たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県塩谷郡高根沢町 麺処 いろ葉

 旅から帰ったあとって、しばらくは茫っとするというか、仕事しててもどこか現実感がなかったりする訳なのですが、そんな状況で仕事をするなか金曜日になってしまい、その日は弁当を持っていなかったので、昼食に何をいただくか決まらぬままたクルマを走らせていたら、こちらのお店に向かっていたという。
 ここで店外待ちまで出ていたら、近くのコンビニで昼食購入だったものの、幸いなことに、待たずにお店に入って食券を買ってカウンター席にご案内。その食券は、このところ背脂煮干のつけ麺が続いていたので、今回はラーメンを。もっとも、つけ麺の時と同様に、味玉と温野菜は追加するのですが。

【背脂煮干ラーメン 980円 + 味玉 120円 + 温野菜 80円】
背脂煮干ラーメン 980円 + 味玉 120円 + 温野菜 80円

 そこからタイミングよく、あまり待たずにラーメンが登場。
 で、まずはスープからいってみれば、これが、もう。煮干し出汁のラーメンといえば、最近は身の部分はおろか頭や内臓のクセや苦みまで積極的に使うようなスープもありますが、個人的にはこちらのような、濃いけど節度感のある出汁の取り方が好きというか。そこに背脂でコッテリ感が加わり、濃口醤油の効いたしっかりした濃さのタレがビシっと味を決め、味と香りにフレッシュ感のある生のタマネギが絶妙のアクセントになっていて、やっぱり良いですねぇ。更に今回は、こちらのお店の冬のお楽しみである柚皮の爽やかな香りも加わって、ほんと、申し分有りません。
 また麺は、こちらのお店の背脂煮干し系の品でお馴染みの、幅広の平打ち麺ですが、ツルっピロっとしてた口当たりと、しっかりコシのある噛み応えが、また。つけ麺で、麺そのものを堪能するのも良いのですが、ラーメンで、スープと馴染んだところを堪能するのも乙なもの。
 そして具は、厚みのある@状バラチャーシューは、ホロトロっと柔らかい食感。味付けはライト目なので、これもスープと馴染むと大変良い感じ。味も食感も柔らかいメンマ、相性の良い海苔も欠かせません。更に追加した温野菜はサッパリ感とシャキっとした食感が絶妙の箸休めですし、味の入り方や黄身の固まり加減が丁度良い味玉もバッチリ。
 途中から卓上の唐辛子やお酢で味変しつついただけば、今回も(最近塩分摂取量が気になるところなのですが)ついつい完食完飲してしまったという。

 というわけで、今回も美味しくいただいたのですが、好きな一杯をいただいて、ようやく栃木に帰ってきたことを実感したというか。
 ごちそうさまでした。

令和7年1月訪問

秋田県北秋田市 里山レストラン&カフェ こぐま亭 (秋田内陸縦貫鉄道阿仁合駅 駅舎内)

 『大人の休日倶楽部パス』で行く4泊5日東北の旅3日目。
 前の記事の通り、多少のトラブルはあったものの、角館駅からは予定の旅程に戻り、秋田内陸縦貫鉄道秋田内陸線の普通に乗車。で、その終点の阿仁合駅で、昼食をいただくことに。というのも、阿仁合の駅舎内には、秋田内陸縦貫鉄道が経営されているこちらのお店があり、是非立ち寄りたかったんですよね。

 そのお店は、駅舎内の一部を仕切ってあるという感じですが、ホームに面したところに窓があり、全体的に開放感のある作り。
 注文は券売機で購入する食券制で、ボタンの筆頭付近は地元産の味噌を使ったソースのとんかつ定食やも秋田名物いぶりがっこの入ったソースが付くからあげ定食が、また大きなボタンには冬季限定のカキフライ定食や鍋焼きうどんなど、どれも食欲をそそる品だったのですが、「稲庭麺使用」という文句に惹かれて、今回はこの品の食券を購入しました。

【醤油らーめん 780円】
醤油らーめん 780円

 それがこの、醬油らーめん。
 麺がウリなのは解っていますが、まずはスープからいってみると、全体的にあっさりした味わいですが、表面の油が程々のコッテリ感を加え、出汁感というか、ちゃんと鶏っぽい旨味が感じられます。醤油ダレの効き具合も適度ですね。
 そしていよいよ麺ですが、実はこれまで何度か「稲庭」の名前を冠したラーメンをいただいたことがあるものの、それらは全て、稲庭うどん宜しく平打ちストレート麺のもの。一方こちらのは、太さは中くらいでしょうか、平打ちではなく縮れも強め。ただ、いただいてみるとコシが強く、乾麺的な一度干したような旨味があって、これがなかなかの味わい。
 それと、具のチャーシューがしっとりとしたレアチャーシューというのも驚き。メンマと、半個分載る味玉共々、味加減も程よかったです。更に、多めに乗るシャキシャキの笹切りネギが、とても合っていますね。

