たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

東京都千代田区 そばいち グランスタ東京店 (JR東京駅 改札内)

 四国の旅の最終目。前の記事でも書いたように、高松駅から寝台特急サンライズ瀬戸号にのって東京駅まで帰ってきたものの、大変空腹な状態。というのも、高松駅でサンライズ瀬戸号に乗り継ぐ際、酒とつまみ、そして夜食を買うのに当てにしていた駅構内のコンビニは閉店時間が過ぎていたためそれらを買いそびれ、駅のホームでミネラルウォーターを買った以外は、リュックの中に忍ばせていた緊急用のウイスキーポケット瓶と、自分のお土産に持って帰ろうとしていたわずかなつまみ類、あとはサンライズ車内の自動販売機で買える飲み物くらいで、朝まで過ごしたから。なので昨晩のうちに、東京駅構内、いわゆる駅ナカの早朝から開いているお店を調べたのですが、いつの間にか、JR東日本クロスステーションの駅そばブランド「そばいち」のお店が、グランスタ東京内に出来ていたんですね。

 そんなわけで、列車を降りたら、真っ先にお店へと。
 店内の券売機で、個人的定番であるかき揚げ天玉そばと、いなり寿司の食券を購入。注文は、券売機で食券を買ったと同時に厨房へと伝えられるシステムなので、あまり待たずに注文の品々が登場。あらかじめ確保しておいた席に持ち帰り、いざ。

【かき揚げ天玉そば 680円】
かき揚げ天玉そば 680円

 で、ネギと玉子をツユに入れ、まずは一口いってみたのですが、昨日まで食べていたツユとは別物の、濃い口醤油がビンビンに効いた味わい。ちなみに、甘みと塩気のバランスは、若干甘みの立った万人向けに感じます。また味の濃さは結構濃いめというか、以前新宿駅の「そばいち」でいただいたかき揚げ天玉そばよりも濃く感じたのは、昨日までの西国の味付けに慣れてしまっていたからか、はたまた本当に濃かったのか。もっとも、個人的には濃い味大歓迎なので、嬉しいところですが。
 そしてソバは、そばいちや、同系統の「いろり庵きらく」でもお馴染みとなった細いタイプ。改めて味わうと、個人的にふと目が好きという嗜好の問題は別として、蕎麦的香りもあり、シャッキリした歯応えも悪くなく。
 そしてかき揚げは揚げ置きだと思いますが、衣にはクリスプ感が残り、ツユとの馴染みはとても良いタイプ。タネはタマネギとニンジンなど野菜がメインですが、蕎麦に合わせたのか、どちらもかなり細めにスライスされているんですね。

【いなり(2個) 150円】
いなり(2個) 150円

 こちらも、油揚げが濃口醤油の効いてるのが関東的。加えて、酢飯と共に甘みもそれなりに効いた立った味付けかと。

 というわけで、美味しくいただいて満足したのですが、それと同時に、「嗚呼、こっちに帰って来ちゃったなぁ……。」と感じさせる味わいでした。
 ごちそうさまです。

令和6年5月訪問

愛媛県伊予市 たこ焼き ぽんぽこ (手づくり交流市場 町家内)

 四国の旅の4日目。四国滞在最終日で、高知県の西端近くから愛媛県、そして香川県と回っても玉津駅から今や貴重品の寝台特急、サンライズ瀬戸号に乗るという予定。
 それで計画を立てる際、この日は妙に列車の乗り継ぎが良く、というか良すぎて駅の外に出て何か食べるのが難しいと判っていたので、朝買った弁当で、朝食、そして昼食と済ませてきました。
 そんな状態で夕方4時近くに到着したのが、JR予讃線の伊予市という駅。
 ここで約1時間の待ち時間があり、それがこの日唯一の、そして四国最後の外食チャンスだったため、その間に何かいただこうとスマートフォンを取り出して調べたところ、駅に隣接した「手づくり交流市場 町家」という商業施設があり、その中に何件か飲食店も。
 今回四国に来てからは一杯もいただいていなかったラーメンにもそそられたものの、たこ焼きのお店でうどんも出しているというのに興味を惹かれ、こちらのお店にお伺いすることにしました。

