たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県さくら市 幸楽苑 さくら氏家店

 この日は、冷やし中華が妙に食べたくなってしまい、その日に取れる選択肢の中からこちらのお店にお伺いしたわけなのですが、いざ注文する段になり、タッチパネルを触ろうとしたら、「冷麺」の文字が。
 冷麺自体好きな割になかなか食べられていないけど、今日は冷やし中華の気分っ!と思ったのもつかの間、指は冷麺を選択し、しかも、ギョーザセットの注文を済ませていたという。まぁ、あの(リーズナブルな価格のラーメンチェーン店たる)「幸楽苑」で、どんな冷麺が出てくるのか興味を惹かれたというのも多分にあるのですが。

【冷麺ギョーザセット 960円】
冷麺ギョーザセットの冷麺(通常単品760円)
冷麺ギョーザセットの餃子「極」(通常単品280円)

 それから少し待って、ロボットではなく店員さん自ら配膳。
 早速スープからいってみると、牛骨と香味野菜と謳う出汁は、確かににそれっぽい風味で、味わいは甘すぎず、特定の発酵風味もなく、食べやすい感じがします。 そこに、ぱらりと散らされたすりゴマがアクセント。勿論キムチも載っているので、その風味も感じられますね。
 また麺は、冷麺で一般的なゴムゴム食感のストレート麺ではなく、中細くらいの太さの中華麺。なので、麺を啜っている限りは、ちょっとスープが変わってる冷やしラーメンの趣。具が、キムチとキュウリの他、タレの掛かった白髪ネギ、チャーシューとメンマと味玉というのも、ラーメン具合に拍車をかけるというか。
 それと、セットの餃子は、安定のクオリティ。冷凍品を焼いたものですが、その焼き加減が適切なため、薄い皮のクリスピーで香ばしい焼き目や、中のわりとジューシーな餡の味わいを堪能できます。

 というわけで、どれも美味しくいただいたのですが、特に冷麺を食べている最中「冷麺とは?」との問いが、頭の中をぐるぐると。もっとも、韓国式とか平壌式とか商品名に付いているわけではないので、これはこれで、幸楽苑さんの冷麺ということで。
 ごちそうさまでした。

令和6年7月訪問

栃木県大田原市 ラーメン 山岡家 大田原店

 今年(令和6年)4月のオープン以来、ちょくちょくお伺いさせて貰っているこちらの「山」(山岡家の個人的呼称)。その際、過去3回とも、個人的定番のひとつである辛味噌ネギをいただいてきましたが、もう一つの個人的定番、特味噌ネギは未だいただいていなかったな、と。
 それで4回目となる今回は、その特味噌ネギをいただくべく、七夕の日の7月7日。朝の時間帯にお伺いすることにしたのですが、午前7時前だというのに、なんでこんなに盛況なんですかね。カウンターはわりと空いていたものの、ボックス席は家族連れやらグループ客やらで、かなり埋まっていました。

【特製味噌ネギラーメン 970円 + 味付け玉子 140円】
特製味噌ネギラーメン 970円 + 味付け玉子 140円
【半ライス 140円】
半ライス 140円

 それでお目当ての特味噌ネギですが、麺柔らかめにした以外は、味の濃さ、油の量は普通でオーダー。店内が盛況だった+麺柔らかめの所為もあるのか、注文から登場まで約15分掛かりました。
 で、まずは、ニンニクや一味唐辛子、豆板醤など加えずにスープを一口いってみると、うん、極めてスタンダードな、味の濃さ普通、油の量普通の特味噌の味わい。豚骨のコッテリ感とまろやかさがあるなか、更に白味噌ベースのタレのまろやかさが加わって、そこに、タレで和えたネギが良い感じでアクセントを加えて、これが、もう。もっともその後、卓上のおろしニンニクをたっぷりと投入し、一味もパッパッとかけてしまうんですが。
 またここ2回ほど、辛味噌ネギで試した麺柔らかめは、特味噌ネギにもバッチリの相性。ここの麺って、固さ普通や固めだと、何て言うんですかね、麺の存在感が有り過ぎるというか、麺だけで口の中に入ってくる感覚があるのですが、麺が柔らかくなることによって、スープとの絡みが増すというか、一体感が増すというか。
 そして具は、角切りのチャーシューや、追加した味玉も勿論良いのですが、なんと言ってもタレで和えたシャキシャキのネギが、また。
 ちなみに今回も、いわゆる810食法(特味噌ネギの、ラーメンにはニンニク、ライスに豆板醤を混ぜ、ネギと海苔の一部をライスに移植して、ラーメンと共にいただく食法。)で、半ライスと共に堪能いたしました。

