趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
久しぶりの栃二郎です。お店に着いて、豚骨の匂いを嗅ぎながら行列に並んでいると、「今日も喰らってやる!」とテンションが上がってきますなぁ。で、前回の大に続いて今回は大豚に挑戦しようかとも思いましたが何とか思いとどまり、結局小豚とカツオくん、生たまごの食券を購入しました。
いつもの如くお冷やを注いで席に座り、カウンターに食券を出しますが、店主さんが大の食券を出したお客さんに「量多いけど大丈夫ですか」と確認していました。うち1人は小に替えて差額をもらっていましたが、別のお客さんは「大丈夫です」と。そのオニーサン、連れの方との会話からして初めての訪問のようですが、大丈夫でしょうか?そしてまたいつもの如く作る所を見ていたら、自分のロットは一度に何と9杯同時作成。そのうちラーメンが完成に近づいてくると、丼に大量に投入される麺とヤサイを見て、先程の大「大丈夫」のオニーサンの顔色が変わり、連れの方と何やらと。そのうちコールの時間になり、今回は、ニンニク・アブラでお願いしました。
小ラーメン豚入り(ニンニク・アブラ) 800円 + カツオくん 150円 + 生たまご 50円
ラーメンが目の前に出されれば周りはどうでも良くなって、ひたすら麺啜って、汁飲んで、豚囓って、ヤサイ食べての繰り返し。今回はアブラコールのお陰で液体脂と固体脂がせめぎ合う何時にも増して凶悪な汁になってますが、やっぱり、旨いですねぇ。今回はドゥルドゥルとした食感の麺も相変わらず旨いし、ヤサイも相変わらず歯応えを残した絶妙の茹で加減。そして今回は、豚がホッこりとした柔らかさと濃すぎない味加減で、今までこちらでいただいた中で最高に感じました。豚入りにして良かったなぁ。それと生たまごは今回すき焼き風でいただきましたがそれも相変わらず旨いし、今回も何も言うことはありませんが、カツオくん入れた時は、ニンニク少なめでお願いした方が好みの味になるような気がしました。(思い切って無しもアリかと。)あと、久しぶりのせいか、最後はちょっと苦しくなってしまったのは勿体なくて残念。(大豚にしないで良かった…。)
というわけで、久しぶりの二郎、堪能いたしました。ごちそうさまです。
平成20年10月訪問
ちなみに、一通りいただいて一息ついたところで、先程の大「大丈夫」のオニーサンをふと見たら、半分も食べないうちに完全に固まっていました。その後、小を食べ終わった連れの方に麺を大量にあげてましたが、どうなりましたかねぇ。自分も食べ終わって店を出てしまったのでわかりませんが、帰りに栃木街道をクルマで走っている時、そのオニーサン達が後ろから追い越していきましたが。
前々回の訪問の時、自分的に普段いただかないメニューを食べてみたのですが、これが自分的にヒットといいますか、「やっぱり、『山』はいいですね。」となりまして、今回はそれの第二弾といいますか。また、前回食べ逃したシャキシャキ水餃子もいただきたかったので、とある平日の朝、自宅を普段よりだいぶ早く出発して、通勤ルートから50kmくらい遠回りして、それでも自宅から一番近い宇都宮長岡店へ向かい『朝山』をば。全く、自分でも「何やってんだかなぁ。」などとツッコミを入れたくなってしまうのですが、まぁ…。
で、今回は普段いただかないシリーズの第二弾ということで塩ラーメンと、今まで山岡家では一度も入れたことのないバターとコーンの食券(食券は共通で注文時にどちらか告げるシステム。)も追加して、更に、前述のシャキシャキ水餃子の食券も購入してカウンターへ。そして食券提出時、ラーメンは全て普通で、水餃子はラーメンの具でなく単品でお願いしました。
塩ラーメン(脂普通・味普通・麺普通) 590円 + バター 50円 + コーン 50円
