たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

神奈川県横浜市 相州そば 関内本店

 9月上旬の土曜日のこの日。某アーティストさんのライブを観に上京することになっていたのですが、こんな時、ライブ以外のついでの楽しみにしているのが、(大抵は夜からの)ライブ前に首都圏の鉄道に乗ることと、その合間の、駅そばや立ち食いそばといった食べもの。
 今回は、神奈川県内に路線を持つ相模鉄道をメインに乗ろうと思っていたので、それと縁のあるお店が良いなと思い、相模鉄道の一部駅構内にも出店されている、「相州そば」にしようかと。ちなみに、相州そば運営されている「なかや商事」さんは、相模鉄道のグループ会社ではないそうですが。
 それでどこのお店で食べようかとなった時、色々検討した結果、スケジュール等の都合もあって、相模鉄道駅構内のお店ではなく、横浜の街なかにある関内本店にて朝食を、となったのですが。

 そんなわけで、自宅最寄り駅から列車を乗り継いで、JR根岸線の関内駅に、午前7時46分に到着。そこから徒歩で、横浜スタジアムの近くを通って約8分でお店へと。
 店内は混雑していましたが、注文を受け付けるカウンターは空いていたので、早速、個人的定番の天玉そばを注文すると、ほんとあっという間に登場。その頃には後客が続々とやってきて、ちょっとしたカオスになりかけたものの、それをものの見事に捌く店員さんを横目に見つつ、ササっとカウンターの空いたスペース持ち帰り、いざ。

【天玉そば 530円】
天玉そば 530円

 それでまずは、ツユからいってみたところ、出汁感ばビンビンで、味付けは関東標準の濃い口醤油ベースながら、甘みもそれなりに効かされているというチューニング。もう、一口目から旨いツユだな、と。
 またソバは、プリっとした食感の茹で麺。言い方変かもしれませんが、ちゃんとした立ち食いそばの麺というか。ちなみに、相州そばには「いしうす相州」というブランドで生麺が売りのお店もあるそうですが、個人的には、立ち食いそばと言えば、正直、茹で麺の方が好きなんですよね。
 また具のかき揚げは、揚げ置きですが、未だ衣にはサクサク感が残っているのが嬉しいところ。タネはタマネギがメインの野菜類に、アミ様の小エビがとても香ばしく。
 あと、つゆの味がしっかりしているので、途中で生玉子を崩しても、味がぼやけないのが良いですね。

 というわけで、朝から美味しくいただいて満足したのですが、今度は是非、相模鉄道の駅構内の店舗でもいただいてみたくなりました。
 ごちそうさまです。

令和6年9月訪問

栃木県さくら市 江戸切りそば ゆで太郎・上州 もつ次郎 氏家店

 続く時は続くもので、きぬやさんにお伺いした翌日の昼食も、さくら市にて。今回は国道4号沿いにあるこちらのお店なのですが、宇都宮市から国道4号で北に向かう場合、宇都宮市が終わるまでは旧河内町エリアを含めお店が点在するものの、次の高根沢町には無く、更に次のさくら市に入るとまた現れ(特に氏家駅西側の部分は高密度)、その次の矢板市に至るまで点在するという感じなので、此方の事情を考慮すると、どうしてもこの辺りで食べることが多くなるんですよね。

 と、どうでも良い個人的な都合はおいといて、今回は、先月もいただいた期間限定のAKE、あさり、小柱、えびのかき揚げメニューがまだやっていたので、今回は冷たい、ぶっかけそばバージョン(大盛)に、何となく鬼おろしをプラスしていただくことに。
 食券提出後、程なくして番号が呼ばれ、それを受け取って無料コーナーでワサビと一緒に持ち帰りいざ。、

【AKEかき揚げそば(ぶっかけ) 770円 + そば大盛 100円 + 鬼おろし 100円】
AKEかき揚げそば(ぶっかけ) 770円 + そば大盛 100円 + 鬼おろし 100円

 で、まずはかき揚げから、ぶっかけのツユに浸けていってみたところ、揚げたてで衣のサクサク感と香ばしさはあるものの、今回のは中の種から、冷凍シーフードミックス的スメルが若干するような。じつは子供の頃から、普段はつまり気味な鼻が妙に通って匂いが気になってしまう時がたまにあるのですが、今回は、そんな時に当たってしまった所為もあるのですが。
 もっとも、鬼おろしを一緒に食べれば、その匂いは気にならなくなる程度。ほんと、何となくだったのですが、今回は付けて正解でしたね。
 またソバは、細くてシャッキリした食感が、いつものゆで太郎さんクオリティ。ツユの塩梅も良い感じです。

