たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

新潟県新潟市 名物 万代そば (立喰コーナー そば・うどん・カレー)

 ご当地グルメなど、かつては地元の人に愛される、だけど他所の人からすると知る人ぞ知る存在だったものが、SNSの普及や、SNSで話題になったものを各種メディアが取り上げる流れなどから、今やすっかり有名な存在になるなんてことがわりとあると思うのですが、個人的には、旅行の際の楽しみだったご当地グルメが探しやすくなった反面、特定のお店にお客さんが集中したりするので、正直なところ痛し痒しという感じだったりします。

 で、そんなご当地グルメから、今や有名な存在となったもののひとつが、新潟市内の万代シテイバスセンター内にある、立ち食いそば店のカレーライス。
 個人的には、この手のお店が大好きなこともあって、以前から宿題のようになっていましたが、この春、JR東日本が売り出した「旅せよ平日!JR東日本たびキュン♥早割パス」、通称「キュン♥パス」を使って新潟・長野方面を旅する際、時間を作って立ち寄ることに。
 ちなみに万代シテイバスセンターに来るのは約8年ぶり(前回はご当地グルメ「イタリアン」の「みかづき」というお店にお伺いするために。)だったのですが、年季の入った建物がピカピカにリフォームされていて驚きました。(ごく最近、耐震補強の関係でリニューアルしたそうで。)

 それでその1階にある目的のお店も、未だ真新しい感じが。それにしても、平日の午前9時過ぎという時間にもかかわらず、立ち食いカウンターはほぼ満席で、受け取り口には軽く行列ができているというのが、すっかり有名になった証というか。私も食券を買ってその列に並びましたが、ざっと8割以上の、下手すると9割以上の人が、件のカレーライスを注文しているようでした。

【半そば 260円 + イカ天ぷら 160円】
半そば 260円 + イカ天ぷら 160円

 しかし行列と言っても回転は速く、食券提出からあまり待たずに登場した、今回食券を買った品々。「おい、カレーはどうした?!」とツッコミが入るかもしれませんが、折角の立ち食いそば店だし、券売機に半そば、半うどんのボタンを見つけたので。それとついつい、イカ天の食券も買ってしまいましたが、出す際に、イカ天はそばに載せるかカレーに載せるか確認されました。(そうい需要もあるんですね。)
 で、まずはツユからいってみると、出汁感、醤油っ気、甘みなど、全て中庸というか、王道の立ち食いそばっぽい味わい。味付けがビシっと濃いめなのも嬉しいところです。そこに、刻み海苔の風味が、かなり主張しますね。
 またソバは茹で麺でしょうか?そのわりには、しっかりした食感というか。これ、普通にそばだけでもしょっちゅう食べたいレベルですね
 更に追加したイカ天ぷらですが、イカがかなり柔らかく、易々噛み切れるレベル。当然揚げ置きで衣はポソ系ですが、ツユとの馴染みは良いので、口に入る時には気になりません。

【普通カレーライス 530円】
普通カレーライス 530円

 カレーの辛さでしたがやられる前にと、ソバを速攻で啜ってから手を付けるのが、ここに来た目的のカレーライス。ちなみにカレーライスは、ミニ、普通、大盛り、ルーのみと4種類の食券がありましたが、ミニカレーライスを食べている人が多かった印象。私は普通にしましたが、カレーの皿を持つと、ずっしりとした重量感がありますね。
 で、一口いただけば、これが、もう。
 写真だと赤っぽい色合いになってしまいましたが、実際にはもっと黄色っぽい色合いのルーは、小麦粉(いや、うどん粉、もしくはメリケン粉と言った方がそれっぽいか。)的もったり感がありますが、舌に載せるとかなりのスパイシーさ!加えて以外と辛く、小さな子供の頃なら食べられなかったレベルですが、大人になった今では、その辛さも旨いと感じらるレベルかと。
 中に入っている肉は豚肉でしょうか?野菜は、タマネギ、ニンジンといった王道のもの。
 あと、カレーライス単体でいただいてもブラボーですが、これ絶対、ソースも合う味。ただ、食べ始めたカウンターからソースの置いてあった場所が遠かったので、今回は断念したのは勿体なかったなぁ、と。

 というわけで、長年の宿題だった品を美味しくいただいて大変満足したのですが、カレーライスではなくカレーそばもいってみたい(カレーそば+半ライスという組み合わせも地元では人気らしい。)ですし、個人的スタンダードの天玉そば(こちらでは、野菜天ぷら玉子そばという名前)もいってみたいですし、また新潟に来る機会、ないものですかね。
 ごちそうさまでした。

