たひお備忘録

とりとめのない趣味の、とりとめのない活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県宇都宮市 ら-めん厨房 どる屋

 宇都宮市役所近くの、鯛のダシを使ったラーメンで有名な、どる屋さんです。こちらのお店はそんな説明など不要な程有名なお店だと思うのですが、何故だかお伺いする機会に恵まれず、自分的には宿題のようになってたところ、今回、ようやくお伺いすることができました。

 最近土日祝日が無料になった市役所の駐車場にクルマを停め、いざお店に。そして開店と同時に入店しましたが、まず目に入ったのは、カウンターに置かれた鯛の一夜干し。これがこちらのお店のスープの、メインとなる食材のようです。で、注文したのは、自分用に鯛七味香りねぎらーめん1枚(1枚というのは具の焼き豚の量です)入りと、同行者用に限定メニューの鯛だしほっぺた焼き豚麺(塩)。注文時、麺の固さとスープの好み(コッテリさ加減)を尋ねられましたが、今回は初めてこちらのラーメンをいだくということで、両方とも、すべて"普通"でお願いしました。

 注文すると、まず、鯛七味香りねぎらーめんの七味が運ばれてきました。早速七味が入った容器の蓋を取ってみると、なんとも清々しいというか、柑橘系のような爽やかな香りが漂ってきました。少し香りを嗅いだだけで、この七味にも、相当のこだわりがあるように感じられます。

鯛だしほっぺた焼豚麺(塩) 800円
鯛だしほっぺた焼豚麺(塩) 800円
 次に運ばれてきたのは、同行者の鯛だしほっぺた焼き豚麺(塩)。早速味見させていただいたのですが、一口スープを飲んでみると、まず、鯛のダシがガツンと。鯛ダシのラーメンと聞いて想像していたのが、あっさりとしたスープの中にそこはかとなく鯛の香りといったものだったので少々面食らいましたが、あっさりとした中にも鯛の風味・旨味が溢れ、なんとも力強いスープです。これは美味しいですねぇ。麺は、縮れの入った平打ちの中細麺。柔らかめの食感が、スープと一体化しているように感じました。そして、あさのポークを使ったほっぺた焼き豚は、これだけでとても立派な肉料理のような感じ。口に入れるとサクサクとした食感で、味付けは若干甘みの効いた上品な感じがしました。また、小さなフライパンで熱せられたおかげで、噛み締めると美味しい脂が染みだしてきます。そして、スープに入れれば、鯛ダシに豚の旨味が加わり、また違った美味しさでした。

鯛七味香りねぎらーめん1枚入り 700円
鯛七味香りねぎらーめん1枚入り 700円
 最後は、私が注文した鯛七味香りねぎらーめん。(といっても、同行者のだしほっぺた焼き豚麺が来てから程なく運ばれてきました。奥さんがラーメンを運んだ後、すかさずご主人が、熱した油をラーメンにたっぷりと載せられたネギの上にかけてくれました。その時、立ち上る香りがたまりませんなぁ。それでまずスープからいただくと、先程の鯛だしほっぺた焼き豚麺はストレートに鯛のダシを感じましたが、こちらは、ネギや油、そして醤油の風味と一体となった、なんとも深みのあるお味です。こちらも美味しいですねぇ。麺は、緩く縮れの入った丸い断面の細麺。固めの食感が、大きめに切られたのネギの食感とマッチ。具は、その白美人ネギがたっぷりと載り、その下に焼き豚と煮玉子など。ネギはシャキシャキで、焼き豚は先程のと違い八角のよう香りがついてました。さらに、七味を入れてみると、これがまたとてもよく合っていて、これまでとは違った風味が楽しめます。

 というわけで、長年宿題になっていたお店だったのですが、いただいてみると、噂に違わず、どちらもたいへん美味しいラーメンでした。ごちそうさまです。

平成20年4月訪問

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