 施設の中に入るとお店はすぐわかり、フードコートというかスナックコーナー的佇まい。店頭にはお品書きのPOPがいろいろと張ってあります。
 中でも主力のたこやきは、8個入り1パック390円、2パックで750円とリーズナブル。それと、大阪周辺でしか見かけた記憶がない「たこせん」(たこ焼きをえびせんで挟んだスナックというか駄菓子。)があるんですね。その他、たこやきのタコの代わりにイカやエビを使ったもの(それぞれ、いかやき、えびやき、と表記)や、甘味、スナック類も。そしてお目当てのうどん類も、お店の名前を冠したぽんぽこうどん(かけうどん)の他、「オススメ」のところには、和風カレーうどん、かき揚げうどん、えび天うどんが。また、鍋焼きうどんにはノーマルと玉子入りの2種類があったのですが、玉子は他の品に追加できるんですかね。
 それで少し迷って注文は、たこせんのたこ焼き2個入り1つと、「かき揚げうどんに玉子は入れられますか?」と。私の頭では、かき揚げ天玉うどん的イメージで注文しましたが、その際、とても感じの良い女性の店員さん(店主さん?)から、「玉子は溶き卵にしますか?」と訊ねられたので、「お任せします」と応えました。その後、空いている席に座って待つこと暫し。店員さんが「思っていたのと違かったらごめんなさいね」と恐縮しつつ、うどんとたこせんに、有り難いことに紙コップに入った冷たいお茶(この日は結構暑かった)を添えて持ってきてくれました。

【かき揚げうどん 500円 + 玉子 50円】
かき揚げうどん 500円 + 玉子 50円

 そのうどんは、卵とじうどんにかき揚げが載ったようなスタイル。実は私が以前よく通っていたお店の天玉うどんがこれと同じようなスタイルだったというか、溶き卵と聞いた瞬間からそれを頭に思い浮かべていました。で、どちらからいただくか迷いましたが、とりあえずはかき揚げうどんから口を付けることに。
 まずは熱々のツユからいってみると、私のような東日本民からすると、ツユの色が薄いだけで関西風と言いたくなってしまうのですが、出汁感がそこそこ効き、薄口醤油メインの味付けは塩気と甘みがちょうど良いバランス、そして濃さ。そこに、卵とじ的溶き卵の味も加わって、これがなんともいい感じです。
 またウドンは、表面ツルっとしていて、かつ柔らかい口当たりですが、デンプン的クニっとモチっとした歯応えも感じられます。
 それと具はワカメの他、メインは当然かき揚げなのですが、わりとしっかり揚がったタイプで、香ばしさとコクをツユにプラスする感じ。タネはタマネギ、そしてニンジンと、関東のこの手のお店のよう(関西だとタネは小エビくらいで、あとは衣を固めたようなかき揚げが多いような。個人の感想です。)で、ツユとの馴染みは普通くらいだったかと。
 またかき揚げに振りかけられた青海苔や、ツユに入った鰹節がアクセントになっているというか、「そうだ、ここってたこ焼き屋さんだったっけ!」と思い出させてくれました。

【たこせん(たこ焼き2個入り) 200円】
たこせん(たこ焼き2個入り) 200円

 実は少しの間大阪に住んでいたこともあり、たこせん自体は知っていたのですが、食べるのは初めて。先述したとおり、2つに割ったえびせんの間にはたこ焼きが2つ。ちなみに、こちらのお店では、たこ焼きの個数は1個入り(120円)も選べます。
 で、齧りつくとえびせんのパリっサクっとしたクリスプ感と、たこ焼きのムニっと柔らかい食感という対比がまず面白く、味的にはえびせんの海老味、たこ焼きの出汁感、ソースとマヨネーズに、鰹節と青海苔の風味が合わさって、これがなかなか。っていうか、たこ焼きは勿論のこと、えびせんにも、ソースやマヨネーズって相性良いですよね。(個人的には、このタイプのえびせんにソースやマヨネーズを塗って食べるの好きなんです。昔はよくビールやチューハイのつまみにしていました。)

 というわけで、うどんもたこせんも美味しくいただいて、満足いたしました。個人的には、今回の旅での、四国の最後の食事がここで悔いなし!という感じです。
 ごちそうさまでした。

