たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

東京都港区 そば処 常盤軒 (JR品川駅 13・14番線ホーム)

 これから暫くの間、(平成30年)7月31日(火)から8月4日(土)にかけて、一人で台湾に行ってきた時に仕入れたネタの記事が続きますが、中でも食べ物関係のネタだけ先行してアップしていこうと思います。

 で、その一発目は、まだ台湾へと渡る前のこと。今回、羽田空港から台湾へと飛ぶことになっていたのですが、上野東京ラインの普通列車で上京し、羽田空港への乗換駅として利用したのが品川駅。飛行機では機内食が出る事を考えると、羽田空港で搭乗直前にではなくここらへんで朝食をいただくのがベストかなと思って旅の計画段階から予定していたのですが、もう一つの理由が、こちらならではの名物メニューがあるからで。

品川丼 470円
品川丼 470円

 それがこの、品川丼。名前だけ聞くと深川飯のように昔からある食べ物のように思えますが、写真を見るとおわかりのように、いわゆる「かき揚げ丼」なんですが。で、早速いただいてみたところ、かき揚げそば・うどん用の衣部分が多いかき揚げに甘めのタレが良ーく染み、それがご飯と合わさる事によって、決して高級じゃないけど、これはこれで旨いですね。ちなみに、かき揚げのタネは、ゲソと小エビ、あと,ネギなどの野菜類でしょうか?それと、セットの汁物は、そばつゆっぽい味わい。こちらは丼とは逆に甘さ控えめで、天かすとネギが良いアクセント。あと漬け物は市販品ですが、口の中をサッパリさせたい時に重宝しました。

 というわけで美味しくいただいたのですが、それにしても、平日の朝8時前、ホームにある立ち食いそば店で、これからお仕事という方達に混じって(これから海外へ物見遊山に出かける自分が)いただくって、ちょっとした背徳感があって良いもんだな、と思ったりして。ごちそうさまでした。

平成30年7月訪問

栃木県那須郡那珂川町 とんかつ つかはら(塚原)

 前日に続いて、この日も所用のため団体で那珂川町まで。で、この日の昼食は分散して行くこととなったのですが、私のグループは、地元での聞き込み(って言っても、所用で集まった人達の中には那珂川町の方も居たのでその人に聞いたのですが。)を基に、こちらのお店でいただくことにしました。

 それで、Googleマップを頼りにお店に向かったところ、飲食店が集まる旧小川町役場付近では無く、そこから田んぼの中をちょっとだけ通ったりして(って、これはGoogleマップのルート案内を使ったからですが。)お店に到着。失礼ながら、いかにも昔から有る、あまり観光客は来なそうな感じのシブい外観で、地元のお客さんっぽい人がくつろぐ店内もそんな感じ。なので私のような飛び込みが得意では無い人間にはハードルが高くも感じたのですが、こういう時、複数人数だと心強いですね。


ロースカツ定食 900円
ロースカツ定食 900円

 それで私がいただいたのが、こちらのロースカツ定食。注文からさほど待たずに、気取らない感じで登場したのですが、早速卓上のソースをちょっとだけかけていただけば、これがびっくり!!さほど厚くないサクッとした衣に包まれたロース肉は、厚みはそれほどないものの、ものすごくジューシー。さすがはとんかつ専門店だけあって、肉の下ごしらえもぬかりなく、火の通し加減というか揚げ加減が素晴らしいですね。で、更に噛みしめると、衣の香ばしさ、肉の味わい、そしてソースが口の中で三位一体となって、これがもう。それにしてもこのソース。あらかじめ辛子が入っているような風味があるのですが、これがまたトンカツと合いますね。そしてカツをいただいた後は、わりと大きめの茶碗で出てきたご飯を一口。お米自体も美味しかったのですが、カツと一緒だと、更に美味しくいただけます。なので添えられた生野菜を箸休めに、更には気取らない感じの味噌汁も飲みつつ、一気に完食してしまいました。

 というわけで、とても美味しくいただいたのですが、同行者達も一様にべた褒めで、中には「今度は家族を連れて必ず食べに来る」という人も。ほんと、良いお店を教えていただきました。ごちそうさまです。

平成30年5月訪問

栃木県さくら市 八百藤飯店

 ちょっと前から耳にするようになった「勝負飯」という言葉がありますが、私にもそれがいくつかございまして、そのうちの1つが、今回いただくこちらの品。じつは4月から職場環境が大幅に変わったというか、これまでとは畑違いの仕事に就くことになったのですが、新しい仕事に負けないよう気合いを入れるべく、この日お伺いした次第で。

