たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県那須烏山市 中華料理 五十番

 平日に所用で、昼またぎで同行者と出かける際、昼食は同行者に一任することが多いのですが、この日、同行者が指定してきたのが、那須烏山市の旧南那須町にあるこちらのお店。古くからそこにお店があるのは知ってはいましたが、お伺いしたことはなかったので、連れて行って貰えるのは有り難い限り。

 1台分だけ空いていた店頭の駐車スペースにクルマを停め、年季の入ったお店に入ると、年かさの店主さんが「ご飯終わっちゃったんだけど大丈夫?」と。今回は注文する品も、同行者のオススメにしようと思っていたのでそちらを見ると、ご飯はなくても大丈夫、とのこと。
 それでカウンターに座り早速注文ですが、同行者は特製五十番ラーメンの大盛とニラレバ炒めという組み合わせ。私も、ラーメンの盛りを普通に変えた同じ組み合わせを注文。ちなみに、先客や後客の注文を見聞きすると、特製五十番ラーメン(常連さんっぽい人は、単に「特製」とだけ言う)が多かったのですが、中には店主さんに「これから何(先客の注文)作るの?」と聞いて「じゃあ俺もそれ1つ」と言う方も。
 料理を作る方が店主さんお一人なのでかなり待つかと思いましたが、お年を感じさせないテキパキとした動きで調理を進め、それほど待たずに、まずはラーメンが。その次のターンでニラレバ炒めが登場しました。

【特製五十番ラーメン 500円】
特製五十番ラーメン 500円

 で、初めて目にする特製五十番ラーメン。見た目的には、醤油ラーメンの上に豆腐と唐辛子の入った餡が載って、一見するとちょっと変わった麻婆ラーメンのよう。
 まず最初に、餡がなるべく掛かっていないところのスープをいってみたところ、あっさりとした、昔ながらのラーメンという味わい。次に、餡が混ざったスープをいってみたところ、唐辛子というか豆板醤っぽい辛みは、それ自体が強くは無いものの、わりとストレートに。餡のベースは、こちらもあっさりとはしているものの、香ばしい香りや、具の旨味も加わってような気がします。
 そして麺は、細い縮れタイプで、しこっとした歯応えが感じられます。また縮れ麺なので、餡とよく絡みますね。
 それと上に載った餡は、木綿豆腐の他、キャベツ、ニラ、タマネギといった野菜と豚肉という組み合わせ。またカウンター上には、フライドガーリックと、豆板醤のような辛み調味料のボトルが置かれていて、自由に追加できるようになっていますが、そうすると当たり前ですが辛みなどが増し、個人的にはより好みの味わいに変化。あと餡から感じる香ばしさの招待は、このフライドガーリックですかね。

【ニラレバ炒め 400円】
ニラレバ炒め 400円

 こちらは、途中から一緒にいただいた品。
 レバーは豚レバーで、野菜はニラの他、モヤシ、キャベツ、タマネギといったところでしようか。炒め加減は、シャキシャキ感を残すベストな具合。
 また味付けは、醤油ベースで甘みの少ないタイプ。サラっとしていますが、味そのものがしっかりしているので、レバーや野菜にベタっと絡まずとも、十分な感じ。
 それにしても、これはビールかご飯が欲しくなります。

 というわけで、どちらも美味しくいただいたのですが、先客が食べていたチャーハンも旨そうでしたし、ラーメンやタンメンも気になるところ。なのでまたお伺いして、今回とは別の品も味わってみたいですね。
 ごちそうさまです。

令和6年9月訪問

東京都杉並区 永福町大勝軒

 京王井の頭線永福町駅の目の前にある、超が付くほど有名で、のれん分けやフォロワーも多いこちらのお店。
 個人的には、以前一度お伺いし、そのラーメンに感動して以来、上京した折には是非再訪したいと思っていましたが、約9年後となるこの日、それをようやく果たすことが。っていうか、前の記事などで触れた某アーティストさんのライブ会場が、この隣の西永福駅至近だったことや、開場がオールスタンディングじゃないことも幸いしたというか。

 そんなわけで、ライブから約2時間前の午後5時頃、永福町駅に到着後、すぐにお店のほうへ。
 行列こそ出来ていなかったものの、入店すると、店内はカウンター、テーブル席共にほぼ満席。ただ、ちょうどテーブル席の準備が整ったようで、一人客だったにもかかわらず、そこにご案内。もっとも、すぐに相席となりましたが。
 それで今回の注文ですが、前回はチャーシューメンの生玉子付きだったので、ノーマルな中華麺、だけど生玉子はやっぱり付けたかったという。それから約10分待って登場となりました。

