たひお備忘録

とりとめのない趣味の、とりとめのない活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県宇都宮市 シン・ノジジ

 私が勤めるのは、幸いにして年末年始の休みがあるところなのですが、その休みに入ったこの日。家のことでわちゃわちゃした合間を縫って国道4号を南下。というのもお店のX(旧Twitter)で見たお昼の限定メニューが、個人的にかなり食べてみたい品だったんですよね。
 年末の色々駄目な道路状況もあって、お店に着いたのは開店時刻から少々経ってから。入店待ちの行列は店内で収まってたので、とりあえず自動扉を開けて入店し、券売機で「お昼の計画的中華そば」の食券を購入。
 しかし!横の限定メニューが書いてあるホワイトボードを見たところ、お目当ての品が書かれていてない!
 「え?どういうこと?」と、スマートフォンで慌ててXを確認したところ、昨日の限定メニューを今日のものだと勘違いしていたという……。(ああなんて間抜けなんだ。)

【豚骨鶏醤油中華そば(お昼の計画的中華そば) 900円 + 煮玉子OPTION 100円】
 豚骨鶏醤油中華そば(お昼の計画的中華そば) 900円 + 煮玉子OPTION 100円

 そんなわけで今回いただくことになったのは、個人的に初めてとなる、豚骨鶏醤油中華そば。見た目的には、きれいに乳化した白湯系のスープに、こちらのお店ではお馴染みの大判レアチャーシューのほか、これまたお馴染みのタマネギ、青ネギの薬味、海苔。追加の煮玉子OPTIONに加え、写真向かって左側に載っているのは揚げネギ様な(エシャロットの可能性も?)香り。右側のオレンジ系の色をしたフレーク様のものは見た目と香りでは不明といった感じです。
 で、まずは、薬味類の影響のなさそうな箇所からレンゲでスープ取って啜ってみれば、動物系の素材が合わさったと思われる出汁は、味からもきれいな乳化具合がわかりますね。そして味付けはビシッと濃い目というのが、個人的には嬉しいところ。それとこのスープにもタマネギ等の葱類が合うというか、タマネギ増しでも良かったかもしれません。次に、左側の揚げネギ様のものを馴染ませると、その香ばしさがピッタリフィット。更に、右側のフレーク様のものを馴染ませると、味や風味にちょっと爽やかというか軽快さ且つ複雑さが加わるものの、その正体は不明。でも、混ぜた方が美味しくなるのは間違いないという。
 また麺は、こちらのお店でのスタンダードである、細めのストレートタイプ。加水率は低めに感じますが、噛む時のシコシコ感もそれなりにありますね。
 それと具は、チャーシューのしっとり感が素晴らしく、海苔も良く合います。加えて煮玉子OPTIONは、トロッとした黄身がたまりません。

【ボニバタご飯 200円】
ボニバタご飯 200円

 こちらは、一緒にいただいた品。頼むのはだいぶ久しぶりですね。
 これは登場したらご飯が熱いうちに、上に載ったハート型のおかかバター、青ネギ、チャーシュー?のフレークを混ぜ、しかる後にいただけば、これが、また。ご飯と具、バターが三位一体となって、何とも良い感じの味わいです。

 というわけで、もともとお目当ての品とは違うものだったのですが、今回も美味しくいただきました。
 ごちそうさまです。

令和5年12月訪問

栃木県矢板市 横濱家系ラーメン 幸喜家

 昨年(令和4年)、矢板市の国道4号下り線側のだいぶ北寄りにオープンした、家系ラーメンのお店が、こちら。
 それ以来、いつか行こうと思ってはいたものの、店外に入店待ちが出来ていたり、駐車場がいっぱいだったりして諦めること数度。ですが(令和5年)12月下旬の土曜日のこの日。午前11時半頃、お腹を空かせてお店の前を通りかかった際、駐車場に数台分の空きがあり、お店の入口付近にも人影が居ないことを発見。ようやくお伺いできると思い、駐車場にクルマを入れました。

 入店すると食券の券売機が置いてあり、まず最初は、家系ラーメンとしては無難に、普通のラーメンとライスあたりにしようとボタンに書かれたメニューを見たところ、その構成など、どこかで見覚えがあるような。
 そしてカウンター席に座るとその既視感は確信に変わったというか、こちらのお店は、以前、さくら市氏家の「元喜家」で長年店長をされた方が独立して出されたお店だったんですね。目の前に貼ってあった「元喜家」と似た注意書き(いや、親切書きかも)のところに、こちらの店長さんのプロフィールも書いてあったので判ったのですが、その時点で味に間違いが無いことを確信しました。

