趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
最近わけあって、宇都宮の西川田周辺に、家人共々用足しに来る機会が増えているのですが、この日は個人的に別の用事もあったので、週末に伺っていたこれまでとは違い、休みを取った平日に。
で、ついでのお昼はもちろん、前回の用足しに続いてこちらのお店。だって、こちらで平日限定の品がいただけるチャンスなんですもの。
【麻婆担々麺(汁なし) 900円 + 半ライス(平日ランチタイムサービス)】
それがこの、麻婆担々麺。汁なしと汁ありが有りますが、私は汁なしを、平日ランチタイムサービスの半ライスと共に注文しました。
で、見た目的には、麺の上に麻婆豆腐という感じですが、とりあえず麺と麻婆豆腐を混ぜてからいってみれば、これが、もう。
まず味わい的には、コクのある麻婆豆腐という感じだけど、担々麺のタレも入っているのでしょうか?塩気や辛味だけではない、甘みもある、単純ではない味わい。旨く表現できないのがもどかしいのですが、ほんと、良い感じの味わいです。
それが絡む麺は、モっチモチで噛み応えのあるタイプ。麻婆との相性も良い感じです。
また、薬味のネギのフレッシュ感や、ぱらりと掛けられた山椒(花椒?)の香りや痺れも良い感じ。更には、卓上の辛味噌も、辛味だけではないプラスαが。
最後は、半ライスを投入して余すところなくいただきますが、もちろん、ご飯と合わないわけがないというか。
こちらは家人がいただいた、汁ありの方。
例によって味見させて貰いましたが、ゴマ+麻婆って、旨さの力業(ちからわざ)というか、美味しい+美味しい=もっと美味しいを地で行くというか。
そしてこちらもご飯が合います(残しておいた半ライスに掛けた)が、力業が過ぎて逆に釈然としない感も。
というわけで、どちらも美味しくいただいたのですが、これは次回から、このあたりに用足しに来るのを、平日にしなくてはならないかも。そう思うくらい、また食べたくなりました。ごちそうさまです。
令和7年1月訪問
先日、職場での雑談中、たまたまこちらのお店の話が出た時、「そういえば、暫く花の季さんにお伺いしていないなぁ」と。で、思った途端、無性に食べたるのが人の性(さが)というもので、次の日は土曜日で休みだったこともあり、家人を伴ってお伺い。
それで開店前に到着し、クルマを降りたところ、「日光赤おろち」の看板が。
前日の話の途中から、お店の看板メニューであるバカうまラーメンが脳裏にちらついていたものの、今回を逃すと赤おろちに逃げられてしまうと思い、今回はそちらをいただくことら。っていうか、バカうまラーメンは、家人がいただくので、それを味見させて貰えば良いかなぁ、と。
そうこうしているうちに暖簾が出され、点灯の順番待ち名簿に記入した順に入店。今回も気持ちの良い接客で迎えられ、カウンターにご案内。先述のラーメン2品の他、個人的にはこちらのお店のちょっとした楽しみである、季節の野菜メニューを注文しました。
【たくあん(サービス)】
【ごま和え 360円】
【ラーメン屋のおでん 420円】
【鶏ごぼう 400円】
その後、まず登場したのが、サービスのたくあんと、季節の野菜メニューたち。ちなみに、この日の野菜メニューは3品がお品書きに書いてあったのですが、家人と分けて食べるため、3品とも頼んでしまったという。
で、まずは、サービス品の、いつもの大根の甘酢漬けではない、たくあんから。これがいきなりですが、もう!色々あって、ここ暫くの間、たくあんと言えば、外食の際などに添えられた、糖しぼりのたくあんしか食べていなかったので、この、昔ながら(もっとも、糖しぼりも、わりと昔からありますが)のスパルタンな味わいと歯応えがたまらないというか。パラっと振られた七味も、糖しぼりのたくあんには合わないけど、これだと風味を一層良くしてくれます。
また、たくあんもそうですが、季節の野菜メニューは、どれも自家製野菜の旨さが堪能できるというか。ごま和えは旬のホウレン草自体の味が濃く、おでんは適度な繊維感のあるしっかりした大根に味が染みまくり。鶏ごぼうも、鶏の旨味とコク、そして唐辛子の程よい辛味ががゴボウの野趣を引き立てて、どれもたまらない味わい。花の季さんって、ラーメンはもとより、こういうちょっとした「料理」も、素晴らしいですねぇ。
それら野菜を堪能していると、メインのラーメンが登場。
私の赤おろちは、丼を目の前に置かれただけで、日光赤唐辛子の食欲をそそる香りが鼻腔をくすぐるというか。
で、早速スープからいってみると、これが、また!コクと適度なコッテリ感のあるベースに、大豆がゴロゴロ入った自家製の味噌の豊かな発酵味。そしてそこに、日光赤唐辛子の香りと、この時点ではちょい辛程度の辛味。あと、具材からの炒めたような風味・旨味や、散らされたゴマと青みと白い部分を両方使ったネギの食感を含めたアクセントなど、情報量が多いにもかかわらず、仕立ての良いジェントルかつマイルドな味わいが。