令和6年3月訪問

栃木県那須塩原市 松栄庵

 この日は、久しぶりに家人とこちらのお店まで。我が夫婦でうどんを食べたいといえば、幾つか候補が挙がる内の1つにもかかわらず、その時の都合やらなんやらで、約2年ぶりの訪問となってしまったという。

【天とじうどん 1,300円】
天とじうどん 1,300円

 それで今回、私がいただいたのは、この天とじうどん。個人的に「天とじ」と言えば、海老天などの天ぷらが、あらかじめツユの中で卵とじにされた状態を想像するのですが、こちらのお店のは、天ぷらが揚げたてのを別盛りにして、更に玉子は少々崩しただけで固まっている状態。もっとも、お店のウェブサイトには写真付きでメニュー紹介があるので、こう来るのは知っていましたが。
 で、まずはツユから行ってみると、出汁感と濃口醤油感。甘みは控えめな、そうそう、松栄庵さんのツユの味ってこう!味加減が丁度良い、風通しの良い味わいですね。で、そこに、あらかじめ入る海苔とワカメの磯っぽい風味がアクセントになっています。
 またウドンは、クニュっとした柔らかい口当たりなれどコシもちゃんとある、個人的に一番好みと言っても差し支えない食感のもの。これは唯一無二だよなぁ。
 具の玉子はしっかり火が通した感じ。海老2本をはじめとする天ぷらはもちろん揚げたてのサクサクで、ゴマ油の香ばしい香りが何とも。ツユに入れてしまうのが少々勿体ないというか、ちゃんと天つゆも付いているので、幾つかはそのまま味わい、残りをツユに入れてという感じで味わいました。

【ほうとう風うどん 1,030円】
ほうとう風うどん 1,030円

 こちらは、家人がいただいた品。
 例によって味見させて貰ったというか、私も結構な量をいただきましたが、ツユで煮込まれた肉類と根菜類、そこににホウレン草と具沢山で、更にカボチャの風味と甘みが全体にまわって、まさに、「ほうとう風」という味わい。
 家人も満足していました。

 というわけで、どれも美味しくいただいて、私も満足いたしました。今度はあまり間を揚げずにお伺いしたいと思いますので。
 ごちそうさまでした。

令和6年3月訪問

栃木県さくら市 江戸切りそば ゆで太郎・上州 もつ次郎 氏家店

 昨年11月、こちらのお店が開店してからお伺いする頻度が増えたゆで太郎さん。頻度が増えれば、当然、期間限定メニューにも目が行くようになり、この3月からは何になるのか楽しみにしていたのですが、特定のメニューではなく、「かつ祭」としてカツ丼やカツカレーなど、トンカツ系の品が割引になるとのこと。
 しからば今回はと、これまで頼んでいなかったあるセットメニューをいただくためお伺いすることに。

 それがこの、満腹かつ丼セット。通常970円のところ、かつ祭中は素敵なことに100円引き。更に、ちょっと前に貰った新春クーポンの期限が今月末までだったので、それを使って、カレールー(通常200円)も追加しちゃいました。

【満腹かつ丼セット(温) 870円 + カレールー(新春クーポンにて無料)】
満腹かつ丼セット(温) 870円 + カレールー(新春クーポンにて無料)

 食券提出からあまり待たずに番号が呼ばれたら、席に持ち帰り、まずはそばから。
 こちらの温かいかけツユは、個人的な味覚だと味の濃さが若干ライト目に感じることが多かったのですが、体調の所為か、今日の味加減は丁度良く感じました。
 で、そんな良い味加減のツユで、ある程度かけそばを堪能したら、クーポンで貰ったカレールーを投入すれば、味の濃さはこれくらいでも良いですし、カレーのマイルドながらスパイシーな味わいが出汁の効いたツユと合わさって、これがなかなかのマッチング。
 個人的には正直冷たい方が好みの、店内製麺のシャッキリした食感の細めのソバでも、これはこれでカレーそばとして悪くないですね。

 またカツ丼は、びっくりするほどカツが分厚かったり、玉子が濃厚でトロトロだったり、割り下の出汁がビンビンに効いているなど、特徴的な味わいではないのですが、玉子がもう少し欲しい以外はあまりツッコミどころが無い、十分すぎるクオリティ。
 むしろ、三元豚使用を謳う豚肉はしっとりとしていて適度に柔らかさもあり、風味も悪くなく。加えて割り下の味加減も丁度良く感じました

