趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
前の記事などで触れている、令和7年夏「青春18きっぷ」で行く四泊五日の旅の最終日。
JR関西本線の快速列車で名古屋駅に到着したのが、お昼12時半過ぎ。これより前の乗り継ぎが予定通り順調に来ていたので、定刻よりも少し遅れたものの、この先の列車に乗り継ぐのに少し余裕ができました。
で、(朝に2食いったにも関わらず)名物のきしめんでもいただこうと、次に乗り継ぐ列車の発車するホームのお店に伺うと、何とかなりの行列ができているという。そして隣のホームも、更にその隣のホームも入店待ちが。これまで何度か名古屋駅に来てはいますが、こんな事は初めて。この日が日曜日のせいか、口コミでこれまで以上に広まったか、はたまた最近マスコミにでも取り上げられたのかはわかりませんが、これでは乗り換え時間にササっといただく事などできようがないというか……。
これが予想できていたわけではありませんが、無理に食べるなら次に乗り換える豊橋駅でも時間は取れるし、何ならその次の浜松駅でもというつもりだったものの、逆に「だったらここで食ってやるぞ」と闘志が湧き、一番回転が良さそうだったこちらののお店まで。見立て通り、並んでから5分とかからずに入店でき、その後5分とかからずにきしめんにありつくことが出来ました。
それで今回いただいたのが、夏季限定と思われる、冷しかき揚げきしめん。こちらのお店はフライヤーがあるのと、ピーク時で次々に揚げていたお陰か、私のかき揚げも揚げたての熱々が載せられました。
で、まずはきしめんからいってみると、いつもの冷凍物ですが、ツルっピロっとした食感が、もう。更に今回のは茹でてから冷水締めされているため、食感の良さが増していると思います。
またそこに絡むツユが、「冷し」のぶっかけタイプにもかかわらず、濃口醤油が効き甘さ控えめなそれは、味が濃過ぎないのがとても良い感じ。
そしてかき揚げはいつもの半完成品ですが、先述のとおり揚げたてで、衣カリっサクっと、中しはっとり柔らかく。ビルトインされた殻ごとのエビの香ばしさも良いですね。そして添えられたおろし生姜が、きしめんにもかき揚げにも、最高にマッチしいます。
いうわけで、混んでいる中あえての突撃だったのですが、美味しくいただいて、今回も満足させていただきました。でも正直、これ以上混むのは、先に書いたように乗り換えなど時間がない中ササっといただくことが不可能になるから、勘弁してほしいなぁ、と。(そうなると、駅でいただく場所込みでの味わいと、純粋に味で勝負の市井のお店との比較になっちゃいますし。まぁ、それでも時間作って、駅で食べるとは思いますが。)
ごちそうさまでした。
令和7年8月訪問
前の記事などで触れている、令和7年夏「青春18きっぷ」で行く四泊五日の旅の最終日。
この日は、新大阪駅から、途中寄り道しつつ栃木の自宅まで帰る行程で、今を遡ること約1時間前、新大阪駅にて前の記事にあげた朝食をいただいたものの、乗り換えでちょっと時間が出来たこの駅で、また……。というのもこの先、昼食をいただくところとして、いくつか候補があるもののはっきり決めておらず、下手すると食べ逃す恐れもあったので、食べられる時に食べておこうと(デブの思考)。
それで列車を降りたらすぐ、改札外のお店へと。
「麺家」さんは、昨年3月以来約1年5ヶ月ぶりで、前回お伺いした時は、季節のかき揚げうどんに生玉子を追加していただきましたが、今回入店前に店頭の券売機で食券を買ったのが、季節のかき揚げうどん+生たまご。
結局前回と同じというか、前回お伺いした時の記事に「他にも気になるメニュー多数(中略)遠からずまた関西を訪れた時にでも、色々といただいてみたいと思います。」なんて書いたにも関わらず、なのですが、「季節の」と謳うだけあって、定期的にかき揚げのタネが変わるようで、昨年3月と今年8月では、当然その構成も違うだろう、と。
その後、程なくして出来上がった、今回の季節のかき揚げうどん。
まずはツユからいってみると、出汁感は割と感じられ、味加減はマイルド。前回別のお店でいただいた時は、もう少し味が濃いほうが正直嬉しく感じたものの、今回はマイルドながら物足りなさは無し。は生たまごを崩しても味が崩れなかったというか、あくまでも記憶だよりですが、前回いただいてから味付けが大きく変わったとは思えないので、今回はツユのコンディションが良く、本来のポテンシャルが発揮されていたのかもしれません。
