趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
3月に入り、送別会や年度末の会合など、外で飲む機会が増えた今日この頃の私ではありますが、この前日も、某所で痛飲。
それで最近、飲んだ次の日に食べたくなるのは、そば。
というわけで、この日のお昼は、矢板市のこちらのお店まで。
そんな状態でいただいたのが、こちらのお店のかけそばの中で一番好きかもしれない、天とじそば。
一面がふわふわの溶き卵で覆われていますが、付属のレンゲでツユをすくっていただけば、程よい出汁感に、これまた程よい濃さの、濃口醤油メインのかえしが効き、そこに卵の優しい風味、海老天の香ばしい風味と油のコクが加わって、これが、もう。ほんと、今日の私にはめっちゃ染みるなぁ、と。
そしてソバは、店名のとおりの更科ですが、いつもの激ロングな長さゆえ、少しずつ口に入れ啜る感じで。元気な時ならガバっと口に入れても良いんですが。で、こちらのソバは、かけにしても密度感のある歯応えが、また。
そして具は溶き卵と海老天ですが、ツユでシナっとした海老天の衣と卵の相性って、なんでこんなに素晴らしいのでしょうか。
こちらは、同行の家人がいただいた品。
例によって(こんな体調だけど)少々味見させて貰いましたが、ここのカレー出汁って、味加減がとても良いんですよね。
というわけで、食べたいものを美味しくいただいて、食べ終わる頃には体調も幾分上向きになりました。
ごちそうさまです。
令和7年3月訪問
2月のとある土曜日。昼食には、そばかうどんが食べたくなっていた時、ふと思い出したのは、こちらのお店の、けんちんそば・うどん。毎年11~2月に提供される冬季限定品で、ここ暫く食べ逃していました。
で、思い出したからには食べたくなり、家人を伴ってお店へと。開店時刻の20分くらい前に到着したところ、先に開店待ちしていた人はいなかったものの、私たちの到着後、すぐに後続が並びだし、開店と同時に広い店内の席が、お座敷の一部を残して即座に埋まるほど。(そして程なくして満席に。)
こちらはというと、入店したらそのまま注文用のカウンターに行き、家人がキープした席の番号と共にこの日の注文を。ファーストロットだったので、そこから10分少々で登場となりました。
それで今回私がいただいたのは、勿論けんちんですが、うどんとそばの相盛りとなるミックスを中盛りで、更には栃木県北のソウルフードたる、ひたし(つけ麺)に変更で。ひたしなので、味噌味のけんちん汁が入った器とは別に、麺が入った器が来ますが、下がまだ温かいウドン、上が冷たいソバという感じで盛られています。
で、最初はソバを一口分、けんちん汁に浸していけば、これが、もう。
まずけんちん汁は、豚肉も入った豚汁風のものですが、その分味わいもリッチというか、出汁、豚肉、そして大根、人参、牛蒡、里芋といった根菜類、あと白菜、豆腐といった具材の旨味が味噌でまとめられ、とても満足感のある味わい。蒟蒻の食感も良いですね。
またソバは、当地の気取らないタイプというか、「田舎蕎麦」って、そば粉を製粉する際に殻も一緒に挽いた(挽きぐるみ)、黒っぽい見た目の蕎麦を指す言葉としてありますが、個人的にはこちらのお店のように、田舎の人間が常食しているものをイメージするんですよね。なので決して色は黒くなく、(決して、かけも悪くはないのですが)かけよりも、こういった、とちぎ県北のソウルフードたる「ひたし・ひやし」(つけ麺)スタイルでこそ輝く味わいと食感かと。
更にウドンは、こちらも当地の田舎スタイルというか、ヌチっモチっとし歯応えの極太麺。「粉食ってんぞ」という感じのすいとんを思わせる食感は、駄目な人には認めがたいものでしょうけど、私はむしろホっとする、好きな食感です。(茹で麺、乾麺、ふわふわの伊勢うどんなど、ようは饂飩、というか麺類なら何でも好きなんですけどね。)
そして味変は、まず付属のワサビ。以外に思われる方も多い(かつての私もそうだった)とは思いますが、味噌味の温かいツユにワサビって、結構合うんです。もっとも、けんちん汁にワサビを溶くのではなく、麺に付けてからけんちん汁に浸した方が良いと思いますが。あと、卓上の七味は、もはや説明不要でしょう。
こちらは、家人がいただいた品。「ひたし・ひやし」そば・うどんがあまり得意ではない家人でも、ここのカレーそば、ひたし変更は別で、わりと食べてくれるというか。
私も、例によって少々味見させて貰いましたが、通免官があるのにしっかりスパイシーなカレーの味わいは、やっぱり良いですし、ソバとも合っていると思います。
というわけで、お目当ての品を美味しくいただき、満足でございます。
ごちそうさまでした。
令和7年2月訪問
このところ足繁くお伺いしているゆで太郎さんの(令和7年)2月からの期間限定メニューが、昨年8,9月以来の登場となる、AKEかき揚げ。ちなみに「AKE」とは、今回のかき揚げのタネに使われる、あさり、小柱、えびのこと。
そんなわけで、2月に入って間もないこの日、そのAKEをいただきに、いつもの氏家店まで。この日は2月にしては日差しが温かく感じたので冷たいそばを、大盛りにして、先日いただいたクーポンで温泉玉子を追加。食券とクーポンを提出して、あまり待たずに番号が呼ばれました。
