たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

香川県高松市 高柳食堂

 四国の旅の2日目。この日午前中の主目的である八栗ケーブルに乗った後、その麓側の駅である八栗登山口の目の前にあったこちらのお店に。
 というのも、じつは当地のウドンを調べていた時に見つけたお店で、実際にそのお店の佇まいを目の当たりにした時、これは寄っていかないと後悔するな、と思った次第。先ほど1杯食べたばかりですが、思いのほか時間が掛からずに済んだし、あと1杯くらいなら軽くいけそうだったし。

 それでお店に入ると、お年を召した夫婦とおぼしき男女の店員さんが迎えてくれました。
 空いた席につき、壁に貼られたお品書きの札を見たところ、事前に調べた時、こちらのお店の名物という情報があった「あなごうどん」がなかったので、まずはきつねうどんをお願い。一緒に、これまた名物という情報の、にしがいのおでんも食べたかったのですが、お品書きにはあるけど残念ながら品切れに。女性の店員さんによると、採れる量がめっきり減ってしまったそうで。

【きつねうどん 300円】
きつねうどん 300円

 そんなわけで、結果的にきつねうどんだけの注文となり、出していただいたお茶を啜りつつ待つこと暫し。女性の店員さんが「熱いので気をつけてください」と言い添えつつ恭しく持ってきてくださいました。
 で、まずはその熱々のツユから行ってみたところ、確かに温度は高めですが、味わいはあっさり、そして何よりも優しく。出汁は当地で一般的ないりこでしょうか?ほんのりとそれっぽい風味がして、薄口醤油の味加減は最低限といった感じ。
 またウドンは、当地で一般的な製麺所のものらしいですが、これも優しい食感。プリっとした口当たりで噛むと弾力もそれなりに有りますが、最後は柔らかい感触が残るというか。
 更にもお揚げさんがまた。しつこくない甘みのある薄味が、よく染みています。

 というわけで、話し好きらしい女性の店員さんの四方山話を聞きつつ、美味しくいただいたのですが、一言で表すと「とても優しい」一杯でした。
お店の作りも、うどんそのものも、先にいただいたうどん本陣山田屋本店さんとは正反対ですが、どちらも同じくらい魅力的で、ほんと、いただいて良かったというか、大満足でございます。
 ごちそうさまでした。

令和6年5月訪問

香川県高松市 うどん本陣 山田家本店

 四国の旅の2日目。この日午前中の主目的は、これまで乗ったことが無かった八栗ケーブルというケーブルカー。アクセスとしては、ことでん(高松琴平電気鉄道)の八栗駅からレンタサイクルを利用することにしたのですが、ことでんの駅と八栗ケーブルの間には、「水曜どうでしょう」ファンなら知らない人はいないであろう有名なお店が。
 それがこの、「うどん本陣 山田屋本店」。
 以前当地を訪れた時、レンタカーを使ってお伺いしたことはあったのですが、クルマゆえ(というかカーナビに導かれるまま行ったゆえ)、どこにあるかよく分かっていなかったんですよね。それが、今回の旅の目的地近くにあった偶然。そりゃ、計画手直しして、立ち寄る時間を捻出しようというもの。もっとも、どんなに頑張っても30分しか捻り出せなかったので、混んでいる時は諦める覚悟で、レンタサイクルをスタートさせました。

 もっとも、それは杞憂だったというか、開店時刻の午前10時をわずかに過ぎた頃に到着すると、平日だったこともあり、すんなり店内へ。もっとも、すでに数組の先客がうどんを啜り、私の入店後も後客が続けて数組きましたが。
 それで時間もなかったので、早速注文。今回は、名物のざるぶっかけを、うどん単品でお願いしました。実は前回お伺いした時も同じ品をいただいているのですが、上り坂を(電動アシスト付きとはいえ)自転車漕いでお店まで来たので、冷たいうどんが欲しくなったというか。
 流行っている店ゆえ見込みでうどんを茹でているのか、注文からあまり待たずに登場しました。