【中華麺(生玉子付き) 1,230円】
中華麺(生玉子付き) 1,230円

 で、登場してまず思うのは、前回同様「丼大きい!」。洗面器のようなサイズは、約9年経っても大きく感じますね。
 早速、これまた大きなレンゲでスープから行ってみたところ、これが、もう!しっかりとした熱さの中に、ベースの煮干しと、豚骨っぽい動物系の織りなす旨味。そこにラードのコクが加わって、ほんと、完成された味わいというか、この味がたべたかった!
 また麺は、やや細めの縮れが強いタイプですが、これが、また!縮れの強さはスープを良く拾い、ゆるっとした、たおやかな口当たりと食感にもかかわらず、ちゃんと麺を食べた満足感も感じられるという。
 それと具のチャーシューも、歯応えはありつつも柔らかさもあり、味付けもバッチリ。コリコリとした細めのメンマも良いですね。
 そして途中から、生玉子を溶いてそこに麺を浸ければ、これまた、もう!スープを少量足したものの、麺自体にも味が染みており、そこに玉子のまろやかさとコクが加わって更に良い感じに。加えて今回はそこに、お店のオススメに従って途中からお酢とラー油も追加したところ、そのアクセントが加わって、これも良し。
 気がつくと、普通のお店では2玉分くらい有ると思われる大量の麺は消えて無くなり、後は残ったスープを名残惜しく啜るのみと。

 というわけで、また味わいたかった味を、とても美味しく堪能しました。それでお腹もパンパンになってしまいましたが、今日のライブは座って観ていられるので問題なし。
 そしていつかまた、是非ともお伺いして、今度は相席のお兄さんが食べていたメンマ付きなどもいただいてみたいと思います。
 ごちそうさまでした。

令和6年9月訪問

栃木県さくら市 お食事処 きぬや

 平日のこの日、所用で出かけた際、昼食に立ち寄ったのが、さくら市の国道4沿いにあるこちらのお店。昔、ドライブインだった頃からお昼時は混雑するお店ですが、お店の奥には座敷席も沢山あるので、クルマさえ停められれば確実に食べられるのは有り難かったりします。
 それで今回は、色々あってちょっとヤケ食いというか、満腹になってストレス発散したかったので、いつものラーメン大盛りではなく、普通盛りにMセット(半カレーとサラダ)追加という組み合わせで。

【ラーメン 600円 + Mセット 400円】
ラーメン 600円 + Mセット 400円

 混んでいたので注文から若干待っての登場となった今回の品々。まずはラーメンを一気にいただきます。というのも若かりし頃、カレーのセット物を頼む時は、交互に食べるのではなく、辛さとスパイスで舌がバカになるから、カレーの前にラーメンなりそば・うどんなりを片付けろと教えられて以来の食べ方ですが、最初に実践すると途端に、これが一番美味しく食べられるよなぁと得心した記憶が。
 それで毎回のようにいただくこちらのラーメンですが、スープは、前回いただいた時ほど濃くは感じなかったものの、今回のも動物的出汁感がしっかりと感じられ、そこに醤油ベースの味付けがしっかりキマって、更に表面の油のコッテリ感と合わさって。
 麺は細めの縮れ麺で、ややユルっとした啜り心地と、それほど強くない歯応えが逆に合っているというか。チャーシュー、メンマ、ナルト、ホウレン草、海苔といった奇をてらわない具たちも良い感じにまとまり、ほんと、ちょっと懐かしい、食堂のラーメンという感じが、やっぱり個人的に好きな醤油ラーメンの一つだよなぁ、と。
 そしてカレーは逆に、昔の食堂でたまに出てきた、妙に塩気が薄くてウスターソースをジャバジャバ掛けないと食べられないようなもの(っていうか、昔、食堂に行くと何故か、安牌である筈のカレーで外すことが多かったんですよね……。)ではなく、辛さは万人向けながら、しっかりとした味付けが、何とも良い感じ。あと「半」カレーですが、実際は3/4位の量に感じたりして。
 惜しげも無くドレッシングが掛かり、ちゃんと冷えているサラダも悪くないです。

 というわけで美味しくお腹いっぱいになるまでいただいて、ストレス発散に成功。ただ食べ過ぎたことは間違いないので、夕ご飯減らさなきゃなぁ、と。
 ごちそうさまでした。

令和6年9月訪問

栃木県塩谷郡高根沢町 麺処 いろ葉

 9月に入っても猛暑日が続く、ちょっとおかしい気候の今日この頃。
 もっとも、この日はそれとは関係無しに、久しぶりの昼休みいろ葉さんチャンスだったので、熱い中、クルマを走らせお店まで。
 それでこちらのお店でいただく際、時間に余裕がない時はラーメン類が多いのですが、この日は時間に余裕あったので、ラーメンよりも調理に時間が掛かり更にはスープ割りも堪能したいつけ麺を。その中でも、こちらのお店で一番好きかもしれない背脂煮干しつけめんに、味玉と温野菜の食券も一緒に購入しました。

