たひお備忘録

とりとめのない趣味の、とりとめのない活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県宇都宮市 手打ちラーメン まるめしあん

 9月下旬のとある日曜日。恒例となった週末のバイク転がしを兼ねての朝ラーは、宇都宮市鐺山町にあるまるめしあんさんまで。だいぶ前、矢板市から移転してきたのは知っていましたが、ようやくお伺いすることができました。

 お店には、午前9時を少し回った頃に到着。駐車場は殆ど埋まっていましたが、空いていた区画にバイクを停め入店すると、店主さんが厨房にお一人で、近くの席に座っていた常連さんと思しき方が色々話しかけているという状態。また、直接は見えませんが、小部屋に別れた店内の各所には、結構な組数のお客さんがいらしていたような。
 それでこのお店のシステムですが、注文は厨房の店主さんに直接声をかけ、空いている席に座って待つという感じ。しかしながら、厨房近くの壁面には「撮影禁止」と注意書きが添えられたものすごい数のお品書きがあり、中には「ものすごく時間がかかる」「できない場合がある」(このあたりうろ覚えなので違うかも)などとネガティブな注釈が付いているものも。その膨大な数に一体どれをいただけば良いのか見失っていたところ、店主さんが声をかけてくださり、これらは限定メニューだそうで、レギュラーメニューはテーブルのところにありますよ、と。それを見ると、今のまるめしあんさんは「牛骨、牛テール、牛筋等を三日三晩炊き込んだスープ!」という牛白湯がメインのラーメンになっているんですね。味付けも正油塩味噌旨辛など色々あり、タンメンといったバリエーションも。そんな中から今回は、レギュラーメニューのおしながき筆頭に書かれていた、牛骨ラーメンの正油味を店主さんにお願い。注文を受けた順番に作られているため少しだけ待ったものの、程なくして店主さん手ずから席まで運んでくださいました。

【牛骨ラーメン 正油 780円】
牛骨ラーメン 正油 780円

 それでその、正油味の牛骨ラーメン。
 まずは白濁したスープからいってみたところ、牛独特の風味と旨味が口の中に広がって、これが!鶏や豚に比べると旨味が薄い牛という素材を、手をかけることによって風味は嫌味にならない程度に抑えつつというか個性の範疇に収め、濃厚な味わいを持つスープに昇華させているのが、私のような素人にも感じられます。そこに、白ネギやタマネギ、カイワレといった生の刺激ある薬味的具材が加わって味を引き締めていますね。
 また麺は、全粒粉を使用したものでしょうか。細くてプリプリっとした食感が、濃厚な味わいのスープと合っています。
 そしてメインの具は、チャーシュー2枚にとローストビーフ1枚という豪華さ。軽くソース的なものがかけられていますが、どちらもしっとりジューシーな食感で、きちんと調理された肉の味を堪能できる仕上がり。それと個人的にヒットだったのがレンコン。パリパリした食感とあっさりとした味わいが、実に良く合っていましたが、これをあしらいというか付け合せに持ってくる店主さんは、やっぱり只者ではないな、と。

 というわけで、美味しくいただいて満足いたしました。宇都宮もこのあたりまで南になると、カジュアルな気持ちでフラっと来ることはなかなか厳しいですが、それでもまたお伺いして、他の品もいただいてみたいと思います。ごちそうさまでした。

令和4年9月訪問

栃木県大田原市 中華そば おおの 【移転前店舗】

 朝晩はだいぶ涼しくなり、バイクでひとっ走りした後に温かいラーメンが殊更美味しい季節になった9月下旬の土曜日の朝。当地には大雨警報が出ていたものの実際の空模様的には晴れ間も見えるなか、週末のバイク散歩を兼ねてお伺いしたのが、美原公園脇にあるこちらのお店。
 それで今回は、これまでいただいたメニューの中で個人的に一番好きな牛みそそばにネギが加わったこちらの品を。