【並ラーメン 820円 + 味付玉子 100円】
並ラーメン 820円 + 味付玉子 100円
【ライス 130円】
ライス 130円

 その後安心して待つこと少しで、ライス、そして今回注文したラーメンが登場。
 まずは、レンゲを使わずに丼から直接スープを啜れば、うん、この味!コクがあるけどキレもある豚骨のベースに、上質なコッテリ感とまろやかさを加える鶏油、更に醤油ベースの味付けがビシっと決まっていて、これが、もう。ちなみに味の濃さは「普通」でも、個人的には十分な濃さで、油の量「普通」でも物足りなさは皆無です。
 そして麺は、家系ならではのやや平べったい中太麺。麺の固さは「普通」でお願いしましたがツルッとした表面のテクスチャ、もっちりとした弾力のある歯応え、更には麺自体の味も良いですね。
 また具は、チャーシューやホウレン草、海苔といった家系の王道が並びますが、ペロンと柔らかいチャーシューなど、「元喜家」さんを思わせるところも。それは、やや甘みを感じる味付けやゼリー状の黄身の味付玉子にしても同様ですが、これはこれで一杯のラーメンとして完成しているから、むしろ大きく方向性変えない方が、まとまっているかもしれません。
 で、そんなラーメンをいただきつつ、豆板醤少々を混ぜたライスをかっ込めば、これが、また。海苔、チャーシュー、そして味玉も、この時、じつに役に立つんですよね。

 というわけで、美味しくいただいて満足だったのですが、券売機のボタンをよく見ると、「元喜家」さんにはなかった、店主さんオリジナルもいくつか。これは是非またお伺いして、それらもいってみたくなりました。
 ごちそうさまです。

令和5年12月訪問

栃木県塩谷郡高根沢町 麺処 いろ葉

 最近、何かにつけてそばばかり食べている気がしますが、用事があってお昼またぎで中抜けする予定だったこの日は、ラーメンが食べたい気分。で、時間に余裕はあるので、どんなラーメンを食べたいか、我がアタマとオナカに訊いたところ、「煮干し醤油に背脂だな」との回答があったような気が。
 だったら、用務先からはちと遠いけど、ここに行くしかあるまいというわけで、田んぼの真ん中を貫く田舎道を走って栃木県道10号宇都宮那須烏山線に出て、高根沢町へとGO。
 この日はかなり混んでいて、駐車場に停められたのもギリギリ。まずは食券を買って店員さんに渡した後、入口の待合スペースでちょっと待ってからの入店に。
 ちなみに、今日のお目当ては背脂煮干ラーメンですが、トッピングをどうしようか、半ライスも付けようか迷ったものの、結局のところ今回は、いつもの味玉と温野菜という見合わせになりました。

【背脂煮干ラーメン 880円 + 味玉 120円 + 温野菜 70円】
背脂煮干ラーメン 880円 + 味玉 120円 + 温野菜 70円

 席に案内されてからは10分少々でお目当てのラーメンが登場。あ、スープには、こちらのお店の冬の名物だと勝手に思っている、個人的にもこれが入っている方がより好きな、柚子皮が載っていますね!
 で、早速スープからいってみれば、毎回同じようなこと書いていますが、香りと旨味だけ上手に抽出した煮干し、丁度良い分量で香りも良い背脂、角が落としてあるまろやかな濃口醤油、そして鮮烈な香りと心地良い辛みの生タマネギの織りなす力強い味わいが、もう。更にそこに、柚子のフレッシュな香りが加わることによって、味が更なる高みに到達している感が。
 そして、幅広の平打ち麺も、申し分なし。口当たりはツルっとしてピロんピロんですが、弾力あるコシや歯応えもしっか兼備。更に、スープと馴染んでくる=その旨味を吸うことによって、これが、また。
 そして具の、ホロトロッとしたバラチャーシュー、柔らかくて優しい甘みのあるメンマ、相性抜群の海苔といったレギョラー陣に加え、スープの味わいを和らげ、サッパリ感を付与してくれる温野菜や、絶妙に固まった黄身としっかりとした味付けの味玉も、やっぱり良いなぁ、と。
 更に、途中から卓上の唐辛子を投入したり、お酢を少量垂らしても相性バッチリ。特にお酢は、味わいがマイルドになって、ついスープを飲み干してしまう諸刃の剣だったりしますけど。(最近、体調的に塩分過剰が気になるもので……。)