【ざるぶっかけ 650円】
ざるぶっかけ 650円

 登場したら、まずはツユをウドンに回しかけ、ズゾゾっと。
 で、そのウドンを一言で表すと、「伸びやか」。ウドン自体キンっと冷えているにもかかわらず、弾力に富み、噛み応えもしっかりあるけど決して強すぎず。うどん自体の味も良いですが、更にそこに、良い塩梅のツユが絡めば、これが、もう。
 また薬味は、あらかじめうどんの上に載っている刻み海苔の他、天かす、青ネギ、大根おろし、レモン、おろしショウガ、すりゴマと種類豊富。個人的には、レモン以外を載せ、ウドンとツユとよく混ぜて、途中からレモンで味変という感じで。で、これだけの薬味を使っても、ウドンがそれに負けないというか、ウドンの味を引き立てるほうに働くのが、また。

 というわけで、久しぶりの山田家本店のざるぶっかけ。大変美味しくいただいて、感無量でございます。
 ごちそうさまでした。

令和6年5月訪問

東京都港区 かき揚げ蕎麦 吉利庵 (JR品川駅 改札内)

 令和6年5月半ばの平日。この日から、4泊5日で四国に行くことになり、まずは羽田空港へと向かう道中、乗り換えの品川駅で、早めの昼食を。
 それで品川駅には以前もいただいたことがある「常磐軒」という、今や貴重な非NRE系(今はNREじゃなくでJR東日本クロスステーションだけど、何となくこう表記したくなる。)の駅そば屋さんがホームにあり、そこでいただこうかと思っていたのですが、その常磐軒さんが駅ナカ商業施設の「エキュート品川」内に別の店名で立ち食い蕎麦店を出していると知って、今回はそちらにすることに。

 ホームからコンコースへ上る階段間違えて迷いそうになったものの、エキュート品川に入るとお店はすぐに見つかり、店頭の券売機で食券を購入してから入店。ちなみに、店名に「かき揚げ蕎麦」と付いているのと暑かった気温のため、今回は冷しかき揚げ温玉のを。店内は立ち食いカウンターの他、椅子席もありました。またフロアに店員さんが1人いるおかげで、入店後の動線に不安がないのがありがたいですね。それで程なくして完成したので、あいてるスペースに移動して、いざ。

【冷しかき揚げ温玉 660円】
冷しかき揚げ温玉 660円

 で、まずはソバからズズズっと口に入れましたが、冷たくツルっとした口当たりに、冷やしらしいしっかりしたの歯応えもあって、これが、もう。茹で麺か生麺かは正直分かりません(券売機で食券勝田と同時に厨房に注文入るシステムなら茹で上げ可能な速度かと。)が、そんなのどうでもいいくらいです。
 またツユは、冷し専用とおぼしき、味が濃いめのもの。味のバランスは、甘さがかなり控えめなのがなんとも良い感じです。
 それとかき揚げは、揚げ置きですが、カリっととガリっとの中間くらいのクリスプ感がありますが、ツユとの馴染みも悪くなく。タネは、タマネギ、長ネギ、ニンジンと野菜がメインだったかと。
 あと薬味は、ワサビもあるのがありがたかったというか、フロアの店員さんが、置いてある場所を教えてくれました。

 というわけで、美味しくいただいたのですが、今度は涼しくなってから、是非とも暖かいツユのをいただいてみたいですね。
 ごちそうさまでした。

令和6年5月訪問

栃木県さくら市 江戸切りそば ゆで太郎・上州 もつ次郎 氏家店

 5月も連休を明けると、暑さなどそろそろ夏の気配を感じることに地球温暖化を実感する今日この頃。という出だしとは全く関係無しに、この日は、5月から始まった季節メニューをいただきに、こちらのお店に。
 それでお目当ての品をと思ってお店に着いたら、店頭のPOPや券売機でわかったのが、個人的に大のお気に入りとなった4月の季節メニューである「ギッシリあさりと葱のかきあげ」って、5月も併売されるんですね。もっとも、今日は口の中が5月からの季節メニューになっていたので、その食券を迷わず購入。提出から程なくして番号が呼ばれました。