ですがここに、てっぺんに乗った「おろち玉」を溶き入れれば、唐辛子の香りと辛味が鮮烈に変化!塩気も足されるのか味わいもシャープになって、これが何ともたまらないというか。
と、スープに気を取られていると、麺の主張もしっかりしていること気が付かされます。看板メニューのバカうまや名物のタンメンのとも違う太縮れ麺は、モチっムチっとした食べ応えのある食感。麺自体、というか小麦の味もしっかりと。
そしてメインの具は、モヤシと挽肉などを炒めたものでしょうか。これがスープと麺に、絶妙にマッチするというか。あと先述のネギは、シャキっとした歯触りとフレッシュ感があって、これもまた良いんですよねぇ。
これが出される季節になると、必ずではないですがいただいている赤おろち。今季も堪能いたしました。
こちらは家人のいただいた品ですが、先述のとおり例によって少々味見をさせてもらったところ、和風豚骨たる何時もの味わい。体調の所為か、今回のスープはわりと魚感が強めに感じられたけど、それもまた良し。赤おろちも良かったけど、これも一杯食べたかったよなぁ。(私の分も、ハーフで頼めば良かったか。でも野菜メニュー食べまくったので、お腹の容量的に無理だった可能性が大きいが。)
というわけで、野菜メニューもラーメンも全て、美味しくいただいて、大変満足いたしました。最近このあたりに来る用事が無くなってしまったので、お店から自然と足が遠のいてしまっていましたが、やっぱり、来て食べると、必ず満足するんですよね。
ごちそうさまでした。
令和7年1月訪問
旅から帰ったあとって、しばらくは茫っとするというか、仕事しててもどこか現実感がなかったりする訳なのですが、そんな状況で仕事をするなか金曜日になってしまい、その日は弁当を持っていなかったので、昼食に何をいただくか決まらぬままたクルマを走らせていたら、こちらのお店に向かっていたという。
ここで店外待ちまで出ていたら、近くのコンビニで昼食購入だったものの、幸いなことに、待たずにお店に入って食券を買ってカウンター席にご案内。その食券は、このところ背脂煮干のつけ麺が続いていたので、今回はラーメンを。もっとも、つけ麺の時と同様に、味玉と温野菜は追加するのですが。
【背脂煮干ラーメン 980円 + 味玉 120円 + 温野菜 80円】
そこからタイミングよく、あまり待たずにラーメンが登場。
で、まずはスープからいってみれば、これが、もう。煮干し出汁のラーメンといえば、最近は身の部分はおろか頭や内臓のクセや苦みまで積極的に使うようなスープもありますが、個人的にはこちらのような、濃いけど節度感のある出汁の取り方が好きというか。そこに背脂でコッテリ感が加わり、濃口醤油の効いたしっかりした濃さのタレがビシっと味を決め、味と香りにフレッシュ感のある生のタマネギが絶妙のアクセントになっていて、やっぱり良いですねぇ。更に今回は、こちらのお店の冬のお楽しみである柚皮の爽やかな香りも加わって、ほんと、申し分有りません。
また麺は、こちらのお店の背脂煮干し系の品でお馴染みの、幅広の平打ち麺ですが、ツルっピロっとしてた口当たりと、しっかりコシのある噛み応えが、また。つけ麺で、麺そのものを堪能するのも良いのですが、ラーメンで、スープと馴染んだところを堪能するのも乙なもの。
そして具は、厚みのある@状バラチャーシューは、ホロトロっと柔らかい食感。味付けはライト目なので、これもスープと馴染むと大変良い感じ。味も食感も柔らかいメンマ、相性の良い海苔も欠かせません。更に追加した温野菜はサッパリ感とシャキっとした食感が絶妙の箸休めですし、味の入り方や黄身の固まり加減が丁度良い味玉もバッチリ。
途中から卓上の唐辛子やお酢で味変しつついただけば、今回も(最近塩分摂取量が気になるところなのですが)ついつい完食完飲してしまったという。
というわけで、今回も美味しくいただいたのですが、好きな一杯をいただいて、ようやく栃木に帰ってきたことを実感したというか。
ごちそうさまでした。
令和7年1月訪問
『大人の休日倶楽部パス』で行く4泊5日東北の旅3日目。
前の記事の通り、多少のトラブルはあったものの、角館駅からは予定の旅程に戻り、秋田内陸縦貫鉄道秋田内陸線の普通に乗車。で、その終点の阿仁合駅で、昼食をいただくことに。というのも、阿仁合の駅舎内には、秋田内陸縦貫鉄道が経営されているこちらのお店があり、是非立ち寄りたかったんですよね。
そのお店は、駅舎内の一部を仕切ってあるという感じですが、ホームに面したところに窓があり、全体的に開放感のある作り。
注文は券売機で購入する食券制で、ボタンの筆頭付近は地元産の味噌を使ったソースのとんかつ定食やも秋田名物いぶりがっこの入ったソースが付くからあげ定食が、また大きなボタンには冬季限定のカキフライ定食や鍋焼きうどんなど、どれも食欲をそそる品だったのですが、「稲庭麺使用」という文句に惹かれて、今回はこの品の食券を購入しました。
それがこの、醬油らーめん。
