趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
8月も下旬に入った週末。所用のため家人と群馬県へ。それでその際の昼食は一任されていたので、以前からずっと伺いたかった店に行くことにした。
それがこの、だるま大使。オープンしたのは1993年だが、個人的に知ったのは、ラーメンを積極的に食べ歩いていた2000年代。群馬県のラーメン本を買うと必ず載っていた印象がある。
今でこそ、本格的な九州の豚骨ラーメンが北関東でも食べられるが、当時は珍しい存在で、何時か伺おう伺おうと思いつつ、四半世紀以上経過していた次第。
用足しの合間に、高崎の中心市街地から少し外れたところにある店に到着。正午前とあって、駐車場もかなり塞がっていたが、運良く空いていた出口付近の軽自動車用スペースに駐車。
写真で何度も見た、店舗に掲げられた達磨とマグマ大使をモチーフにしたキャラクターを感慨深く一瞥して入店。店員に案内され、まずは食券の購入だが、公式WEBサイトを見て、家人を含め食べる品はあらかじめ決めていたので、それらを購入。1つだけ空いていた4人がけのテーブル席に案内されると食券提出。その際、麺の種類と硬さを告げるが、その案内が書かれた卓上のPOPには、KISSに扮した4体の達磨(うち、1体はだるま大使のキャラ)のイラストが描かれていたのが面白い。(ちなみに、だるま大使が扮していたのは、ポール・スタンレーだった。)その後セルフのお冷やを用意しつつ待っていると、程なくして注文の品々が提供された。
それで私がいただいた品が、この店の看板商品と思われる、だるまらーめん。
まずはやや褐色の、見るからに濃厚なスープを口に入れると、期待通りの味わい。一口に九州の豚骨と言っても色々なタイプがあるが、久留米や北九州を思わせる力強さ、濃厚さが感じられるが、久留米などの「呼び戻し製法」で取ったスープのような、ツンと鼻をつく豚骨臭は気にならない。(もっとも、私自身、豚骨臭に寛容なので当てにならないが。)タレもしっかりと効かされているし、小ネギの薬味も合っているが、とにかく、一口目から圧倒的豚骨感で持っていかれる。
また麺は、博多麺と極(きわみ)麺から選べるが、博多麺をバリカタでオーダー。これまた期待に違わぬ低加水の細ストレート麺で、ゴワっとした口当たりと、ボリっとした(ただし火は通っている)噛み応えが、濃厚なスープと良く合っている。
そして具は、チャーシューの絶妙な柔らかさと厚み、しっかり味が入った味玉、柔らかいメンマなど、どれもしっかりしており、量的にも過不足無く。味玉は、この店の特徴である二黄卵ではなかったように思うが、それが些細なことに思えた。
最初はそのまま、次にゴマや紅ショウガを加えて楽しみ、麺が無くなったので替え玉ハーフを現金で注文。ニンニク、辛子高菜を順に加え味の変化を楽しんだが、最初の何も入れない状態のスープが、一番印象に残ったる
こちらは、私がラーメンと一緒にいただいた品。
実はこの店、もつ煮も隠れた名物になっており、それがご飯に載っているのなら、食べない手はないなねと。
で、九州の持つには牛もつが多いイメージだが、ここのは柔らかく煮込まれた豚もつ(小腸)がメインで、更にガツ(胃袋)がアクセントに。
味付けは味噌ベースで、少しだけ唐辛子が効かされているが、卓上の紅ショウガや七味を加えても良かった。
こちらは、家人がいただいていた品。
一口スープを啜って「甘いっ!」と言っていたので少し驚いたが、例によって少し味見させて貰ったところ、鶏出汁と鶏油、そして出汁に使われている野菜からのが合わさった、自然の甘みだと判明。そこに、魚粉も比較的しっかりと効かされていて、これはこれで、完成度が高いスープ、いやラーメンだと感じた。
というわけで、どれも美味しくいただいたことに加え、長年の宿題を果たせて、とても満足。また高崎に行く機会があれば立ち寄って、今度は豚骨醤油の「パートII」、魚介系豚骨の「パートIV」といった、違う味の品も食べてみたいと思った。
