たひお備忘録

とりとめのない趣味の、とりとめのない活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県宇都宮市 自然派ラーメン 花の季

 令和4年も、とうとう大晦日に。何かと忙しい年の瀬ですが、昼は今年最後のラーメンをいただくべく、久しくお伺いしていなかったこちらのお店に家人と共に。

【のりラーメン 980円】
のりラーメン 980円

 密かに狙っていた品は年末年始提供中止とのことだったので、急遽狙いを変えて今回注文したのが、初めていただく品である、この、のりラーメン。もっとも、以前何度か、バカうまラーメンに海苔をトッピングしていただいたことがあるので、こちらのラーメンと海苔との相性の良さは知っていたのですが。
 それで登場したら、まず嬉しい驚きが。以前、花の季さんのラーメン類は冬場になると柚子の皮が載せられていたのですが、ある時からそれがなくなってしまったんですよね。個人的に、それをとても残念に思っていたのですが、今回久しぶりに頼んでみたら、それが復活していたというか。こちらの和風豚骨醤油スープって、柚子がめちゃくちゃ合うんです。
 で、そのスープからいってみたところ、久しぶりでも一口でスっと口に馴染む味わいにホっと。今日のは、さらっとミルキーというか、全体的にややライト目ながら、味付けはしっかり目に感じます。そこに荒く刻まれた白ネギが味を引き締め、そして前出の柚子皮が素晴らしいアクセントを加えて、これが、もう。
 また麺は、啜った時のツルツルっとした口当たりが印象的に、細めの平打ちストレートタイプ。茹で加減もバッチリです。
 そして具は、まず、丼の周囲に並ぶ海苔が、もう。ほんと、この香ばしい磯の香りが和風豚骨醤油スープに良く合っていて、パリパリとそのままいただいても良いのですが、麺と一緒に口に入れるとこれまた至福。どちらもしっかりと調理された、ホロトロのチャーシュー、コリコリのメンマも抜かりなし。
 それと、花の季さんの和風豚骨醤油には、個人的にはブラックペッパーがバッチリ合うんですよね。普段はラーメンに、コショウはあまり入れないのですが、こちらのは後半に投入して積極的に味変を楽しみます。

【海老皿ワンタン 680円】
海老皿ワンタン 680円

 こちらは、一緒にいただいた品。花の季さんの冬の定番、海老ワンタンを皿で。
 で、花の季さんのワンタンは、ただでさえ、餡がミチミチっと肉々しいのに、更にそこに海老が加わっているものだから、1粒で口の中いっぱいになる食べごたえのあるサイズ感。また、どこか香ばしい風味のするタレと白ネギの薬味も秀逸で、頬張ると、以前台湾でいただいたワンタンを連想するのは何故でしょうか。

【チェンピン 280円】
チェンピン 280円

 こちらも、一緒にいただいた品。花の季さんの定番のサイドメニューですが、久しくいご無沙汰していたもので。
 で、レンゲに乗せ、表面がカリッと香ばしく焼かれた皮をちょっとだけ齧ると、中から熱々の肉汁がドバっと。この瞬間だけでもたまらないのですが、その後、皮と一緒に、ジューシーだけどしっかりと肉の味が主張する餡をいただけば、これも、また。

【バカうまラーメン(中) 930円】
バカうまラーメン(中) 930円

 こちらは、家人が注文した品で、花の季さんで一番ベーシックなラーメンかと。
 で、「美味しい」と言いつついただいていました。

 というわけで、久しぶりの花の季さんだったのですが、どれも美味しくいただいて、満足。今年一年の、良い締めとなりました。
 ごちそうさまです。

令和4年12月訪問

栃木県那須塩原市 栃木タンメン 朝日屋

 これまで何度かお伺いした、那須塩原市の栃木タンメン朝日屋さんが、道路拡幅と業態変更のため来年(令和5年)1月半ばで閉店すると知ったのが、少し前のこと。最後に一度、いただいておきたいと思ったにもかかわらず、その後、なかなかお伺いする機会が作れないでいましたが、年末年始の休みに入ったこの日、用足しの合間に、家人と共にお伺いすることができました。