【AKEかき揚げそば(冷) 800円 + そば大盛 100円 + 温泉玉子(クーポンで無料)】
で、席に持ち帰ったら、AKEかき揚げと温泉玉子、そして無料コーナーのワサビをソバの上にぶちまけ、いざ。
それでまずはかき揚げからいったみたところ、前回いただいた時と同様、冷凍シーフードミックス的スメルが若干感じられます。まぁ、気にしなければ無視できる範囲なのですが、今回は前回と違って鬼おろしを頼まなかったので、ツユに浸す時間を長めにすることで対処。揚げ方に関しては文句がないので、それ故のサクサク感が失われるのがちと勿体ないのですが、しなっとしたかき揚げも、実は嫌いじゃなかったりして。
またソバは、いつもの細くてシャッキリ、ツルッとしたした食感のもの。醤油っ気と塩気、そして甘みのバランスが取れたツユも良い感じです。
というわけで、美味しくいただきました。ごちそうさまです。
令和7年2月訪問
令和7年1月も終わりに近づいた日曜日の昼。外食が必要だったので、何となくこちらのお店へ。
それでこの日は、カレーや天ぷらうどんという気分でもなかったので、何となく、期間限定の鴨葱うどんを注文。注文後、鴨肉と焼いたネギを、小鍋で煮る都度調理の品。丸亀製麺にはこの品を含めて、都度調理の品がままありますが、会計までの短い間に出てくるオペレーションは、やっぱり凄いよなぁ、と感心してしまいます。
で、会計を済ませ、あいている席に移動して、まずはツユからいってみると、これがなかなか。調理の際に煮立たせる所為か、節系の出汁感は控え目になりますが、替わりに鴨肉と焼きネギの風味・旨味がしっかり加わっています。また醤油っ気や塩気、そしてやや効かされた甘みは万人向けながら、それらの濃さも十分ですね。
そして店内製麺されるウドンは、滑らかな口当たりに、強めの噛み応えはありつつも、ツルッとした喉越し。ブレることもたまにありますが、今回のは申し分ないです。
あと具の鴨肉は、噛み応えがあってボリューミーに感じます。焼きネギも良いですね。ただ、添えられた柚の皮は、あまり香りがしなかったのがちょっとだけ残念。(冷凍?)
というわけで、美味しくいただいたのですが、野暮を承知で書かせと貰うと、個人的に丸亀製麺って、素直に好きだと言えないというか。
だって、兵庫県加古川市が発祥のお店なのに「丸亀」だし、2000年代に雨後の筍のごとく出店しまくったお陰で各地の名も無いローカルなうどんがなくなっていくような気がするし。でも、香川県内で作った製麺機を使ったこのクオリティのウドンがいつでも食べられ、ツユや今日は頼まなかったけど天ぷらも店内調理だし。あー、なんか釈然としないというか。
けど、それでもまた、モヤモヤしつつもお伺いするんだろうな、と。ごちそうさまでした。
令和7年1月訪問
『大人の休日倶楽部パス』で行く4泊5日東北の旅の5日目にして最終日。この旅の途中でいただいた食べ物の記事はこれが最後となりました。
それでこの日は、夜明け前に青森駅を出発し、青森県と岩手県内のローカル線(かつての大幹線たる東北本線を三セク化した青い森鉄道をローカル線とするのは憚られますが……。)をいくつか踏破。その後、昼過ぎに到着したのが、JR山田線と三陸鉄道の接点、宮古駅。
宮古駅には駅そばのお店があり、令和2年の夏に東北地方、特に三陸あたりをメインに旅した時に立ち寄った思い出がありますが、今回、乗り継ぎ時間が15分ほど有ったので、駅舎の外にあるお店に再びお伺いすることが出来ました。
注文は、店外の券売機で食券を購入する方式で、ぱっと見、売り切れ表示が多数点灯。それらは夏季限定っぽい品が多かったものの、中には、前回食べ逃した「宮コロッケ」も。(今回も食べられず……。)
そんな中購入したのは、全部のっけそば。ちなみに全部とは、天ぷら、めかぶ、玉子のこと。食券を渡す際、天ぷらの種類を聞かれましたが、前回いただいた時はタネごとに値段が違っていた天ぷら類(いか・えび・野菜)が、どれも同一価格になっていたんですね。
素早い調理を経て手渡された後、まずはツユからいってみたところ、出汁感しっかり。ただ、前回お伺いした時は、煮干しの風味がビンビンに感じられたのが、今回は無かった気が。また味付けも、前回は醤油っ気がわりと強かった記憶があるのですが、今回は薄口醤油的マイルドな風味。塩気はしっかりとして、甘さ控え目の旨いツユだと思いますが、記憶との違いに、ちと戸惑ったりして。
また色白のそばは、茹で麺ですが、歯応えしっかり。お店の看板に「小笠原製麺所」とあったので、そちらの麺ですかね?個人的には、かなり好みの味と食感です。
また具は、めかぶからの磯の風味がアクセントになり、ツユの旨味も補強している感。それと野菜天は、ツユに馴染むけど溶けないタイプです。あと、ツユの味がしっかりしているので、生玉子を含めた具に負けないのも良かったですね。
というわけで、先述の通り以前いただいた記憶と違って多少の戸惑いはあったものの、今回も美味しくいただいて、たいへん満足いたしました。
そして、今回の旅でちょっとしたやらかしをして、また宮古駅には来なくてはいけない用事が出来たので、その時は今度こそ、宮コロッケを入れたソバをいただきたいなぁ、と。
ごちそうさまでした。
令和7年1月訪問
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