 というわけで、満腹かつ丼セットを堪能、というよりは、カレーそばにしちゃったりしてわんぱくな食べ方をしてしまいましたが、結局のところ、今回も美味しくいただきました。
 ごちそうさまです。

令和6年3月訪問

栃木県矢板市 更科

 このところまた色々あって、そのせいで、久しぶりに家人とランチと相成ったこの日。いだくものは蕎麦と決まっていたので、家人も好きな矢板市のこちらのお店まで。
 で、何をいただこうかと家人に訊いたところ、「カレーそば」と。
 実はこの前日も、私は矢板市内でカレー蕎麦を食べていたのですが、それを聞いてこちらのお店のカレーそばも久しぶりに食べたくなったので、奥のカウンター越しに「カレー南ばんそば2つ」とお願いしました。

【カレー南ばんそば 700円】
(私がいただいた)カレー南ばんそば 700円

 それから少しだけ待って登場した、カレー南ばんそば。2つとも、丼の縁ギリギリ、いや表面張力で盛りあがるくらいまでたっぷり注がれたツユを見て、やっぱり更科さんだなぁ、と。(素晴らしい!)
 で、まずは付属のレンゲで、わりともったりとしたツユからいってみると、出汁をベースにお蕎麦屋さんのカレー的まろやかで辛くはないけどスパイシーな味わいが、もう。こちらのは、優しいけれど、どっしりとした力強さがあるというか。この、濃さの加減が良いですね。
 またソバは、こちらのお店特有の、激ロングとも言える長さの更科ですが、そこにツユがたっぷり絡んで、これが、また。
 具は、玉ネギと、少し厚めに切られているけど柔らかい豚肉。こちらのお店は、鳥南蛮を頼むと、具は長ネギと鶏肉という組み合わせですが、カレー南蛮はそれを意図的に玉ネギと豚肉に変えているのが、拘りを感じますね。

【カレー南ばんそば 700円】
 (家人がいただいた)カレー南ばんそば 700円

 こちらは、家人がいただいたカレー南ばんそば。
 家人は最近すっかり小食なので、このうちの結構な分量が私のところに回ってくるのが、お腹は少しばかり苦しいけど嬉しかったりして。

 というわけで、個人的には2日連続のカレーソバとなったのですが、みんな違ってみんな良い状態だったので、こちらも美味しくいただくことができ、満足いたしました。
 ごちそうさまです。

令和6年2月訪問

栃木県矢板市 手打ち蕎麦 みつわ

 令和6年2月も下旬に入り、梅が咲き出すなど春の気配が感じられる今日この頃だったものの、この日は国民の祝日にもかかわらず、未明から冷たい雨が降り続く生憎の空模様。
 そんな、ジメジメとした寒い日に(もっとも、放射冷却がない分、最低気温自体は高めなんですけどね。)いただきたくなるのがカレーそばということで、ランチは矢板市にあるこちらのお店まで。
 平日は混雑していることが多いのですが、旗日や土曜日は、お客の入りが落ち着いていることが多いというか。空いていた2人掛けのテーブル席に1人で座り、お目当てのカレーそば(こちらのお店ではカレー南蛮そば)を注文しました。

【カレー南蛮そば 650円】
カレー南蛮そば 650円

 それから程なくして登場したカレー南蛮そば。ツユの表面には具の鶏肉と、長ネギ、タマネギという2種類のネギが除き、更によく見ると、具の鶏肉にうっすら焼き目が付いているような。
 それでまずはツユからいってみると、出汁をベースにお蕎麦屋さんのカレー的まろやかで辛くはないけどスパイシーな味わいと共に、気のせいかカエシっぽい味わいも感じられます。個人的に、カレーそばで美味しく感じないのが、味がぼんやりしているケースなのですが、こちらのは、優しい中にもシャープさのある味付けが、何とも私好み。っていうか、こちらのお店は、何をいただいても外さないですね。
 またソバは、こちらのお店の特徴である、細くてシャキっとしたタイプ。このソバに合わせるため、先述のような味付けになったのかなと、勝手に思ったりして。
 そして具は先述のとおりですが、鶏肉は柔らかく、長ネギは甘みを引き出され、タマネギは香りと旨味のアクセントかなぁ、と。

 というわけで、お目当ての品を美味しくいただき、たいへん満足いたしました。
 ごちそうさまです。

令和6年2月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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