趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
この日は、この夏の青春18きっぷ旅の延長戦。某オークションサイトで、有効期限が2日分残った青春18きっぷを新たに購入し、その1日分を使って、千葉県方面へ日帰り旅に行くことにしたからでして。
ですが、目的の千葉県に行く前に、埼玉県の大宮駅で下車。というのも、大宮駅の近くの商業ビルに、この数日前、小田急レストランシステムの「名代箱根そば」が、埼玉県で初めてオープンしたから、そこで朝食をいただいていこうかと。
というわけで、大宮駅で下車したあと、東口から出て、大宮ラクーンというビルを目指しますが、このビルには複数の入り口があり、とりあえず駅に近い入り口から入ったところお店へは行けず、そこから一番街に抜け、1ブロック東側の通りに面した入り口のからじゃないとお店に行けないんですね。(ビル内のテナントが殆ど閉まっている朝の時間帯だけ?)
ともあれ無事にお店を見つけると、開店直後だったにもかかわらず、先客、後客あわせて数名以上。順番に券売機で食券を買いますが、残念ながら開店記念メニューの販売は昨日までだったので、代わりにとある期間限定メニューの食券を。その後、待つこと少しで、購入した食券番号がモニターに表示されました。
【新生姜のミニかき揚げ天と厚切りベーコン天そば(冷) 650円 + 温泉玉子 120円】
それで今回いただいた期間限定メニューというのが、新生姜のミニかき揚げ天と厚切りベーコン天そばを冷たい方で。そこに温泉卵を追加してしまいました。
で、まずはソバからいってみたところ、細めのそれは生麺の筈なので、また冷たい方を頼んだので、口当たりやコシがしっかりめで、蕎麦粉はそんなに入っていない筈ですが香りもそれなりに。ツユは、醤油っ気、塩気、そして甘味のバランスに尖りはなく。両方とも無理やり捻り出せば何か特徴を伝えられるかもしれませんが、印象としては「特徴がないのが特徴」という感じ。もっとも、それこそが美点だと思いますが。
一方、具のチョイスはパンチが効いているというか。そのうち、新生姜のミニかき揚げは、以前よりも新生姜の量が増量されたせいか、一口齧るごとに、個人的に食べ慣れた新生姜のサッパリ感がグっと来て良いですねぇ。更に、そばに入る天種としては以外だと思ったベーコンも、ソバやツユとのマッチングや良し。薫香がいいアクセントですね。加えて、添えられた大根おろしとも合いますし、追加した温泉卵と合わせると当たり前だがベーコンエッグ的味わいがまた。
箱根そばさんの期間限定メニューは、この品に限らず、意表をついた具のチョイスだと思うことがままあるのですが、ベースのそばとツユが中庸かつちゃんとしているため、トリッキーな具材でも受け止めてしまうのかな、などと思ってみたりして。
というわけで、この品も美味しくいただきました。ごちそうさまです。
令和5年8月訪問
令和5年8月26日の土曜日は、宇都宮ライトレールの開業日。たまたま宇都宮に用事があったものだから、ついでに開業の様子を見ようと宇都宮駅に来たところ、開業記念式典が始まる前から、これがえらい盛り上がりというか、普段の土曜日よりもかなりの賑わい。前日夜から待っていた人もいたようで、路面電車の新規開業は75年ぶりとあって、地元の人達はもちろん、全国から鉄道ファンが集まっているようでした。
閑話休題。この日宇都宮駅に来たのは、ライトレールのほか、もう1つ目的があったのですが、それがこちらのお店で朝食をいただくこと。
しかしながら、先述の賑わいの余波か、午前9時半過ぎにお伺いしたところ、どのメニューも軒並み売り切れという状態。数少ない購入可能なメニューのなかから、今回はこちらの品をチョイスしました。
それが、朝限定の、朝食冷しそば。ぶっかけそばに山菜とワカメが載り、半熟卵が付いた品です。
で、まずは半熟卵を割り入れた、薬味とネギを散らしたのち、ズゾゾゾっと啜ってみれば、生そばだけあって、冷たいソバは口当たりや歯応えが良く。味的には、ツユ共々、万人向けというか、尖ったところがない分、引っ掛かりもあまりないですが、悪くない味わい。なんていうか、さっぱり、するするっといけてしまいますね。もっとも、大盛りにでもしない限り、一瞬で食べ終わってしまう量ですが。
というわけで、美味しくいただきました。ごちそうさまです。
令和5年8月訪問