ごちそうさま。
令和8年8月訪問
令和8年の長かったお盆休み期間も、この日が最後となる日曜日。家でゆっくり過ごす筈だったのだが、午前中に飛び込んできたあまり面白くない用事で、急遽呼び出された。
ただ、昼またぎになることは確実だったので、せめて何か、昼飯は旨いものでもと思っていたところ、こちらの店が、用務先からそう遠くないところにあることを思い出し、時間に多少余裕も有った(というか、午後イチからの約束が、相手都合で少し遅くなった。面白くないことに。)ので、行列覚悟で約2年ぶりの訪問。
店横の駐車場にクルマはなく、更に道路を挟んだ向かい側の駐車場はそれ程混んでいなかったので、クルマを停めた時は「ラッキー」と思ったが、店舗脇の外待ちスペースはズラリと座っている人が。もっとも、回転は良いので、そこで注文を済ませたあと、あまり待たずに入店。席に着いたら程なくして注文していたラーメンが提供された。ちなみに今回いただくのが、味玉二代目UWO中華そばで、約2年前の訪問時にも同じものを食べているが、久しぶりの訪問ともなると、ついこの店で一番好きな品を頼んでしまったという。
【味玉二代目UWO中華そば 1,180円】
【半替え玉 100円】
それでまずはスープを一口。今となっては「濃さ」をウリにする鶏白湯系のスープは数在れど、最初に食べた時に衝撃を受けたここの、濃いけれど嫌味のない「二代目(濃厚鶏白湯)」は、今食べてもやはり唸る存在だと思う。そしてそこに、イワシ、カツオ、マグロの「UWO」が、味を大幅にブーストアップ。また、それに負けないよう、醤油ベースの味付けは比較的しっかり。元々のスープが美味い場合、それに何かを足すとバランスが崩れることもあるが、ここの二代目UWOスープは風味と旨味、味付けのバランスがとても良い。だからこそ、この店で一番好きな品であるのだが。
また麺は、かつてはオプション(100円増し)の太麺にすることが多かったが、今は一周回って、標準の細麺が好みに。加水率低めの、食べ初めがボリっとした(ただし生ではないし芯がある訳でも無い)歯応え強めの麺は、かなり強い味わいのスープとの相性が良く感じる。今回は半替え玉も頼んだが、ラーメンよりも更に強めの歯応えが嬉しい。加えて、半替え玉にはタレも少量かけられているため、味が薄まらないのも嬉しいところだ。
そして具は、以前よりは存在感が減ったもののしっかりと肉の味が楽しめるチャーシュー、ねっとりとした黄身が絶品の味玉、フレッシュな青菜に加え、欠かせないのが、薬味的なポジションの白ネギとカイワレ菜。鶏の脂が溶け込んだ強いスープを引き締めてくれる。
あと途中から、卓上のコショウ、ニンニク、スパイシーロック(辛味調味料)を順に入れ、味を変えつつ楽しんだ。
というわけで、思わぬ形での約2年ぶりの訪問だったが、今回も以前と変わらず美味しくいただき、満足。ごちそうさま。
令和8年8月訪問
令和8年のお盆休み期間も最後の週末を残すのみとなった土曜日のこの日。「ねぎっこの野菜つけ麺が食べたい」という思いから、お盆休み中に営業しているかはよく判らなかったものの、とりあえず行ってみようということで、家人を伴い開店時刻狙いで訪問。
店に着くと、営業はしていたものの、店に着いたのが開店時刻を少しばかり過ぎた頃だったこともあり、入店待ちの行列はできていなかったが、店内も空席が無い状態。名前を書いて入口の待合スペースで暫く待つことになったが、そんな時、その壁に貼ってあったPOPが目に入った。それで暫く見ているうちに、当初の予定は何処へやら。席に案内されたら、そのPOPに書かれていた品を注文してしまったという。
その品がこの、角煮ラーメン。
