となったので、家人を誘ってお伺い。

【本日のおすすめセットメニュー えびとまいたけの天ぷらうどん(煮込み)+ミニまぐろ丼+ひじきの炒り煮 1,300円】
本日のおすすめセットメニュー えびとまいたけの天ぷらうどん(煮込み)+ミニまぐろ丼+ひじきの炒り煮 1,300円

 それで今回私がいただいたのは、黒板に書かれた「本日のオススメセットメニュー」。うどんは付け汁と煮込みが選べますが、今回は煮込みでお願いしました。
 で、登場したらまず、呑水にウドンとツユを適宜取りいただけば、これが、もう。この状態だと、いわゆる素うどん的構成となるのですが、本来の密度感あるモチモチが煮込まれることによって適度に柔らかくなる食感や、ツユが染み込むことによってより魅力的になるウドン自体の味わい、そして濃口醤油がバシッと効いたわりとスパルタンなツユを堪能。次は、添えられた塩で、海老天と舞茸天の一部を。サクパリっとした衣に、エビのプリプリ感、舞茸の香ばしさとジューシーさを堪能。そして次は、残った天ぷらをウドンの鉄鍋に投入し、天ぷらの油っ気(油のコクと甘みとコッテリ感)が加わって味がグレードアップしたウドンとツユ、そして衣にツユが染みて良い感じになった天ぷらを堪能。
 と、天ぷらとうどんを十二分に堪能していますが、忘れてならないのが、セットのミニまぐろ丼。こちらのお店のセットのご飯ものって、ミニまぐろ丼の他、ミニあさりごはん、ミニとろろめしと3種類はいただいたことがあるんですが、どれも甲乙付け難いというか、それぞれに手が加えられてる感があるのが良いんですよね。で、このミニまぐろ丼は、ただ「漬け」にしてあるのではなく、ネギやゴマ油っぽい香りがポイント。
 更には、ひじきの炒り煮も良いですねぇ。以前、レジのところで惣菜を売られていた時は、あさりの佃煮など何度か買わせていただいた覚えがあるのですが、それがまた味わえるのが嬉しいというか。添えられた沢庵も良い感じだし、結局、こちらの店主さんが作る料理の味が、私の口には良く合っている、ということなんですよね。

【けんちんうどん 1,100円】

 こちらは、家人がいただいた品。このところずっとこちらの品をいただいていますが、例によって味見させて貰った(というか、単品の量だとちと多い、とのことなので。)ところ、やっぱりこちらのお店のけんちん汁、そしてそれに入るモチモチのウドンはやっぱり良いなぁ、と。

 というわけで、今回もどれも美味しくいただき、大変満足いたしました。ごちそうさまです。

令和7年1月訪問

栃木県さくら市 江戸切りそば ゆで太郎・上州 もつ次郎 氏家店

 令和7年の仕事始めの週。お昼が外食となったこの日、1月から加わったとある期間限定メニューが食べたくて、こちらのお店まで。

【開運そば 720円 + 温泉玉子 100円】
開運そば 720円 + 温泉玉子 100円

 それがこの、開運そば。かけそばに、揚げ餅、海老天、ホウレン草、鰹節、海苔が入ったもの。餅、鰹節、ホウレン草といったあたりはお雑煮を連想させますが、餅は揚げ餅というところが「開運」要素らしいです。
 で、まずはツユからいってみたところ、鰹節のお陰で風味、旨味もアップ。ベースのかけつゆは、いつもの、個人的にはもう少しばかり味の濃さが欲しいものだと思うのですが、物足りなさを感じなくなっていることに加え、揚げ餅や海老天が入っているお陰で油の甘み、旨味といういわゆるコッテリ感も出ていて、これがなかなか。
 また細めのソバは、ツルっとした口当たりと、最初はシャキっとした歯応えが楽しめる、いつものゆで太郎さんクオリティ。
 具は先述のとおりですが、特に揚げ餅は、力うどんなんかにも入っているように、濃口醤油と出汁が効いたツユとの相性良いですね。あと追加した温泉玉子も、なかなかのマッチングだったというか、食券買う時に一寸迷った生玉子にしないで良かったかもしれません。

 というわけで、美味しくいただきました。ごちそうさまです。

令和7年1月訪問

栃木県矢板市 更科

 令和6年の大晦日。年末休みは家のことやらなんやらで妙に忙しく、そういえば今年はお店で年越しそばを食べていなかったということで、今年はこちらのお店で、本年最後の、お店のそばをキメることに。

【大もりそば 600円 と 天ぷら盛合せ 800円】
大もりそば 600円 と 天ぷら盛合せ 800円

 そんなわけで頼むのは、大もりそばと天ぷら盛り合わせ。天盛りそばにしないのは、天ぷらを沢山食べたいというのもありますが、家人とシェアする目的もあるので。
 それでまずは、蕎麦猪口ににツユを適宜注ぎえ、ワサビを載せた蕎麦をちょいと浸けて行ってみれば、これが、もう。
 ツルっとした口当たりと、シャキっと硬質で密度感のある歯応え。そして、激ロングというべき麺の長さ。更科の名の通り、蕎麦の実中心部の、穀物的甘みを感じる味わいです。またツユは、出汁感、醤油っ気、塩み、甘みのバランスが、実に私好み。ソバもツユも、いただくたびに毎回書いていますが、言うことなさ過ぎて書くことが無いんですよね。
 そして天ぷらは、海老天2本と、茄子、ピーマン、かまぼこ、海苔といった、何時もの組み合わせ。サクサクというよりもパキパキとしたクリスプ感が強い衣が、個人的には好きだったりします。

【おかめそば 650円】
おかめそば 650円

 こちらは、家人がいただいた品。こちらのお店のおかめそばは初めて見ますが、こういう具の構成だったんですね。

 というわけで、今年最後のお店のそば。美味しくいただいて、満足いたしました。
 ごちそうさまです。

令和6年12月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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