趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
この日は、前日とはまた別な所用で2日連続の東京行き。その目的地は新宿駅から京王線に乗り換えた先にあったのですが、この日はスケジュール的に余裕がなかったので、乗り換える新宿駅あたりで軽く昼食をいただいていく事に。で、事前に駅近くでいただけるところを探したのですが、今回は、京王電鉄の乗り場にも程近い小田急エースの中にある創業から30年以上というこちらでいただく事にしました。
入り口の券売機で食券を購入し、細長い店内を奥へ。決して広くないカウンター内には3人の店員さんがいて、相対して立つとかなり近い感じがする(そういうのが気になる方にはかなりハードル高くなりますね。)のですが、その内の一人に食券を渡すと、すぐに後述の鶏めし小丼が、そして続けざまにそばが出てきました。話には聞いていたのですが、そのスピードたるや、これまでいただいた事のある立ち食いそば系の店の中でもダントツに早かったです。
天玉そば 390円
で、いただいたのは、関東の立ち食いそばでは珍しいにしんそばとも迷ったのですが、結局は個人的定番のこちらに。まずは黒々としたつゆからいただくと、醤油が強めの関東スタイル。ダシの香りはそれほど感じないのですが、塩気は十分で、甘さはしつこくなく、何ていうか、トラディショナルな立ち食いの味という感じ。それはそばも同様で、茹で麺の結構柔らかめの食感が懐かしいですね。またかき揚げは、どちらかというとふわっとしたタイプで、つゆとの馴染みは標準的。それとワカメが少量入ります。また、薬味の白ネギは、食券提出時に「ネギ多め」と言えば増量してくれるようですね。それと今日は該当しなかったのですが、こちらのお店は、毎月8日と23日に、大盛りが無料になるというサービスをやっているようです。
鶏めし小丼 150円
こちらは、一緒にいただいた物。醤油が効き、甘味は控えめの、あっさりとした鶏の炊き込みご飯です。
というわけで、前日いただいた三鷹のさとう同様、昔ながらの立ち食いという感じの味を堪能しました。ごちそうさまです。
平成24年10月訪問
今回所用で三鷹まで来たのは前の記事で書いたとおりなのですが、用務先に向かう前、さらにもう1杯いただいてしまったのがこちらのお店。実は前から結構気になっていたので何時かいただいてやろうと思っていたところなのですが、この日は久しぶりに調子が良かったというか、前の記事であげたうどんをいただいた後でもまだ腹具合に余裕があったもので。
で、そのお店は、北口のバス乗り場のあたりにあるこちら。見るからにシブいというか、入り口の上の縦縞のビニールに貼られた「そば」「うどん」の文字が消えかかっていて、更には見ただけじゃ屋号も判らないのですが、そこが逆に魅力的というか。それで入り口のところの券売機で食券を買ってお店に入ると、これが面白い作りというか、奥行きが極端に狭い店内は、中央の調理スペースで立ち食いのカウンターが左右に分断されています。
天ぷら玉子そば 400円
そこでいただいたのがこちらの品。黒々としたつゆは、見た目どおり醤油が強く、ダシの香りは控えめ。ですが、そのダシにちょっとひねたような風味がり、どのような節系を使っているのかちょっと興味があったりして。蕎麦は、立ち食い店王道の茹で麺。麺は太めで、意外としっかりした味です。そして具のかき揚げはタマネギがメイン。揚げ置きですが、店内で揚げているらしくちょっと素朴な感じというか。つゆとの馴染みも悪くないですね。それと、1枚載るナルトとたっぷりの薬味ネギが嬉しかったりして。
というわけで、全体的に昔ながらの立ち食い店という感じで、個人的にはとても気に入ったというか、こういうお店がいつまでも頑張って欲しいですね。ごちそうさまでした。
平成24年10月訪問
この日は、所用で東京都武蔵野市まで。で、その用務先の最寄り駅であるJR三鷹駅は、縁あって何度か利用しているものの、一度も立ち食いそばを食べた事がなかったんですよね。その業者がNRE(=どこの駅でも同じ味っぽい)のもちょっと敬遠していた理由のひとつなのですが、今回、何気なくお店の方を見てみると、他では見たことのない「武蔵野うどん」というポスターが目にとまり、興味を惹くかれお伺いしてみる事にしました。
