趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】
このところ続く所用にて大阪経由で徳島に行ってきた時の食べ物の話で、前の晩、串カツからのかすうどんとしこたま飲み食いした翌朝の事。
大阪の街なかには、立ち食いを含め数多のうどん屋さんがあり、個人的にも以前大阪市内に住んでいた時に、大変お世話になった覚えがあります。(約1年間、平日の昼食はそういうところでいただいていました。)で、そのうどん屋さん。朝からやっているところも少なくないのですが、こちらもそんなうちの一つかと。今回、素泊まりで泊まった宿の近くにあったお店で、朝食がてらにお伺いてみました。
店内はカウンターのみで、有り難い事に立ち食いでなく椅子が。午前8時半過ぎにお伺いしたのですが、先客は、皆さん地元の方、しかもかなり年齢層が高い男の人ばかりで、かなり渋い雰囲気でした。そんな中、スタミナうどんと同行者のきつねうどんを注文。そういえば以前住んでいた時にお世話になっていたうどん屋さんでも、天玉のことをスタミナって言ってましたっけ。
スタミナうどん 330円
で、そのスタミナうどん。つゆは、いかにも大阪~って感じのダシが(って言っても何のこっちゃですかね)効き、味付けは薄口醤油がメインだと思うのですが丁度良い塩梅で美味しいです。またうどんは、箱に入った茹で麺で、太さは太めですが食感は柔らかめ。大阪のうどんって、どちらかというと柔らかい食感のところが多いと思うのですが、個人的には変に歯応えやコシを強化したものより、こっちの方が好きというか。そして天ぷらは、個人的に大阪のこういうお店で多いと思っている、海老(小さめ)天の衣を平べったく拡大した物。つゆとも良く馴染んでふわふわの食感になって、それがまた良いんですよね。
きつねうどん 240円
こちらは、相方がいただいたもの。いかにも大阪のきつねうどんといったお味で、相方も気に入ったようで。それにても、こちらも、私がいただいたものも、お値段が驚異的というか、これが当地では当たり前というのがすごいですね。
というわけで、久しぶりの大阪のうどんに感動しつつ、とても美味しくいただきました。ごちそうさまです。
平成22年9月訪問
このところ続く所用にて大阪経由で徳島に行ってきた時の食べ物の話。
前の記事の串かつをいただいた後、何か〆に炭水化物的なものが欲しかったのですが、そんな時、通天閣近くを歩いていて発見したのがこちらのお店。それでお店の前の看板に書かれた『かすうどん』というものに興味を惹かれて入店したのですが、後で調べてみると、大阪府の南河内地域などで食されている食材に、『あぶらかす』もしくは単に『かす』と呼ばれる物があり、牛の小腸などを油を取る為に熱した残りで、当地ではまさしくソウルフードとして昔から様々な方法で食べられてきたとの事。近年は油を取った残りではなく、ホルモンを素揚げして作ったりする物もあるそうなんですが、それらがうどんに入った物は『かすうどん』と呼ばれ、近年、だんだんとメジャーになってきているらしいです。
かすうどん 600円
で、お品書きを見ると、一般的らしい醤油味の暖かいつゆのうどんにかすをいれた物の他、カレーうどんやぶっかけうどん、それにラーメンもあったのですが、今回は初志貫徹でノーマルなかすうどんを。して、そのかすうどんですが、つゆを一口啜ろうとすれば、ふっと香る柚子の風味が良いですね。それでそのつゆは「大阪のうどんにしては醤油が強めかな」と思ったのですが、元々かすうどんのつゆってこういう物なのでしょうか?そこにかすの油分と当地のうどんに良く載っているとろろ昆布の味も加わって、何とも旨いつゆになっていると思います。そしてそこに入るうどんは、冷凍麺だと思うのですが、変にコシのあるタイプではなく、適度に柔らかくツルっとした食感がいいですね。(個人的に大阪のうどんといえば、あまりコシがないというか、柔らかい食感のものというイメージがありますので。)また具のかすは、こちらのお店ではテッチャン(牛の大腸)を素揚げして作った物なのだそうですが、味にコクがあり、外がカリっ、中がシコっトロっとした食感が面白かったです。
というわけで、個人的にはかすうどん初体験だったのですが、美味しい物なんですね。もし機会があれば、本場の南河内(こちらの本店も富田林市にあるそうです)に行って、もっといただいてみたいと思いました。ごちそうさまです。
平成22年9月訪問
