たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

福島県西白河郡泉崎村 椿ラーメンショップ 泉崎店

 最近諸事情につき行けてない朝ラーですが、その欲求が溜まりとうとう閾値を超えたので、8月半ばのとある土曜日の早朝、県境を超えてこちらのお店まで。

【ネギ味噌ラーメン 920円 + 味付玉子 100円】
ネギ味噌ラーメン 920円 + 味付玉子 100円
【ライス(並) 150円 と サービスのキムチ】
ライス(並) 150円 と サービスのキムチ

 それで今回は、ネギ味噌ラーメンに味付玉子追加+ライス(並)という組み合わせで。
 今回ははじめから卓上のニンニクを投入し、まずはスープからいってみると、豚骨をベースに背脂のコッテリ感が加わって、更にそこに味噌ダレが濃いめに効き、それらがニンニクでブーストされ、何ともガテン系な旨さ。土曜日は大盛まで麺増量が無料なとろあえてライスを付けたのは、そんなガツンとくる味わいには、個人的にはライスが必須だと思うからでして。
 また自家製の麺は、加水率低めっぽいモシャっとした歯応えの出だしから、食べ進むにつれスープに馴染んでいくといういつのも食感。
 そしてゴマ油の香りが食欲をそそるネギは、夏場のせいかジャキジャキとした食感ですが、一部をライスに移植したら、全体を良く混ぜてラーメンとなじませれば良い感じに。
 海苔と追加の味玉は、先述のネギと共にライスに移植。あとは、サービスのキムチも加えて、それらの乗ったライスをパクつきつつラーメンをズルズル。途中から卓上のラージャンてやお酢で味変しつつガツガツといただけば、朝からなんだかパワー漲ってくるというか。

 というわけで、今回も美味しくいただいて、満足いたしました。ごちそうさまです。

令和7年8月訪問

愛知県名古屋市 名代きしめん 住よし (JR名古屋駅 3・4番線ホーム東京方)

 前の記事などで触れている、令和7年夏「青春18きっぷ」で行く四泊五日の旅の最終日。
 JR関西本線の快速列車で名古屋駅に到着したのが、お昼12時半過ぎ。これより前の乗り継ぎが予定通り順調に来ていたので、定刻よりも少し遅れたものの、この先の列車に乗り継ぐのに少し余裕ができました。
 で、(朝に2食いったにも関わらず)名物のきしめんでもいただこうと、次に乗り継ぐ列車の発車するホームのお店に伺うと、何とかなりの行列ができているという。そして隣のホームも、更にその隣のホームも入店待ちが。これまで何度か名古屋駅に来てはいますが、こんな事は初めて。この日が日曜日のせいか、口コミでこれまで以上に広まったか、はたまた最近マスコミにでも取り上げられたのかはわかりませんが、これでは乗り換え時間にササっといただく事などできようがないというか……。
 これが予想できていたわけではありませんが、無理に食べるなら次に乗り換える豊橋駅でも時間は取れるし、何ならその次の浜松駅でもというつもりだったものの、逆に「だったらここで食ってやるぞ」と闘志が湧き、一番回転が良さそうだったこちらののお店まで。見立て通り、並んでから5分とかからずに入店でき、その後5分とかからずにきしめんにありつくことが出来ました。

【冷しかき揚げきしめん 710円】
冷しかき揚げきしめん 710円

 それで今回いただいたのが、夏季限定と思われる、冷しかき揚げきしめん。こちらのお店はフライヤーがあるのと、ピーク時で次々に揚げていたお陰か、私のかき揚げも揚げたての熱々が載せられました。
 で、まずはきしめんからいってみると、いつもの冷凍物ですが、ツルっピロっとした食感が、もう。更に今回のは茹でてから冷水締めされているため、食感の良さが増していると思います。
 またそこに絡むツユが、「冷し」のぶっかけタイプにもかかわらず、濃口醤油が効き甘さ控えめなそれは、味が濃過ぎないのがとても良い感じ。
 そしてかき揚げはいつもの半完成品ですが、先述のとおり揚げたてで、衣カリっサクっと、中しはっとり柔らかく。ビルトインされた殻ごとのエビの香ばしさも良いですね。そして添えられたおろし生姜が、きしめんにもかき揚げにも、最高にマッチしいます。

 いうわけで、混んでいる中あえての突撃だったのですが、美味しくいただいて、今回も満足させていただきました。でも正直、これ以上混むのは、先に書いたように乗り換えなど時間がない中ササっといただくことが不可能になるから、勘弁してほしいなぁ、と。(そうなると、駅でいただく場所込みでの味わいと、純粋に味で勝負の市井のお店との比較になっちゃいますし。まぁ、それでも時間作って、駅で食べるとは思いますが。)
 ごちそうさまでした。

令和7年8月訪問

滋賀県草津市 麺家 草津 (JR草津駅 改札外)