麺がウリなのは解っていますが、まずはスープからいってみると、全体的にあっさりした味わいですが、表面の油が程々のコッテリ感を加え、出汁感というか、ちゃんと鶏っぽい旨味が感じられます。醤油ダレの効き具合も適度ですね。
そしていよいよ麺ですが、実はこれまで何度か「稲庭」の名前を冠したラーメンをいただいたことがあるものの、それらは全て、稲庭うどん宜しく平打ちストレート麺のもの。一方こちらのは、太さは中くらいでしょうか、平打ちではなく縮れも強め。ただ、いただいてみるとコシが強く、乾麺的な一度干したような旨味があって、これがなかなかの味わい。
それと、具のチャーシューがしっとりとしたレアチャーシューというのも驚き。メンマと、半個分載る味玉共々、味加減も程よかったです。更に、多めに乗るシャキシャキの笹切りネギが、とても合っていますね。
というわけで美味しくいただいたのですが、この麺なら、券売機にあった油そばも美味しいかもしれません。あと、定食や軽食類も魅力的なものが多いし、またお伺いしたいところなんですが、阿仁合駅に来るハードルが、相当高いというのが……。それでも、またいつかお伺いしたいですし、それまで秋田内陸縦貫鉄道が走り続けて欲しいです。
ごちそうさまでした。
令和7年1月訪問
『大人の休日倶楽部パス』で行く4泊5日東北の旅2日目。この日の宿泊地は、岩手県北上市。
北上市には平成28年の7月に泊まったことがあり、その時に夕食でいただいた餃子とラーメンが印象に残っていたことと、今回たまたま、それをいただいたお店の近くに宿を取ったこともあって、こちらのお店に、約8年半ぶりに再訪することに。
午後6時半過ぎに宿を出て、雪道を歩くこと少し。見覚えのある看板と店構えが目に入り、早速入店。カウンター席が1つ2つ空いていたのですんなりと座ることが出来たものの、間が悪いことに、店内のお客さんの大半が、注文を済ませて待っているという状態。しかも、奥のテーブル席では、わりと大人数のグループ客が、宴会を始めたところといった感じ。
なので注文後の待ち時間は覚悟しつつ、とりあえず前回と同じ瓶ビールと餃子をお願い。先に来たビールをちびちびやりつつ待つこと暫しですが、目の前で活気ある厨房の様子を眺めながらなので、待つ時間もまた楽しいというか。
そうしている間に、目の前で焼かれていた餃子が登場。で、まずは1つ、何も付けずにいってみれば、これが、もう。皮は適度な厚みで、焼く時鍋に当たっていた底部のパリパリ感と、適度に水分を吸った上部のしっとり感との対比が良く。中の餡は、豚肉とキャベツがメインで、びっくりするようなジューシーさはありませんが、ニンニクがガツンと効いていて。前回いただいた時の印象そのままの、オーソドックスなれど皆に愛されるであろう味わいが、やっぱり良いですね。
次からは、お酢やお酢+ラー油などで適宜調味しながらいただきましたが、途中でビールが足らなくなって、メインのラーメンと合わせて追加でもう1本お願いしました。
そんな餃子とビールをゆーっくり楽しんでいると、本日のメインのラーメンが登場。前回はみそバターコーンをいただきましたが、今回は隠れた人気メニューっぽい(カウンターに座っていた客のなかで、隣のオッサン含め何人か注文してましたし)ホルモンみそラーメンを。
まず見た目ですが、ラーメンの中央に炒めたホルモンが載っていて、更にその上には唐辛子っぽい赤色が。その下にはモヤシとニラ、あと端にはワカメが添えられています。
で、まずはスープからいってみると、味噌の風味と濃いめの塩気、そしてニンニクなどの香味野菜がバシっと。そうそう、この濃いめでしょっぱ旨い味付け、覚えています。表面の油+ホルモンのお陰かコッテリ感はそれなりにありますが、ベースの出汁は動物系のアッサリ系でしょうか。ほんと、オールドスクールな味噌ラーメンといった味わいが、やっぱり良いですね。
また麺は、ウェーブがかった中太のもの。ツルッとした口当たりと、弾力のある噛み応えで、こちらもイマドキ感は有りませんが、しっかりとしたラーメンの麺っ!といった趣が。
そして具はなんと言っても、プリプリしてるけど柔らかいホルモンが、もう。単品でおつまみメニューがあったので、頼もうか迷った(餃子も食べたいラーメンの方でとなった)のですが、頼んでおけば良かったというのが正直なところ。もっとも、味噌ラーメンとの相性もバッチリで、更にモヤシとニラが、両方の橋渡しをしている感も。それとワカメも、口直しというか口の中の味を変えるのに重宝しました。
というわけで、懐かしの味を、どれも美味しくいただいて、大変満足いたしました。なのでまたお伺いしたいけど、残りの人生のなかでで、北上まで来ることはあっても、こちらのお店の営業時間内に来ることが出来るか……。是非都合は付けたいんですけどね。
ごちそうさまでした。
令和7年1月訪問
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