 というわけで、今回も美味しくいただいて満足だったのですが、こちらのお店は開店から順調にお客さんを増やす一方、個人的には、せっかく家から近いところに「山」が出来たにもかかわらず、食べたい時にすぐ食べられなくなる懸念が出てたなぁ、と。それでも、またお伺いすることは間違いないんですがね。
 ごちそうさまでした。

令和6年7月訪問

栃木県塩谷郡高根沢町 麺処 いろ葉

 このところ都合が合わずになかなかお伺いできていなかったこちらのお店。で、そのお伺いできていない間に気になるメニューが登場していましたが、たまたまお伺いするチャンスが訪れたこの日、食べたかったその品をようやくいただくべく、お昼になったらダッシュで(もっとも、実際に足で走ったわけではないですが。あくまでも気持ち的に。)お店まで。

【TKM(たまごかけめん) 640円 + 大盛 120円】
TKM(たまごかけめん) 640円 + 大盛 120円

 その食べたかった品が、このTKM(たまごかけめん)。最近提供するお店が増えてきたような気がしますが、基本的には、茹でてから冷たく締めた麺と、玉子、そしてタレという基本構成に、旨味や風味を増すためのチョイ足し食材、薬味や味変アイテムをプラスするところが多いようで。
 で、勢い余ってつい大盛りにしてしまいましたが、こちらのお店のは、ぱっと見、麺の上に全卵、鰹節、ネギ、そして櫛切りのレモンという構成。とりあえずレモンを避けて、麺の下に有るタレと共に良く混ぜていただけば、これが、もう。
 まず麺は、こちらのお店の背脂煮干し系のメニューに使われる幅広タイプじゃなく、中華そばなどそれ以外の品に使われている全粒粉を使ったもので、その風味が良いのと、ツルっとした喉越し、グミシコっとした弾力が良い感じ。タレはガツンとした主張があるというよりも、玉子と一体になって麺を美味しく食べさせてくれるようなチューニングで、ネギと鰹節がうるさすぎない程度にアクセントを加えます。そして、レモンがまた。途中から味変的に使用しましたが、その酸味が味を引き締め、香りも邪魔にならず、むしろ、人によっては苦手な生卵独特のにおいを抑えてくれるように感じました。

 というわけで、こちらのTKM。美味しくいただいて満足したのですが、こちらのようにラーメン類のスープに気合いが入っているお店って、それも飲みたくなっちゃうんだよなぁ。なので今後、このメニューが残ったとしたら、特に夏場は、これか、つけ麺かラーメンか混ぜそばかで、どれ食べるか相当悩みそうだよなぁ。
 ごちそうさまでした。

令和6年7月訪問

京都府京都市 天下一品 総本店

 このブログでも、何度か記事にしている、京都が発祥のラーメン店、「天下一品」。
 以前ものすごくハマっていた(当時住んでいた氏家町から宇都宮市のお店まで、週一以上のペースで通っていた。)時期があり、今から20年以上前に京都へ所用で訪れた際も、総本店訪問は叶わなかったものの、用務先近くのお店にお伺いしたことも。
 それで今回、前の記事でも少し触れましたが、(令和6年)6月下旬に京都・大阪方面に行くことになった際、主目的の乗り鉄の合間に何とか、京都市内の総本店にお伺いできないかと。で、計画を二度三度と見直す苦心惨憺の結果、立ち寄れることが判明。そうなればもう、「行く」以外の選択肢はないでしょう!

 というわけで、叡山電車の茶山・京都芸術大学駅から、住宅地の中を、芸大生とおぼしき若者たちとすれ違いながら歩くこと10分少々。天下一品ファンの聖地ともいうべき総本店は、マンションの1階部分に。
 平日の午後5時半頃と中途半端な時間だったせいか、行列もなくすんなりと入店すると、店員さんに声をかけられカウンター席へ。
 そこで早速注文ですが、今回は、総本店限定のラーメンを食べると心に決めていたので、念のためお品書きで「牛すじキムチラーメン」の存在を確認してから、おもむろに注文。勿論ニンニクは入れ、あとこちらでは麺が普通麺と細麺から選べたので、食べたことがなかった細麺でお願い。更には、一緒に並ライスもお願いしました。

