たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

沖縄県糸満市 沖縄すば 淡すい

 沖縄滞在二日目。この日は一日観光してから夜の便で帰ることになっていたのですが、早起きしてまずは平和記念公園やひめゆりの塔に参拝した後、それらからクルマで少々走ったところにあるこちらにお伺いしました。

 裏通りといった感じの道に面した駐車場には、月曜日のお昼時のせいか、地元ナンバーのクルマばかり。シンプルというか素っ気ないお店に入ると、他のお客さんは皆地元の方のよう。とりあえず席について献立表を見たところ、裏面にはこちらのお店のこだわりが書かれてあり、化学調味料不使用とのことです。

ソーキすば 750円
ソーキすば 750円
 そこで注文は、すばかソーキすばか迷いましたが、昨日の御殿山ではすばにしたので、今回はソーキすばをお願いしました。で、ほどなくしてお盆に載せられて登場したのですが、お盆の上にはソーキすばの他、タクアンのような物がのった小皿と、ソーキの骨出し用の小皿も一緒に載っていました。それでまずは、一般的なそば用の大きさの丼を持って、うっすらと色の付いた汁を啜れば、カツオの香りの上品な味。昨日の御殿山や、昨晩いただいた沖縄料理でも感じたのですが、当地の料理って、何というか、上品で、優しい味がしますねぇ。ただ、上品とはいってもしっかりとカツオのダシは効いており、更に、動物系の旨味も感じられるような気も。また麺は、太さは乾麺のうどん程ですが、昨日いただいたところと同様の、ゴワっとした食感のもの。この歯応えが、沖縄そばなんですねぇ。やはりツルツルと啜るのではなく、ワシワシと噛んでいただきます。そして、ドドーンと2切れほど載ったソーキは、ホロっと骨から外れる柔らかさ。こちらも上品な味付けで美味。それと、付け合わせのたくあんのような物は、大根の甘酢漬けのような味でした。(黄色いのはウコンで着色しているのですかね?)

すば(小) 500円
すば(小) 500円
 こちらは、同行者がいただいたもの。「美味しい」と言っていたのですが、そういえば昨日以来、同行者も私も、好き嫌いが分かれると言われる沖縄の食べ物に、すんなり馴染んでいる気がします。

 というわけで、大変美味しくいただきました。ごちそうさまです。

平成20年6月訪問

沖縄県那覇市 花笠食堂

 用足しも兼ねた初沖縄旅行初日の夜というか夕方。前の記事のハンバーガーというかルートビアをいただいた後、今回沖縄に来る目的となった用足しを済ませたのですが、それが屋外だったため、色々と対策を講じたにもかかわらず熱中症気味になってしまいました。(梅雨明け直後の沖縄って、日差しがシャレにならないですね。)それでも何とか那覇市内まで帰り着き、国際通りにある今回泊まるホテルチェックイン(クルマを停める時、誘導してくれてた同行者を轢きそうになりました…。)し、ひとっ風呂浴びてそのまま寝たかったのですが、せっかく国際通りに泊まったことだし、気力を振り絞って夕食を食べがてらちょっと出かけることにしました。

 それで、フラフラと国際通りを歩くこと暫し。通りから少し入ったところにあるこちらを同行者が発見。今回持参したガイドブックにも載っている、有名なお店みたいですね。

ビールセットA 1000円
ビールセットA 1000円 のオリオンビールビールセットA 1000円 のミミガー、ラフティー、さしみ
 そこでまず、のどを潤すためにお願いしたのがビールとつまみ3品がセットになったこちら。ちなみにそのつまみは、写真左からミミガー、ラフティ、さしみの3品で、ミミガーもラフティも内地でいただいたことがあったにもかかわらず、本場というかこちらのはひと味違って感じられました。