ボックス席にいた早朝にしてはテンションが高い団体さんの騒ぐ声を聞きながら待っていただくのは、まず塩ラーメンから。実は、自分でも前にいつ食べたかわからないくらいで、当然の事ながら味の記憶はなし。というわけで、口にした時、初めていただくような新鮮な感動があったかどうかはおいといて、今日の山は、脂が控えめで、スープ自体もちょっとライトめに感じたというか、サクっといただける感じがしました。噂では、塩ラーメンが一番例の匂いを感じられるとのことだったのですが、作り手のせいか時間帯のせいかバターを入れたせいかどうかわかりませんが、むしろ普段よりも感じられなかったような…。もう、スムースというか、スイスイと口に入っていきますね。トッピングのバターは、塩ラーメンだとそれほど強く感じないというか、乳化した塩味の豚骨スープに同化しちゃう感じがするのですが、コーンはよく合ってました。
シャキシャキ水餃子 280円
それから、シャキシャキ水餃子のほうは、厚めの皮のクニュッとした食感と、餡の品名のとおりシャキシャキとしたレンコンの歯触りの取り合わせがいいですね。また、タレというか、唐辛子味噌のようなものが小皿で付いてきて、これに付けて頂くと美味しゅうございました。最後は、残ったそのタレをスープに投入していただきましたが、これもまた。焼き餃子と同じ値段なら個人的にはこちらをオススメしたくなるくらい気に入ったと言いますか、出来れば、レギュラーメニューにしていただけませんかね?
というわけで、今回も朝山を堪能したのですが、少し心残りが。「やっぱりライス、食べたかった…。」まさか、塩ラーメン食べてライスが欲しくなるとは思わなかったのですが、そこはやっぱり、『山』、だったんですねぇ。また、水餃子は、スープに醤油と酢とラー油を直接投入していただくここいらへんの食べ方も試しておくべきだったのではないかなぁ、と。
今度は何時、行けるかなぁ。ごちそうさまでした。
平成20年10月訪問
新潟あっさり系に続く、新潟のラーメン食べ歩きの二軒目は、巻町(現在の新潟市西蒲区付近)が発祥とされる新潟濃厚味噌ラーメンのお店、東横さんです。それで東横は市内に何店舗かあるようなのですが、今回は先程伺った東堀石門子から(クルマなら)さほど遠くない場所にある、紫竹山店にお伺いしました。
夕方の混雑が始まりつつある市内を走ってお店に到着し、駐車場にクルマを停め入店。それにしても、あまりラーメン店っぽくない外観というか、飲食店にしては珍しい色の外観ですね。また、お店の中はとても広く、ピーク時はものすごいお客さんで賑わうのが想像できます。そんな中テーブル席に案内され、注文するのは目的のみそラーメン。他にもいろいろとメニューがあって、中にはとても興味をそそられるものもありましたが、二軒続けてなので、そのみそラーメンのみで自重しました。
みそラーメン 680円 (と、割りスープ2人前)
待つこと暫しでみそラーメンが登場しますが、同時に、割りスープを入れた丼も登場。この、割りスープが付いた味噌ラーメンというのが、新潟濃厚味噌ラーメンのスタイルだそうです。まず、試しに、割りスープを入れない状態のスープを味見したのですが、「うぉう!こいつはビックリだ。超ストロングな濃さだぜー!!」と、思わず叫んでしまうほど(実際に叫んだ訳ではないですが、心の声で。)の濃さ。ただ、そのまま二口三口と食べると、口がしょっぱさに慣れてきて、味噌やスープ自体が持つ甘みや旨味などが感じられるようになり、「このままいただいても、これはこれでアリかも。」などと思ってしまいました。その後、徐々に割りスープを入れていったのですが、付属のレンゲというかおたま1杯入れたくらいではあまり変わらず、3~5杯くらいでラーメンのスープとしては丁度良く感じ、汁としてスープだけを味わうなら10杯くらい入れないと、と。(が、塩分の感じ方については個人差が大きいので…。)ちなみにその割りスープは、澄んだ色合いで、ちょっと香ばしい香りのする非常にあっさりとしたスープで、もし足らない場合は店員さんに言えば追加で持ってきてくれるそうです。また、割りスープを入れることによって味噌ダレの味もハッキリとわかるようになってくるのですが、ちょっと焦がしたような風味や八丁味噌のような風味も感じられる複雑な味ですね。(個人的には、甘みの少ない回鍋肉を連想してしまいました。)そして、その濃厚な味噌スープに合わせる麺は太縮れ麺で、ツルツルというよりも、ワシワシと口に入れ、ボキボキ噛み締めるような感じ。それと具は、キャベツとモヤシを炒めた物のみというシンプルさ。でも、これが濃厚な味噌によく合っていますねぇ。(ちなみにお品書きには大判のチャーシューが載ったメニューもありますので、肉っ気が欲しい方はそちらを。)