まずはスープを一口、レンゲで啜れば、まろやかな豚骨出汁をベースに、これまたまろやかな味噌が効き、これだけだと味がぼやけるところをしっかりめの塩気が味を引き締めて。更にゴマと、この店ではこの品だけと思われる小ネギがアクセントとなって、何とも良い感じ。というか、この小ネギ入りの味噌味スープが美味そうに見えたことが、今回この品を食べようと心変わりさせた一番の原因かもしれない。
また麺は、いつもの中太ストレートタイプ。加水率は多めの筈だが、歯切れ良く、弾力もある。太めのストレート麺の中では、個人的にかなり好きな部類である。
そしてこのラーメンの一番のウリである豚の角煮は、以前から変わらない、肉の部分が少しパカつく食感ながら、逆にそれがラーメンとの相性を高めているような気がする。標準で入る味玉もも申し分ない出来だし、角煮との相性も良い。あと何気に重要なのが、茹でキャベツ。このさっぱり感は、このラーメンの中で丁度良い息抜きとなっている。
こちらは、家人がいただいた品。
例によって味見させてもらったが、トマト野菜ラーメンは初めてで、経験済みのチリトマト野菜と比べると、チリ(辛し味噌?)が入らないだけで結構印象が違うというか、だいぶ優しい味になっているように感じられた。
というわけで、急遽の心変わりだったが、美味しくいただいて、満足。ただ家人からは、「これで私のこと笑えないね」、と。(以前、家人が同じようなことをやった時、暫くネタにしていたので……。)。
ごちそうさま。
令和8年8月訪問
令和8年のお盆休み期間は等に始まっていたものの、この日ようやく月遅れ盆に入った8月13日の木曜日。この日、仕事を休んで(我が職場は休みがカレンダーどおり)よんどころない事情で宇都宮市まで行っていたのだが、その途中のちょうどお昼時、ゲリラ豪雨に見舞われることに。
ただ出かける際、「昼は外で食べてくる」と家人に言った手前、何か食べて帰らねばと店を探しつつ競輪場通りをクルマで走っていたのだが、そんな時に現れたのが、この店。この道自体、何度も通っていたものの、ここにこんなラーメン店があった記憶はなく、駐車場も(この雨のせいか)空いていたので、即座にクルマを入れた次第。
それで雨の中、急いで店に入ると、先客は一人。今やこの手の店ではすっかり多くなった食券券売機は無い様子なので、空いていたカウンター席に座り、お品書きを手に。見たところ、スープは動物系+和風ダブルスープの支那そばと、動物系シングルスープの中華そばに分かれ(ちなみに麺も違う)、あとはそこに雲呑や海老雲呑、あと各種トッピング類を追加した品がメインと言った構成で、他にも、つけ麺や追加用のあえ玉、更にご飯もの、餃子、雲呑スープまで。駐車場の看板には、「支那ソバ 雲呑 餃子」と書かれていたので、それらがウリであるのはわかるが、品数の多さに注文はかなり迷うところである。
そんな中、注文を取りに来た店員に、ふと目についた雲呑支那そばをオーダー。塩味と醤油味があるとのことだったので、醤油味でお願い。一人いた先客は、既に食べている途中だったこともあり、程無くして提供された。
それで丼が目の前に置かれてまず感じたのが、スープの出汁に使われた素材と思われる強めの匂い。何か一つ、という訳ではなく、煮干しのような魚介系と、濃く煮出したような動物系の匂いを感じる。実際、口に入れると、出汁感、というか出汁由来と思われる旨味もかなり強い。また味付けは、醤油感控えめで出汁感を前面に出す一方、塩気は強めに効かせ味を引き締めているようである。
また麺は、全粒粉入りの低加水細麺で。食べ始めは低加水らしいゴワっとした噛み応え。また、全粒粉の香りが、強い出汁の香りに負けずやり合う感がある。
そしてメインの具である雲呑は、てるてる坊主状のものが3粒入っていた。中の餡は豚肉メインであろうか、ショウガが程良く効かされ、ジューシー。更に皮だけ別に入っていたが、麺と一緒に口に入れ、食感の違いを味わうと言った楽しみ方ができるので良い。
あとチャーシューは、2種類。煮豚はホロホロ系で、焼豚も柔らかい。どちらも味付けは適度に感じた。それと原木を店で戻して味付けたというメンマの深い味わいが、印象に残った。