令和6年5月訪問

徳島県徳島市 セルフうどん やま 徳島駅前店

 四国の旅の3日目。この日は、徳島県から高知県へと、足摺岬の方をぐるっと回る行程だったのですが、列車本数の都合で、朝の徳島駅にて、1時間半近くの乗り換え待ちが発生。
 で、この合間に朝食をいただこうと駅周辺のお店を調べていた時に見つけたのが、こちら。「セルフうどん やま」自体は、徳島県内を中心に、大阪府茨木市、そしてハワイにお店を展開しているそうで。

 それで徳島駅を背に左手方向に行ったところにあるおこの店は、間口はそれほどですが、奥行きは広く感じます。午前8時過ぎという、平日の朝食にはやや遅い時間帯にもかかわらず、一人客がわりと多く、ボックス席で思い思いにうどんを啜っているという感じ。
 早速注文口で、かけうどんの並(1.5玉)と店内自作という温泉玉子を注文。玉子はうどんに載せて貰いました。で、後は天ぷらの一つでもと思っていたのですが、そこでわかめの天ぷらというのを発見!大変珍しく感じたので皿に取ったものの、何分食べたことが無いものなので、安パイ的にもう1つ、鯛入りというちくわ天もお皿に取りました。

【かけ(並) 320円 + 店内自作温泉玉子 120円】
かけ(並) 320円 + 店内自作温泉玉子 120円
【わかめの天ぷら 140円 と 鯛入りちくわ天 140円】
わかめの天ぷら 140円 と 鯛入りちくわ天 140円

 会計を済ませ、空いていたボックス席に移動していざ。
 まずはかけうどんを、ツユからいってみたところ、出汁感があって、醤油などの味加減も濃すぎず薄すぎず。いりこ的風味もしっかり感じられ、ここは徳島なれど、まっとうな讃岐うどんのツユという印象です。
 それはウドンも同様で、茹でてから20分以内に提供を謳っていますが、太さは若干太めでしょうか。口当たりはややふわっとしつつも麺にコシと共に適度な柔らかさもある、まっとうな讃岐のウドンという印象。
 そしてある意味今日の目玉であるわかめの天ぷらは、揚げ置きでも衣にサクッと感は残っていますが、それよりも、中のワカメがパリっパリ(の部分が多かった印象)。それにより磯の風味も凝縮された感じで、個人的にはワカメ好きなので問題ありませんが、海産物苦手な人は厳しいかもしれません。(もっとも、そういう人はハナっから食べないでしょうが。)あと、鯛入りちくわ天ですが、これが思った以上のヒットだったというか、ちくわ自体の味、そして食感がとてもしっかりしていました。ただ、並1杯に天ぷら2品はちょっと多かったというか、思い切って2玉の中にすれば良かったです。

 というわけで、美味しくいただいて満足したのですが、それに加え、県庁所在地の駅前で朝の7時半からやっている旨いセルフうどん店があるって、徳島の方が羨ましいなぁ、と。
 ごちそうさまでした。

令和6年5月訪問

香川県高松市 めりけんや 高松駅前店

 四国の旅の2日目。この日は昼過ぎまで香川県内をうろうろすることになっていたので、その合間にできるだけうどん屋さんに寄りたいと思っていたのですが、なかでもここは絶対に寄っておかないと、と思ったのが、「めりけんや」というお店。うどん屋さんなのに、なんと、JR四国グループのひとつだったりするんです。
 東京にもお店があるそうなのですが、これまでご縁がなかったのが痛恨事。(っていうか、そのお店がJR四国グループだと知ったのが最近だったので……。)ですが今回、ことでんの高松築港駅からJRの高松駅への乗り換えの際、30分ほど時間を作れたので、高松駅前店に寄ることが。

 もつとも、JR四国グループと言っても、お店自体は一般的なセルフ店と変わるところはないという感じ。午後2時近い中途半端な時間帯にもかかわらず、店内はわりと盛況で、注文口では、先客の家族連れがワイワイしながら注文していました。

