たひお備忘録

趣味の活動記録。
【タイトル題字:細身のシャイボーイ様】

栃木県那須塩原市 そば うどん かどや

 このところ、栃木県北の一部で食べられている「冷やし」とか「ひたし」とか呼ばれる蕎麦を出すお店のうち、寡聞にして個人的に知らなかった、人から教えて貰った有名店を食べ歩いている(あちらのお店とかそちらのお店とか)のですが、こちらも、そうしたうちの一つ。ちなみに、品名に「冷やし」と付きますが、ソバは茹でた後、水で締められて冷たいものの、それを浸けていただくつゆは温かい(お店によっては冷たいつゆも出すところがありますが)ので、知らない人はびっくりするみたいですね。(個人的には子供の頃から自宅の蕎麦がそんな感じだったので、逆に馴染みはあったのですが。)

 そのお店はJR西那須野駅に程近い、洒落たテナントビルの1階に入っているのですが、実は結構な老舗というか、道路拡張によってこちらに移転してきたとのこと。お伺いしたのは平日にもかかわらず、5~6人の人達が午前11時の開店を待ち、更には開店後も続々とお客さんがやって来てあっという間に満席になるなど、話には聞いていましたが、かなり人気のお店なんですね。

冷やしたぬきそば(大盛) 750円
冷やしたぬきそば(大盛) 750円
 それでいただいたのが、お品書きに(当店おすすめ)と書かれた冷やしたぬきそばを100円増しの大盛で。ちなみにソバの量は他にも+50円で中盛、+300円で特盛もあるのですが、近くのお客さんが頼んでいた特盛りだと、盛られたソバがちょっとした山になっていました。で、早速、ソバだけ1、2本摘まんでつゆに浸けずに啜ってみたところ。太目のそれはムチっとした弾力が。この時期なので蕎麦の香りがビンビンというわけにはいきませんが、ワシワシ豪快にいただくのに相応しいですね。(余談ですが、「冷やし」や「ひたし」に繊細なソバは合わない気が。)また、「たぬき」ということで天かすが浮かぶつゆは、その下から現れた白菜が珍しく、この手の品では初体験だったのですが、その甘味が合っていました。それとこちらも珍しかったのが、(多分)箸休めと思われるもやしと、(多分)薬味と思われる大根おろし。もやしはピリ辛で食欲が増し、そして大根おろしはつゆの味が締まって良いですね。

もりそば 600円
もりそば 600円
 こちらは、同行者がいただいたもの。例によって少々味見させていただいたのですが、つゆは(もりにしては)塩気抑え目に感じられました。

 というわけで、シメのそば湯を含め、大変美味しくいただきました。で、次は、今回いただなかった冷やしかき揚げを、特盛りでいってみようかなぁ、と。ごちそうさまでした。

平成28年6月訪問

埼玉県さいたま市 へぎ蕎麦 一馬 (浦和競馬場内)

 今回、今年の3月以来二度目の浦和競馬場訪問となったのですが、個人的に競馬場で良くいただくそば・うどんの類いを、せっかくなので前回とは別のお店でいただこうと思って今回は3号スタンド3階にあるこちらのお店へ。ちなみにへぎ蕎麦とは、新潟県で食べられている、打つときのつなぎに布海苔を使った蕎麦のことです。

 お店に入ってへぎそばを注文後、待つ間にお品書きを見てみると、品揃えは店名に冠しているへぎそばの他、地粉うどん、そしてお供の天ぷら各種の他、ラーメンにカレー、カツ丼などの食事類と、そして酒とつまみ類が大変豊富。ちなみに日本酒は、埼玉の地酒「文楽」の他、新潟の「久保田」と「八海山」があるのがそれっぽいですね。

へぎそば(冷) 550円
へぎそば(冷) 550円
 そうこうしているうちに登場したへぎそば。早速いただいてみると、へぎ蕎麦独特の布海苔の風味は極控えめというか、個人的には感じられないほど。この風味は好き嫌いがあるので、これはこれで食べやすいか。また、キンと冷たく締められているせいもあるのか、コシが結構強く、例えは悪いけど中華麺やうどんみたいです。それと、つゆは甘味控えめなタイプでした。