【牛すじキムチラーメン 1,430円】
牛すじキムチラーメン 1,430円
【ライス(並) 190円】
ライス(並) 190円

 それで程なくして登場した、この牛すじキムチラーメン。見た目的には、天下一品の「こってり」の上に、名前の通り牛すじ煮と白菜キムチが載っている訳なのですが、まずそこは外してレンゲを入れてスープを一口味わえば、総本店のこってりスープは、心なしか濃く感じられますね。
  次に、細麺を啜ると、これが、もう!麺自体は細いけど弾力のある食感で、普通麺よりもスープの絡む量が確実に多いというか。
 で、そのまま食べ進むと、次第に牛すじ煮の甘辛い味と歯応えはあるけどトロっとした食感、キムチの辛みと酸味発酵味がこってりスープと混ざっていき、これが、また!正直、ただ載せただけのラーメンじゃと心配だったものの、それは完全に杞憂だったというか、これら3つがハーモニーを奏でる、奇跡のマリアージュじゃないでしょうか。
 更に、ちょっと濃くなったこのスープには、白米もベストマッチ!最後は残ったスープに残ったライスを投入すれば、これまた良い感じじゃあないですか。

 というわけで、ようやく総本店にお伺いすることが出来、更には総本店限定のメニューをとても美味しくいただくことが出来たので、感無量でございます。
 再びお伺いすることは叶わないかもしれませんが、未だいただいていない総本店限定メニュー(やっぱり、「豚重」はいっとくべきだったかなぁ)もありますので、何とかならないかなぁ、と。
 ごちそうさまでした。

令和6年6月訪問

福島県西白河郡泉崎村 椿ラーメンショップ 泉崎店

 6月下旬のとある土曜日。この日は家人と、会津方面へドライブ。で、その途中に朝食のために立ち寄ったのが、約1年1ヶ月ぶりの訪問となったこちらのお店。以前はコンスタントにお伺いしていたものの、ここ暫く前から私的に色々あって、その間ずっとご無沙汰になっていました。

【椿ラーメン 890円】
椿ラーメン 890円

 それで今回いただいたのが、券売機ボタンの『新メニュー登場!「濃厚コテコテ」』という文字に惹かれたこちらの品。
 で、食券提出から程なくして登場したそれは、ネギ+タマネギスライスなどという具の構成に見覚えが……。
 そう!この泉崎店と同じあさか屋のグループ店「椿ラーメンショップあさか屋(福島県郡山市内)」限定だった、「あさか屋ラーメン」じゃありませんか!
 それは、スープを一口啜ると確信に変わったというか、ベースは、ラーメンショップらしいやや白濁した豚骨ベースで、そこに、たっぷりの背脂と、かなり濃いめの味付けが。思わずライスが欲しくなるというか、白飯のおかずとしてこれ以上のラーメンはないと思いますが、今日は後述する理由でライスを頼んでいないのが悔やまれます。
 また麺は、あさか屋自家製の中細麺で、久しぶりに、そのモソっとした食感を堪能。って、このスープにはこの麺がバッチリ合うんですよね。
 そして具は、柔らかいチャーシューと、黄身が適度にトロっとして味のしっかり入った味玉が半個分。更に、先述のネギ類に加え、海苔、ワカメ、メンマと具だくさん。このあたりからも、やっぱりライスが欲しくなるんだよなぁ。
 もちろん、卓上のおろしニンニクは加えた方が絶対に旨いし、ラージャン(豆板醤に似た調味料)は良い感じに味変してくれます。

【野菜たっぷりつけ麺 940円】
野菜たっぷりつけ麺 940円

 こちらは、「野菜を食べなくては」という家人が注文した品。この日は麺大盛り無料でしたが、これは普通盛りです。
 しかし、麺は多くなくとも、たっぷりの油で炒められた大量(400g)の野菜類がつけ汁に入っていて、頑張って食べていたものの撃沈。
 っていうか、それを見越して、私はライスを注文していなかったので、残りは美味しくいただきました。

 というわけで、久しぶりの泉崎店だったのですが、どちらも美味しくいただき、満足させていただきましたが、今度は、間をあまり空けずにお伺いしたいところですね。
 ごちそうさまでした。

令和6年6月訪問

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馬 たひお (@uma_tahio)
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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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