趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
前の記事で、近鉄の大阪阿部野橋駅改札内の立ち食いうどん店について書きましたが、実はこの駅、改札外にもお店があり、それがこちら。令和7年夏の、5泊6日の関西乗り鉄旅4日目は、このお店でスタートしました。
それで何をいただこうかと券売機を見ると、一般的なうどん・そば類は一通り揃っている他に、ラーメンやカレーに丼もの、うどん・そば類とご飯がセットになった定食、更には大盛り紅白うどん、駅前そば(中華麺使用)といった名前だけではちょっとわからない品まで色々とあって、かなり悩むことに。でもあまり時間がなかったのと、白いご飯が食べたい欲があったので、とりあえず一番目についた、肉うどん定食という食券を購入しました。
それで食券提出から程なくして登場しましたが、ふりかけが掛かったご飯がお茶碗ではなく丼に入っているし、肉うどんのはずが、その表面からは肉の他、というか、肉は目立たず刻み揚げや揚玉、カマボコ、モヤシなど具が色々と覗いているという。
とりあえずはうどんのツユからいってみると、出汁感は結構感じられ、塩気や甘み、醤油感といった味加減も適度なのですが、そこに具の肉のほか、モヤシっぽい香り、揚げ玉っぽい油のコクなど、いろいろな風味や旨味が感じられて、なんとも賑やか。っていうか、店主さんのサービス精神が形になったような味わいですね。
またうどんは、茹で麺ですが、きわめてそれっぽいチュルプリっとした食感。個人的には好きな麺です。
それと具ですが、メイン?の牛肉はタマネギと煮てあるタイプで、味加減は強くなくツユなどと一体感がありますね。そして先述のようにその他が凄かったというか、刻み揚げ、揚玉、カマボコ、モヤシ、タマネギ、水菜、加えてそれらの下からはかき揚げが半分出てきたのにはびっくりしました。
といわけで、たくさんの具のおかげもあり、うどん、そしてたっぷりのご飯まで、全部美味しくいただきました。で、良い意味でちょっとカオスなところもあるこちらのお店。個人的には、また是非お伺いしたいところなんですが、この後の人生で、近鉄の大阪阿部野橋駅に来ることがあるのかなぁ、と考えると、ちょっと寂しくなりますね。
ごちそうさまでした。
令和7年7月訪問
前の記事でも触れた、令和7年夏の、5泊6日の関西乗り鉄旅。3日目も、午前中は南海電車で和歌山方面、午後は近鉄電車で奈良方面という予定を、一部以外無事に消化して、夕方に大阪阿部野橋駅に戻ってきました。
で、その果たせなかった予定の一部というのが、改札内にあるこちらのお店。予定では、可能ならと注釈を付けつつも昼頃お伺いする訳でしたが、その前に乗った列車が遅れたため、夕食に回した次第。この手のお店は、夕食時は空いているものですが、こちらは夕方でも店内に活気がありますね。
それで入口の券売機で食券を買っていただいたのが、丸天そばに、生玉子を追加して。ちなみに「丸天」は、九州などでそう呼ばれる練り物を揚げたものではなく、「昔ながらの駅そば天ぷら」と謳う、衣がメインの天ぷらを丸く揚げたもの。っていうか、本日二度目の、いわゆる天玉ですね。
そのツユからいってみると、出汁感はそこそこあり、味付けは、関西にしてはわりと醤油が効いていますが、塩気はそれほど強くないという感じ。
またソバは冷凍でしょうか?風味があって、茹で麺にしては弾力が強いですね。
そして丸天は、先述のようにアミエビ少しにほぼ衣という構成ですが、だが、そこが良い。という感じで。ツユとの馴染みは良いですが、存在感(形状)は失わないタイプ。そこに生玉子は鉄板の組み合わせだと思います。
というわけで、美味しくいただきました。ごちそうさまです。、
令和7年7月訪問
前の記事でも触れた令和7年夏の関西乗り鉄旅も、5泊6日のうち3日目に。
この日の午前中は、なんば駅から南海電車で和歌山方面に行く予定となっていたので、その前になんば駅改札内で朝食と思い、ホーム中程から階段を降りたところにある、「南海そば」の、なんば2階店へ。なんば駅には、南海そば」が何と2店舗もあるのですが、こちらは未だいただいたことが無かったので。
この日は平日だったのですが、開店時刻(午前7時)の10分ほど前にお店に着いたところ、既に数人が、シャッターの向こうの食券券売機があると思しきあたりで開店待ち。その後開店時刻となる頃には更に待つ人が増えましたが、ベテランとおぼしき2人の店員さんが、素早い調理でそのお客さん達を捌いていました。
それでいただいたのが、個人的定番の天玉うどん(こちらでは、かき揚げうどんに生玉子追加)。
まずはツユからいってみると、温度は若干高めでしょうか。朝イチというコンディショクもあるかとは思いますが、出汁感が結構あって、味加減は良い塩梅。
またウドンは、ツルプリっとした食感。茹で麺ということもあるでしょうが、大阪らしく変に歯応えがないのが良い感じ。
そしてかき揚げは、衣がフワポソっとしたタイプ。タネは、タマネギ、ニンジンといった野菜がメインで、ツユとの馴染みは良い方です。
こちらは、一緒にいただいた品。関東の人間からすると馴染みのない「かやくごはん」という名前ですが、要するに炊き込みご飯のこと。また中身は季節ごとに変わるようで、現在は五目ご飯となっています。