 前の記事などで触れている、令和7年夏「青春18きっぷ」で行く四泊五日の旅の最終日。
 この日は、新大阪駅から、途中寄り道しつつ栃木の自宅まで帰る行程で、今を遡ること約1時間前、新大阪駅にて前の記事にあげた朝食をいただいたものの、乗り換えでちょっと時間が出来たこの駅で、また……。というのもこの先、昼食をいただくところとして、いくつか候補があるもののはっきり決めておらず、下手すると食べ逃す恐れもあったので、食べられる時に食べておこうと(デブの思考)。

 それで列車を降りたらすぐ、改札外のお店へと。
 「麺家」さんは、昨年3月以来約1年5ヶ月ぶりで、前回お伺いした時は、季節のかき揚げうどんに生玉子を追加していただきましたが、今回入店前に店頭の券売機で食券を買ったのが、季節のかき揚げうどん+生たまご。
 結局前回と同じというか、前回お伺いした時の記事に「他にも気になるメニュー多数(中略)遠からずまた関西を訪れた時にでも、色々といただいてみたいと思います。」なんて書いたにも関わらず、なのですが、「季節の」と謳うだけあって、定期的にかき揚げのタネが変わるようで、昨年3月と今年8月では、当然その構成も違うだろう、と。

【季節のかき揚げうどん 530円 + 生たまご 80円】
季節のかき揚げうどん 530円 + 生たまご 80円

 その後、程なくして出来上がった、今回の季節のかき揚げうどん。
 まずはツユからいってみると、出汁感は割と感じられ、味加減はマイルド。前回別のお店でいただいた時は、もう少し味が濃いほうが正直嬉しく感じたものの、今回はマイルドながら物足りなさは無し。は生たまごを崩しても味が崩れなかったというか、あくまでも記憶だよりですが、前回いただいてから味付けが大きく変わったとは思えないので、今回はツユのコンディションが良く、本来のポテンシャルが発揮されていたのかもしれません。
 またウドンは、関西らしい若干柔かめの口当たりチュルっ、歯応えプチっとした食感。麺家さんは50円増しで讃岐うどんにも変更できますが、個人的に柔らかいうどんは大好きなので、逆にこれが良いというか。
 そして季節のかき揚げは、玉葱のほか、枝豆、ナス、紅生姜といった構成。何とも夏らしい取り合わせで、揚げ置きながら最初はクリスプ感もあり、ツユとの馴染みは最後に崩壊するくらい良かったです。あと、一切れ入るカマボコが、奥ゆかしくて良いですね。加えて、

 というわけで、今回も美味しくいただいて満足したのですが、うどんそのもの味に加え、今回こちらのお店の店員さんがとっても温かい応対をしてくれたのが印象的で、より満足感をアップさせてくれました。
 ごちそうさまでした。

令和7年8月訪問

大阪府大阪市 浪花そば (JR新大阪駅改札内 エキマルシェ新大阪内)

 前の記事などで触れている、令和7年夏「青春18きっぷ」で行く四泊五日の旅も最終日。この日は、泊まった新大阪駅近くのホテルから、寄り道しながら栃木まで帰るという行程。
 それで朝イチで早速1つ寄り道を済ませた後、東へ向かって移動を始める前に立ち寄ったのが、新大阪駅の改札内にあるこちらのお店。JR西日本管内、中でも近畿地方において駅そば・うどんのお店といえば「麺家」ブランドが圧倒的多数を占めているなか、新大阪駅においては、ホームにある「麺家」のほか、改札内コンコースにこちらがあるので、機会を作ってお伺いしたいと思っていたところでした。

 その店舗は、東改札口から入ったところにある、売店などが集まった「エキマルシェ新大阪」の一角、というか端の方に。午前6時半と朝早くからやっているところがありがたいですね。
 かなり広めの店内は、開店時刻からあまり経っていない日曜日の早朝とあってか、閑散とした印象。入店前に店頭の券売機で食券を購入しますが、店頭の特大POPには「浪速名物」と銘打った、たこ焼きうどん、かすうどん、肉吸いなどの品が並び、他にも単品・セットメニューなど豊富に取り揃えられているようでしたが、今回は事前にいただく品を決めていたので、迷うことなくその食券を購入しまた。

【新大阪そば牛肉入り 680円】
新大阪そば牛肉入り 680円

 その品とは、この、新大阪そば牛肉入り。こちらのお店では、うどん・そばつゆに中華麺を入れたいわゆる「黄そば」を、「新大阪そば」と称しているようで、他にもかしわ入り、かき揚げ入りが有りましたが、店頭のPOPに「人気No.2」と書かれた(ちなみにNo.1は新大阪そばではなく、いわゆる全部入りの浪花ミックスそば・うどんとなっていました。)こちらの品を。
 見た目的にはただの肉入りではなく、半個分のゆで卵とメンマが中華そばっぽさを出していて、あとかまぼこの他に天かすが加えられているのが特徴的。
 それでまずは、ツユからいってみたところ、出汁感はそこそこあって、薄口しょうゆメインでしょうか、その味加減はマイルド。そこに、具の牛肉から出た味と、天かすの油っけが加わって、これがなかなか。なおこの天かすは、後述する麺との相性を、よりアップさせているようにも感じました。
 また麺は中華麺ですが、縮れ麺ではなくストレート麺で、ツルッとした口当たりにプツンと噛み切れる食感。個人的に黄そばって、昔ながらの、ゆるく縮れた中華麺とうイメージがありましたが、こちらのは何ともモダンと言うか。あ、黄そばではなく新大阪そばでしたね。
 そしてメインの具の牛肉は、柔らかく味加減がマイルドなのが良い感じ。メンマも突出せず、全体的によくまとまっているなぁ、と。