 というわけで、結果的に美味しくいただくことができましたが、ほんとに我が身のことながら、ままならないものだなぁ、と。
 ごちそうさまです。

令和6年9月訪問

福岡県福岡市 釜揚げ 牧のうどん 博多バスターミナル店

 前の記事でも触れた、令和6年夏の、九州一人旅の4日目。
 この旅もいよいよ大詰めとなり、あとは、博多駅に隣接するバスターミナルから「キングオブ深夜バス」(by 水曜どうでしょう)こと、はかた号に乗って帰るだけとなったのですが、バスに乗り込む前、早めの夕食として立ち寄ったのが、こちらのお店。
 九州には、以前本店にお伺いした「資さんうどん」や、博多中津のお店にお伺いした「ウエスト」といった、当地で多店舗展開されている有名なうどん店があり、その一つに数えられるのが「牧のうどん」。そのなかで「牧のうどん」だけを伺いしていなかったので、いつか必ずと思っていたのですが、事前にバスに載る前の食事処を探していた時、とても好都合な場所にあると、ほくそ笑んでしまいました。

 そんなわけで、博多駅に到着後、隣接するバスターミナルに向かったものの、これがちょっとしたタワー型ダンジョンというか、フロアマップや案内表示はあるけれど、初見だと行こうと思った場所にいけないという。(私だけ?)
 それでも何とかお店にたどり着き、券売機で食券を購入。ところでこの券売機。ものすごく品数があって、何を食べるかかなり迷いそうですが、今回は事前にいただく品を決めていたので、その食券を購入。
 その後、お店のお姉さんに席を案内され、そのお姉さんに食券を渡しますが、その時、うどんの固さを、やわ、中、かたの3種類から選ぶので、真ん中の「中」に。夕方の中途半端な時間にもかかわらず続々入ってくる他のお客さんは「やわ」で頼んでいる人が多い印象でした。

【肉ごぼう天うどん 760円】
肉ごぼう天うどん 760円

 その後あまり待たずに登場した、今回注文の肉ごぼう天うどん。初心者はこれ食っとけみたいなメニューらしいですが、当地らしい具の組み合わせで、個人的にはとても魅力的に感じられますね。あと、「牧のうどん」の特徴でもある出汁というかうどんツユが入った小ぶりのやかんが添えられていますが、これについては後述。
 それでまずは、ツユからいってみたところ、上に載っている肉からと思われる、こってりした甘辛味が強い味わい。というのも、やかんに入った出汁をレンゲにとって味見すると、旨味はしっかりしているものの、味付け自体はかなり上品なんですよね。でも、この炊いた肉から出た味が、このうどんにキャラクターを与えている気がします。
 またウドンは、先述のとおり固さ中にしましたが、それでも一般的なウドンより柔らかめ。口当たりはかなりフワっとしてるけど、歯を入れるとトロトロではなく、モチっとした噛み応えも残っているという食感ですが、個人的にはこれは大いにアリだと思うと同時に、やわめも是非試してみたいと思いました。
 それと具の肉は、一緒に煮てある青ネギが良い感じで味と食感をアシスト。ごぼう天は、衣がかなりクリスピーで、中のゴボウは、太いものを斜めスライスしたタイプなので適度な歯応えがあり、味的には、具の肉と良く合います。
 で、食べ進めているとあることに気がつくのですが、ウドンは減らずツユだけ減っていく感覚が。実際は、ウドンが出汁をどんどん吸ってぐんぐん太くなっている(でも不思議と食感はめちゃくちゃ変わったりしない)ようですが、そこで登場するのがヤカンに入った出汁。これを適宜継ぎ足しながら食べるのが、また面白いですね。

 というわけで、ツユを足しながらという未体験の食べ方をしつつも、味自体も美味しく、これはまた味わってみたい、アメイジングなうどん体験でした。なのでまた、ここのお店に限らず、「牧のうどん」にお伺いしたいけど、九州って遠いよなぁ。
 ごちそうさまでした。

令和6年8月訪問

熊本県熊本市 まるうまうどん 新幹線熊本店

 前の記事でも触れた、令和6年夏の、九州一人旅の4日目。
 この日は早朝からメシも食わず(食えず)、熊本近郊の私鉄や熊本市電に乗って、午前9時頃、空腹を抱えて熊本駅に戻ってきたところ。で、次の列車に乗る前に朝食をとなったのですが、そこで目に入ってきたのが「おいしいうどん、太平燕(タイピーエン)あります」という看板。九州新幹線開業に伴う駅の改築で、駅構内の、いわゆる駅そば・うどんのお店は無くなってしまったと思い込んでいたのですが、待合室内にお店があったんですね。

 なので待合室に入り、更にその奥にあったお店へと。
 注文は食券を券売機で買う方式ですが、そのボタンには、看板にあった太平燕を筆頭に、うどん・そばが色々と。かけ、種物ではベーシックなきつねやえび天、九州ではお馴染みのかしわやごぼう天の他、当地名物の辛子レンコンや馬肉が載ったものも。その中からどれをいただくかちょっと迷いましたが、空腹ということもあって、馬肉が入ったさくらうどんに、追加具100円(たまご)と追加具150円(ごぼう天)の食券をプラスしてしまったという。それを、カウンター内で黙々と仕込み作業をされていた、シブい男の店員さんに提出しました。