 というわけで、今回も美味しくいただいて、アタマもオナカも満足いたしました。
 ごちそうさまです。

令和5年12月訪問

栃木県さくら市 江戸切りそば ゆで太郎・上州 もつ次郎 氏家店

 このところ当ブログに登場回数が多い、こちらのお店。前々回お伺いした時に、「もつ次郎」メニューの基本たる、もつ煮定食をいただきましたが、じつは、それ以上に気になっていたもつ次郎メニューがありまして、それが、今回食券を購入した、「味噌にんにく仕立て」を謳う、もつ鍋ら~めんと言う品。
 もつ煮も好きだけどもつ鍋も好きだし、そこに中華麺を入れてしまうという、ある意味間違いの無い、勝利を確約されたメニューかもしれないのですが、何事もいただいてみたいとわからないということで、平日のランチにお伺いしたこの日。とうとういってみることに。
 ちなみに、もつ鍋ら~めんは、単品と小盛ごはんのセットとがありますが、もちろん、セットのほうの食券を、カウンター内の女性店員さんに手渡しました。

【もつ鍋ら~めん小盛ごはん(150g)セット 930円】
もつ鍋ら~めん小盛ごはん(150g)セット 930円

 そこからあまり待たずに食券番号が呼ばれ取りに行きますが、そこでびっくり。もつ鍋よろしく、ちゃんとアルマイトの鍋(しかも、蓋付きで)に入ってるんですね。いや、メニューのポスターや券売機で食券買う時にも見ている筈なんですが、実際に見ると、かなりのインパクトだなぁ、と。

 で、まずはスープからいってみたところ、とても食べやすい味噌味のもつ鍋の味というか、ベースの出汁に味噌がまろやかに効く一方、ニンニクは強く効かされておらず、味加減は濃すぎず適度にコッテリ感があって、これが、もう。
 モツは豚モツですがとても柔らかく、味染みもしっかり。
 それとニラやネギといった野菜類は、煮込み過ぎない加減が良く、特にネギは甘みもありつつシャキっとした歯応えも残っている感。それと、コンニャクが食感の良いアクセントになっています。
 と、これだけだともつ鍋の感想ですが、そこに中華麺が入ることにより、これが、また。もつ鍋の〆は、クタクタに煮込んだちゃんぽん麺か、ご飯と溶き卵入れておじやにするのが好きですが、ツルシコの中華麺も良いものですね。
 更に小盛ごはんは、このメニューのポスターなんかにに書いてあるとおり、「ごはんに合わないワケがない!」。モツやラーメンをおかずにいただき、最後はスープと残ったモツを欠けていただけば、これが、また。ここに、温泉たまごなんか足しちゃったら、無敵になってしまうのでは。
 あと途中から、前回もつ煮定食をいただいた時にも使った「赤鬼」という唐辛子とゴマ風味の辛み調味料を投入すれば、これにもバッチリと合いますね。

 というわけで、美味しくいただいて、気持ち的にもお腹の容量的にも満足いたしました。
 ごちそうさまです。

令和5年12月訪問

栃木県大田原市 地鶏中華そば ネギ大将 阿波家

 この日、こちらのお店のSNS(X)をチェックしていたところ、限定メニューの案内が。それにつられて12月にしては暖かいなか、バイクに乗ってお店まで。
 してその限定メニューというのが、地鶏の鶏白湯。塩味と味噌味推しののこちらのお店ですが、これは醤油味のみで、更には大盛り不可とのこと。この日は腹具合の都合で大盛りにするつもりはありませんでしたが、そういえばこちらのお店では未だ煮玉子の類いをいただいていなかったので、香川直送地鶏の煮玉子も追加でお願いしました。

【地鶏の鶏白湯 850円 + 香川直送地鶏の煮玉子 100円】
地鶏の鶏白湯 850円 + 香川直送地鶏の煮玉子 100円

 程なくして登場した、地鶏の鶏白湯。鶏白湯スープのラーメンと言えば、クリーミーな乳白色をしているお店が多い中、こちらのは醤油の黒さと、表面を覆うたっぷりの鶏油が印象的ですね。
 で、まずはそのスープからいってみたところ、上質な鶏脂の甘い香りになめらかなコッテリ感と、見た目通りに効かされた醤油がガツンときて、そのバックに、これまた上質な鶏白湯がやんわりと来るという味わいの構成が、インパクト十分で何ともパワフルというか。
 麺は、こちらのお店標準の、かなり細めの、低加水と思われるストレートタイプですが、食べ始めのボリっと密度感のある噛み応えが、このスープにも合っていますね。
 そしてこのラーメン。はスープだけでは無く、具もスペシャル。チャーシューは鶏チャーシューでしょうか。スモーキーな風味のする、しっとりとした柔らかい食感のもの。そこにネギの他、鶏白湯と相性の良い岩海苔(岩バラ海苔。トッピングメニューにもあり。)が、また。それと追加の味玉は、塩味でしょうか?その味付けがしっかりと入っていて、君はトロトロの仕上がりです。

 というわけで、美味しくいただいたのですが、個人的には、今までいただいた鶏白湯ラーメンとは違う、オリジナリティのある一杯に感じました。
 ごちそうさまです。

令和5年12月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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