趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
今年(令和8年)は3月20日だった春分の日。昼前に家人と、用足しも兼ねクルマで出かけたのだが、昼食を摂る店を決めていなかった。なのでその道中、ラーメン屋やそば屋を候補に上げては、「そこじゃない」「今日の気分と違う」などと勝手な事を言い合っていたため、一向に決まる気配がなかったが、たまたまこの近くに来た時に開店時間前だったこともあり、だったらここなら二人とも文句がないであろうと提案したところ、家人も納得して訪問。危うく、昼食難民になりかけていたところであった。
それで駐車場にクルマを停め、店に向かうと、既に開店待ちが4、5組。開店時刻になり入店し、家人に席の確保を頼みつつ、まずはカウンターで注文を済ませ提供を待っていたが、この日は一人客が多かった所為もあり、提供開始一巡目での配膳となった。
【ひたし天ぷらそば(中盛) 1,200円 + 玉子 100円】
それで今回私がいただいたのが、先月訪問した前回と全く同じ、ひたし天ぷらそば中盛りに玉子追加を。ブログの記事的には、前回と違った品を取り上げたほうが良いとは思うのだが、冬場のけんちん提供期間以外は、自然とこの品を頼んでしまう。
で、眼の前に丼が置かれたら、ツユの器からソバの上へとワサビを移動。そのワサビを適宜付けたソバを付け汁にザブンと浸してから啜れば、これが、もう。ソバもツユも気取りがなく、太さが多少不揃いかつ若干柔らかめな食感の麺に、見た目のとおり濃口醤油が効き甘味控えめで、そこにかき揚げからの油のコクが加わったツユの組み合わせは、やはり大いに好きである。またかき揚げの、柔らかいけどツユには溶けないので箸でちぎって口に入れるところや、瑞々しいほうれん草。そして途中で崩した卵黄をソバに絡めて啜った時の崩した時の味わい、ワサビが無くなつて卓上の一味を振り入れた時の変化など、どれも愛おしく感じるほど。
インターネット上には、主に趣味の活動の対象を指し、「〇〇からしか摂取できない栄養がある」などという言い回しがあるが、私を含む栃木県北民にとっては、すゞやのひたし天ぷらそばからしか摂取できない栄養があるように思う。
こちらは、家人がいただいた品。
例によって少し味見させて貰ったが、鶏そばにカレー風味とトロミを付けたツユがこの店独特だが、かなり美味いと感じる。しかしながら、自分にとって丸々一杯食べたいのは、ひたし天ぷらの方だったりする。(味見位がちょうど良いと言うのは失礼か。)
というわけで、急遽決まった訪問であったが、どれも美味しくいただき、今回も満足させていただいた。ごちそうさま。
令和8年2月訪問
平日。昼食を持たずに出勤したものの、さりとてホカ弁コンビニ飯は気分でもなく、更には職場近くも今日ここで食べたいと思える店がなく。昼休みになり、どうしたものかととりあえず駐車場向かっていた時、何故か「そうだ、カレーライスとうどんを食べよう。うどんはかき揚げを載せたいな。」などと思いついたので、そのまま車に乗り込みこの店まで。前回伺った時は、駐車場に空きがほとんど無いなど混んでいた事に驚いたが、この日は店の前の道路で工事をしていた影響か、その前よりも空いていた。
なので入店して直ぐに注文。そういえば前回訪問時も、カレーセット+天ぷらだったと気がついたのはこの時であった。(だからといって、どうという訳ではないのだが。)
会計を済ませ丼にツユを注いでから席に移動し、まずはそのツユからいってみたところ、出汁感そこそこで、塩気も濃くなく、醤油感控えめだけど薄口醤油的な味わいではなく、濃口醤油が控えめに効かされているように感じる味わい。またウドンは、口当たりはツルっと感が有り、噛み応えは弾力と言うよりモチっとした抵抗感。
