たひお備忘録

とりとめのない趣味の、とりとめのない活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県宇都宮市 蒙古タンメン 中本 宇都宮店

 平日だけど所用のため半休を取ったこの日。その所用は早々に終わったものの、午後2時近くという中途半端な時間に、宇都宮で昼食を食べていないという状況になりました。
 ですが逆に、これは普段混雑ゆえに敬遠しているお店に行くチャンスかもしれないということで、その時、頭に思い浮かんだ、蒙古タンメン中本さんへ。道中、他のお店は駐車場がガラガラなところ、こちらのお店は、クルマがそれなりの台数停まっていました。
 で、前回、宇都宮店の開店からちょっと経った頃にお伺いした時は、この時間でも入店待ちがあったのですが、それから数年経ち、開店後のブームも落ち着いたのか、すんなりと入店。もっとも、食券を購入後「お好きなお席にどうぞ」と声を掛けていただいたものの、3面あるカウンター席はどれも半分以上埋まっている状態で、後客も続々と入ってきていましたが。

【冷し醤油タンメン 870円】
冷し醤油タンメン 870円

 それで今回のメインは、中本さんでは珍しい辛くない(非辛)メニューの中から、冷し醤油タンメンを。というのも、この日は気温が摂氏30度を超えた酷暑だったため、まずは中本だと「冷し」と呼ばれるつけ麺が良いとなり、更に、最近辛さに対する耐性がとみに落ちている自覚があったので、非辛メニューの中からこちらの品を。ちなみに、冷し醤油タンメン自体は中本の伝統的メニューの一つで、中本で辛いメニューを極めると、逆に非辛メニューの良さに目覚める人も多いのだとか。

 で、登場したら、早速麺を適宜取り、野菜がたっぷり入ったつけ汁に浸けていただけば、これが。
 つけ汁は、濁りのないさらっとしたベースに、具にもなっている肉や野菜の炒めた風味が感じられ、更に、野菜類の一つとして結構な量が入っているニンニクスライスから、その風味がガツンと効いています。味付けは醤油ベースですが、塩気と醤油っ気がしっかり効き、一般的なつけ麺の味付けに多く使われているお酢は全く使われていないような。
 一度茹でてから冷たく締められた麺は、中太タイプですが、中本さん独特のモソっとした動きの鈍い啜り心地。歯応えはしっかりとした弾力が感じられます。麻婆豆腐のトロミだったり、大量の唐辛子粉など粘度が高い中本さんのスープやつけ汁に合うような麺ですが、サラッとしたこの品のつけ汁とも悪くない相性ですね。
 それと具は先述のとおり、豚肉と、モヤシ、キャベツ、ニラ、ニンジン、ニンニク、キクラゲといったたっぷりの野菜を注文ごとに炒め(てスープと合わせた)ものですが、日の通し加減が絶妙で、シャキっとした歯応えが心地良いです。

【プチ麻婆丼 150円】
プチ麻婆丼 150円

 こちらは、一緒にいただいた品。メインに冷し醤油タンメンを選んだものの、中本さんに来たらやっぱり辛いメニューも少しは欲しいということで、麻婆豆腐単品か、ブチスープの冷し味噌かと悩んでこちらに決定。
 で、食券は買ったものの、やっぱり麻婆豆腐単品か、冷し味噌ブチスープの方が良かったかなと正直思っていたのですが、一口食べて、これが正解。というのも、中本さんでいただくのは久しぶりなこともあり、唐辛子の刺激がものすごく強く感じられたので、ご飯の存在でそれが薄まるこれにして良かったというか。(逃げ場がない麻婆豆腐や、こちらのお店で一番辛い冷し味噌だとどうなっていたか。)
 あ、お味の方は、辛いながらも、その背後にはサラッとした旨味もあり、あと、唐辛子の香りが思った以上にフルーティーに感じたというか。

 というわけで、どれも美味しくいただいて、満足いたしました。
 しかしながら、以前の自分と比べると、更なる辛味耐性の低下は実感したのが寂しいなぁ、と。
 ごちそうさまでした。

令和5年7月訪問

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