たひお備忘録

とりとめのない趣味の、とりとめのない活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県那須塩原市 手打そば かめや

 こちらのお店、国道4号で那須塩原駅の近くを通るたびに気になっていて、更には以前、「ここのごま汁そばは美味い」なんて聞いていたにもかかわらず、今回がはじめてのお伺いとなりました。余談ですが、こんな食べ物をネタにしたブログをやっているにもかかわらず、個人的には新規開拓はハードルが高いというか、お伺いしたことがないお店に初めての訪問(特に、普段の行動範囲内のお店)って、実はかなり苦手だったりするんですよね。(相方にその事を言ったら、「何言ってんだこいつ」的にチベットスナギツネの表情をされましたが。)ただ、その敷居を下げてくれる精神状態の時があるというか、この日はイケイケどんどんだったので、その(精神的)勢いでクルマを駐車場に。

 入店すると、立派な雰囲気の店内はテーブル席と小上がり席があり、常連さんっぽい人や地元っぽい人、また、仕事中と思われる作業着を着た人もいて、雰囲気とは違ってカジュアルに利用されているようですね。で、早速件のごま汁そばをお願いしようとした時、お品書きにいわゆる「ひたし・冷やし」そば(うどん)があるのを発見。ごま汁は同行の相方がいただくというのでそれを味見させてもらうことにして、私は冷やしの方をいってみることにしました。

【冷し天(そば・大) 950円】
冷し天(そば・大) 950円

 それで注文からそれほど待たずに登場した私の冷し天そばですが、まず見た目がかなり上品。細めのソバに載った大判なかき揚げは、見るからにクリスピーな揚げ上がりで、ツユには三つ葉があしらわれています。で、まずはソバから、最初は何も付けずにいってみたところ、若干しっとりした口当たりで太さは細めなれど、ツルツルと入るような感じではなく、歯応えは強くはないですが、香り・味共に蕎麦の存在感がしっかりとあるというか。次にツユに浸していってみれば、そのツユは、「冷やし」にしては味が濃いめ。出汁感もありますが、負けずに濃口醤油も効いていて、甘味もわりと感じられる味わい。そしてかき揚げは、当地の「冷し」で一般的なタマネギがメインのものとは違い、タネはかなり細めに切られたゴボウとニンジンがメイン。それに竹輪が合わさって、シシトウがあしらわれているのですが、これがまた悪くない組み合わせですね。それと食感は見た目どおりサクサク感というか、クリスプ感が強めで香ばしいですが、ツユとも良く馴染みます。そして最後は蕎麦湯でツユを割っていただけば、出汁の香りがより花開く感じ。元々のツユと温度はさほど変わらないはずなのに、ちょっと不思議です。

【ごま汁(そば) 850円】
ごま汁(そば) 850円

 こちらは、先述のとおり相方がいただいた品。で、ツユの味見をさせてもらったところ、ごま汁からは、ゴマを煎ったような香ばしさがあり、加えゴマのコクが凄いです。味付けは甘味が結構効かされていますが、それが当地のごま汁っぽくてまた。そういえばうちの死んだ婆ちゃんが作ってくれたごま汁も、砂糖がけっこう入っていたっけ。もっとも、こちらのはそれをもっと進化させていて、ほんと、これでひたすらソバを啜ってみたいです。

 というわけで、どれも美味しくいただき、満足させていただきました。ごちそうさまです。

令和2年9月訪問

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