誤解しないでいただきたいのだが、個人的に、これらの味が、嫌だ駄目だというのではなく、いつもどおりの「笙家の味」だなと、むしろ安心感があるというか。
またかき揚げ天は、玉ネギ、ニンジン、長ネギと小エビ(アミエビ)という王道の組み合わせだが、揚げたてではなくとも衣にサクっと感と香ばしさは残り、小エビもたっぷりと入っているのでその風味も加わり、これがなかなか。改めて向き合うと、好ましく感じる品だった。
そしてカレーは、うどんの麺を食べ終わってから手を付ける。どんなに甘口でも、スパイス類で口の中が麻痺してしまうので、うどん・そば、ラーメンとセットの際は、少なくとも麺を食べ終わってから手を付けるのが自らの決まり事。それはさておき、ご飯茶碗で出されるところや、ルーのがもったりとした口当たりと、その中に煮溶けた肉やと野菜の味わいといった、ある種の野暮ったさが、逆に良い感じに思える。また注文時、入れるかどうか訊かれた福神漬の甘さも、実に合う。
というわけで、どれも美味しくいたのだが、前回同様、この量は明らかに食べ過ぎであった。それでも、残さずきれいに食べてしまったのは、やはりこの店の味が好きなのであろうな、と。
ごちそうさま。
令和8年3月訪問
私と家人の、どちらから言い出したのかは忘れたが、この日の昼食について話していた時、私が「冷し・ひたしの、そばではなくうどんが食べたい」、家人が「けんちんうどんが食べたい」ということになった。それで、二人の希望を叶えられる店ということで選んだのがここ。店の味が、我が家の舌にたいへん合っているということで何度もお伺いしているのは、このブログの過去記事のとおりであるが。
それで、今日私が食べたいのが「冷し・ひたし」ということで、レギュラーメニューの玉ねぎ天うどんをいただこうと思っていたのだが、店に着き、店頭にある本日のおすすめセットメニューが書かれた黒板を見たところ、なんと、エビと玉ねぎ天の天ぷらうどん。更には、この店での私の好物であるミニアサリごはんまでセットになっているのを発見。これは僥倖とばかりに、うどんを大盛りにしていただくことに。
【本日のおすすめセットメニュー えびと玉ねぎの天ぷらうどん(温つけ汁)+ミニあさりごはん+ほうれん草の白和え(うどん大盛) 1,400円】
提供されたら、まずは揚げたての天ぷらを、それぞれ塩で一口。えびはプリッと衣サクっと、玉ねぎは香ばしく揚がっていて、間違いないですね。
次はウドンをツユに浸けて啜り込めば、ツルッとした口当たりに、密度感のある噛みごたえ。そこに、濃口醤油がキリっと効いた甘さ控えめのツユが適度に絡んで、これまた間違いなし。
と、これらを味わったら、天ぷらを適宜つけ汁に浸しつつ、ウドンと一緒にいただけば、これが、もう。そもそも天ぷらとウドンの相性は言わずもがなだが、双方とも適切に調理され、そこツユの味が合わさることで、1+1が2ではなく3も4になる感覚がする。
また、あさりご飯は、これまで何度も触れているが、アサリのふっくらした煮加減、醤油を効かせた味加減共に素晴らしく。ほうれん草の白和えも、胡麻や甘み加減がとてもいい塩梅。浅漬けも含め、副菜も抜かりがない。
こちらは、先述のとおり家人がいただいた品。今回も「美味しい」と。そして例によって私も味見させてもらい、やはりこれも美味しい、と。
というわけで、今回はたまたま、おすすめセットが食べたい品に当たったが、それを抜きにしても、美味しく頂いて、大変満足であった。ごちそうさま。
令和8年3月訪問
令和8年3月4日の水曜日。この日は仕事を休み、JR東日本の『旅せよ平日!JR東日本たびキュン 早割パス』(通称:キュンパス)を使い、宇都宮駅から新幹線に乗って日帰り旅をする予定であった。