【肉うどん(小) 580円 + 温泉たまご 100円】
肉うどん(小) 580円 + 温泉たまご 100円

 それで私が注文したのが、肉うどんの小(1玉)と温泉たまご。シンプルに「かけ」とか「ぶっかけ」とか「醤油」という通人っぽい選択肢もあったのですが、食べたいものを食べる!というわけで。
 で、まずはツユからいってみると、これが、もう。出汁感はかなりしっかりしていますが、いりこがビンビンに効いているというよりも、何かもっと、こう、全体的に丸い印象。味付けもしっかりしていて、一口で「これは旨い」と思わせられます。更に今回はそこに、牛肉の脂や、追加した天かすのコクが加わって、味がグレードアップしていますね。
 次にウドンを啜れば、これが、また。歯応えとコシ、そして適度な柔らかさも兼備しているのが、何とも良い感じ。自社製麺だそうですが、他所行き感はなく、適度なカジュアルさがあるというか。
 それと具の牛肉は、味付けがそれほど濃くないのが好印象。柔らかく、量たっぷりが嬉しいです。そして途中から温泉玉子を崩せば、たまりませんね。

 というわけで、一言で表すなら、ウドンもツユも「わかりやすい」美味しさが印象的で、とっても満足。店舗一覧を見ると、都内のわりと利用する駅に出店されているようなので、今後上京する時は、是非ともいただきたいと思いました。
 また、この日立ち寄った、山田家本店高柳食堂、そしてこちらの3軒のうどん。三者三様で、どれも甲乙付け難かったというか、どれも全く違った魅力が。この3軒のみを以て讃岐うどんを語るのは笑止千万でしょうが、やはり当地のうどん文化は底なしだなぁ、と、改めて実感した次第。しばらくは四国に行ける用事を作れそうにないけど、是非また当地を訪れ、いろいろと味わってみたいです。
 ごちそうさまでした。

令和6年5月訪問

香川県高松市 高柳食堂

 四国の旅の2日目。この日午前中の主目的である八栗ケーブルに乗った後、その麓側の駅である八栗登山口の目の前にあったこちらのお店に。
 というのも、じつは当地のウドンを調べていた時に見つけたお店で、実際にそのお店の佇まいを目の当たりにした時、これは寄っていかないと後悔するな、と思った次第。先ほど1杯食べたばかりですが、思いのほか時間が掛からずに済んだし、あと1杯くらいなら軽くいけそうだったし。

 それでお店に入ると、お年を召した夫婦とおぼしき男女の店員さんが迎えてくれました。
 空いた席につき、壁に貼られたお品書きの札を見たところ、事前に調べた時、こちらのお店の名物という情報があった「あなごうどん」がなかったので、まずはきつねうどんをお願い。一緒に、これまた名物という情報の、にしがいのおでんも食べたかったのですが、お品書きにはあるけど残念ながら品切れに。女性の店員さんによると、採れる量がめっきり減ってしまったそうで。

【きつねうどん 300円】
きつねうどん 300円

 そんなわけで、結果的にきつねうどんだけの注文となり、出していただいたお茶を啜りつつ待つこと暫し。女性の店員さんが「熱いので気をつけてください」と言い添えつつ恭しく持ってきてくださいました。
 で、まずはその熱々のツユから行ってみたところ、確かに温度は高めですが、味わいはあっさり、そして何よりも優しく。出汁は当地で一般的ないりこでしょうか?ほんのりとそれっぽい風味がして、薄口醤油の味加減は最低限といった感じ。
 またウドンは、当地で一般的な製麺所のものらしいですが、これも優しい食感。プリっとした口当たりで噛むと弾力もそれなりに有りますが、最後は柔らかい感触が残るというか。
 更にもお揚げさんがまた。しつこくない甘みのある薄味が、よく染みています。

 というわけで、話し好きらしい女性の店員さんの四方山話を聞きつつ、美味しくいただいたのですが、一言で表すと「とても優しい」一杯でした。
お店の作りも、うどんそのものも、先にいただいたうどん本陣山田屋本店さんとは正反対ですが、どちらも同じくらい魅力的で、ほんと、いただいて良かったというか、大満足でございます。
 ごちそうさまでした。

令和6年5月訪問

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馬 たひお (@uma_tahio)
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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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