たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

三重県伊勢市 うどんや ふくすけ

 10月下旬に三重、滋賀、岐阜へとクルマで旅して来た時の記事その2は、前の記事のそばをいただきつつその後も進み、午前11時過ぎに到着した最初の目的地である神宮(伊勢神宮)でいただいたこちら。

 当地には「伊勢うどん」と呼ばれる特徴的なうどんがあり、とても太いうどんに真っ黒なたれを掛けていただくものなのですが、元々は比較的裕福であった当地の農民(ちなみに、全国的にうどんの類いは、元々はスペシャルというかハレの料理とされることが多いように思います。)が自作の小麦から作ったうどんにたまり(味噌醸造時の上澄み)食べていたものを、お伊勢参りで訪れた客に出す際に出汁を加えて改良を加えた物とか、またその独特な柔らかい食感についてもお客さんに提供する為に常にうどんを茹で続けていたためとか、お伊勢参りの長旅で疲れた客のために消化の良いように柔らかくしたなどという由来があるそうで。

 で、折角来たからにはそれを是非ともいただいてみたいということで、お伊勢さんの内宮近くにある『おかげ横丁』というところにあるこちらにお伺い。それで、超有名観光地の土曜日のお昼時とあって、天気が悪かったにもかかわらずかなり混雑していたのですが、お客さんの回転がかなり速いので、入口のところの勘定場で注文する時にちょっとと、店内の空いたスペースに座った時にちょっと待っただけでありつくことができました。

伊勢うどん 450円
伊勢うどん 450円
 そこでいただいたのが、こちら。ちなみに『伊勢うどん』という名称は昭和40年代に入って付けられた物で、もともとは「素うどん」とか単に「うどん」とか呼ばれていたらしいです。で、そのお味なのですが、ふわっふわ食感の太いどんに、見た目は真っ黒ですが塩気よりも色々な旨味を感じるたれが絡んで、個人的にはアリというか、これって美味しい食べ物なんじゃないでしょうか?もっとも、個人的に元々柔らかいうどんは大好きなので、讃岐うどんに代表されるコシの強いのがお好きな方には辛いとは思いますが。(個人的には、そっちはそっちで好きですけど。)

月見伊勢うどん 530円
月見伊勢うどん 530円
 今回は同行者のをいただいたというより、2品をシェアしていただいたという感じなのですが、これはこれで美味しかったというか、卵が全体に絡んでよりマイルドな味わいになりますね。

 というわけで、どちらも美味しくいいただいたのですが、それにしても、うどんの類は、日本全国に様々なご当地もの(しかもどれも歴史がある!)があるので、それらを旅のついでにいただくのって、知的好奇心も満たせて何とも良いですね。ごちそうさまでした。

平成25年10月訪問

静岡県静岡市 東名高速道路 日本平PA(下り線) スナックコーナー なごみ処 駿河亭

 これから暫くの間、10月下旬に三重、滋賀、岐阜へとクルマで旅して来た時の記事が続きます。

 で、その一発目は、行きの高速道路でいただいたこちら。早朝というか未明に自宅を出発し、東北道、首都高、そして東名高速と走ること4時間弱。気分的には朝も終わった感じ(もっとも、まだ朝の7時半だったんですが)なのですが、出発して最初の食事をここでということに。

かき揚げそば 580円 + 生卵 50円
かき揚げそば 580円 + 生卵 50円
 もっとも、朝だろうが何だろうが、私がSA・PAでいただくものといえばだいたいこれなんですがね。で、まずはつゆからいくと、出汁感、そしてちょっと濃いめに決まったかえしの味と塩気が良い感じ。蕎麦は冷凍でしょうか?若干硬質な食感ながらもさほど不自然な感じはありません。そしてかき揚げは、タマネギと、当地らしい桜エビがメインなのですが、これがサクホロでつゆに良く馴染む、個人的に一番好きなタイプでした。

 というわけで、(失礼ながら)思っていた以上に旨かったというか、総じて個人的に高評価のお味でした。こういうのを度の最初にいただけるなんて、なんとも幸先が良いですなぁ。ごちそうさまでした。

平成25年10月訪問

栃木県矢板市 元気寿司 矢板南店

 『元気寿司』といえば、栃木県内を中心に、今や北海道から九州まで店舗網を広げる一大回転寿司チェーン店なのですが、その中でも比較的お伺いする頻度が高いのが、こちらの矢板南店。それで、久しぶりにお伺いしたこちらで、なにやら見慣れないものがレーンで回っているのを発見しました。