またウドンは、関西らしい若干柔かめの口当たりチュルっ、歯応えプチっとした食感。麺家さんは50円増しで讃岐うどんにも変更できますが、個人的に柔らかいうどんは大好きなので、逆にこれが良いというか。
そして季節のかき揚げは、玉葱のほか、枝豆、ナス、紅生姜といった構成。何とも夏らしい取り合わせで、揚げ置きながら最初はクリスプ感もあり、ツユとの馴染みは最後に崩壊するくらい良かったです。あと、一切れ入るカマボコが、奥ゆかしくて良いですね。加えて、
というわけで、今回も美味しくいただいて満足したのですが、うどんそのもの味に加え、今回こちらのお店の店員さんがとっても温かい応対をしてくれたのが印象的で、より満足感をアップさせてくれました。
ごちそうさまでした。
令和7年8月訪問
前の記事などで触れている、令和7年夏「青春18きっぷ」で行く四泊五日の旅も最終日。この日は、泊まった新大阪駅近くのホテルから、寄り道しながら栃木まで帰るという行程。
それで朝イチで早速1つ寄り道を済ませた後、東へ向かって移動を始める前に立ち寄ったのが、新大阪駅の改札内にあるこちらのお店。JR西日本管内、中でも近畿地方において駅そば・うどんのお店といえば「麺家」ブランドが圧倒的多数を占めているなか、新大阪駅においては、ホームにある「麺家」のほか、改札内コンコースにこちらがあるので、機会を作ってお伺いしたいと思っていたところでした。
その店舗は、東改札口から入ったところにある、売店などが集まった「エキマルシェ新大阪」の一角、というか端の方に。午前6時半と朝早くからやっているところがありがたいですね。
かなり広めの店内は、開店時刻からあまり経っていない日曜日の早朝とあってか、閑散とした印象。入店前に店頭の券売機で食券を購入しますが、店頭の特大POPには「浪速名物」と銘打った、たこ焼きうどん、かすうどん、肉吸いなどの品が並び、他にも単品・セットメニューなど豊富に取り揃えられているようでしたが、今回は事前にいただく品を決めていたので、迷うことなくその食券を購入しまた。
その品とは、この、新大阪そば牛肉入り。こちらのお店では、うどん・そばつゆに中華麺を入れたいわゆる「黄そば」を、「新大阪そば」と称しているようで、他にもかしわ入り、かき揚げ入りが有りましたが、店頭のPOPに「人気No.2」と書かれた(ちなみにNo.1は新大阪そばではなく、いわゆる全部入りの浪花ミックスそば・うどんとなっていました。)こちらの品を。
見た目的にはただの肉入りではなく、半個分のゆで卵とメンマが中華そばっぽさを出していて、あとかまぼこの他に天かすが加えられているのが特徴的。
それでまずは、ツユからいってみたところ、出汁感はそこそこあって、薄口しょうゆメインでしょうか、その味加減はマイルド。そこに、具の牛肉から出た味と、天かすの油っけが加わって、これがなかなか。なおこの天かすは、後述する麺との相性を、よりアップさせているようにも感じました。
また麺は中華麺ですが、縮れ麺ではなくストレート麺で、ツルッとした口当たりにプツンと噛み切れる食感。個人的に黄そばって、昔ながらの、ゆるく縮れた中華麺とうイメージがありましたが、こちらのは何ともモダンと言うか。あ、黄そばではなく新大阪そばでしたね。
そしてメインの具の牛肉は、柔らかく味加減がマイルドなのが良い感じ。メンマも突出せず、全体的によくまとまっているなぁ、と。
というわけで、美味しくいただいたのですが、問題は、これ以外にも食べてみたい品が多数あったこと。今後の人生で何度新大阪駅を利用するのかはわかりませんが、乗り換えなどで降り立った場合は、こちらのお店にもまたお伺いしたいな、と。
ごちそうさまでした。
令和7年8月訪問
前の記事などでも触れている、令和7年夏「青春18きっぷ」の旅も、四泊五日のうちもう四日目に。
この日は姫路駅から、JR姫新線の始発列車でスタートするのですが、その前に立ち寄ったのがこちらのお店。姫路駅まで来て「えきそば」食べないなんて勿体ない!あまり時間がありません(お店の開店が午前6時、列車の発車が6時10分)が、急いで食べれば何とかなるでしょう!