 というわけで、美味しくいただいたのですが、問題は、これ以外にも食べてみたい品が多数あったこと。今後の人生で何度新大阪駅を利用するのかはわかりませんが、乗り換えなどで降り立った場合は、こちらのお店にもまたお伺いしたいな、と。
 ごちそうさまでした。

令和7年8月訪問

岡山県新見市 味の庄 伯備

 前の記事などでも触れている、令和7年夏「青春18きっぷ」の旅の四日目。
 ローカル線だけを乗り継ぐ旅していると、おおむね1回2回の接続は良いものの、それより後は接続が悪くなり、1時間以上待つこともザラに。少ない列車本数に加え、沿線住民の旅客流動を考慮したダイヤを組むと仕方がないところなのですが、旅行者にとっては空白時間に。
 でもそれが、丁度食事時で、更には適度に開けた、駅近くに飲食店が残っているような街なら大歓迎。
 今回は、岡山県北部の山あいにある新見市の、JR伯備線とJR姫新線、そしてJR芸備線の列車が交わる新見駅でお昼時に1時間半近く接続待ちとなったので、あらかじめ調べておいたこちらのお店で、当地らしい食事でも、と。

 そんなわけで列車を降り、駅近くのお店まで。店内は盛況で、先程同じ列車に乗っていたと思しき人もいました(青春18きっぷというか、ローカル線の旅あるある)が、それよりも、地元の人達が外食に利用するお店、といった雰囲気で、日替わり定食や、お品書きには和洋の様々なメニューが。
 店員さんにカウンターに案内されると、早速注文。もっとも、こちらのお店はウェブサイトがあるので、あらかじめそれを見て、いただくものを決めていましたが、ウェブの情報は往々にして現在のものと違うことがあるので、念の為、お品書きで確認したうえでお願いしました。

【備中お祭り寿司(鯖姿寿司)1人前 1,210円】
備中お祭り寿司(鯖姿寿司)1人前 1,210円

 それで今回いただいた当地らしい品事その1が、備中お祭り寿司と名付けられた、鯖の姿寿司。鯖の寿司が郷土料理になっているところは、全国にわりとある印象ですが、新見のは、流通が発達していなかった昔、山陰地方で捕れた鯖を塩漬けにして出雲街道で運んだものを使用。海産物が貴重な山あい故、ハレの日の料理となったといういわれがあるそうで。
 もっとも、流通が発達して山あいでも海産の鮮魚が容易に手に入る用になった現代では、塩鯖ではなく生鯖を使用して作ることもあるようで、こちらのお店のも、生鯖を酢締めしたものでしょうか?肉厚だけど、しっかり目の締め加減がいい感じ。そして個人的には鯖よりも感心したのが、もち米入りというシャリ。そのもっちり、どっしりとした食感もそうですが、お酢と甘みの味加減が何とも私好み。それが前述の鯖と合わさって、これがなかなか。食べ応えもかなりのものでした。
 それにしても、この頭の部分は、食べたほうが良いんですかね?中にシャリがしっかりと詰まっていたのでその部分と、箸でちぎれる身の部分は食べましたが、結果的に手を使うことになったので、少々品が良くなかったかな、と。

【野方汁 660円】
野方汁 660円

 そして今回いただいた当地らしい品その2が、野方汁。当地で野方粉と呼ばれるタカキビ(モロコシ)の粉を練って作った団子が入った汁物、とのこと。タカキビは世界的に主食として、また酒などの原料としても広く利用されている穀物ですが、日本だと、五穀の一つ(キビ)とされることがあるものの、他の穀物と比べると現代ではあまり利用されていないというか。
 で、まずは汁からいってみると、あっさりとした中に、出汁や具の鶏肉、根菜類から出た旨味が溶け込んだ上品な味わい。また、名前の元のタカキビの団子は、赤茶色の平べったく丸いもので、タカキビはタンニンを含むため渋みがあるとされているものの、野方粉にする段階で手間を掛けてアク抜きされる為それは無く、柔らかい食感と、個人的には馴染みがない穀物的風味の中に染みた汁の旨味が何とも滋味深く、良い感じでした。

 というわけで、当地らしい品々。どちらも美味しくいただき、満足いたしました。旅に出ると、駅そば・うどんばかり食べている私ですが、機会があれば、こうした郷土料理ももっといただいてみたいんですがね。(今みたいな旅ばかりしているうちは無理かなぁ。)
 ごちそうさまでした。

令和7年8月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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