たひお備忘録

とりとめのない趣味の、とりとめのない活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県宇都宮市 自然派ラーメン 花の季 (朝の季)

 宇都宮の花の季さんといえば、このブログの過去記事の数でも分かるとおり、個人的にお伺いする機会の多いお店なのですが、フォローしている店員さんのSNSアカウントから、朝食営業開始のお知らせが。しかもラーメンではないということにとても興味をそそられ、営業初日の朝6時半(開店時刻) にお店まで。

 営業初日ということで、女将さんと店員さん一同に迎えられて少々気恥ずかしく、「花の季」ではなく「朝の季」と書かれた暖簾をくぐって入店。以前ラーメンをいただいたテラス席に案内していただき、早速メニューの説明があったのですが、朝食は「発酵と旬」をテーマにされているようで、特製炭火焼きチャーシュー定食、焼き鮭定食、日光サーモンの押し寿司定食の3種類(どれも1200円)をラインナップ。その中から、今回は焼き鮭定食をお願いしたところ、10分ほどお時間をいただきますとのこと。ちなみにご飯の大盛りは無料でおかわりは自由とのことだったので、最初から大盛りでお願いしてしまいました。

【焼き鮭定食 1200円】
焼き鮭定食 1200円 の焼き鮭・ご飯・味噌汁・お新香・小鉢
焼き鮭定食 1200円のデサート(わらび餅)

 この日は梅雨時にもかかわらず雨が降っていなかったので、朝の清々しさを味わいながら待つこと少々で件の朝食が登場。早速味噌汁から箸をつけることにしたのですが、これが、もう。お椀を目の前に置かれたときから出汁の香り、味噌の香りが食欲をそそっていたのですが、口に入れると味加減がばっちり。具は油揚げに加えて、朝採りの茄子と青菜がとてもフレッシュかつ、それを活かしたちょっと浅めの火の通し加減が良いですね。

 次に鮭をいただけば、皮目や表面は香ばしく、身はふっくらとした焼き加減。塩気は強くなく、鮭自体の味でご飯を食べたくなるタイプ。なので続けざまにご飯を口に入れると、これもまた。季節的に採れてから時間が経っているはずのお米ですが、それでもお米自体が美味しくて、炊き加減もお見事。更に浅漬けのお新香も、醤油をかけるのが勿体無い出来で、箸休めの小鉢は、ホウレン草と湯葉のお浸しだったのですが、これも出汁が効いていたのと、野菜の味がちゃんとして良かったです。

 で、ご飯のおかわりまでしてしまい、満足してお腹をさすっていたら登場したのが、お茶と、練りたてというわらび餅。これもた適度な甘さが心地良く、食後の満足感を相当に高めてくれました。

 というわけで、大変美味しくいただき満足させていただいたのですが、ベタながらほんと、「日本人に生まれてよかったぁ」としみじみ思う味わいでした。全国チェーンの牛丼屋に行けば、これの何分の一かで朝食が食べられ、それはそれで個人的に嫌いじゃなかったりするのですが、それとは比べ物にならないちゃんとした朝事は、人を元気にしてくれるというか、一日を健やかに生きるパワーを、間違いなくくれますね。(死んだじいちゃんも、「朝に一番良いものを食え」と言っていましたし。)土日の営業日に毎週通うことは、私の状況では無理なのですが、それでも朝からちゃんとしたい時は、またお世話になりたいと思います。ごちそうさまでした。

令和2年6月訪問

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