五目焼きソバ(大盛) 1000円
五目焼きソバ(大盛) 1000円

 ちなみに、こちらのお店の五目焼きソバは、普通盛りだと750円なのですが、勝負飯としていただくのは250円増しとなる大盛り。体感的には普通盛りの倍くらいの量になります。それをストイックに(ビールなどは一緒に頼まずに)いただくところがポイントというか。それで登場したら早速、食らいつく様な感じでワシワシと食べ始めるのですが、外側がパリっ、中がモチシコっとした麺に、豚肉やイカ、ウズラの卵、そして野菜類などの具材たっぷり入ってトロトロの茶色い餡が絡むと、これがもう。特にこちらのお店は、ほんのちょっとだけ甘味の効いた餡の味加減が、個人的好みとベストマッチだったりします。あとは途中から卓上のお酢をちょっとだけかけて味変し、一気にフィニッシュ。それにしても昔に比べ、食べられる量が減ったというか、こちらのお店の大盛りが、完食すると結構苦しくなってきた今日この頃だなぁ、と。

 というわけで、とても美味しくいただき、更には新しい仕事に負けない気合いも入ったのですが、今度は余裕がある時に気合いを抜いて、この普通盛りを、ビールと共にいただきたいですね。(そっちも、マジでいけます。)ごちそうさまでした。

平成30年4月訪問

栃木県真岡市 カレーハウス ピリピリ

 こちらのお店。実は家人が以前お伺いして「とても美味しかった」とのことで、それを聞いて以来ずっと気になっていたのですが、この日、家人共々インターパークへ用足しに行った時にちょっとだけ足を伸ばして真岡まで。

 お店に到着したのは、開店時刻の午前11時を少しまわったところ。店内は先客が数組で、後からも数組が続くという状態、それで席に着き、早速お品書きを見たところ、カレー(お品書きでは「カリー」と表記)は店名を冠したマトンの他、チキン、ポーク、ビーフに加え、ドライカリーも。ちなみにドライカリーを除き辛さが選べ、辛さレベルを表す星1つのマイルド、星2つのアダルト、星3つのハード、星7つのマーダーに加え、要望があればマーダーよりも辛くすることも可能とのことです。また、ランチタイムのサービスとしてミニサラダとコーヒー(アイス・ホット)orウーロン茶が付くAセットが通常350円のところ180円、ミニサラダにヨーグルトドリンクが付くBセットが通常400円のところ230円とお得に頼めるセットもあるんですね。

 ですがオーダーしたのは、諸事情によって単品のピリピリ(マトン)カリーで、ライスも大盛り(80円増し)ではなくノーマルに。また辛さは、辛いもの好きとしてはマーダーも試してみたかったのですが、初訪問ゆえ辛さで味がよくわからなくなるのも残念だと思い(あと、このところ胃の具合が完調とは言い難かったのもあったので)ハードを選択しました。また、同行の家人はピリピリ(マトン)カリーのアダルトを選択。その後まずは薬味の器が登場したのですが、福神漬けやラッキョウではなくピクルスというのがこだわりを感じますね。

ピリピリ(マトン)カリー(ハード) 720円
ピリピリ(マトン)カリー(ハード) 720円
(添えられたピクルス)
(添えられたピクルス)

 その後登場したピリピレカリー。早速、ルーを少量ご飯の上に取ってから、そこをスプーンで混ぜていただいてみたところ、これが、もう。ちょっと堅めのベストな加減に炊きあげられたライスに混ざるルーは、風通しの良いナチュラルさというか、コクも旨味もスパイシーさも十分なんだけど無理矢理感はなく、軽快でキレのある味わいというか。また、トロミの元はベースとなっている野菜類でしょうか?粉のモッタリとした感じがないのも、そんな印象を受けた一因かもしれません。また辛さは、ハードだと、個人的にはしっかり辛いけどそれでも十分に味わっていただける程良い感じですが、いただいている途中、しっかりと汗をかきました。そして具のマトンは、独特のクセや肉自体の味の濃さとルーのスパイスが合わさることによって深い味わいとなり、これが、また。さすがにお店の名前を冠しているだけのことはありますね。ちなみに食感は、良く煮込まれてホロホロとなっていて、ライスとの馴染みも良かったです。更に、添えられたピクルスは、甘さ控えめで酸味の立ったタイプ。このサッパリ感が、こちらのカレーとはベストマッチではないでしょうか。

ピリピリ(マトン)カリー(アダルト) 720円
ピリピリ(マトン)カリー(アダルト) 720円

 あと、家人のいただいた辛さアダルトも少々味見させてもらったのですが、こちらも良いですね。個人的にはピリ辛よりもちょっと辛い程度に感じ、落ち着いてじっくり味わうのに丁度良いと思いました。

 というわけで、どちらも大変美味しくいただいたのですが、そういえば、カレー専門店にお伺いしたのって、(某チェーン店を除けば)だいぶ久しぶりだなぁ、と。地方でも、こういうお店が残っていることに感謝すると共に、またそう遠くないうちにお伺いしたいと思いました。で、その時は、是非とも辛さマーダーに挑戦して(周りのお客さんは、肉の種類はわりとバラバラなれど、辛さに関してはマーダーで頼んでいた人が多かったように感じました。)更にはライスは大盛りで、そしてセットも付けちゃおうかな、と。ごちそうさまでした。