ソーメンチャンプルー 500円
ソーメンチャンプルー 500円
 そして、〆にいただいたのがこちら。ソーメンと具のツナ、そしてネギを炒めたシンプルな料理なのですが、素朴な味わいが良いですね。ちなみに、この料理。本来「チャンプルー」というは豆腐が入るものだということで、ソーメンチャンプルーではなくソーメンタシヤーと呼ぶべきだという人もいらっしゃるみたいですね。

 というわけで、料理もオリオンビール美味しくて、本来ならもっと大いに飲み食いしたかったところではあったのですが、前述のとおり体調がイマイチだったせいもあり、これらをいただいただけで退散することになったのはちょっと残念だったというか。今度沖縄に来た時は、当地の料理をもっと堪能してみたいですね。ごちそさまでした。

平成20年6月訪問

沖縄県浦添市 A&W 牧港店

 前の記事のとおり、今回沖縄に来たら是非ともいただいてもたかったのが沖縄そばだったのですが、それと並んでもう一つ、是非ともいただいてみたかったというか、お伺いしてみたかったお店ありまして。で、それは、那覇市の北隣、浦添市にあるこちらのA&W牧港店。以前、あるサイトでこのお店の写真を見て、ドライブインスペース(車に乗ったまま注文・飲食が出来る)がある、ちょっと古めの、いかにもアメリカンな店構えに、是非一度訪れてみたいと思っていました。

 そんなわけで、前の記事の沖縄そばをいただいた後、レンタカーで沖縄の大動脈である国道58号を北上。そこから遠目にこちらのお店が見えたのですが、実際にお店に着くまでには、お店のまわりの細い道で少々迷ったというか。ですが何とかたどり着き駐車場にクルマを停め、念願のお店の店内へ。で、一歩入れば地元の老若男女で混雑し、その中には、ルートビアを淡々とおかわりする渋い壮年男性の姿も。内装もいい感じにヤレていて、なんていうか、こんなファストフード店初めてというか、私にとっては非日常的な世界ですね。

ビッガーチーズバーガー+チリカリコンボ 780円
ビッガーチーズバーガー+チリカリコンボ 780円
 そこでいただくのは、ハンバーガー(ビッガーチーズバーガー)とポテトフライ(チリチーズカーリーフライ)、そしてルートビアのセット。ハンバーガーはスタンダードながらも大手チェーンとはちょっと違った感じがして美味しく、チリソースとチーズが掛かったポテトフライもなかなかだったのですが、なんと言っても初めて飲むルートビア!一部では『飲むサロンパス』とも形容される独特な味(ちなみに「ルートビア 不味い」で検索するとネガティブな感想が出るわ出るわ…。)があるそうなのですがですが、個人的には、言われているほど不味くは。ドクターペッパーにメントールを入れ、更に薬臭くしたような感じの味って、文字にするといかにも不味そうな感じがしますが、何ともクセになる味で、ハンバーガーとの相性もグッドですね。それで調子に乗って、自分で注げるルートビアのサーバーでお代わり(ちなみに店内でいただく時は、ルートビアはお代わり自由なんです。)してしまいましたが、泡ばかりになってしまったのも楽しい思い出になりました。

 というわけで、念願がまた一つ叶ってとても嬉しかったです。ごちそうさまです。

【A&W牧港店】
A&W牧港店

平成20年6月訪問

沖縄県那覇市 琉球古来すば 御殿山(うどぅんやま)

 これからいくつか、用足しを兼ねた旅行で、生まれて初めて沖縄に行ってきた時のネタが続きます。

 で、その最初の記事なのですが、沖縄にはソーキそばで有名な沖縄そば(当地では『すば』とか『うちなーすば』って言うみたいです)というのがあります。もともとは大陸から伝わった麺料理という話もあり、確かに、小麦粉に鹹水(当地ではもともと鹹水の替わりにガジュマルなどの木灰から抽出したアルカリ性物質を使用していたそうです)を使用しコシを出しつつ打った麺や具材に用いられる豚肉(三枚肉が一般的で、ソーキ~骨付きのあばら肉~いわゆるスペアリブを使うのは比較的最近のことみたいです)など、こちらも元々は支那そばと呼ばれたラーメンとも共通する部分が興味をそそられたということもあって、是非一度いただいてみたいとかねがね思っていたのですが、それがようやく叶ったというか。