 というわけで、ごちそうさまでした。

新潟県新潟市 そば・うどん さぢみ (新潟競馬場内)

 これからちょっとの間、5月中旬に一泊二日で新潟に行ってきた時の記事が続きます。

 で、その口開けが、自宅から約260km離れた新潟競馬場内にあるこちらのお店。新潟競馬場には5年前にもお伺いしているのですが、その時と屋号、そして位置も微妙に違う気が。テナントで入っている業者さんが変わったんですかね。

冷し辛玉たぬきうどん 500円
冷し辛玉たぬきうどん 500円
 それでいただいたのが、お品書きを見て珍しく感じたこちらの品。もっとも、これをいただいた時は曇っていて肌寒かったので、暖かいメニュー(いつもの天玉そばとか)にしようかと迷ったんですがね。で、まずは見た目ですが、この手のお店の「冷し」メニューらしい若干少なめのつゆの表面をラー油が覆って、結構やりそうです。ここで、「全体をよく混ぜてからいたたくべし」と心の声が聞こえたような気がしたのでそうしてみたところ、見た目的にはアレになりましたが、早速ラー油混じりのつゆが飛散しないよう気をつけつつウドンをすすり込んだところ、そこに濃いめの味のつゆとラー油のごま油分から来る香ばしさやコク、そして生卵のまろやかさが絡んで、これがなかなか。天かすがこれらを繋ぐ良い仕事をしていますね。あと、ワカメも良く合っています。ちなみに辛さは、(比較的辛いものが好きな)自分的には見た目ほどではなく、ちょいと汗をかく程度。これは前述のとおり肌寒かったので有り難かったですね。

 というわけで美味しくいただいたのですが、(失礼ながら)意外に完成度が高くて驚きました。ごちそうさまです。

平成28年5月訪問

栃木県大田原市 そば処 さかえや 野崎店

 前のお店に続く、ゴールデンウイーク「ひたし」(「冷やし」)強化週間ということで、前のお店同様職場の方に教えていただいたお店に今回も。ちなみに、店舗に掲げられた看板には「そば処」としか書いておらず、「さかえや」という屋号は、道沿いに建つ行灯式の看板に小さく書いてあるのみなので、一瞬ここで良いのか迷いました。また、某栃ナビ!によると店名に「野崎店」と付いていたので、この記事もそれに習って書かせていただきました。

 それで、お店にお伺いしたのが5月5日。旗日ということで開いているか心配(地元密着系のお店だと、旗日が休みって結構あるような)だったのですが、前述のとおりちょっと迷って到着したところのれんが出ていたので一安心。午前11時半頃お伺いしたところ時店内は大変空いていたのですが、壁には某ケンミンショーとや某アド街の色紙が貼ってありました。(ちなみに某アド街は最近放送されたようで。)

ひたし天ミックス(大盛) 870円
ひたし天ミックス(大盛) 870円
 それでいただいたのが、こちらの品で大盛りは100円増しとリーズナブル。(ただし、どのくらい増えるのかはわかりませんが。余談ですが、蕎麦店の「大盛り」って、値段も増える量も、お店によってまちまちなような気が。)ちなみに「ミックス」は50円高くなるかわりにソバとウドンを一度に味わえる品で、ひたしや冷やしを出しているお店の更に一部でやっているスタイルです(値段が高くなるかどうかはお店によりますが)。それでまずソバですが、スクエアな断面のタイプで、ウェッティーな口当たり。噛む時に感じるほんの僅かな粉の感じが「手打ち」ということを実感させます。またこちらもウェッティーな口当たりのうどんは、チュルモチっとした適度に柔らかいけどコシのある食感でした。そして暖かいつゆは、ダシ感そこそこで、僅かな甘味があるような。塩気というか味の濃さは、もり・ざるよりも薄いひやし・ひたしでは標準的なものかと。そこにデフォルトで投入されたかき揚げは、衣多めのタマネギやカボチャなど野菜メインで、つゆの中でだんだんと解けていくという感じ。あと、〆のそば湯は、こういうお店らしい粉を足したりしないサラっとしたタイプでした。

