趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
令和8年のお盆休み期間は等に始まっていたものの、この日ようやく月遅れ盆に入った8月13日の木曜日。この日、仕事を休んで(我が職場は休みがカレンダーどおり)よんどころない事情で宇都宮市まで行っていたのだが、その途中のちょうどお昼時、ゲリラ豪雨に見舞われることに。
ただ出かける際、「昼は外で食べてくる」と家人に言った手前、何か食べて帰らねばと店を探しつつ競輪場通りをクルマで走っていたのだが、そんな時に現れたのが、この店。この道自体、何度も通っていたものの、ここにこんなラーメン店があった記憶はなく、駐車場も(この雨のせいか)空いていたので、即座にクルマを入れた次第。
それで雨の中、急いで店に入ると、先客は一人。今やこの手の店ではすっかり多くなった食券券売機は無い様子なので、空いていたカウンター席に座り、お品書きを手に。見たところ、スープは動物系+和風ダブルスープの支那そばと、動物系シングルスープの中華そばに分かれ(ちなみに麺も違う)、あとはそこに雲呑や海老雲呑、あと各種トッピング類を追加した品がメインと言った構成で、他にも、つけ麺や追加用のあえ玉、更にご飯もの、餃子、雲呑スープまで。駐車場の看板には、「支那ソバ 雲呑 餃子」と書かれていたので、それらがウリであるのはわかるが、品数の多さに注文はかなり迷うところである。
そんな中、注文を取りに来た店員に、ふと目についた雲呑支那そばをオーダー。塩味と醤油味があるとのことだったので、醤油味でお願い。一人いた先客は、既に食べている途中だったこともあり、程無くして提供された。
それで丼が目の前に置かれてまず感じたのが、スープの出汁に使われた素材と思われる強めの匂い。何か一つ、という訳ではなく、煮干しのような魚介系と、濃く煮出したような動物系の匂いを感じる。実際、口に入れると、出汁感、というか出汁由来と思われる旨味もかなり強い。また味付けは、醤油感控えめで出汁感を前面に出す一方、塩気は強めに効かせ味を引き締めているようである。
また麺は、全粒粉入りの低加水細麺で。食べ始めは低加水らしいゴワっとした噛み応え。また、全粒粉の香りが、強い出汁の香りに負けずやり合う感がある。
そしてメインの具である雲呑は、てるてる坊主状のものが3粒入っていた。中の餡は豚肉メインであろうか、ショウガが程良く効かされ、ジューシー。更に皮だけ別に入っていたが、麺と一緒に口に入れ、食感の違いを味わうと言った楽しみ方ができるので良い。
あとチャーシューは、2種類。煮豚はホロホロ系で、焼豚も柔らかい。どちらも味付けは適度に感じた。それと原木を店で戻して味付けたというメンマの深い味わいが、印象に残った。
麺量がそれほど多くなかったのと、卓上のあるものを試すのを忘れていたので、最初の麺を食べ終わるタイミングで、替玉半玉を注文。
その忘れていたものとは卓上の揚げネギで、適宜入れたところその香ばしい香りが出汁の強い香り和らげ、良い方に変化。また、最初は濃いめに感じた塩気も、替え玉を入れることでちょうど良く感じるようになり、気がつけばスープを飲み干してしまっていた。
というわけで、美味しくいただいたのだが、豚骨魚介濃厚系やガッツリ系のあとに来た、素材感重視のラーメンという感じで、そのバランスや、あとメインの具である雲呑に、店主のこだわり感満載の一杯といった感じであった。
ごちそうさま。
令和8年8月訪問
このところ、開店時から続いていた混雑が一段落し、午前11時頃なら待ち無しで入店できるようになったこちらのお店。
我が家的には、過去2回の訪問で、「ラーメンショップ系が食べたい時はここ」といった具合にすっかりファンになってしまったので、この空き具合が少々心配になってしまうのだが、令和8年8月11日の山の日。この日も、ラーメンショップ的味が恋しくなったので、家人と共に訪問した次第。
