趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
個人的に、夏場になると食べたくなる麺といえば、花の季さんの、たんめん。メインの野菜が白菜からキャベツになる=水分の関係か野菜そのものの味わいの違いかは判りませんが野菜の味が濃く感じられるのはもちろん、他に具として入る自家製朝採り野菜も味が濃くなるような気がして、花の季さんでたんめん食べるなら夏場しか無い!くらいに思い込んでるのですが(実際は、他の季節でも美味しいんですがね。)、そんな理由で7月の某土曜日、お伺いすることに。
【きゅうりの浅漬(サービス)】
【なすの揚げ浸し 350円】
メインはたんめんと決まっていますが、まずはお通し(この日はきゅうりの浅漬)、そして最近ひそかに楽しみにしている野菜メニューから、なすの揚げ浸しを。
まずきゅうりの浅漬は、丁度いい漬かり具合。
そしてなすの揚げ浸しは、揚げられて甘くトロっと仕上がったナスに、油のコク、タレの丁度良い味わいが加わって、これが、もう。生姜のフレッシュな刺激も最高の相性です。
そんなキュウリとナスを堪能していると登場したのが、今回のタンメン。今回は朝取れのズッキーニがアピールポイントでした。
で、まずはスープからいってみると、やっぱり夏場のタンメンは最高!ベースの豚骨白湯に、チャーシュー、椎茸、キクラゲ、そしてキャベツ、モヤシ、ニンジン、ニラ、トマト、朝採れズッキーニといった野菜からの旨味が加わって、何とも滋味深く。塩加減もバッチリですね。
そのスープでいただく、平打ちのモチっシコっとした食感で小麦の味もちゃんと判る麺や、シャキっとした(トマトはトロっとした)歯応えの、火の通し加減バッチリな野菜類が、最高じゃない筈が有りません。
更に途中から、卓上のコショウで風味を加えると、また良い感じ。
こちらは、一緒にいただいた品。っていうか、最近はサイドについつい野菜メニューを頼んでいたこともありご無沙汰になっていましたが、花の季来たら食べたい品の一つなのはずっと変わらないので。
で、適度に冷ましてからガブリとやれば、これも、また。味加減が良い大量の「肉汁」が、口の中一杯に広がる様は、まさしく口福。餡の肉肉しさや皮の香ばしさとモチモチ感も良く。
というわけで、どれも美味しく、大変満足いたしました。中でもたんめんは、これほど最後のひとくちが惜しくなる一杯って、個人的にはなかなかないんですよね。
ごちそうさまでした。
令和7年7月訪問
今年(令和7年)の3月頃、栃木県道25号那須烏山矢板線を走っていた時、さくら市と那須烏山市との境目あたりの、国道293号との交差点を南進した直後、「担々麺 發巳」という看板を発見。發巳さんといえば、以前、芳賀町にあった本店にもお伺いしたことがあるのですが、「ここに支店出したんだ」と思って調べてみたら、なんと本店が昨年9月に移転してきたそうで。(それにしても我、ラーメン関係のアンテナ、すっかり低くなったなぁ。)
それで7月の平日のこの日。お昼頃この辺りでちょっと時間が取れたので、ようやくお伺いすることに。午後1時前という平日だとピークも過ぎた時間帯にもかかわらず、駐車場も店内もほぼ空き無しというのは、流石に有名店だなぁ、と。
そして早速入店して早速券売機で食券を買おうとすると、ライス系が売切。平日はサービスで半ライスがいただけるものの、それも当然品切れ。汁なしの残ったタレに半ライスというのをちょっと期待していたんですけど、無いものは仕方がないですね。
それで結局いただいたのが、以前本店や閉店した支店でもいただいたことがある、麻辣担々麺。店内の盛況ぶりから待つことを覚悟していましたが、食券提出から10数分で登場しました。