入り口のところで食券を購入し、奥のカウンターへ。店内は改札口の内外から入れるようになっていて、改札内の方は奥へと向かう両側の壁沿いにカウンターのある(椅子はいくつか置いてありますが)立ち食いスペースで、改札外の方は椅子とテーブルが置いてある広めの店内となっていました。
肉ねぎ汁うどん 580円
で、いただいたのは、4種類あった武蔵野うどんの中から、「定番」と書かれたこちら。付け汁の器の中には、煮込まれた豚肉とネギが水面上まで入っていてうどんを浸けるのにはちょっと難渋するのですが、それを物ともせずにぐいぐいと浸けていただくと、うどんは茹で置きながらも結構シコシコとした食感。いかにも澱粉添加してます的な不自然な感じもあまりなく、最近の技術の進歩を感じるというか。また付け汁は、前述の豚肉とネギの旨味が感じられ、甘味も控えめで悪くない味加減。前述のとおり具もたくさん入っているので、結構食べ応えもあります。580円と駅の立ち食いとしては強気な価格設定も、高速道路のSA・PAに較べれば安いとは思いますし、値段相応の満足感というか、結構良いなぁ、なんて思ったりしてしまいました。
温玉角煮つけそば 510円
こちらは、同行者のいただいた物を例によって。で、既製品を組み合わせて上手く作ったという印象なのですが、私がいただいたうどんとこちらの付け汁が明確に違っていたというか、こちらのはちゃんと鰹ダシっぽい香りがして驚きました。
というわけで、今回いただいたメニューに関しては、個人的にはアリというか、NREでも、悪くないんじゃないでしょうか。ごちそうさまです。
平成24年10月訪問
追記
宇都宮駅のホームの立ち食いそばがNRE味に変わってしまった時は大層ショックだったのですが、こちらのお店ではかき揚げをお店で揚げていたりするなどして、NREでもいろいろと工夫はされているんですよね。味についても言われるほどまずいとは思いませんし。正直言って何か割り切れないものはあるにはあるけど、だからといって全否定はしたくないし。うーん…。
先日所用で香川まで行った時、帰りにもう一丁というか、今回最後のうどんを高松空港で。っていうか、今回は色々とスケジュールを盛りすぎてしまい、前の記事であげた池上製麺所でいただいてからこっち、どこも食べ物屋さんに寄ることができなかったのですが、最後にようやく、高松空港で次の食事にありついた次第で。で、空港内には2軒のうどん屋さんが入っているのですが、うち1軒は数年前にいただいた事があったので、今回は未食のこちらのお店で。お店に入った時にはいくつかあった空席が、頂いている途中にどんどん埋まり、更には別卓では相席を求められ、そしてお店の前には入店待ちの人だかりが出来ていました。あまり広い店内ではないので、時間帯(この時は、日曜日で、ANAとJALの羽田行き最終便が出発する約1時間前くらいでした)によってはかなり混雑するようですね。
海鮮かき揚げぶっかけ(温) 750円
そこでいただいたのが、「人気」「店長のおすすめ」「特別価格でご提供」とお店がかなりプッシュしていたこちらを(冷と温と選べるなか)(温)で。それで注文から暫し待って登場したのですが、早速いただいてみると、さすがにプッシュするだけあって、揚げたてのかき揚げはサクサクでボリューミー。ですが、その揚げたて熱々のかき揚げに加え、(温)にしたためこれまた熱々のうどんとつゆの組み合わせは、味わうのに難渋するほどの熱量というか。フーフーしながらいただいたのですが、正直最初の方は味がよく分からないというか、熱いために柔らかくなったうどんの食感くらいしか感じられなかったりして。でもだんだん冷めてくると、良い塩梅のつゆがうどんに絡んでいる事が判りました。(そんなに慌てて食べなくても良かったのですが、つい…。)
釜玉 480円
こちらは同行者のいただいた物。例によって最後にちょっと味見させて貰い、これはこれで美味しかったのですが、やはり釜玉は出来たてをいただくのがよろしいというのは、この日の午前中に学んだということで。
というわけで、どちらも結構美味しくいただたというか、個人的には、旅の最後に、空港でいただく分には悪くないんじゃないかな、と思った次第です。ごちそうさまでした。