【月見芋そば 620円 + 麺大盛り 100円】
月見芋そば 620円 + 麺大盛り 100円

 その5月の季節メニューが、月見芋そば。とろろ芋に青森県産のネバリスターを使用しているそうです。個人的に、とろろも好物なので、このメニューを知った時には、わりと楽しみにしていたりして。
 で、手渡されたそれは、ソバと生玉子ととろろが別盛りになっているので、どういただくかちょっと迷いましたが、今回はソバの上にとろろと生玉子、薬味のネギやワサビを載せ、つゆもかけて混ぜていただくことに。ですがその際、貰ってきたそのまま、器からソバの上に載せたとろろが混ぜてもあまり粘らないのは、(多分)冷凍になっている分、やむを得ないのかもしれません。
 もっとも、冷たく締められた細麺のシャッキリとしたソバに生玉子ととろろは味的にとても良い相性です。

 というわけで、美味しくいただいたのですが、今度この品をいただく時は、今回たまたま隣で食べていた人のやり方をまねて、単品の納豆も追加して粘りマシしてもいいかもしれません(納豆ととろろも好相性ですし)ね。
 ごちそうさまでした。

令和6年5月訪問

栃木県矢板市 更科

 世間は大型連休に入り、うちの近くの高速道路でも下り線は渋滞しているようですが、我が家は何処ぞへ遠出することもなく、そばが食べたいということで矢板市のこちらのお店まで。
 で、さすがに連休というか、今回は開店からまだ10分も経っていないというタイミングでお伺いしましたが、席はほとんど埋まり、中には地元客じゃないっぽい人達も。

【冷やしえび天ぷらそば(大盛) 900円】
冷やしえび天ぷらそば(大盛) 900円

 そんな中、私がいただいたのが、冷しえび天ぷらそばを大盛りで。この品、こちらで頼む率が結構高いというか、暖かい時期はファーストチョイスだったりしますが、登場したらツユを回しかけ、ワサビを適当にソバに付けていただきます。
 で、まずはソバですが、店名通り更科っぽい白い色合で、ツルっとした口当たりに、硬質な密度感はあるけど歯切れも良く。味わい的には、更科っぽい上品さですが、蕎麦の香りもしっかりと。ちなみに、ソバ自体かなりの長さなので、あまり欲張らず口に入れる方がより美味しくいただけるかと。
 またツユは、塩梅良くフレッシュ感のある味わいかつ、そばの味や香りを邪魔しない感。各種調味料のバランスというか、味のバランスも、実に好みの塩梅です。
 そして具のえび天は、堂々としたサイズ感。もちろん揚げたてアツアツで、衣はパキっとしたクリスプ感が強め。またこの油っ気も調味料というか、コクが増して良い感じです。あと、ホウレン草や蒲鉾など、脇役も抜かりありません。

【カレー南ばんそば 700円】
カレー南ばんそば 700円

 こちらは、家人がいただいた品。丼の縁ギリギリ注がれたカレー味のツユが特徴的というか、他のかけそば系の品もそんな感じなれど、カレー南ばんだとそれがより一層強調される気が。
 で、例によって味見させて貰いましたが、丁度良い塩梅に整えられた出汁感のあるカレー味は、やっぱり良いですね。あとソバが、カレーに負けず蕎麦香を主張していたというか、この蕎麦とカレーの香りの競演が、カレーうどんにはない魅力だなぁ、と。

 というわけで今回も、どちらも美味しくいただけて、満足でございます。
 ごちそうさまでした。

令和6年4月訪問

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馬 たひお (@uma_tahio)
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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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