そんなわけで、開店時刻の少し前に行き開店待ちしようとしていたいのですが、お店に着いた時点で暖簾が出ていたという。店員さんに声を掛けると「大丈夫」とのことだったので、少し早めに入って早速食券を購入。今回は食べる品を天ぷらえきそばと決めていたので、迷うことなく購入し店員さんに手渡すと、ちょうど午前6時に完成しました。
それでまずは、ツユからいってみると、シンプルかつ良い意味でチープな出汁感に、甘さかなり控えめな薄口醤油ベースの味付けが、やっぱり「えきそば」だなぁ、と。少し前、大阪・関西万博の会場でいただいた豪華版とは別物ですが、これはこれで後生に伝えたい味だと思います。
また麺は、小麦粉を使った中華麺、いわゆる黄そば的ものですが、今日のはチュルプチっとした柔らかめの食感。湯通し時間の差か、改良されたのかは判りませんが、これまでの記憶にあるモチポソっとした食感のものより、個人的には、今回の方が好みですね。
そして天ぷらは、当地らしい乾燥小海老1・ペロンとした衣99といった割合のもの。ツユと良く馴染み、この油っけというか油のコクも、駅そばにおいては重要な調味料だと思います。
というわけで、大急ぎながら、今回も美味しくいただき、満足いたしました。ごちそうさまです。
令和7年8月訪問
JR木次線といえば、鉄道ファンには出雲坂根駅の三段式スイッチバックが有名ですが、その他にも、ミステリー(オカルト系じゃなく推理小説とか)ファンに有名なスポットがあり、それが、松本清張の「砂の器」に登場する亀嵩(かめだけ)駅。(個人的には、丹波哲郎主演の映画版のほうが印象深いんですが、亀嵩駅は駅名看板くらいしか出てこないんですよね。閑話休題。)その昔、「点と線」「ゼロの焦点」など代表作をつまみ食いした程度の私ですが、その頃に見た旅行雑誌(だったかしらん)に掲載された亀嵩駅のことを書いた記事のお陰もあり、できれば一度は訪れたみたいと思っていたものの、これまで木次線には二度乗っているにも関わらず、何れもスケジュールの関係で途中下車せず。前の記事などで触れている令和7年夏「青春18きっぷ」の旅で木次線も乗ることにしていましたが、今回を逃すと四度目はなさそうなので、その三日目に、なんとか予定に組み込んだ次第。
と、前置きが長くなりましたが、その亀嵩駅を訪れたこのにはもう一つ大きな理由があり、それが、駅舎内にあるこちらのお店。前出の記事でも紹介されていたのはもちろん、それ以外にも旅行雑誌や他メディアなどで複数回紹介されている、かなり有名なお店なんですよね。
亀嵩駅に降り立ったからには、是非ともこちらでいただいてみたいと思っていたので、お店の営業時間に入った午前11時7分着の、木次発の列車で駅に。改札口を抜け早速お店に伺うと、平日ということもあり、入店待ちはありませんでしたが、先客が数組という状況。(ちなみに正午頃になると、行列こそないものの軽く入店待ちも出ていました。) 入口のところに順番待ちのノートが有りましたが、店員さんに声をかけたところ、すぐに案内していただけました。
それでいただいたのが、出雲地方の蕎麦といえば、の割子そば。3枚から5枚まであったので、後悔しないよう5枚でお願いしました。ちなみに他には、温かい品として、これまた当地の代表的な蕎麦である釜揚げそばや、冷温共に月見、トロロ、またはその両方を掛けたもの。そしてこれまた有名な、弁当そば(テイクアウト用)などがありました。
で、少しだけ待ってから登場したその割子そば。早速一番上の器にツユを適宜かけてからいただけば、これが、もう。
ソバは、かなり太めで、歯ごたえのあるしっかりした食べ応えのもの。夏場にも関わらず風味が豊かに感じました。
またツユは、醤油の風味というか味わいが少しばかり特徴的だと感じましたが、塩梅がちょうどよく。
刻み海苔、鰹節、青ネギといった薬味が合うのは勿論、個人的に一番印象的だったのが、お店オリジナルの一味唐辛子。その鮮烈な辛さと香りが、ぶっといソバに、実に合っています。
というわけで、美味い美味いと夢中で食べ、気が付けば5枚があっという間に。十二分に満足し、最後は猪口で提供されるそば湯で締めていると、「これで「砂の器」の亀嵩駅下車と合わせて、一生の宿題が果たせたなぁ」と、感慨深く。ほんと、一生物の思い出となりました。
ごちそうさまです。
令和7年8月訪問
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