たひお備忘録

とりとめのない趣味の、とりとめのない活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

群馬県利根郡みなかみ町 そば処 くぼ田

 この日は、青春18きっぷを使った日帰り旅。
 その目的は、今年(令和4年)10月に、平成23年の豪雨災害から約11年ぶりに全線運転を再開した只見線に乗ることですが、その終点(ちなみに今回は、終点の小出駅から起点の会津若松駅へと乗る予定。)の小出駅へと向かう途中、乗り換えの都合で途中下車したのが上越線の水上駅。ここへ10時39分の到着後、約1時間の待ち時間があったので昼食が摂れればと目論んでいたところ、ラッキーなことに、駅前に10時開店のお蕎麦屋さんがあったので、いただいていくことに。

 そのお店は、水上駅を出ると、道路を挟んだ目の前にあるというアクセスの良さ。もっとも、観光地でもある水上なので、駅前食堂っぽくない落ち着いた店構えに「三色きのこそば」と書かれた縦型の木製看板が。早速中に入ると女性の店員さんに出迎えられ、空いていた2人掛けのテーブル席へ。店構え同様、店内も落ち着いていて居心地も良く、注文の際にも、列車の予定など時間の都合を気にかけて下さいます。

【三色きのこそば 1,250円】
三色きのこそば 1,250円

 そこでいただいたのは、まさしく看板メニューである三色きのこそば。注文後、天ぷらを揚げる音や茹でた蕎麦を締める音などを聞きつつ待つこと少しで登場しました。
 まずは見た目からして豪華というか、中央奥には大振りな舞茸天が鎮座。脇を固めるのはシメジ(ブナシメジ?)とナメコ。そして手前に山菜の水煮と、ソバが見えないほどの具が載っています。
 で、まずは具の下からソバを引っ張り出して一口啜れば、これが。二八というソバは色白で、太くもなく細くもないスクエアな断面。口に入れる時のツルっとした啜り心地と、シコっとした歯応えが。香りもしっかりめですが、小麦粉を繋ぎに使ったものとはちょっと違う気も。後で知ったのですが、こちらのお店は、繋ぎに米粉を使っているんですね。
 またツユは、出汁感、醤油と味醂の味付けの塩梅など、全体的にマイルドというか上品というか。しょっぱい物好きの栃木県民としては、もう少しばかりピーキーでも良いのですが、バランス的にはこれがベストかもしれません。
 それとメインの具である舞茸の天ぷらが、もう。地元のブランド品の「すくよか舞茸」を使用しているそうですが、熱いのを我慢してガブリとやれば、傘の部分は香ばしく中心部はジューシー。そして食べ応えもありますね。また、ナメコは香りが強く、ヌルシャキっとした歯ざわりが。シメジは縁の下の力持ち的ポジションでしょうか。それにしても、キノコと醤油と蕎麦の香りって、個人的には大好きな組み合わせなんですよね。

 というわけで、美味しくいただいて、満足いたしました。今回は寒かったので、温かい蕎麦にしましたが、もし次回、暖かい季節に訪れることが出来たら、冷たいそばも堪能してみたいですね。(きのこそばか、すくよか舞茸の天もりそばも良いですね。)
 ごちそうさまでした。

令和4年12月訪問

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