【朝日屋タンメン 985円】
朝日屋タンメン 985円

 それで私がいただいたのが、お店の名前を冠したこちらの品。一見するとタンメンに見えませんが、お店の看板メニューである栃木タンメンに、特製のピリ辛肉あん、そして卵黄まで載せてしまうという品。もっとも登場時、卵黄は生玉子の状態で、エッグセパレーターと共に別の器での提供となりましたが。
 登場したらメニューの写真どおりに卵黄をてっぺんに載せ、白身は勿体無いので卓上の醤油を入れでじゅるっといったのちに、いざ!
 で、いただこうとするとまず感じるのが、強めのニンニク風味。栃木タンメンはニンニク不使用だったので、香りの元はピリ辛肉あんでしょうか。また、上に散らされた生ニラも似たような風味があるので、穏やかなタンメンがヤンチャになったようです。またそのピリ辛肉あんが味的にも主張しているというか、それほど辛くはありませんが、トロみの付いた「餡」てき味わいが、200g入るという野菜や、最初は硬質な口当たりの中細ストレート麺に絡んで、複雑な味わいに。更に、卵黄がまろやかさと旨味を足して、ほんと、一言二言では言い表せない味わいで、それでもどこかにタンメンの面影も残っていることもあり、タンメンの多様性というか、懐の深さを感じた次第です。

【那須高原焼餃子セット 385円】
那須高原焼餃子セット 385円

 こちらは、一緒にいただいた品。
 焼餃子3個と小さめごはんがセットになったもので、何故那須高原かはわかりませんでしたが、焼き目カリっ上部はモチっとした焼き加減の良い皮の中には、豚肉と野菜、そしてニンニクの効いたベーシックな味わいの餡が包まれていて、安定のパフォーマンスですね。

【栃木タンメン 825円】
栃木タンメン 825円

 こちらは、家人がいただいた品。
 例によって味見させて貰いましたが、澄んだスープの、あっさり系スタンダードタンメンというべき味わいで、とてもホっとする味わいですね。
 また、実は家人、タンメンはちょっと苦手なのですが、それでも(私が味見した分以外は)完食。「野菜をたっぷり(こちらも200g入っています。)食べた。」と申しておりました。

 というわけで、最後の訪問となったのですが、どれも美味しくいただくことが。
 これまで、ありがとうございました。ごちそうさまです。

令和4年12月訪問

栃木県矢板市 らぁ麺屋 麺処 花火

 12月最終週の月曜日。今年の仕事もラストスパートということで、気合を入れるべく、出勤途中、朝ラーでこちらのお店へ。

【金色のとりそば 850円 + 那須御養卵の味玉 120円】
金色のとりそば 850円 + 那須御養卵の味玉 120円
【小ライス 120円】
小ライス 120円

 それで今回いただいたのが、朝限定の金色(こんじき)のとりそばに味玉と小ライスを追加して。
 まずは、黄金色に輝くスープをいってみたところ、これが、もう!このスープ、何度もいただいていますが、いただく度に、鶏の良いところだけを抽出したかのような、フレッシュな風味と旨味に感銘を受けるというか。更に味付けもその鶏の味を活かすかのように、こちらのお店の他のメニューよりも抑えめに感じるのですが、そこがまた朝にぴったりですね。加えて、3種類のネギ類と輪切りの鷹の爪が味と香りを引き締め、味変用のスダチが、また。この爽やかな酸味と香りが加わることによって、食がどんどん加速していきます。
 そして麺は、すっかりお馴染みとなった、全粒粉の薫り高い細ストレート。噛むとシコっとした弾力もあり、スープとの相性も良い感じ。
 それと具も抜かりがないというか、低温調理のチャーシューは2種類ともしっとりジューシーで、味加減も適度。つくねはホロっと優しく、しかし鶏肉の旨味もわかりやすく。今回は、追加しようと思っていたのに注文時につい忘れてしまったのが痛恨事。メンマももちろん、しっかりと調理されています。
 それで、麺を全て頂いたあとは、小ライスを残ったスープに投入。これがまた相性が良く、ここでスープの塩気が強くないのが効いてくるというか、ご飯と共に、最後の一滴まで飲み干せてしまいます。