しかし、宇都宮駅に来てみると、東北新幹線は停電のため運転見合わせ中。復旧見込みも立っていないという状況。
ダイヤの乱れなどで旅の途中に予定変更を強いられることはままあったが、旅行自体が取りやめになったのは、個人的には四半世紀以上ぶりの椿事である。
なので、あとは切符を払い戻して帰るだけなのだが、車中で摂ろうとしていた朝食も買っておらず、腹も減っていたので、ちょうど開店したばかりだった駅にあるこの店で、朝食を済ませてしまうことに。朝の時間帯は限られたメニューでの営業だが、その中からかき揚げ天たまそばと、いなり寿司の食券を購入。椅子席はほとんど塞がっていたので、立食いカウンターで食べることに。
【かき揚げ天たまそば 690円 + いなり(2個) 150円】
それでまずはツユからいってみれば、いつもより出汁感が控えめに感じられたが、その分味、特に塩気が濃く感じた。旅行に行けない悔し涙が塩気を濃くしたとは思わないが、それはさておき、この濃さならかき揚げや生玉子に負けないので、個人的には好みの味加減である。それと、甘味もこころなしか控えめに感じられたが、以前と比べツユの味が変わっのか、それとも体調の所為なのかは判別はつかず。
またソバは、都度茹での生蕎麦だった筈。香りは控えめに感じられたが、掛けなのにシャッキリとした歯応えが残る食感が良い。
そしてかき揚げは、揚げたてではないようだが、それでも衣にサクサク感は残り、ツユとの馴染みは良すぎる程。
それといなり寿司は、わりと小振りなサイズ。味的には甘さ濃いめの甘辛味で特筆すべきものはないが、さりとて外さず、という感じであろうか。
というわけで、とりあえず腹を満たしたら、やはり行きそびれた旅の事が頭にちらつき、何とも微妙な心持ちに。今度は晴れ晴れとした心持ちの時に、ここでいただきたいものである。
ごちそうさま。
令和8年3月訪問
先日、家人とこちらの店に伺った際、家人が食べていたのが、玉子とじそば。それを見て以来、どうも気になっていたので、この日改めて伺い、丸々一杯いただくことに。
日曜日の開店直後に訪問したところ、テーブル席の空きが1つ。小上がりもその後ほどなくして埋まるって、大仰な行列こそないが、地元や近隣の人たちに親しまれている店なんだな、と改めて思った。
それで早速、件の玉子とじそばであるが、前回見た時同様、丼の表面はふわっとした玉子が覆い、その上には青菜とナルト、その下には海苔という見た目である。
で、溢れんばかりに注がれたツユをレンゲにとって口に入れれば、想像以上に海苔の風味が強い。海苔の風味が効いたそばといえば、まず花巻そばを連想するが、これは玉子の分、それとはまた違った風味に感じる。またツユ自体の味は、いつもの更科さんの味、程よい出汁感でそこに濃口醤油が効き味醂の甘味は程々だが、玉子でまろやか担っているように感じる。
それとソバも、いつもの更科さんのソバで、店名のとおり「更科」の色白麺は、今回もとても長く、量もたっぷり。雑に口に入れるとすぐ口いっぱいになってしまうが、適量啜る分には楽しく、香りは勿論、噛むとしっかり蕎麦の穀物的味わいが楽しめる。
こちらは、同行の家人がいただいた品。
ここの温かいきつねそば・うどんは、少しシャキっとした歯応えを残し、風味は程々に抑えた程よい煮加減のネギが入るのが特徴的に感じる。
例によって味見させてもらったが、ツユに油揚げの甘辛味が加わって、これはこれで良い味わいとなっていて、七味が大変合う。
というわけで、お目当ての玉子とじそば含め、どれも美味しくいただいて、大変満足。ごちそうさま。
令和8年3月訪問
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