それですんなりと入店し、早速食券を購入。家人は、前回食べて「今後、この店ではこれ一択で良い。」とまで言ったネギつけめん味薄め油少なめにしたのだが、私は、前々回の訪問時にも食べた、ネギ味噌ラーメンに煮玉子追加という組み合わせに。ただ、前回家人の味薄めつけめんを食べた時に、今度自分で食べる時は味の濃さは薄めを試そうと思って家人ともその話をしていたものの、買う時にはすっかり忘れてしまい、濃さ普通にしてしまったという。家人は気づいて「薄めにしなくてもいいの?」と訊いたが、何故か妙に強がってしまい、「いや、あえて「普通」にしたんだよ」と言ってしまった。
席に着き食券を渡し、その後程無くして提供されたが、まずはスープからいってみると、前々回、初めてここで食べた時と同様に、豚骨感、背脂のコッテリ感、そして味噌ダレのまろやかさが強めで、いわゆるラーメンショップのラーメンを全体的に濃く、まろやかにしたような味わいなのだが、前回ちょうど良く感じた味の濃さは、「少し薄くても良いかも」、とも感じるように。もっとも、上に載った、ゴマ油と旨味をたっぷり纏った、量もたっぷりあるネギ、そしてラーメンショップのラーメンには欠かせないと思っている卓上のおろしニンニクを加えると、「これはこれで良いバランス」かも、とも。
また中細の麺は、前回同様硬さ「普通」にしたが、今回の麺は、一般的なラーメンショップと比べると麺の加水率が低めに感じる、口の中に入れた時の動きのにぶさが合ったような。もっとも、適度な密度感、そして適度な弾力、あと小麦の風味が感じられるのは前回、前々回同様で。
そしてニューラーメンショップではネギとは混ぜられない角切りチャーシュー、あっさりしたメンマ、相性抜群のワカメ、追加の味玉も良い感じである。
それと、今回はニンニクのほか、途中から卓上の一味唐辛子を加えたところ、入れるほどに味にキレが生まれ、これがなかなかであった。これまで、ラーメンショップで辛味を足したい時には豆板醤(や、それに類似した調味料)を使ってきたが、辛味を足すには一味も、かなり相性が良いことが解ったのは収穫であった。(まぁ、今回は味噌味なので、当たり前っちゃ当たり前ではあるが。)
こちらは、家人が前回に続きいただいた、味薄め、油少なめのネギつけめん。
今回も例によって味見させてもらったが、やはり(ネギラーメンの薄め少なめで感じた豚骨臭は)つけ麺だと、豚骨感感じつつもバランスの取れた味わいであるように感じた。
というわけで、どれも美味しくいただいて、今回も大変満足であった。ごちそうさま。
令和8年8月訪問
2021年6月以来、概ね1日おきに記事をアップし続けてきた当ブログですが、このところ色々あって、ネタの仕入れが滞っていたり、中の人のリソースが足りていないこともあり、当面の間、というか今後は、更新頻度を概ね2日おきに変更させていただきます。
あしからずご了承ください。
今年(令和8年)は曜日の並びの関係で、世間は盆休みに入ったであろう、8月上旬の日曜日。前の記事でも触れたが、盆休み期間中というのは普段の週末とは混む店が違ったりして、外食するには少し面倒なのだが、昨日今日とクルマを走らせてみると、幸○苑など有名チェーン店はわりと混んでいる店が多かったものの、それ以外は意外なところが空いている印象。で、それを見た家人が、「ここなら混んではいないかも」とあげたのが、この店。
この日、店に着いたのは開店から30分近く経ち、普段なら駐車場も空きがあればラッキーというような時間帯であるが、この日は、駐車場の枠に対して停まっているクルマの数は半分以下。まさしく家人の読みどおりだったのだが、入口付近に置かれた券売機で食券を買って店員に渡し、席に着く頃には、後客が続々と入ってきた。それが後で、思わぬ結果を招くこととなったのだが……。
それでとりあえず、今回私がいただいたラーメンが、
「何も足さない。何も引かない。
トッピングは那須ネギ那須ぶた那須たまご。
『日本三大地鶏』秋田県の比内地鶏100%の
スープと白醤油のみで作る至高の一杯
一日限定10食」
というPOPが店舗入口に貼られていたこの品。個人的にこの店で一番好きな「黄金の中華そば」(以下ノーマル版とする。)の上位版といった感じだったので、値段はあえて見ないふりをして食券を買った次第。(もっとも、トッピング類が充実しているので、それを考えれば常識外れの価格差ではないと思うが。)