 というわけで、今回も美味しくいただき大満足。気合もビンビンに充填できました。
 ごちそうさまです。

令和4年12月訪問

栃木県大田原市 手打ち 小峰屋

 この前日、日帰り旅行の途中でそばを2杯いただいたせいかどうかはわかりませんが、この日は朝からラーメンが(いつも以上に)食べたい気分。加えて、優しい味の醤油味が良いなと思った時に出できたのが、大田原市のこちらのお店。ここなら、家人を誘っても、まずは乗ってくれるでしょうし。
 そんなわけで、朝は雪が降っていたクリスマスイブの土曜日。(普段は開店時刻を狙ってお伺いするけど)色々あって開店から30分ほど経った頃に到着したところ、駐車場は空きが1台分しかなく、店内の入口付近には着席待ちの先客が2組ほど。そこから10分少々で席にご案内となりましたが、今やこちらも、すっかり人気のお店になったようですね。

【醤油チャーシューワンタン麺 1,180円】
醤油チャーシューワンタン麺 1,180円

 それで今回私がいただいたのが、チャーシューワンタン麺の醤油味。
 まずはスープからいってみると、鶏メインでしょうか、優しい出汁の味わいに、これまた優しく醤油ダレが効かされていて、これが何とも癒やされるというか。もっとも、今回はチャーシュー(ワンタン)麺ということで、いただいていると程なくしてチャーシューから出た肉っぽい旨味も加わって力強い味になってくるのですが、そんな時は卓上に置いてある醤油ダレも追加して、濃いめの味付わいも楽しみます。
 また麺は手打ちで、口当たりはピロっと柔らかめですが、シコっとした歯応えも兼備。個人的には、近年いただいた中でも相当好みなタイプの麺ですね。
 そして具は、まず、丼一面を覆うチャーシューが圧巻。バラ肉のは炙りが入って香ばしく、モモ肉?は適度にスモーキー。真ん中の小ぶりなのは希少部位でしょうか。どれも適度な味付けでラーメンの邪魔はせずとも、肉食っている満足感が凄いです。それとワンタンは、皮がツルピロで、餡は小ぶりながら白河ラーメンによくある極小ではなく、プリっとした食感が存在を主張。あと、メンマやほうれん草も抜かりがないですし、ちゃんとナルトが入っているのも嬉しかったりします。

【炊込みご飯 250円】
炊込みご飯 250円

 こちらは、一緒にいただいた品。
 すっかりこちらのお店での個人的定番となったサイドメニューですが、今回もショウガを筆頭に、干し椎茸と油揚げの香り、そして旨味がきて、ラーメンを引き立てる優しい味わいが、また。

【味噌カレーラーメン 880円】
味噌カレーラーメン 880円

 こちらは、家人がいただいた品。前回お伺いした時に「次はこれ」と決めていたようで、いただいて満足したそう。
 私は以前いただいたことがあったにもかかわらず、今回も例にょって味見させて貰いましたが、カレーと味噌とのバランスが秀逸で、ついついレンゲが進んでしまいます。