 それで、そのお店が、那覇市内にある『ゆんたくすば御殿山(うどぅんやま)』。レンタカーのカーナビを頼りに狭い道を進み、小高い丘の上にそのお店はありました。日曜日のお昼時のせいか駐車場にはレンタカーがたくさん停まっており、行列こそできていませんでしたが店内はほぼ満席。でもタイミングが良かったようで、ちょうど空いた席に座ることができました。席について店内を見回すと、先ほど立ち寄った沖縄県立博物館で見た昔の沖縄の民家によく似たつくりで、何とも良い雰囲気。ほどなくして注文を取りに来てくれたので、すば(小)を同行者の分と合わせ2人前お願いすると、紅ショウガの有無を聞かれました。沖縄そばに紅ショウガは付き物と聞いていたのですが、片方だけに入れてもらうことにしました。

沖縄すば(純)小 450円
沖縄すば(純)小 450円
 それほど待たずに登場したすばは、(小)だけあって小さい丼に、薄く色の付いた汁と、うどんのような麺が入っており、また、小皿には添え物らしきオクラのおひたしが。それでまずは汁からいただくと、ほんのりとカツオが香る上品な味。ラーメン(特に昨今の)のように一口目から「こんな味だぜ」って主張するわけではないのですが、口に含むと、何ともじんわりとした旨味を感じます。そして次に、麺を啜ろうとしましたが、一見うどんのような麺は、ちょっとゴワっとした食感で、ツルっと啜るというより、モグモグ噛んで食べるような感じ。ちなみに卓上のお品書きの裏には店主さんのこだわりが書いてあり、麺はガジュマルの灰から取った灰汁(アク)を使用した昔ながらの製法とのことです。また、上に載った三枚肉はプリっとした食感で、あっさりと甘辛い味付け。あと、卓上のコーレーグース(島唐辛子を泡盛で浸けた物)をごく少量(老婆心ながら、風味・辛みが強いので、あまりかけないほうが…)垂らすと、また違った味わいになりました。それから、同行者の紅ショウガ入りも味見させてもらいましたが、確かに、紅ショウガも合いますね。添え物のオクラも何気に美味しく、初めての沖縄そばを、堪能させてもらいました。

 というわけで、大変美味しくいただきました。ごちそうさまです。

【紅ショウガ入りの沖縄すば(純)小】
紅ショウガ入りの沖縄すば(純)小

平成20年6月訪問

栃木県宇都宮市 手打ちラーメン みうら

 お昼時は激しく混んでいるこちらのお店ですが、夕方の時間帯は、各テーブルに一人くらいのお客の入りで、ゆっくりとラーメンをいただくことができます。そんな中、今回はワンタンメンの大をいただきました。

ワンタンメン(大) 850円
ワンタンメン(大) 850円
 やっぱりここの手打ち麺は、美味しいですねぇ。手打ち麺ならではの凹凸の多い表面がもたらす啜り心地に、ヌクヌクと弾力がある歯応え。噛み締めれば小麦の味がし、食べ進むにつれスープが染みてきてまた違った味わいに。また、たっぷりと入ったワンタンは、単独でツルッと食べても美味しいですが、麺と一緒に口に入れれば、何ともいえない食感の妙が味わえます。スープは、白河らしい醤油が強い鶏ガラスープ。その強めの醤油も、醤油の持つアミノ酸の旨味をジンジンと感じさせてくれます。そして、今回、一番感動したのが、見た目も美しいチャーシュー。カブリの部分と思われる細長いチャーシューは、これまた白河らしいスモーキーな風味に、噛み締めると肉汁がジュワッとしみ出てきて、極上の美味しさでした。

 というわけで、久しぶりに白河系を堪能して、満足いたしました。ごちそうさまです。

平成20年6月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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