 というわけで美味しくいただいたのですが、実は、職場の方に教えて貰ったのは、こちらのお店ではなく、西那須野(那須塩原市)にある「さかえや」さんと判明。どおりで、某栃ナビ!にもわざわざ「野崎店」って書いてあったんですかね。なので、そちらを含めて、またお伺いしたいと思います。ごちそうさまでした。

平成28年5月訪問

栃木県大田原市 すゞや食堂 (手打ちうどん生そば すゞや)

 栃木県北部の蕎麦店の一部にしかない、「冷やしそば」や「ひたしそば」とも呼ばれるスタイルのそば。当ブログでもかつて、矢板市のふじや食堂さん信生庵さん、さくら市のたかつきさん等でいただいた時の記事をあげてきたのですが、今回、職場の大先輩より、新たな冷やし・ひたしそば情報を何件か入手。新規開拓と相成りました。

 その1軒目が、大高(だいこう)こと県立大田原高校のすぐ近くにあるこちらのお店。かなりの有名店のようで、ゴールデンウイーク中の旗日である5月4日午前11時30分頃にお伺いしたところ、駐車場は県外ナンバーを含めたクルマでほぼ満車。広めの店内も相席こそないものの卓がほぼ埋まる程度の入りでした。

 それでまずは注文なのですが、こちらのお店は、入店して席を確保後、奥のカウンターにテーブル番号(卓上のお品書きの裏に書いてあります)と共に品名を告げるスタイル。また、お目当てのひたしは、つゆに青味と薬味のみ入ったベーシックなものに、かき揚げやえび天、更にそこにおろし(とろろの事らしいです)が入るバリエーションが。また、頼めばかけスタイルのカレーや鳥もつけ麺スタイルで出してくれるようです。

ひたし天ぷら(そば) 650円 + 大盛り 330円
ひたし天ぷら(そば) 650円 + 大盛り 330円
 そんな中注文したのが、つゆにかき揚げが入ったこちらの品を大盛りで。それでまずソバですが、大盛りにしたお陰でまさしくてんこ盛りという感じで登場。やや平べったい形状で、ウェッティーな口当たりとそば粉がソリッドな食感。たぐるというよりも、ズルズルワシワシいただくのが合うというか。また、暖かいつゆは、ダシ感そこそこで甘味が効いていないタイプ。最初は塩気が若干薄く感じました(余談ですが、ひたしや冷やしのつゆの濃さは、もりやざるよりも結構薄いものが多い印象です。)が、かき揚げと一緒に啜り込めば丁度良い感じ。そしてあらかじめつゆに入るかき揚げですが、種よりも衣の存在感があるタイプで、つゆにはよく馴染みますが、モチッとした衣は溶けず最後まで存在感を主張します。

ひたし天ぷら(そば) 650円
ひたし天ぷら(そば) 650円
 こちらは、同行者がいただいたもの。私のとの違いはソバの量だけなのですが、この斜め上からの写真では、あまり違いがわからないですね。

 というわけでかなり美味しくいただいたのですが、他のひたしバリエーションも気になりますし、また、こちらのお店にはソバとウドンを一緒に味わえる「合い盛り」スタイルもあるとのことなので、それらをいただきに、またお伺いしたいと思います。ごちそうさまでした。

平成28年5月訪問


追伸

 どうでも良いことかもしれないのですが、こちらのお店の名前、電話帳や媒体での記述と看板の表記が違っておりましたので、看板の表記を括弧内に書きました。

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栃木県のちょいと北の方に住んでいるアラフィフのオッサン。
ラーメン・そば・うどんなどの食べ歩き、乗り鉄、競馬の旅打ち、モータースポーツ観戦、PC自作など嗜んでいます。

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