【ネギみそそば 900円 + 味玉 100円】
ネギみそそば 900円 + 味玉 100円

 まずパっと見でわかるのが、当たり前ですが牛みそそばよりも格段に量が増えた笹切りの白ネギ。ちょっとつまんでみると、辛味が少なくこの時期のネギにしては柔らかい食感だったので、軟白ネギを使っているんですかね。
 それで最初はスープからいってみたところ、これが、もう。牛っぽい風味と共に、いい塩梅の味噌味が口に入ってきますが、口当たりサラっとしつつも物足りなさもない絶妙なチューニング。またそこに、控えめに効く甘みは麹由来でしょうか?何にせよ、味に深みとまろやかさを与えて、いくらでも啜っていたくなる味わいになっていますね。更に今回はそこに、たっぷりのネギの風味も加わっているから、無敵状態。
 また麺は、モニュモチっとした食感の太い縮れ麺。食べ応えがあり、どうしても味が強くなる味噌味のスープにも負けない存在感で、更に今回は啜る、というより口に運ぶ際にネギが絡むと、これが、また。
 それと具がそれぞれに良く、シャクシャクと軟らかい穂先メンマは余計な強い味が付いていないため、これまたプレーンな味わいの茹でモヤシと共にサッパリ感を加えてます。またチャーシューは、しっかりと肉の味も楽しめ、追加の味玉も単純な味付けではなく存在感がありました。

 というわけで、美味しくいただいてとても満足だったのですが、ノーマルな牛みそそばも良かったけど、こちらも捨てがたいというか、今後はお財布事情が許せばこちらを積極的に狙っていきたい気もします。
 ごちそうさまでした。

令和4年9月訪問

栃木県那須塩原市 ザ・トラック・イン

 今年(令和4年)の夏、冷やし中華を求めて初めてお伺いしたこちらのお店ですが、その時、券売機のボタンにとあるメニューがあるのを見つけ、近いうちに再訪しようと思っていました。
 それでこの日。個人的予定がいろいろと狂い、その結果、空腹を抱え正午近くに国道4号を走っていた時、タイミングよくこちらのお店の前に差し掛かったので、即座にクルマを駐車場にイン。思わぬ形での再訪が果たせました。なので、いただこうと思っていた品の食券を、券売機でポチっと。

【タンメン 880円】
タンメン 880円

 それがこのタンメン。個人的にラーメン類の中では好きなほうで、お店にあれば高確率でいただくメニューだったりします。
 それでこちらのお店のタンメンですが、食券を渡した後、厨房の方から鍋を振って炒める音が。炒めず煮るタイプの作り方もありますが、個人的には炒めて作るほうが好きなので嬉しくなっていたところ、お店の方が持ってきた丼を見てちょっとびっくり。洗面器と言っても過言ではないサイズ感で、見るからに野菜もたっぷり使われているので、これはきっと実質0カロリーかもしれません。
 で、まずはスープからいってみたところ、前言撤回。野菜と豚肉を炒める際、しっかりと油が使われているのがわかるコッテリ感。その油のコクが、食べるそばから身体にチカラを与えてくれるかのよう。勿論、炒めた野菜と豚肉の旨味も、スープに加算されています。また色味的には白湯系ですが、ベースはサラッとしていて、お陰でしつこすぎないバランスが悪くないですね。
 また麺は、先日頂いた冷やし中華と同じでしょうか?やや太めで緩めの縮れの入ったもの。ツルッとした口当たりとシコっとした噛み応えが心地よく。
 それと具の野菜は、大ぶりにカットされたキャベツのほか、ニラ、モヤシ、ニンジン、そして嬉しいことに好物のキクラゲもしっかり入っていて、もう。シャキっと感を残した炒め加減もちょうどいいです。

 というわけで、美味しくいただき、お腹もいっぱいになり、満足。また別のラーメン類もいってみたくなましたし、ブログのネタにはならないかもですが定食類もいただいてみたくなりました。
 ごちそうさまです。

令和4年9月訪問

栃木県矢板市 らぁ麺屋 麺処 花火

 9月中旬のとある日曜日。
 この日はいろいろと用事があり、朝しかラーメンチャンスがないという状態。日曜日になると朝ラーできるお店が限られてくる中、矢板市の花火さんで前々から気になっていた限定メニューが出るとお店のSNSで知ったので、これ幸いとばかりに朝起きてすぐお店へと。