それでまずは、スープからいってみたところ、以前食べたノーマル版に比べると、味の構成がシンプルなことに意外ない印象を受けた。ただ、シンプルと言っても、味の屋台骨を支える鶏の風味と甘味は力強く、これが比内地鶏か!といった味わいである。
また麺は、ノーマル版との違いは明確にわからなかったものの、弾力あるモチモチ感や、麺自体の味わいなど、この力強いスープにも合っている。
と、そんなことを思いつつ2、3口啜ったところで、食べ物屋にふさわしくない臭いが。隣のテーブルに座った若い男女二人連れの男の方から、彼女とのデートに気合が入ったのか、明らかに付け過ぎている香水の甘ったるい臭気が漂い、食べ物を味わうどころではなくなってしまった。
そのような理由で、このTKGも、ただドロっとした、塩気の付いたごはんに。
家人も「味なんて判らない。(香水の)付け方知らないんじゃないの。」とご立腹であった。
というわけで、私も家人も残さず食べはしたが、折角の一食が台無しに。今回、香水を付け過ぎていた男の子には、是非とも、正しい付け方や、そもそも食べ物屋に行く時は付けないということを学んでほしいと、切に願う次第である。そして何時か、できれば近いうちに、今回の体験を美味しい体験で上書きしたいと思う。
ごちそうさま。
令和8年8月訪問
前の記事でも書いたが、令和8年7月31日に北海道を目指してバイクで出発。2日目の8月1日は、終始雨に祟られたものの、無事その日の目的地である秋田県能代市に到着した。
しかし、ここで問題が。子細は省くが、とある事情によって、8月2日のうちどうしても自宅まで帰ることになった。(ちなみに自宅までは約500kmの道程。)
ただ、折角能代まで来て、昨晩、地元のスーパーで買った惣菜や弁当(何故か大館駅の駅弁『鶏めし』が買えた)だけ食べて帰るのも勿体ないので、帰る前、朝食べられる何かを探したところ、運良く宿からそう遠くないところに、朝7時から営業のラーメン店を発見。開店直後に伺うことにした。
というわけでホテルを出発し、いきなり道を間違えたりたりしたものの、7時20分頃には店に着いた。
店の前の駐車場にはクルマが5、6台停まっており、先客も5、6組といったところか。テレビの音声が響く静かな店内で、皆静かにラーメンを啜っている。
それで入って直ぐのところに置いてある券売機で食券を買って注文するのだが、最上段のボタンは左から、とんこつラーメン、こってりとんこつラーメン、超こってりとんこつラーメン、とんこつネギラーメンという並び。その下段を見るとみそラーメンから始まって、上段と同様のバリエーション。更にその下段は、塩とんこつラーメン、こってり塩とんこつラーメンときて、次が辛みそラーメン、こってり辛みそラーメン。更にその下段が、激辛みそラーメン、鶏だし正油ラーメン、鶏だし塩ラーメンとなり、あとは大盛やトッピング類、ライス類、チャーシュー丼といったラインナップとなっていて、品数の多さにどれを食べればよいか迷うところ。ここで店主にお薦めを訊くのも格好悪い(出してる品は基本的に全部お薦めだと思うので)ので、ラインナップから豚骨スープと「こってり」が売りだと判断し、最上段左から2番めのこってりとんこつラーメンを選択。
食券を渡してカウンターに座ると、眼の前にはおろしニンニクの大きなボトルの他、唐辛子ベースと思しき辛味調味料もそして紅ショウガがあることから、九州の豚骨ラーメンや、豚骨出汁を使うラーメンショップ(店によっては紅ショウガが置いてある)を連想する。それらを何となく眺めていると、程無くしてラーメンが提供された。
その見た目は、やや白濁し、醤油の色っぽい茶色がかったたスープに、「こってり」らしく背脂の粒が浮き、具は薬味ネギ(白ネギ)の他、チャーシュー、メンマ、ワカメという組み合わせだった。
まずは添えられたレンゲでスープをひと掬いして口に入れれば、ベースの豚骨出汁は、コクと旨味は十分にあるが、どちらかというと軽快でキレがあるタイプに感じた。そしてそこに、醤油ベースと思われる味付けが程よく効き、背脂の甘味とコッテリ感がプラス。九州の豚骨ラーメンではなく、ラーメンショップのスープを連想させたが、オリジナリティもあり、これはこれで完成されていると思った。