平成24年10月訪問
先日、昨年に続いて所用で香川県に(日帰りで)行ってきたのですが、今年もうどん県に来たからには是非とも讃岐うどんをと思い、来る前に色々と調べておりました。で、そんな中、テレビなどでもお馴染みの「るみばあちゃん」のお店であるこちらが最近、高松空港近くに移転したとの情報が。また、かつてはかなりハードルが高い店構えだったのですが、今は親切にもお店のウェブサイトで注文の仕方まで載っているではありませんか。おまけに飛行機の時間も丁度良いとくればもう行くしかないということで、高松空港に着いたあと、(近くの事務所で)レンタカーを借りて(ナビに登録された住所が移転前のだったらしくちょっと迷ったりしつつも)ソッコーで向かいました。
それでお店に到着したのは開店時刻の30分前程だったのですが、さすがは超有名店というか、既に数十名の行列が。警備員さんの誘導でクルマを停め、その最後尾に並ぶのですが、私達の後にも続々と行列が伸び、更にはその様子を撮影しているビデオカメラまで。(どこぞのテレビですかね?)やがて、本来の開店時刻より20分ほど早く開店。ここで釜たまを注文したい私と、かけを注文したい相方で別の列へと別れるのですが、相方の並んだ列の方は続々と注文口へと吸い込まれていきます。その相方に私の分のかけも1玉注文するよう託し、こちらは少し待ってセカンドロットの最初に提供された麺に生玉子(ちなみに、温泉玉子だったか半熟玉子も選べます)を割り入れてもらい、その後目に付いた天ぷらをいくつか取ってから会計を済ませ、相方が待つテーブルへと向かいました。
釜たまうどん 200円 (釜揚げうどん1玉 150円 + 生玉子 50円)
というわけでようやくご対面となったその釜たまうどん。写真を連写でバババっと撮った後、ソッコーで卓上のだし醤油を回しかけ、うどんが熱いうちに全体を絡めます。そして、一口啜ってみたところ、これが、個人的に今まで体験した事のない美味しさが。昨年来た時に別のお店(そこもとても美味しいお店でした)で相方がいただいていた物を最後にちょっとだけ味見させて貰い、それはそれで美味しかったのですが、やはりできたての熱々は別物だったというか。茹でたてを締めないお陰で若干柔らかめの食感のうどんに、余熱で程よく火の通った玉子が絡んだものは、なまめかしいを通り越し、ちょっとエロティックなくらいの美味さで、思わず一瞬で食べ尽くしてしまいました。
かけうどん 150円 (うどん熱1玉 150円)
こちらは、私が釜玉を買っている間に相方に買っておいて貰ったもの。のおかげでちょっと時間が経ってからいただく事になってしまいました。それでまず、暖かいつゆを一口啜ると、イリコがメインだと思われるのですが、その他に心地よいクセのような風味もあって、それがあっさりとし全体的に優しい味の中で、ちょっとしたアクセントになっているような気がします。またうどんは、良い感じのコシはキープされていたのですが、前述のとおり提供からちょっと時間が経ってしまった所為もあってか、どちらかというと穏やかな食感。ですがそれがとても自然で、うどんとしての魅力は保っているように感じました。
天ぷら 各100円 (左から竹輪の磯辺揚げ・玉子・イワシ)
目に付いた物と言っても、どれも好きなタネだったりするのですが、これらは前述のかけうどんに入れたり、卓上のだし醤油をかけていただきました。ちなみに、玉子は黄身がねっとり半熟という火の通し加減で、イワシは臭みもなく身が厚く食べ応えがありました。
というわけで、久しぶりの讃岐うどんだったのですが、今回はその中でも特に、初めて自分の物としていただいた、ちゃんとした釜たまうどんの味に、かなり感動したというか。また、有名な人気店ということで、正直なところちょっと構えていた部分もあったのですが、申し訳ありません。大変美味しくいただきました。ごちそうさまです。
平成24年10月訪問
このブログの管理人
【ご注意】 このブログに記載された情報は訪問当時のもので、現在のものとは異なる場合があります。あしからずご了承ください。
ツイッター
カテゴリー
ブログ内検索
最新記事
カレンダー
アーカイブ
忍者ツールズアクセス解析