【さくらうどん 650円 + ごぼう天 150円 + たまご 100円】
さくらうどん 650円 + ごぼう天 150円 + たまご 100円

 それから流れるような調理で程なくして登場したうどん。
 早速透明感のあるツユからいってみたところ、温度は高めなのが嬉しく、出汁感ビンビン。味付はしっかりしているけど、全体的にとても上品さを感じさせる味わいが、何とも良い感じです。
 またウドンは冷凍麺でしょうか?ツルっとした口当たりで、歯を入れると柔らかいけど、噛み切ろといするとコシが結構、いやかなり強いという食感。
 それと具のさくら=馬肉は、ショウガが効いた甘辛味。ツユにその風味が徐々に混ざっていくと、味と風味のアクセントに。追加のゴボウ天は、斜め切りしたのを揚げたもので、故に繊維を断ってある分食べやすく。あとこれまた追加の生玉子は、ツユの熱さで白身が絶妙に固まって、また。他は、どのうどんにも共通で入ると思われる、竹輪とワカメも載り、結果的に丼がかなり賑やかになってしまいました。

 というわけで、美味しくいただいて満足したものの、空腹に任せて具を追加してしまったことに、少々後悔。こちらのうどんは、具をごちゃごちゃさせない方が、一杯のうどんとしてのポテンシャルを最大限生かせたなぁ、と。お腹が空いているなら、いなり寿司やおにぎりを追加すれば良かったんですしね。なのでもし、次に熊本駅に来る機会があれば、その時はシンプルな一杯で勝負したいと思います。
 ごちそうさまでした。

令和6年8月訪問

宮崎県宮崎市 三角茶屋 豊吉うどんJR宮崎駅店

 前の記事でも触れた、令和6年夏、九州一人旅の途中。
 その2日目の午前中は、早朝に宮崎駅を出発してお昼前、再び宮崎駅へと戻るという行程だったのですが、その予定を立てる際、宮崎駅に戻ってきたら必ずいただこうと思っていたのが、宮崎駅構内にあるこちらのお店。
 九州はうどんがよく食べられている土地柄というのは言うまでもありませんが、中でも宮崎県は以前いただいた小林市のお店など有名なお店が多く、宮崎市内に本店のある「豊吉うどん」もそんな有名店のひとつ。その支店が宮崎駅構内にあると知って、是非お伺いしたくなっていたというか。

 それで予定どおり、午前11時の少し前、高架駅である宮崎駅に戻ってくると、その1階部分にあるお店へと。場所は前日夜、宮崎駅に降りた時に調べておいたので問題なかったものの、いざ食券を買おうと券売機を見たところ、そのボタンの多さにびっくり。うどんとそばのボタンが別になっているのも一因ですが、メニュー自体も多く、中には「てんぷら」だと練り物を揚げた(さつま揚げみたいな)ものが載っていたり、「野菜」だと野菜のかき揚げが載っているといった、当地以外の人間にとってはちょっとしたトラップもあったりします。

【すき焼きうどん 700円】
すき焼きうどん 700円

 そんな中から苦労して選んだのが、こちらのすき焼きうどん。別にすき焼きが載っているわけではなく、肉うどん+温泉玉子の組み合わせだと、この名称になるらしいです。
 でまずはツユからいってみたところ、毎朝お店で、いりこ、昆布、鰹節を炊いて作るというそれは、いりこと昆布が主張しているような、ちょっと独特というか、栃木県民の私にとっては馴染みのない風味。ですが食欲そそる風味ではあり、旨味は十二分に感じられますね。また、ツユの色は薄いです(写真だと濃く写ってしまっていますが……。)が、味付けはしっかり濃い目で、塩気と甘みが好バランス。何より、その味わいのトラディショナル感がとても良いです。
 またウドンは提供時間からして茹で麺でしょうか?(見込で茹でたり茹で置きにしていた可能性も)プリっとした噛み応えもありつつ、全体的には当地らしく柔らかめ。個人的に好きなタイプであり、ツユとも良く合ってますね。
 そして具の肉は牛肉。汁っ気があまりないのでつゆの味にさほど影響は無いと思われますが、甘辛い味付けがしっかりと染みて。そこに温泉玉子は、間違いの無い組み合わせですね。

 というわけで、美味しくいただいて大変満足したのですが、心残りもあるというか、夏季限定の冷やしメニューを含めた数多くあるメニューを、もう一つでも良いから、食べておきたかったな、と。
 今後の人生で、また宮崎に行けるかは判りませんが、行った際には、こちらか、今回お伺いできなかった本店で、いただいてみたいですね。
 ごちそうさまでした。

令和6年8月訪問

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馬 たひお (@uma_tahio)
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自己紹介:
栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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