というわけで、新潟濃厚味噌ラーメンを堪能したのですが、かなりインパクト強かったですねぇ。続けての二杯目にもかかわらず、このインパクトのおかげで、すっかりと完食してしまいました。これは、クセになるラーメンだと思いますよ。ごちそうさまでした。
平成20年10月訪問
新潟県には、背脂チャッチャで有名な燕三条系や、ショウガが強く利いた醤油味の長岡系、そして、旧巻町(現在は新潟市)を発祥とする新潟濃厚味噌ラーメンや新潟市内を発祥とするらしい新潟あっさり系など個性的なラーメンがいくつもあって、それらを是非一度いただいてみたかったのですが、距離的にはそれほど遠くないにもかかわらず、なかなかお伺いする機会がありませんでした。
でも今回、新潟市に出来た為、その帰りに、新潟市内で二種類のラーメンをいただくことに。それでまずその一軒目なのですが、新潟島系とも言われる新潟あっさり系の老舗で、東堀前通というところにある東堀石門子さんにお伺いしました。
一方通行が多い市内を通ってお店の前に着くと、事前に調べた所では駐車場はなかったのですが、幸いにしてお店の隣が有料駐車場(確か、25分100円だったかと。)だったのでそこにクルマを停め、老舗の印象とは違う新しくてちょっとオシャレな構え(後で調べた所によると、道路拡張で近年移転したとのこと。)のお店に入店。細長い店内は、カウンターの他に、奥には小上がりもあって、平日午後の中途半端な時間にもかかわらずカウンターには数名のお客さんがラーメンを啜っていました。そんな中自分もカウンターに座り、ラーメンを注文。ちなみに、同じ値段でワンタンとワンタンメンもあり、そちらも大いに気になったんですが。(更に、通年出してる冷やしも有名らしいです。)
ラーメン 550円
目の前で店主さんが黙々と作ったラーメンは、何となく『淡い』色合いで、スープは醤油味のようですが、それほど醤油の色が濃くなく、チャーシューもメンマも淡泊な白系の色合いの印象です。(写真だと違って見えるかもしれませんが…。)まず、ほとんど油の浮いてないスープをいただくと、新潟あっさり系と言われているだけあって、本当にあっさりした味。ただ、あっさりと言っても旨味は充分に感じるのですが、何かの旨味が突出しているわけではなく、いろいろな素材の様々な旨味だけが、上品に漉し出され渾然一体となっているような印象。後で調べたところによれば、店主さん自らが取った貝類が隠し味になっているそうなのですが、貝類が苦手の筈の同行者が食べても問題ないくらいの上品さ加減というか、渾然一体感で、う~ん、深いですねぇ。また麺は、硬質な食感の、ウェーブがかかった細麺。そして具は、大振りのチャーシューとメンマ、小口に切った白ネギとシンプル。チャーシューはミシっとした歯応えに富んだもの。それと細めのメンマが、今まであまり食べたことがないような味で、醤油の味は感じられず、塩だけで味付けしたかのような味。両方とも、ラーメンの上品な味に合わせて、余計な味を取り除いてあるような印象を受けました。
というわけで、新潟あっさり系ラーメンを堪能させていただいたのですが、これが何とも、美味しいものでしたねぇ。この後もう一軒行く予定があったのでせめてスープは残そうかと思っていましたが、気が付くと、全て飲み干してしまいました。そして後味も、満足感がありつつもスッキリとしてて良かったです。
ごちそうさまでした。
平成20年10月訪問
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