【背脂煮干つけめん 920円 + 味玉 120円 + 温野菜 70円】
背脂煮干つけめん 920円 + 味玉 120円 + 温野菜 70円

 その後案内された席に座り、食券提出からあまり待たずに登場しましたが、早速麺をツユに浸けてズバババっといってみれば、これが、もう!
 まずなんと言っても、こちらのお店の背脂煮干系のメニューに使われる幅広麺の、ツルピロっした口当たりと、噛む際のた弾力もある歯応えが良い感じなのですが、そこに、醤油ベースの味付けがビシっと決まった背脂煮干のつけ汁がしっかりと絡んで、何ともたまらない味わい。フレッシュ感のある辛みとシャキシャキっとした食感を加える生タマネギの薬味も、相性バッチリですね。
 そして具は、追加した茹で野菜が、個人的にイチオシ。ツユに浸け、ツユに入った角切りのチャーシューと共に頬張れば、コッテリ感とサッパリ感が絶妙に合わさって、これも、また。背脂たっぷりつけ汁の罪悪感を減らしてくれるのも良いところです。
 あと、食感、味共に優しい感じのメンマは名脇役。追加した味玉は、黄身の固まり加減と味の染み方が絶妙です。
 それと途中から、ナルトに載った柚胡椒を麺に付けて、味変を。更に、お酢を麺にかければ、これまた良く合います。
 最後は、スープ割りを頼んで、残ったつけ汁を、ゆっくり堪能します。

 というわけで、久しぶりのいろ葉さんでしたが、今回もお気に入りの品を美味しくいただいて、満足いたしました。
 ごちそうさまです。

令和6年9月訪問

栃木県宇都宮市 担々麺 貴光

 この日、家人と用事で宇都宮市の西川田に行くことになった時、そのついでに是非ともお伺いしようと思い着いたのが、こちらのお店。元々、担々麺専門店「發巳」さんの西川田店だったところが、独立されたようで。

 というわけで、雨の土曜日だったこの日、用足し前にお店へと。そして開店一番乗りで店内へ。
 注文は食券制で、お店に入ったところにある券売機で買うようになっていますが、私はお店のSNSを通して知っていた夏季限定の黒酢冷やし担々麺、家人はベーシックな担々麺の食券を購入。
 着席、そして食券提出から、最初に食券を渡したとあって、あまり待たずに注文の品々が登場しました。

【黒酢冷やし担々麺 970円】
黒酢冷やし担々麺 970円

 それでまずは、私がいただいた黒酢冷やし担々麺から。見た目的には、タレに浸かった麺の上に、チャーシュー、豚そぼろ、プチトマト、白ネギ、そして中央にたっぷりと千切りのキュウリが載って、更にラー油が掛けられています。
 で、最初はレンゲで、タレだけを味見したところ、ナッツ類のコクとまろやかさに、黒酢の酸味とコク、あとは適度な甘みを感じる、リッチな味わい。また黒酢独特のクセというか風味は控えめで食べやすいですね。ただこのままでは、高級なごまだれ冷やし中華的味わいですが、そこにラー油がピリっと、辛すぎない程度にアクセントを加えて、これが、もう。
 次に麺を引っ張り出して啜れば、モチシコっとした食感。タレとの相性も良い感じです。
 あとは、全体を混ぜていただけば、これが、また。肉類で更にリッチな味わいになるところ、キュウリはシャキシャキした食感とサッパリした味わいをプラスし、これがとても良いバランスというか。あとプチトマトは、箸休めにちょうど良いですね。
 更に、卓上の唐辛子などからなる辛み調味料を適宜加えると、辛みと共に風味もアップして、箸が止まらなくなりますね。

【担々麺 950円】
担々麺 950円

 次に家人のいただいた担々麺ですが、例によって少々味見させてもらったところ、ベースのスープか、タレの味付けか、豚そぼろの味わいかは判りませんが、以前いただいた發巳さんの担々麺を思い起こさせる味わい。
 これは丸々一杯いただかないとだめですね。

 というわけで、どれも美味しくいただいたのですが、發巳さんでもいただいことがある正宗担々麺や汁無し担々麺など、他にもいただいてみたい品が沢山ありましたので、今後、所用で西川田を訪れる際の、昼食のファーストチョイスとなりそうです。
 ごちそうさまでした。

令和6年8月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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