 というわけで美味しくいただいたのですが、この麺なら、券売機にあった油そばも美味しいかもしれません。あと、定食や軽食類も魅力的なものが多いし、またお伺いしたいところなんですが、阿仁合駅に来るハードルが、相当高いというのが……。それでも、またいつかお伺いしたいですし、それまで秋田内陸縦貫鉄道が走り続けて欲しいです。
 ごちそうさまでした。

令和7年1月訪問

岩手県北上市 みちのくラーメン

 『大人の休日倶楽部パス』で行く4泊5日東北の旅2日目。この日の宿泊地は、岩手県北上市。
 北上市には平成28年の7月に泊まったことがあり、その時に夕食でいただいた餃子とラーメンが印象に残っていたことと、今回たまたま、それをいただいたお店の近くに宿を取ったこともあって、こちらのお店に、約8年半ぶりに再訪することに。

 午後6時半過ぎに宿を出て、雪道を歩くこと少し。見覚えのある看板と店構えが目に入り、早速入店。カウンター席が1つ2つ空いていたのですんなりと座ることが出来たものの、間が悪いことに、店内のお客さんの大半が、注文を済ませて待っているという状態。しかも、奥のテーブル席では、わりと大人数のグループ客が、宴会を始めたところといった感じ。
 なので注文後の待ち時間は覚悟しつつ、とりあえず前回と同じ瓶ビールと餃子をお願い。先に来たビールをちびちびやりつつ待つこと暫しですが、目の前で活気ある厨房の様子を眺めながらなので、待つ時間もまた楽しいというか。

【ビール(中) 580円】
ビール(中) 580円
【ギョウザ 350円】
ギョウザ 350円

 そうしている間に、目の前で焼かれていた餃子が登場。で、まずは1つ、何も付けずにいってみれば、これが、もう。皮は適度な厚みで、焼く時鍋に当たっていた底部のパリパリ感と、適度に水分を吸った上部のしっとり感との対比が良く。中の餡は、豚肉とキャベツがメインで、びっくりするようなジューシーさはありませんが、ニンニクがガツンと効いていて。前回いただいた時の印象そのままの、オーソドックスなれど皆に愛されるであろう味わいが、やっぱり良いですね。
 次からは、お酢やお酢+ラー油などで適宜調味しながらいただきましたが、途中でビールが足らなくなって、メインのラーメンと合わせて追加でもう1本お願いしました。

【ホルモンみそラーメン 850円】
ホルモンみそラーメン 850円

 そんな餃子とビールをゆーっくり楽しんでいると、本日のメインのラーメンが登場。前回はみそバターコーンをいただきましたが、今回は隠れた人気メニューっぽい(カウンターに座っていた客のなかで、隣のオッサン含め何人か注文してましたし)ホルモンみそラーメンを。
 まず見た目ですが、ラーメンの中央に炒めたホルモンが載っていて、更にその上には唐辛子っぽい赤色が。その下にはモヤシとニラ、あと端にはワカメが添えられています。
 で、まずはスープからいってみると、味噌の風味と濃いめの塩気、そしてニンニクなどの香味野菜がバシっと。そうそう、この濃いめでしょっぱ旨い味付け、覚えています。表面の油+ホルモンのお陰かコッテリ感はそれなりにありますが、ベースの出汁は動物系のアッサリ系でしょうか。ほんと、オールドスクールな味噌ラーメンといった味わいが、やっぱり良いですね。
 また麺は、ウェーブがかった中太のもの。ツルッとした口当たりと、弾力のある噛み応えで、こちらもイマドキ感は有りませんが、しっかりとしたラーメンの麺っ!といった趣が。
 そして具はなんと言っても、プリプリしてるけど柔らかいホルモンが、もう。単品でおつまみメニューがあったので、頼もうか迷った(餃子も食べたいラーメンの方でとなった)のですが、頼んでおけば良かったというのが正直なところ。もっとも、味噌ラーメンとの相性もバッチリで、更にモヤシとニラが、両方の橋渡しをしている感も。それとワカメも、口直しというか口の中の味を変えるのに重宝しました。

 というわけで、懐かしの味を、どれも美味しくいただいて、大変満足いたしました。なのでまたお伺いしたいけど、残りの人生のなかでで、北上まで来ることはあっても、こちらのお店の営業時間内に来ることが出来るか……。是非都合は付けたいんですけどね。
 ごちそうさまでした。