【Dashi中華そば 850円】
Dashi中華そば 850円

 それがこの、Dashi中華そば。
 名前からして出汁感が溢れているのですが、店内に貼られたPOPによると「数種類の出汁と数種類の醤油を混ぜ合わせた体に染みる一杯!!」とのこと。最近歳のせいか、コッテリと脂が効いたパンチのあるスープも良いけど、出汁の味がよく分かるスープも良いかなと趣向が変わってきたもので。
 で、まずはそのスープからいってみたところ、確かに「出汁」。しかもPOPに書いてあるよう何か単一の素材が主張するのではなく、あっさりとした中に複数の風味や旨味を感じます。また味付けの醤油も同様で、醤油自体の風味・旨味も複数加わることにより、全体的に「和風」を感じさせる味わいの中、深みも加わって、これが、もう。それと薬味も、花火さんというと紫タマネギなどのネギ類の葷の風味というイメージだったのが、これには三つ葉が使われていて、それが和のテイストをあと押ししています。しかしながら、表面に浮かされた油ののお陰もあるのか、単なる和風ブレンド出汁ではなく、しっかりとラーメンのスープたる味わいになっているのが良いですね。
 そして麺は、こちらのラーメンのお約束である、全粒粉を使った細麺でしょうか?プチシコっとした歯応えが良い感じで、強めの香りがこのスープの中でも麺の風味を主張してきます。
 あとと具は、しっとりジューシーなチャーシューなど、どれもこれまたこちらのラーメンと共通ながら、このスープにもしっかりマッチています。

【お茶漬け 150円】
お茶漬け 150円

 そんなラーメンをいただいている途中から、これ絶対合うとの確信にいたり、追加注文したのがお茶漬け。確か、朝ラーメンの限定だったと思いますが、今日、朝にしかお伺いできなかったことがしたことを逆にラッキーだったと思える相性の良さ。

 というわけで、今回も美味しくいただき、大変満足させていただきました。
 ごちそうさまです。

令和4年9月訪問

栃木県宇都宮市 らーめん たけみや

 9月のシルバーウイークに入った土曜日。この頃、台風第14号が日本列島に近づいてきていたため、バイクでツーリングするのはまだ影響を受けないこの日しかないというわけで目的地も定めず家を出たのですが、まずは朝食に朝ラーしようと、稲刈りがところどころ終わった田んぼを眺めつつ田舎道を南下すること暫し。宇都宮市にあるこちらにお伺いしました。

 で、今回、こちらのお店に決めた訳が、毎年秋から冬、そして春先にかけて販売される(今年は10月から販売予定とのこと)「雷鳥」という、煮干し+背脂の醤油ラーメンが先行販売されるという情報をお店のブログで知ったから。
 しかし、到着すると駐車場はクルマやバイク、更には自転車でいっぱい。(これは出遅れたかも?!)ちょうど出ていった自転車のグループと入れ替わりに店舗脇のスペースにバイクを入れて入店すると、ちょうどカウンター席が1つ空くいたところというのは良かったのですが、お目当ての雷鳥は、お品書きの貼ってある場所に表記が無く店主さんにお伺いしたところ、既に売り切れとの由。(やっぱり!)しかも私の前に入ったお客さんが最後の1杯だったらしく、程なくしてその方は美味しそうに、この日最後の雷鳥をすすり始めました。

【しお 肉わんたん 930円 + 味玉 100円】
しお 肉わんたん 930円 + 味玉 100円

 でも、大丈夫。
 何故ならこちらのお店には、個人的塩ラーメンの好きランキングにおいて五指に入るしおらーめんがあるから。今回は手打ち麺への変更はせず、肉わんたんと味玉入りでお願いしました。
 それで早速スープからいってみると、やっぱり旨いですね。ベースは鶏メインでしょうか。この旨味がしっかりと出汁に出ているにもかかわらず、クリアな味わい。そこに、生タマネギとネギの葷の風味のほか、今回のは揚げネギのような香ばしい香りが加わって味を引き締めています。また塩気も丁度いいですね。
 それに合わせるのは、今回は標準の細ストレート麺。弾力や密度感がありつつも歯切れ良く、麺自体の味はもちろん、スープと絡んだ時の味わいが、また。麺は50円増しで手打ち麺に替えることもあったのですが、この標準の麺の良さが今回、改めてわかったというか。
 そして具は、まず、ホロトロっとしてるけど肉の食感も残したバラと、スモーキーでしっかりとした食感のモモ?という2種類のチャーシューは勿論、味が塩味のスープとも馴染むメンマ、追加した黄身がトロトロでいい塩梅の味玉と、どれも抜かりなし。あと肉わんたんは、ペロンと舌触りの良い皮の中に、醤油などでしっかり目に味が付いた肉種が包まれていて、これも、また。一年中有るとは限らないようですが、有れば追加したいオプションですね。

 というわけで、お目当ての品ではなかったものの、今回も美味しくいただき、大満足でございます。
 ごちそうさまでした。

令和4年9月訪問

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馬 たひお (@uma_tahio)
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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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