 というわけで、今回もどれも美味しくいただき、大変満足でございます。ごちそうさまでした。

令和4年12月訪問

栃木県日光市 支那そば 朝日屋 本店

 以前、某ラーメン本で、ちょっと変わった焼きそばを出すお店としてその存在を知ったものの、結局お伺いできないまま閉店になってしまった、宇都宮市の朝日屋さんというお店がありました。
 ですがその後、宇都宮のお店は日光市(旧今市市)にある本店の暖簾分けだったと知り、更にその本店は、クルマやバイクで日光に行く際によく通る国道461号が旧今市市内で森友バイパスと交差するところにあると知ったのが最近のこと。(ほんと、何度も通っていたのに!)
 で、知ったからには行くしかあるまいということで、12月の半ば、週末のバイク転がしを兼ねて、時折風花の舞う日光まで。バイクには(見た目度外視で)ハンドルカバー付けないと、外気温的にそろそろ厳しくなってきた今日この頃ですなぁ。

 色々あって、お店にはお昼をちょっと回った頃に到着。駐車場はお店に隣接してではなく、隣接するハーマンのを使って良いとのことなので、その端の方にバイクを駐車してから再びお店に向かうと、バイクを停めている間に入店待ちが出ていたようで、ちょっとだけ外で待ってから店内へ。その後、1人だったこともあり、先に待っていた2人組、3人組の方々を抜かしてカウンター席にご案内。
 座れば早速、来たらこれをいただこうと決めていた、焼き麺(そば)とつけ麺のセットをホールの店員さんに注文すると、すぐにつけ麺のつけダレが登場しました。その後、店内のテレビで流れる、また北朝鮮が弾道ミサイル飛ばしたニュースを聞きながら待つこと暫し。入店から30分ちょっとで焼き麺(そば)が登場です。

【焼き麺(そば)並+つけ麺(小) 1,100円】
焼き麺(そば)並+つけ麺(小) 1,100円の、焼き麺(そば)並
焼き麺(そば)並+つけ麺(小) 1,100円の、つけ麺(小)

 それでその焼き麺(そば)。見た目的には、ラーメン丼に入った色の薄いヤキソバというか野菜炒めですが、下の方から麺を引っ張り出して啜ってみれば、これが、もう!
 じつは焼き麺と言っても、丼の底には結構な利用のタレというか味の濃いスープが入っていて、そこに麺を絡めてから口に入れてみたのですが、まず感じるのは、酸味の効いた味付けで、そこにコショウのような香りと辛みが。ちなみにソースは使われてないようで、ベースは醤油でしょうか?(自信なし)あと清湯スープ的旨味(これまた自信なし)や野菜を炒めた時に出る旨味などが加わって、今まで食べたことがないけど、どこか懐かしくもあり、しっくりとくる味付けです。
 また麺は、自家製でしょうか?モチモチっとした歯応えが良く、前出の味付けが麺自体にも染みてくるのか、それらが相まって旨い麺になっていて。
 それと具は、たっぷりのモヤシに、キャベツ、ニンジンなどの野菜に豚肉がほんの少しという感じですが、モヤシ以外は細く切られていて、自然に麺と一緒に口に入る感じに。すると、麺のモチっとした食感と、野菜のシャキっとした食感の対比ができて、これが何とも良い感じなんです!
 これは、クセになりますねぇ。

 その後、焼き麺を食べ終わるのを見計らったかのように、つけ麺の麺が登場。(小)サイズの筈ですが、(並)でも十分通用するボリュームですね。
 で、早速麺をダレに浸けてから啜ってみたところ、これが、また!
 こちらも酸味が効いていますが、焼き麺よりも数段階上の、お酢のエッジ感。そこに醤油がビシっと効き、旨味や甘みもあり、更に白ネギがアクセントとなる、シンプルながら濃い味付け。昔のつけ麺って、みんなこういう感じでしたよね。(個人的には好きなんですが。)
 しかしながら、このタレが麺を旨くするというか、焼き麺よりもツルツル感、そして何よりもシコシコっとした弾力が増した麺にベストマッチ!
 これもクセになりますねぇ。

 というわけで、どちらも色々感心しつつ美味しくいただいたのですが、一見奇抜な麺 and 麺というセットも、旨い麺を堪能する為だと思えてきたし、今度は看板にある支那そばもいってみたいですね。
 ごちそうさまでした。

令和4年12月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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