令和7年1月訪問

栃木県那須塩原市 中華料理 三区

 このところ家人とちょくちょくお伺いして、その度に違った品をいただいているこちらのお店ですが、この日は家人から「三区メン」が食べたいとのリクエストが。何でもこれまで食べた中での一番のお気に入りとのことで、私ももう一度食べたかったからお店へと。あと前回いただいて良かった特製ギョーザも合わせて注文しました。

【三区メン 800円】
三区メン 800円

 そんなわけなので二度目の三区メンですが、まずはスープからいってみれば、やっぱり、もう。赤みがかった色合いは唐辛子の色なんですが、辛味は(私基準だと)チョイ辛からピリ辛程度。それよりも、中華料理店の清湯をベースにラー油的な香り+程よい辛味と、沢山の具材、豚肉、白菜、ニンジン、ニラ、キクラゲなどですが、そこから出た旨味、あと溶き卵のが合わさって、やっぱり優しいけど個性もある味だなぁ、と。
 そして麺は、こちらのお店共通の、細めの縮れ麺。ツルっプリっとしたスタンダードな中華麺的食感も良く合っています。
 あと途中から、味変にお酢を足しても良かったですね。ほんのちょっと入れると全体的にマイルドに。もう少し入れ酸味を立たせても、それもまたヨシ。ベースがしっかりしているから、柔軟に楽しめる気がします。

【特製ギョーザ 450円】
特製ギョーザ 450円

 こちらは、前回初めていただきましたが、その時同様、こちらのお店のマストになりつつあるというか。
 良い感じに焼き目が付いた食べ応えのある適度な厚みのある皮に、挽肉と野菜、そしてニンニクがガツンと効いた程よくジューシーな餡は、これが、また。

【三区メン 800円】
三区メン 800円

 こちらは、家人がいただいた方の三区メン。これがお目当てとあって、黙々といただいていました。

 というわけで、今回も二人揃って美味しくいただきました。ごちそうさまです。

令和7年1月訪問

栃木県大田原市 手打ち 小峰屋

 令和7年も正月三が日が終わり、更に、今年は長かった年末年始休みも最終日となったこの日。ようやく今年の初ラーメン!
 そんなわけで、家人とこちらのお店まで。

【醤油ワンタン麺 1,000円】
醤油ワンタン麺 1,000円

 それで今回私がいただいたのは、もはやこちらのお店での個人的定番となっている、醤油ワンタン麺。
 まずはスープからいってみれば、鶏メイン?の出汁のからの丸い旨味に、私には若干控え目に感じる醤油ダレが合わさった優しい味わいが、もう。同行の家人はそのままいただくものの、私は卓上のラーメンだれを少しすると、より好みの味わいになるのも良い感じ。
 そして、ツルっピロっとした柔らかい口当たりながら、しっかりと弾力ある歯応えを楽しめる麺が、また。今まで色んな麺を食べてきましたが、現状では、個人的好みランキングの相当上位に来る食感や味わいなんですよね。
 そして具はなんと言っても、麺と並ぶメインたる、極薄皮のワンタン。中の案は鶏肉メインで、生姜の風味が良いアクセント。また炙りの入ったプリプリ食感のバラ肉と、スモーキーな香りのモモ肉いう2種類のチャーシューも、何時ものクオリティ。メンマやナルト、海苔といった脇役もしっかりしていますが、そんな中で今回嬉しかったのが、青みがホウレン草に戻っていたこと!ワカメも悪くなかったけど、やっぱりホウレン草、しかも旬の物が入ると、トータルの味わい、そして満足度が大きく増す気がします。

【炊込みご飯 250円】
炊込みご飯 250円

 こちらは、一緒にいただいた品。何度も食べて美味しいのは判っていたものの、最近はお腹の容量の関係でパスしていたんですよね。でも、今回は新年一発目なので、気合いを入れて注文しました。
 で、ショウガが効き、椎茸と油揚げの旨味が染みたご飯は、やっぱり良いなぁ、と。味付けか濃すぎないのも美点というか、ラーメンと一緒、お通し代わりのお新香や、添えられたたくあんと一緒にいただいても、丁度良いんですよね。

【醤油ラーメン 830円】
醤油ラーメン 830円

 こちらは、家人がいたいた品。「やっぱり美味しい」とのことでしたが、加えて、青みがホウレン草に戻っていたことを喜んでおりました。

 というわけで、新年最初のラーメン他を美味しくいただき、お腹はキツくなったものの、大変満足いたしました。
 ごちそうさまです。

令和7年1月訪問

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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