小割そば 168円
小割そば 168円
 それがこちら。回転寿司チェーン店の中には、うどんやそばをメニューに加えているところも多いのですが、個人的にはこれまで『元気寿司』ではそのテのものを見かけた記憶が無かったというか。で、それが有ったものだから、つい手に取った次第で。してそのお味なのですが、回転寿司のレーンで回っている物に対して蕎麦の香りや食感がどうのこうの言うのは野暮というもの。168円でいただけることを考えれば、量的に一口サイズとはいえ半熟卵や岩のりも載っていて、目先を変える1皿として、また〆の一皿としては良いんじゃないでしょうか。

 ごちそうさまでした。

平成25年10月訪問

栃木県さくら市 そば処 ふるさと紀行 上河戸店

 この日の仕事はこのあたりの現場だったのですが、そのままお昼時となりこちらへ。

かき揚げそば 850円
かき揚げそば 850円
 で、この日はまだ10月に入ったばかりだったにもかかわらず妙に肌寒く感じたので「温かいそばが良いなぁ」と思ってお品書きから適当に注文したのですが、出てきたのはこちら。注文前のイメージ的には、かき揚げオン・ザかけそばだったのですが、こちらの標準である二合サイズの盛りそばの上に直接、こちらの標準の大きいかき揚げが載っていて、つけづゆは丼に温かいものが、というスタイルで、蕎麦がざるに盛られている以外は、この辺りで一般的な「冷やし」とか「ひたし」と呼ばれるものと同じような感じですね。ちなみに、前々回お伺いした時にいただいた二合盛りとかき揚げという組み合わせで頼むより10円安くなります。それでそのお味なのですが、その前々回の時とつゆが冷たいか温かいかの違いしかないといえばそうなのですが、細めの結構香る蕎麦は、温かいつゆでも悪くない感じ。タマネギなど野菜がメインのジャンボサイズのかき揚げは、相変わらずカリっとした揚げ上がりです。

 というわけで、当初の予定というか思っているものとは違ったのですが、これはこれで美味しくいただきました。ごちそうさまです。

平成25年10月訪問

千葉県船橋市 菊屋 (船橋競馬場内) 【閉店】

 先日、東京に所用ができたのて、それにかこつけてあれもこれもと色々と遊んできた時の記事が続いているのですが、前の記事で書いた京成電鉄のシティライナーで成田まで行った後、同じ京成電鉄で引き返して向かったのが、千葉県船橋市にある船橋競馬場。そこで夕方までちょいと勝負してきたのですが、その途中でいただいたのがこちらのうどん。船橋競馬場に入場したところの左手に「船橋ケイバグルメマップ」というのが貼ってあり、そこで「ホクホクコロッケとコシのあるうどんの組み合わせがが妙に合うんです。」とアピールされていたんですよね。個人的に、コロッケうどん(そば)の存在を知ったのは確か2,30年前。首都圏の国鉄駅の立ち食いスタンドで見たのが初めてだったと思うのですが、それから何度かいただいたことはあったものの、自分の中ではあまり一般的な品ではないというか。で、それが改めてアピールされていると、「久しぶりにちょっといってみようかなぁ」なんて思った次第で。

コロッケうどん 450円
コロッケうどん 450円
 というわけで、そのコロッケうどんなのですが、まずは関東らしい黒々とした色のつゆからいけば、魚粉でも入っているんじゃないかって程に節系の香りがビンビン感じ、ダシのアタックというか、口に入れた途端に主張するというか。また、塩気は見た目程効いていないというか、適度な感じです。そしてうどんは、若干細目に感じたのですが、ツルツルシコシコが強調されたように感じない自然な食感が良いですね。それとメインのコロッケは、自家製(店内でおばちゃんがジャガイモを一所懸命潰してました。)で、粗く潰したジャガイモのホクホク感が良いですね。個人的にコロッケうどん(そば)のコロッケって、工業製品然としたものしかいただいた事が無く、それはそれで悪くなかったのですが、こちらのは明らかにクオリティーが違います。ちなみに、このコロッケは1個100円で単品販売しているので、次に船橋競馬場に来た時には、是非ともビールのアテにと思いました。

 というわけで、美味しくいただきました。ごちそうさまです。

平成25年9月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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