この日、前記事とは違う面白くない用事で、前記事とは違う同行者と共に、宇都宮市の南端あたりに向かう途中のこと。それで今回は私ではなく同行者がお店を選ぶことになっていたので、その方の運転に任せて助手席でふんぞり返っていたところ、連れて行ってくれたのがこちらのお店。実は同行者もお店に来るのは初めてらしく「口に合わなかったら申し訳ない」と言っていたのですが、その渋い店構えから、個人的には間違いないことを確信していました。
お店に入ると私たちが口開けだったようで、わりと奥行きがある店内の、奥の方のテーブル席に。
卓上のお品書きを見ると、店名に「食事処」と付くものの、メニューはそば類がメインのようでしたが、先頭と思われる箇所に<温かいつけめん>とあり、その筆頭が「たぬきせいろ」となっていたことに興味をそそられました。(ひたし・冷やしそば系?)あとはそば類が一通りと、ラーメン、そして珍しいにゅうめん。また裏面には、そば類(麺類)+もつ煮+ごはんという定食類に、半カレーとのセットや丼物などというラインナップです。
その後すぐ、私たちより後に入ってきた常連っぽいお客さんが、席に座るやいなや冷したぬき定食を注文。定食類の筆頭はたぬきそば定食でしたが、今日は冷たいソバが欲しくなる気温だったこともあり、私達も冷やしたぬき定食をお願いすることに。ちなみに程なくして入ってきた後客(これも常連っぽい)は、温かい方のたぬきそば定食を注文していました。
注文からそばを茹でる時間だけ待って登場した、冷したぬき定食。
まずは、細めで白い色のソバからいってみたところ、ツルッとした口当たりに、食感は密度感やシコっした弾力というよりも、歯応えがありつつもユルっとたおやか柳腰というか。また麺からは甘味も感じられ、個人的にはかなり好みのソバ。
それに絡むツユは、ちょっと濃いめのぶっかけ程度の濃さでしょうか。甘みと塩気のバランスがちょうど良く、それでいて、寝かした返しのような好ましい引っかかりも。加えて出汁感もビンビンとは主張しませんが、しっかりと旨味を加えています。
そして、天かすというか自家製っぽい揚げ玉はそれ自体が良い感じで、香ばしさ、そしてコクをプラス。また冷したぬきではお約束的具のキュウリも、フレッシュ感が抜かりなく、海苔や白ネギ、ワサビといった薬味と共にそばの味をもり立てています。。
あと、ご飯のおかずであるもつ煮汁もなかなかに特徴的だったというか、ツユはサラサラで、豚モツはトロトロ。味付けは醤油ベースでしょうか?生姜が効きあっさりまろやかだが味濃いめで、薬味の白ネギや振り掛けられた白ごまがアクセント。
これはご飯が進む味ですね。
というわけで、どれも美味しくいただいて大変満足だったのですが、こういうお店に連れて行って貰えたことについては、感謝しかございません。やはり第一印象通り間違いの無いお店でした。
自宅からだとあまり来易いところではありませんが、是非またまたお伺いして、他のそば類や丼、カレーなどもいただいてみたいですね。
ごちそうさまです。
令和5年8月訪問
令和5年の月遅れ盆前、東京の地下鉄に乗りったり駅そばの類いをいただいたりと、日帰り旅をしてきたところですが、それからあまり日が経たないうち、残っていた青春18きっぷ2日分を使い、今度は家人と共に神奈川の方まで。
で、道中の諸々については省略しますが、そんな旅の途中に立ち寄ったのが、小田急電鉄の海老名駅。この駅に隣接する「ロマンスカーミュージアム」を見学する前に、駅構内にある箱根そばで、遅い昼食と相成りました。
お店は改札内のコンコースにあり、この日は雨降りで薄暗かったこともあり、行灯式の看板や、店頭のデジタルサイネージ?が目立ちます。
それで注文は、入店前に店頭に置いてある2台の券売機で食券を買う方式。箱根そばはレギュラーメニューの品数が多く、更には期間限定メニューも複数あるため、こういう所で食べる機会が殆ど無い家人は、何をどう選ぶか心配になったものの、すんなりと冷やしきつねそばに決定。そして私は、これまでずっと食べたかったけど今回ようやくタイミングが合った有名な期間限定メニューの食券を買って入店。午後2時半過ぎという中途半端な時間なのに、結構広い店内は先客が数組、後客も数組という混み具合でした。
そんな中、私がいただいたの期間限定メニューというのが、夏の恒例となっている、豆腐一丁そば。そばの上に、絹ごし豆腐がドドンと1丁載っていて、その上にネギとショウガ、周りには揚げ玉と鰹節という、冷やしそばにたぬき奴をそのまま載せてしまったようなネタ感あるビジュアルは、実物を見るとインパクト大ですね。
豆腐を端から崩しつつ、それと薬味を適宜加え、ツユとソバと共に口に入れると、これが、もう!