今回所用で、青春18きっぷを使って岐阜に向かう道中にいただいた4食目。
先程、3・4番線ホームの売店できしめんを堪能したにもかかわらず、またいただいてしまいました。というのもこちらの売店、昔からある吹きっさらしのタイプで、パッと見わたしたところ、その形状の店舗が残っているのはここだけのよう。そんな佇まいに誘われ、おまけに腹具合にも余裕があったので、つい…。
冷しきしめん 390円
で、いただいたのは夏季限定?の冷しきしめん。きしめんは先程と同じ冷凍物を一度湯がいてから流水で締めた物ですが、先程いただいた暖かい物より若干歯応えが増していました。暖かくても冷たくても変わらず美味しい麺ですね。またつゆは、キンっと冷えていて、暖かい物より味は濃いめで、更には暖かい物より更に甘味が控えめな印象。もっとも、人間の味覚は、冷たいと甘味を感じにくくなるそうなのですが。そして具は、甘辛く煮含められたお揚げさんと、薬味系の細切り海苔と白ネギ、そしてたっぷりのおろし生姜です。
というわけで連食だったにもかかわらず、美味しくいただきました。そして、もしも叶うことがあるのなら、こちらには冬場にお伺いして、寒風に吹かれながら暖かいきしめんをいただいてみたいです。(その方が絶対旨いですよね。)ごちそうさまでした。
平成22年9月訪問
今回所用で、青春18きっぷを使って岐阜に向かう道中にいただいた3食目。
JR名古屋駅といえば、ホームの立ち食いきしめんが国鉄時代から名物で、個人的にも何度もいただいてきた(大昔は東京発のブルートレインの停車中にいただくなんてこともありましたっけ)のですが、昨年所用でこちらの方に何度か来た際、名古屋駅で乗り換えたりする機会があったにもかかわらず、残念な事に一度もいただく事が。それで今回は、岐阜まで行く途中、行程的に多少余裕があったので、名古屋できしめんをいただく為に途中下車することにしました。
で、列車を降りて向かったのは、3・4番線ホームの東京方にあるお店。名古屋駅の構内にはきしめんの立ち食い店が10以上あるのですが、その中でも一番美味しいと言われているのがこのお店なんだそうです。
かき揚げ玉子入りきしめん 550円
で、そのきしめん。つゆは、名古屋らしい醤油の効いた物ですが、自家製というかえしは甘味が丁度良く、店ごとに取るというだしの感じも自然です。個人的にはあとほんの少しだけ塩気が欲しい気もしましたが、とっても美味しいつゆなんじゃないでしょうか。そしてきしめんは冷凍物ですが、何でも特注品だそうで、ツルツル感、ピロピロ感がとても良いですね。そして具のかき揚げは揚げたてで香ばしく、海老も結構入ってリッチな感じだし、つゆとの馴染みも良いです。それと玉子は半熟玉子なんですね。
というわけで、久しぶりいただいた名古屋駅のきしめんなんですが、非常に美味しかったです。さすがは、「一番美味しい」と言われる売店ってところでしょうか。ごちそうさまでした。
平成22年9月訪問
今回所用で、青春18きっぷを使って岐阜に向かう道中にいただいた2食目は、JR御殿場線の御殿場駅。
それで御殿場駅は高架駅になっているのですが、その富士山口という出口を出た階下に、立ち食いのお店が入っており、その業者は、沼津駅や三島駅にも入っている『桃中軒』。ネットで検索すると、三島駅のお店の記事ばかり出てくるのですが、本店というか本社は沼津のようですね。で、お店に入ると、4人掛けのテーブルが1つある以外は立ち食いカウンターのみ。注文は口頭で告げる方式で、個人的定番の天玉そばをお願いしました。
天玉そば 360円?(メモするの忘れてしまいまして…)
で、その天玉そば。つゆは見た目どおり醤油が効いていますが甘味も効いていて、更に薬味としてたっぷりの青ネギが載っているのですが、それらの組み合わせが個人的に「静岡」って感じがしますねぇ。また、蕎麦は茹で麺。この優しい食感が、つゆと良く合っているかと。そして具のかき揚げは、小海老と青ネギがメインで、しっかりした生地が多めのタイプ。蕎麦の上に載せる前につゆが入った鍋に一度浸していたのですが、そのお陰かじんわりと味が染み、食感もソフトになっているよう感じました。
というわけで、そば自体も美味しくいただいたのですが、お店の方の感じがとても良く、何ていうか、いただいた後、とってもピースフルな気分になりました。なんかいいですね、こういうの。ごちそうさまです。
平成22年9月訪問
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