で、別添の炒りゴマを半殺し程度に摺って投入し、まずはスープからいってみると、芝麻醤的クリーミーさに、摺った炒りゴマの香ばしさがが加わり、更にそこに、唐辛子と山椒の麻辣な刺激が少し強めに加わって、これが、もう。久しぶりにいただきましたが、この味わい、間違いなく發巳さんの麻辣担々麺だし、ほんと、間違いない味だよなぁ、と。
また麺は、中くらいの太さのストレートタイプで、歯応えがあり、歯切れが良く、スープとも良く合っています。
そして具の肉味噌は、味加減がほんとバッチリ。スープや麺と混ざり合うごとに、味に深みが生まれますね。
というわけで、美味しくいただいて満足しましたが、今度は結局今回食べなかった汁無しなど、他のメニューも是非いってみたいですね。
ごちそうさまでした。
令和7年7月訪問
前の記事までで書いていたように、暫くのあいだ関西で、普段と違うものをいただいてきたので、旅から帰ったあとは地元を意識するものが欲しくなるというか。
そんな時、今の私の頭に浮かんだのがこちらのお店。そんなわけで、旅から帰ったこの日。留守を守ってくれていた家人と一緒に、昼飯時にお伺いすることに。
それで今回いただいたのが、これまでこちらのお店でいただいた中で一番好きな品である、もやしそば。(ちなみに家人は三区メン、とのこと。)
まずは、モヤシのとろみ餡と一体になったスープからいってみれば、中華清湯ベースのいつもの優しい味ながら、夏場の暑さを考慮されてか今回のは塩気のエッジも効いていて、これが、もう。胡麻油の香りも強すぎず、されどしっかりという感じで、これがまた食欲をそそりますね。
また、そのスープというか餡が絡んだ細めの縮れ麺を啜れば、チュルプリっとした食感が、何とも良い感じ。
そして具のモヤシ、ニンジンといった野菜類の、シャキっと感を残した食感や、個人的に好物なキクラゲも嬉しいところ。
あと最後に、お酢をひと垂らししても合うんですよね。
こちらは、一緒にいただいた品。もうすっかり、我が家がお伺いしたときの定番となっていますが、今回のも安定のクオリティ。
大ぶりな餃子は、適度な厚みの皮が、焼き目がカリっと。中の餡は、適度なジューシーさがあり、野菜と豚肉が好バランスで、ニンニクのパンチがたまりませんね。
最初はそのまま。次はお酢+ラー油を付けて。最後はそこに醤油も加えて楽しみました。
こちらは、家人がいただいた方のもやしそば。家人も今日のは前回よりも塩気が強めという感想でした。
というわけで、美味しくいただいて満足。そして、地元に帰ってきたことを実感いたしました。
ごちそうさまです。
令和7年7月訪問
大手牛丼チェーンの中で、牛丼そのものの味が一番好きなのが、実は吉野家だったりするのですが、その吉野家から、初の麺メニューとして、混ぜそばが発売になる、とのこと。
発売前から、これは是非ともチェックせねばと思っていたのですが、令和7年7月4日(金)の販売開始日から2日後のお昼時、こちらのお店まで。
お昼時だけあって、店内はわりと混雑していたのですが、未だ浸透していないのか、田舎故保守的な人が多いのか、ぱっと見で混ぜ蕎麦を食べている人は目に入らず。とりあえずあいてる的に座り、タッチパネルから注文すると、同行の家人の牛丼よりは時間が掛かっての登場となりました。
で、玉子を割って黄身だけ載せ、卓上のPOPに従い別皿のにんにくマシマシだれ以外をとりあえずよく混ぜていただくと、こう来たか、と。
まず麺は、油そばのような熱々ではなく、どちらかというと冷たい感じ。どのような調理をしているのかは判りませんが、中華麺を茹でてから水で締めたような温度と食感です。
そしてタレは、カツオ的魚粉の風味が、強すぎない程度に効いています。味付けは醤油ベースですかね?