また、九州やラーメンショップと大きく違うのは麺で、太さは細めだが、縮れている。食べはじめのコリコリとした食感は、加水率が低いということだろうか。それが食べ進むうち次第にスープと馴染んで、弾力は有りつつもゆるっとした動きになってきた。
それと具は、厚めに切られたチャーシューが白眉。バラ肉を巻いて作ったものだろうか、ホロトロっと柔らかい食感なのに加え、スープをよく吸うタイプである。あとメンマはあっさりとした味わいで、ワカメがスープと良く合っている。
というわけで、今回の数少ない能代での思い出として、美味しくいただいいて、満足。だが満足したものの、この一杯だけで能代を去ることは大変無念であるのも事実なので、またいつか、この店から今回の旅の続きを始めたいと思う。
ごちそうさま。
令和8年8月訪問
宇都宮市東宿郷にあった「麺や髭おやじ」といえば、このブログを始める前にハマっていた時期があり、また昔仕事で宇都宮市内に良く出かけていた頃、同僚と仕事の合間に食べに行ったり(内輪の話で恐縮だが、それを何故か「髭メソッド」と呼んでいた)と、かつてはそれなりに通わせてもらった店なのだが、生活パターンや仕事の内容が変わったりする中、この時を最後にお伺いする機会がなくなってしまっていた。
だが先日、バイクの車検を頼んでいる宇都宮市の某店への道すがら、これまで確か食堂だったところに、何と「麺や髭おやじ」の看板が出ているのを発見。バイクを引き取ったらちょうど開店時刻となったので、帰りに寄らせてもらうことに。
駐車場にバイクを停め入店したところ、以前は店内がかなり広い印象があったが、この店は適度なコンパクトさ。
カウンターに座りお品書きを見ると「あっさり」「こってり」がメインと思われ、そこに「しお」「みそ」、あとはチャーハン、チャーシュー丼、もつ煮ライスなど飯物や、ツマミ類など、東宿郷時代もメニュー数は多かった(というかどんどん増えていった)が、ここも結構な数が。(それでも、移転にあたってメニューを絞られた様子。)更には、個人的に好物の冷やし中華まであるので、注文の際は大いに悩むことに。
結果、こってりワンタンメンに煮卵を追加。奇しくも、前回東宿郷時代最後に食べたものと同じ構成になってしまったのだが、最後に何故か、自分でも良く解らないが「中盛でお願いします」と付け足してしまった。(腹はさほど減っていなかったのだが。)
【こってりワンタンメン(中盛) 1,320円 + 煮卵 150円】
それで配膳されたら、早速スープから。その前に、表面の脂をよく混ぜいてただくのがこってり系の個人的お約束だったことを思い出したので、良く撹拌する。その後レンゲでスープを口に入れると、以前は節系っぽい香りを強く感じたが、これは脂の甘い香り、動物系の出汁の香りなど色々相まって、そこに醤油がしっかりと効いて非常にバランが取れているいる感が。また、脂の量は多いものの、ベースのスープがあっさりしているので、後味にすっきり感もあるのが良い。
また麺は、中太のやや平べったい形状で、ムチモチとした弾力と密度感を兼ね備えた食感。スーブとも良く合っているし、中盛りにしたお陰で、十二分に堪能できる。
それと具だが、まず大ぶりのワンタンは、餡にショウガが効き、肉は鶏肉だろうか。皮のチュルンとした食感とあいまって、これがなかなか。小振りな四角いチャーシューは、しっかりした味付けやホロトロっと食感が良く、今度はチャーシュー麺で食べたい。追加した煮卵は、黄身のトロっとした半熟加減、しっかりめの味加減とも丁度良かった。
というわけで、久しぶりの髭おやじだったのだが、美味しくいただいて、大変に満足だった。
以前と比べ、宇都宮に来ることは極端に少なくなってしまったが、また機会を作って、この店には是非再訪したいと思う。
ごちそうさま。
令和8年7月訪問
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