で、こちらも味加減が程よいというか、うどんと一緒にいただいて丁度良いですね。
というわけで、全て美味しくいただきましたが、うどんやかやくご飯の味付けなどから、度の3日目にして「ほんと、関西に来てるんだなぁ」と、改めて実感いたしました。
ごちそうさまです。
令和7年7月訪問
前の記事でも触れた、5泊(うち車中1泊)6日で行く令和7年夏・関西方面乗り鉄旅の2日目の夕方というか夜。阪急電車の未乗路線や、これも未乗だった能勢電鉄に乗ったりした後に立ち寄ったのが、阪大石橋前駅の大阪梅田方面と箕面方面ホームとの付け根あたりあるこちらのお店。今から約3時間半前、前の記事のそばをいただいたものの、この日は長丁場というか、宿に着くのが遅くなる予定だったので、ここでもう一食キメておこうかと。
午後7時頃という夕食時ですが、店内は先客が数組。空いているカウンター席に座り、カウンター内の微妙な人間模様を眺めながらの食事となりました。
それでいただいたのが、個人的定番の天玉そば(こちらでは天ぷらそば+生たまご)。
まずはツユからいってみると、しっかりと熱めで出汁感もそこそこあるのですが、それよりも、東日本のそれっぽく、醤油が強めに効いるのにちょっとびっくり。約1年前に同じ品を別のお店でいただいた時、ここまで醤油感が強かったかは記憶にないのですが、ともかく今回はちょっと驚いたというか。もっとも、味覚なんて体調ですぐ変わるし、記憶違いもあると思うので、今回たまたまそう感じただけかもしれませんが。ただ、それは別として、塩気がしっかりして甘さ控えめな味付けは記憶のとおりで、個人的には、キリっとした感じが好きな味わいです。
またソバは、生か冷凍かはわらないというか、この手のお店の一般的な茹で麺とは違う、噛んだ時、弾力というよりは密度感のあるソリッドな食感が良いですね。(個人的には、いかにもな茹で麺も大好物ですが。)
そして天ぷらは、当地らしいほぼ衣に乾燥小エビ(アミエビ?)が少し入ったもの。最初はかなりクリスピーですが、ツユとの馴染みは悪くなく。(ただし溶けない)ちなみに、当地のこの手のお店で「天ぷら」といった場合こういうのが出てくることが儘あるというか、タマネギとかのタネがしっかり入ったものは「かき揚げ」といって区別するところもあるので、注意が必要だったりして。(こちらのお店は、この「天ぷら」だけのようですが。)あと、わかめが入っているのが嬉しいですね。
というわけで、はじめは少し驚いたものの、美味しくいただくことができました。ごちそうさまです。
令和7年7月訪問
前の記事でも触れた、5泊(うち車中1泊)6日で行く令和7年夏・関西方面乗り鉄旅の2日目の午後。神戸市のケーブルカーを乗り終え、阪急電車の未乗路線を乗っている途中に立ち寄ったのが、塚口駅の大阪梅田方面ホーム上にあるこちらのお店。
阪急電車の駅そばといえば、色々あって今は「若菜そば」という屋号になっていますが、ここ塚口駅においては、「蕎麦屋のサンジ」。運営会社は同じ(平野屋さん)ですが、このお店は、店内製麺の打ちたて茹でたてを売りにしているそうで。
そんなわけなので、今回の旅で阪急電車に乗っている合間を見てお伺いしたいと思っていたのですが、上手いこと時間を作ることが。
お店に入ると、ホーム上の比較的コンパクトな作りながら、店内は、よくあるセルフうどん店のような、っていうか、個人的によく知る宇都宮市にある某セルフそば店の同じシステムになっています。午後3時半頃という中途半端な時間ゆえ空いてはいますが、注文する際、焦らず済むのでありがたかったりして。そんなわけで、トレーに角皿と注文するそばの書かれたプレートを載せ、角皿には天ぷらを1つ載せた後、お会計。そばは、もりそばではなく、ぶっかけタイプのにしてみました。
【鬼おろしぶっかけそば 580円】
【半熟たまご天 170円】
そんなわけで、まずは添えられたレモンを避けてから、ツユを適宜回しかけ、ワサビをちょいと付けて行ってみれば、これが、もう。
ソバは、生麺茹でて提供するタイプのお店らしく細めですが、シャッキリした食感が良いですね。しっかり水切りされているのも好印象。また、表面には皮を挽いたような黒い粒粒も見て取れますが、蕎麦香は適度。
そしてツユは、ぶっ掛けタイプなのに、味が濃過ぎないないのが良いですね。味加減は、醤油感、塩気、甘みが突出せず、良いバランスに感じます。
それと鬼おろしは、つゆだくではないけどポロシャキっとした食感で、夏場にも関わらず辛味はマイルド。味よりも、どちらかというと食感をアシストするほうが大きいかな、と。それよりも、花鰹がツユの出汁香をブーストして、なんとも良い感じ。あと、レモンは途中から味変として使いましたが、当然ながらサッパリ感が増して、これも良し。
途中から、半熟たまご天も載せていただきましたが、名前のとおり玉子は白身までトロッとした半熟で、これが、また。ソバやツユとの相性も良かったです。
というわけで、どれも美味しくいただいて、満足いたしましたが、こういうお店が駅のホームに普通にあるんだから、都会が羨ましくなりますね。(でも、田舎のネズミだから、都会じゃ暮らせないのよ。)
ごちそうさまです。
令和7年7月訪問
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