麺量がそれほど多くなかったのと、卓上のあるものを試すのを忘れていたので、最初の麺を食べ終わるタイミングで、替玉半玉を注文。
その忘れていたものとは卓上の揚げネギで、適宜入れたところその香ばしい香りが出汁の強い香り和らげ、良い方に変化。また、最初は濃いめに感じた塩気も、替え玉を入れることでちょうど良く感じるようになり、気がつけばスープを飲み干してしまっていた。
というわけで、美味しくいただいたのだが、豚骨魚介濃厚系やガッツリ系のあとに来た、素材感重視のラーメンという感じで、そのバランスや、あとメインの具である雲呑に、店主のこだわり感満載の一杯といった感じであった。
ごちそうさま。
令和8年8月訪問
このところ、開店時から続いていた混雑が一段落し、午前11時頃なら待ち無しで入店できるようになったこちらのお店。
我が家的には、過去2回の訪問で、「ラーメンショップ系が食べたい時はここ」といった具合にすっかりファンになってしまったので、この空き具合が少々心配になってしまうのだが、令和8年8月11日の山の日。この日も、ラーメンショップ的味が恋しくなったので、家人と共に訪問した次第。
それですんなりと入店し、早速食券を購入。家人は、前回食べて「今後、この店ではこれ一択で良い。」とまで言ったネギつけめん味薄め油少なめにしたのだが、私は、前々回の訪問時にも食べた、ネギ味噌ラーメンに煮玉子追加という組み合わせに。ただ、前回家人の味薄めつけめんを食べた時に、今度自分で食べる時は味の濃さは薄めを試そうと思って家人ともその話をしていたものの、買う時にはすっかり忘れてしまい、濃さ普通にしてしまったという。家人は気づいて「薄めにしなくてもいいの?」と訊いたが、何故か妙に強がってしまい、「いや、あえて「普通」にしたんだよ」と言ってしまった。
席に着き食券を渡し、その後程無くして提供されたが、まずはスープからいってみると、前々回、初めてここで食べた時と同様に、豚骨感、背脂のコッテリ感、そして味噌ダレのまろやかさが強めで、いわゆるラーメンショップのラーメンを全体的に濃く、まろやかにしたような味わいなのだが、前回ちょうど良く感じた味の濃さは、「少し薄くても良いかも」、とも感じるように。もっとも、上に載った、ゴマ油と旨味をたっぷり纏った、量もたっぷりあるネギ、そしてラーメンショップのラーメンには欠かせないと思っている卓上のおろしニンニクを加えると、「これはこれで良いバランス」かも、とも。
また中細の麺は、前回同様硬さ「普通」にしたが、今回の麺は、一般的なラーメンショップと比べると麺の加水率が低めに感じる、口の中に入れた時の動きのにぶさが合ったような。もっとも、適度な密度感、そして適度な弾力、あと小麦の風味が感じられるのは前回、前々回同様で。
そしてニューラーメンショップではネギとは混ぜられない角切りチャーシュー、あっさりしたメンマ、相性抜群のワカメ、追加の味玉も良い感じである。
それと、今回はニンニクのほか、途中から卓上の一味唐辛子を加えたところ、入れるほどに味にキレが生まれ、これがなかなかであった。これまで、ラーメンショップで辛味を足したい時には豆板醤(や、それに類似した調味料)を使ってきたが、辛味を足すには一味も、かなり相性が良いことが解ったのは収穫であった。(まぁ、今回は味噌味なので、当たり前っちゃ当たり前ではあるが。)
こちらは、家人が前回に続きいただいた、味薄め、油少なめのネギつけめん。
今回も例によって味見させてもらったが、やはり(ネギラーメンの薄め少なめで感じた豚骨臭は)つけ麺だと、豚骨感感じつつもバランスの取れた味わいであるように感じた。
というわけで、どれも美味しくいただいて、今回も大変満足であった。ごちそうさま。
令和8年8月訪問
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