たひお備忘録

とりとめのない趣味の、とりとめのない活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

沖縄美ら海水族館 【平成26年8月28日】

沖縄美ら海水族館入り口付近  まただいぶ間が開いてしまったのですが、まだまだ続く8月末の沖縄旅行ネタ。で、今回は、今沖縄で一番メジャーな観光地と言って過言ではない、沖縄美(ちゅ)ら海水族館でございます。


沖縄美ら海水族館について

 元々は昭和50年(1970年)に沖縄の本土復帰を記念して沖縄国際海洋博覧会が開催されたのですが、その際し出展された、海洋生物園が始まり。で、博覧会終了後、その跡地に国営沖縄海洋博覧会記念公園が整備されることとなったのですが、その際、海洋生物園だったものを水族館として昭和54年(1979年)にオープン。水量1,100トンの水槽は、当時世界最大であったとのこと。

 ですが、建物の老朽化と入館者減少の為、平成14年(2002年)に新館を建設のうえ、『沖縄美ら海水族館』としてリニューアルオープン。その際、館内に設置された『黒潮の海』の水槽に使用されるアクリルパネルは、当時世界最大を誇りました。(現在はドバイ水族館に抜かれてしまったそうですが。)また当時、NHK朝ドラ『ちゅらさん』などによる沖縄ブームが来ていたこともあって、リニューアル前は40万人台だった年間入館者が、一気に200万人以上になったそうで。ちなみに、飼育されている生物は、沖縄近海のものを中心に、平成20年(2008年)の時点で約740種、21000点にものぼるとのこと。

沖縄美ら海水族館公式ウェブサイト

国営沖縄記念公園海洋博公園公式ウェブサイト

実際に行ってみた

 沖縄美ら海水族館には、個人的に初めて沖縄を訪れた平成20年(2008年)に一度お伺いしているのですが、その時以来の訪問となりました。

【国道449号を】
国道449号を
 というわけで、宿泊先の那覇市から水族館のある本部町へとレンタカーで向かったのですが、許田ICで沖縄自動車道を降り、国道58号から国道449号に入ると、周りはレンタカーだらけに。その大部分が、沖縄美ら海水族館に向かっているようです。それで、那覇から約2時間ほどかかって午前9時頃、水族館に到着しました。

【入口付近から見た伊江島】
入口付近から見た伊江島
【水族館入口付近】
水族館入口付近
 駐車場にレンタカーを停め、早速入場。館内には、4階にある海人門(ウミンチュゲート)から入るのですが、その時に目に飛び込んでくるのが沖縄の海と対岸にある伊江島の景色。これって結構感動的なんですよね。で、エスカレーターで降りて、3階のコーラルロビー(水族館入口)から入場。あ、そういえば、前売り券買うの忘れてました。

 で、この後は順路に沿って観て歩いたのですが、個々に説明するとキリがないので、個人的に印象に残ったところをかいつまんで。

【『サンゴの海』の水槽】
『サンゴの海』の水槽
 見た目は(失礼ながら)わりと地味なこの水槽ですが、この中には水族館オープンから10年以上、成長し続けているサンゴが多くいるそうで。で、ここのすごいのは、この水槽には屋根がなく、時間帯によってその様相を変えるということ。今回観たのは午前9時頃(ちなみに前回は昼下がり)だったのですが、今度は夕暮れ時にでも観てみたいなぁ、と。

【『熱帯魚の海』のスジアラ】
『熱帯魚の海』のスジアラ
 こちらで展示されている魚類は、おおむね沖縄近海のものなのですが、その中から何故この魚の写真かと言えば、一番マトモに写っていたからという…。(水族館での写真は難しい…。)ちなみにこちらのスジアラですが、当地ではアカジンミーバイと呼ばれる高級魚です。

【『黒潮の海』の大水槽】
『黒潮の海』の大水槽
 こちらのハイライトと言えば、個人的にはジンベエザメやマンタが悠然と泳ぐ、この世界最大級の水槽かと。水槽の前の座席に座ってボ~っと眺めていると、だんだんと周りの喧噪が気にならなくなり、そして何とも良い心地になりzzz…。

【『危険サメの海』のオオメジロザメ】
『危険サメの海』のオオメジロザメ
 それとこちらで忘れてはならないのが、サメの飼育と繁殖ではないか、と。それらが観られるのが、『サメ博士の部屋 危険ザメの海』。そういえば子供の頃、図鑑で見たサメのカッコいいフォルムに惹かれたなぁ、なんて。

【黒潮探検(水上観覧コース)】
黒潮探検(水上観覧コース)
 今回初めてこちらで観たのが、『黒潮の海』の大水槽を上から眺めることが出来る、黒潮探検(水上観覧コース)。時間によってはスタッフさんの解説もあるのですが、今回は観ただけで。それでも、ジンベエザメやマンタが悠然と泳ぐ姿を上から眺められるのは良かったですし、ちょっとバックヤードツアーっぽい感じもしてなかなかに興味深かったというか。で、もう少し人が少なければゆっくり堪能できたのですが、こればっかりは時期が時期だっただけに仕方ないですね。

【浜辺から見た伊江島】
浜辺から見た伊江島
 旬路に沿って見学後、水族館を出るとその周辺にはマナティやウミガメ、イルカを見学できる施設があるのですが、そのあたりからちょっとした浜辺に降りられるようになってします。で、その浜辺からは、対岸の伊江島がよく見えたのですが、白砂の浜辺に澄んだ海、そして島と、これがまた良い景色だったというか。

 その他、写真は撮らなかったのですが、水族館を出たところにある総合休憩時(美ら海プラザ)内にあった、バンドウイルカ「フジ」人工尾びれプロジェクト(病気で尾びれの大半を失ってしまったイルカに、人工の尾びれを早着して元のように泳げるようにする。)の展示(実際に作成した人工尾びれなど)が大変興味深かったです。ですが、誠に残念なことに、そのバンドウイルカのフジは、今年の11月1日になくなってしまったとのこと。

感想とかまとめとか

 というわけで、個人的に二度目となる沖縄美ら海水族館だったのですが、やっぱり良いところですね。ちなみに、前回の滞在時間約1時間半に較べ、今回は約3時間と倍近くとったものの、これでもまだ足りないというか、「もっと良く観たい!」と思わされます。なのでもし、次にお伺いする機会があったら、周辺施設まで含めて丸一日使うくらいの余裕を持って、ゆっくりと観たいですね。

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