崩した絹ごし豆腐は食感もトロっと柔らかくコクとまろやかさを加え、ツユ、そしてソバと合わせれば、これは「マリアージュ」と言っても良い旨さ!そこにネギや揚げ玉、鰹節がそれぞれアクセントを加えて、更にはショウガか、丼に添えられたワサビが味を引き締めてという感じで。
夢中になって食べ進め、あっという間に完食してしまいました。
こちらは先述のとおり、家人がいただいた品。例によって少々味見させて貰いました。
で、箱根そばって、ソバもツユも、きつねのようなベーシックなタネも、万人向けと言える(逆に言うと引っ掛かりのない大人しい)味わいですが、そんな中、大根おろしとキュウリが効いていて、これも、また。
というわけで、どれも美味しくいただいて、大変満足いたしました。特に豆腐一丁そばは、また来年以降も是非いただきたいというか、夏場に小田急線沿線に上京する用事が出来ないかなぁ、と。
ごちそうさまでした。
令和5年8月訪問
令和5年の月遅れ盆前、東京の地下鉄乗り歩きしつつの駅そばの類い食べ歩きの4杯目にして最後は、駅そばでは無く、いわゆる立ち食いそば、路麺店となるのですが、近年味の評判と共に首都圏で店舗数を増やしているという、「文殊」というお店。
じつは今回の旅の途中で乗り換えた、東武東上線成増駅の構内にもお店を構えていたりしたのですが、今回お伺いすることにしたのは、都営大江戸線に乗っている途中で降りた両国駅が最寄りの、こちらのお店。もっとも、「両国駅前店」と付いているものの、これはJRの駅前というか、都営大江戸線の出口からはかなり遠くなるんですよね。(しかも今回は、出口を間違えて更に距離がプラス。とある出口から出たら休館中の江戸博物館が嫌な角度で目に入った時は、あまりの間違いっぷりに我ながら笑ってしまった。)
それでも時間に余裕はあったので、えっちらおっちら歩くこと暫しで、JR両国駅の東口へと。そこを背にして(南方向に)細い通りを入ったところにあるお店に到着しました。
お店は広くもなく狭くもなくという感じで、長いカウンターを挟んだ厨房には、午後5時半頃という中途半端な時間にもかかわらず店員さんが複数(3人だったかも)いるということは、ピーク時にはかなりのお客さんが来ることが偲ばれるというか。
注文は口頭で告げる方式で、混んでいなかったから時間に余裕はあったものの、品数の多さに迷うこと暫し。だって、かけ、冷し、ざる、かき揚げ、春菊、たぬき、きつね、山菜、わかめ、おろし、月見、とろろ、カレーと、そば類だけでこれだけ種類が。天ぷら単品も、かき揚げ、春菊、いんげん、なす、ちくわ、イカ、コロッケ、ごぼう、えび天が。あとカレーライス、天重といったご飯物。セット用の天丼、カレー、鶏丼。玉子は生玉子と温泉玉子。更には期間限定メニューも複数あるんですもの。
で、今回こそ、迷った時の個人的定番天玉そばということで、かき揚げ蕎麦と生玉子という組み合わせで注文。すると、サクサクっと手早く調理され、あっという間に登場しました。
それで早速、ツユからいってみたところ、これが、もう!こんな中途半端な時間にもかかわらず、節系の香りメインの出汁感がビンビンに。一日何度も山車を引いているんですかね。また味付けは、濃口醤油が主張する物の風味は濃すぎず、甘さの加減が丁度良く、塩気は比較味濃いめな、個人的にはブラボーな味加減のもの。温度も丁度良いです。
そして茹で時間が短い細めのソバは、生麺で、口当たり、歯応え、そしてもちろんソバそのものの味も良し。
更にかき揚げは、タマネギと長ネギ、そしてアミエビ?というベーシックな組み合わせ。揚げ置きながら、サクっとクリスピーな食感で、タネの火の通し加減もバッチリという、ベストな揚げ上がり。ツユと馴染みも良いですね。あとこれだけ全体的に良い感じたと、逆に生きるのが薬味の白ネギ。シャキシャキ感、そして辛味がそば全体と合わさると、なんとも心地良いです。
というわけで、大変美味しくいただいたのですが、こういうお店がそこかしこにある首都圏の人がうらやましい!
なのでいつかまた上京した折には、どこかの「文殊」でいただけたらなぁと。
ごちそうさまでした。
令和5年8月訪問
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