そこに、卵黄のまろやかさ、あげ玉のコク、青ネギは業務用なので葷の風味というよりもシャキシャキ感メインでプラスされ、更には、甘みの比較的少ない吉野家の牛煮肉が絡むと、宣伝文句のとおり、トータルとしては夏でも食べられる、比較的サッパリ感のある味わい。
次に、混ぜる前から「男の香水」たる鋭い香気を放っていたにんにくマシマシだれを混ぜていただけば、当然のことながら、ぐいぐいっとその香りと辛味が加わりますが、パンチは出ても、あくまでベースのサッパリ感はキープというか。
というわけて、吉野家初の麺メニュー、美味しくいただいたのですが、見た目に反して味自体は、ガッツリ系というよりもサッパリ系寄で、これなら確かに、公式でオススメした紅ショウガの味変や、キムチ、とろろ、ねぎラー油、あと個人的には納豆なんか追加しても良さそうです。それから、玉子と混ざったタレが残るのが勿体ないけど、吉野家さんって、サイドメニューのライスがワンサイズしかないんですよね。タレの味が濃いし、ましてやキムチや納豆など追加してたら、そのフルサイズのライスでもいけるとは思いますが、半ライス的サイドメニューがあると有り難いなぁ、なんて。(今回は家人がご飯を残したので、行儀悪いのは承知でそれを貰って投入しましたが。)
と、何だかんだ書きましたが、またいただくと思います。(ただ玉子は、生玉子では無く半熟卵にすると思いますが。)ごちそうさまでした。
令和7年7月訪問
お店をを今月(令和7年7月)なかばで閉じられると知ったので、ずっと未食だった曜日限定スープをいただきにお伺いし、お店との別れを惜しんだその翌日。今度は家人とお伺いすることに。というのも、実はお店のファンだった家人も最後に食べたい品があるとのことで、だったら私も、こちらのお店で一番好きな品で、改めてお別れすることに。
【ネギみそラーメン 1,050円 + クラシマバター 100円】
その、私が一番好きな品とは、この、ネギみそラーメンにクラシマバターを追加したもの。
ですがまずはじめは、バターが混ざらないところのスープから行ってみれば、これが、もう。ベースの地鶏出汁は、鶏のエッジも感じつつも、滋味深いまろやかな旨味。そこに味噌が、味噌特有の発酵臭はを抑えつつも、発酵味が深みとなる味わいを加え、何ともふくよかな味わい。塩気も丁度良いですね。
また麺は、こちらのお店共通、細めのストレートタイプですが、この前日にいただいた時と同様、張りのある歯応えと歯切れの良さが心地よく。また、細麺なのに味噌味のスープと良く合っているのは、ベースの地鶏出汁は勿論、それと合うように、味噌が殊更強調されず、味噌から欲しい味わいだけを抽出したかのような作り方だからかなぁ、と。
それとネギは、シャキシャキした食感が良く、その葷の風味や、更には和えられているタレの香りなどがラーメンの味をグレードアップさせるかのよう。
で、ある程度食べ進んだところで、丼に添えられた唐辛子味噌を時伸ばせば、これまでの優しい味わいに、唐辛子の香りと辛みが加わって、ものすごく良い味変に。
そして最後は、クラシマバターが溶けたところをいただけば、これが、また!高級というか、リアルなバター本来のミルキーなコクと旨味が、それ単体でも極上の味わいですが、ラーメンの味がしっかりしていないと、このバターに簡単に負けるような気がします。もっとも、こちらのはそういうこともなく、ラーメン全体の味を、良い感じでブーストしてくれますね。
こちらは、家人の食べたかった品。っていうか、ラーメン本体は勿論、家人も私同様、クラシマバターの入ったこちらのラーメンが好き、ということで。
で、例によって味見させて貰いましたが、私の味噌味に比べると、地鶏のエッジがより強めに来る印象。個人的には、トータルバランスの味噌、地鶏をより堪能できる塩、という感じです。
というわけで、今度こそ最後の訪問となったのですが、どの品も美味しくいただいて、大変満足いたしました。
この味が食べられなくなるのは大変残念ですが、これまで本当に、ありがとうございました。
ごちそうさまです。
令和7年7月訪問
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