平成30年3月訪問

高知県高知市 駱駝 別邸

 前の記事で書いたとおり、高知競馬場での勝負を終え、高知市内のホテルにチェックイン。今朝は早起きしたし、もう既に遅い時間にもなっていたので、ひとっ風呂浴びて早く休む方が良いのはわかっているのですが、しかしながら、メタメタだった今日の競馬の反省会をしたいというのも正直なところ。(もっとも、勝ったら勝ったで祝勝会なんですけどね。)

 それでお伺いしたのがこちらの駱駝別邸さん。というのも、事前に調べた時、駱駝というネットの口コミで評判の良い居酒屋さんを見つけたのですが、その支店というかグループ店が、たまたま今回予約したホテル(高知リッチモンドホテル)の1階に入っていたという。しかも、そのお店もネットの口コミで評判が良いのに加え、お店のウェブサイトを拝見したところ、場所柄のせいか観光客向けのメニューも取りそろえているという印象を受けました。

 というわけでチェックイン後、部屋に荷物を置き再びエレベーターへ。同一建物内と言っても一度ホテルの出口を出てから、裏手にあるこちらのお店の入り口にまわる感じでお店の扉を開けると、その時点で賑わっているのがわかる雰囲気。もっとも、午後10時近い時間だったせいか席はあいており、すんなりとカウンター席にご案内。で、そこで飲み食いしたものを以下に。

お通し 1人500円
お通し 500円
生ビール(アサヒスーパードライ) 510円
生ビール(アサヒスーパードライ) 510円
ウーロン茶 410円
ウーロン茶 410円

 まずはとりあえずの生ビールと、同行の家人のウーロン茶。生ビールのジョッキには、駱駝の絵が描いてありました。またお通しは、イカを肝と茎ワサビで和えたもので、これが良かったです。

四万十鶏の炭火焼き 880円
四万十鶏の炭火焼き 880円

 こちらは、グランドメニューに載っていた品で、「焼き鳥が食べたい」と言っていた家人のリクエスト。立派なお皿の上には焼いた鶏肉の他、彩り兼付けあわせに野菜がいくつか載っていて、更に味付け用のポン酢と塩、そしてネギ味噌というのが面白いです。で、早速いただいたところ、丁度良い焼き加減の鶏肉は、適度に柔らかく適度に歯ごたえが有り、これが何とも美味。また塩もポン酢も良かったのですが、ネギ味噌が予想以上の相性というか、それ自体が良い味で、鶏肉のほか野菜類に付けてもいい感じでした。

別邸流カツオの藁焼きタタキ 1200円
別邸流カツオの藁焼きタタキ 1200円

 昼前にいただいたカツオのタタキですが、個人的好物なのでここでも。グランドメニューは「時価」となっていましたが、卓上にあった「本日のおすすめ」的ペーパーにはお値段が明記されていました。で、これがまた凝っていたというか、蓋付きの容器で登場し、店員さんがその蓋を開けると、藁の焼ける何とも香ばしい匂いがフワっと漂うという演出付き。というのも、容器の中には藁に火を付けたものが入っていて、これがいただいている間も香ります。また味付けはタレの他、粒の大きい岩塩というのがオシャレですね。そして薬味は、青ネギとニンニクスライスの他、ここでもワサビが。(ちなみにショウガは無し。)やはり当地では、カツオのタタキにワサビという組み合わせは、よく食べられているようで。ちなみに、お味の方は言わずもがな。悪いわけがありません。

ハランボの塩焼き 500円
ハランボの塩焼き 500円

 こちらも、「本日のおすすめ」的ペーパーに書かれていた品。ハランボというのはカツオの腹身のことで、良いサイズのそれが2切れほど。で、お味の方は、意外なほど癖がないのに驚いたというか、焼き加減も丁度良く、とても美味しくいただくことが。ちなみに家人は魚魚した風味というかクセが苦手なのですが、これは「美味しい」と言って食べていました。

土佐鶴 大吉祥(冷やし) 720円
土佐鶴 大吉祥(冷やし) 720円

 お酒は、途中からこちらにチェンジ。実は栃木でも買うことができる土佐鶴ですが、この大吉祥という品は初めていただくかもしれません。で、これは吟醸酒のようで、香り華やか飲み口スッキリという感じ。それにしても、高知まで来て地のものと共に飲めば、その味もひとしおですね。

 そんなわけで、時間的に遅かったこともあってこのあたりで切り上げたのですが、いただいた品はどれも美味しく、加えて観光客でも入りやすい立地と相まって、ほんと有り難かったです。今度また高知に来た際は、夜の選択肢に入るのはもちろん、本店の方にもお伺いしてみたいですね。ごちそうさまでした。

平成30年3月訪問

このブログの管理人

HN:
馬 たひお (@uma_tahio)
性別:
男性
趣味:
このブログのとおり
自己紹介:
栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

【ご注意】 このブログに記載された情報は訪問当時のもので、現在のものとは異なる場合があります。あしからずご了承ください。

ツイッター

ブログ内検索

カレンダー

08 2025/09 10
S M T W T F S
1 3 5
7 9 11 13
15 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

アーカイブ

忍者ツールズアクセス解析